ノイシュヴァンシュタイン城(1) 2011年欧州旅行記-54

ノイシュヴァンシュタイン城は、世界的に有名な観光地。観光客でごった返している。バスを降りて、各国語別のツアーチケットを手渡される。この時間に指定の集合場所に集まってツアーに参加しないと、内部の見学はできないのだ。

そしてノイシュヴァンシュタイン城へ向かう前に食事。ノイシュヴァンシュタイン城観光は自由行動なので、自分たちで時間を組み立てなければならない。バス駐車場から城まではシャトルバス、馬車、あるいは徒歩で20~25分。城を眺めるためのビューポイント"マリエン橋"までは、さらに20分ほど歩く。そしてツアー集合時間には遅刻できない。そんなわけで慌ただしく昼食を摂る。

「燃料入れなきゃ」とワインを飲む彼氏。これから強行軍なので目が回ってしまうんじゃないかと心配になった。グラスワインはしっかり「線」が描かれたところまで注がれている。


そして白ソーセージ。お湯に浸かっているのを引っ張り上げ、そのまま切って食べようとすると、彼氏が「待て待て待て……」と。ボイルした白ソーセージは皮を剥がして中身だけ食べるのだと。そっか、知らなかった……。大ぶりのプレッツェルをかじってランチは終了。


レストランを出て、城を見上げる。それからシャトルバス乗り場へ行ってみた。30分間隔で走っているというシャトルバス乗り場には、長蛇の人の列ができている。僕らは徒歩を選んだ。周りにも坂道を歩いている人たちがたくさんいる。もともとが弾丸旅行体質の僕。「あの東洋人はなにを焦っているんだ??」という視線を感じながら二人でガシガシ歩き、城の正門には15分で到着。そこからマリエン橋まで10分弱の強行軍で走破。目が眩みそうな谷に架けられた橋の上から、ノイシュヴァンシュタイン城を堪能する。


この辺りは美しい湖水地方で、近くにはホーエンシュヴァンガウ城も見える。晴れた日はさぞかし風景がくっきりとして見えて美しいことだろう。

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