老け込むには早すぎる。鍛えるには遅すぎた。

晴れ。8.1℃/0.2℃/38%

今週は朝晩寒い日が続きますね。
初めて自宅の給湯器の液晶に雪だるまマークが表示されているのを見つけました。凍結防止機能が発動しているらしいです。先週の残雪が未だに溶け残ってるし。

週初めから仕事が混沌としていて、わりとぐったり気味。なんというか、マーケティングやブランディングを他人に理解させるのは大変。セールスプロモーションだったら比較的飲み込んでくれるのだけれど。コンサルティングの導入とか、ほんと苦労するわ。

そんなこんなで、75時間おきのジョギングと、カロリーオフ生活を続けてます。

お昼ご飯はタニタ食堂でも近くにあれば良いのだが、ローカロリーなランチって本当に難しい。しばらくはコンビニでカロリー計算しながら買い物していましたが、最近あきらめました。好きな弁当とか買って、半分残すことにしました。お百姓さんには申し訳ないけれど、僕にとってはカロリー高すぎ。半分食べだったら、ほぼほとんどすべてのランチは400~500Kcal程度に押さえ込むことは可能。余分なカロリーをゴミ箱に捨てるか、自分の身体の中に捨てるかで、前者を選んだわけです。

しかし、だいたいの成人男性にとって、食事のカロリーは高すぎるよ。満腹感をどうするかは別として、量半分で適切なカロリーだとすれば、すべての食事はコンパクトにできるよね。そして、余らせて捨てている食材を、食糧危機で困っているエリアにまわせば、みんながHappy!になれそうな気がするのだけど。

彼氏とつきあい始めてしばらくの頃、田町のセレスティンホテルに泊まったことがありました。TVの中で、綾小路きみまろが「中年、中年……老け込むには早すぎる。連れ込むには遅すぎた」とえらい失礼なことをしゃべっているのを笑って視てました。
それ以来、僕たちも「老け専、老け専……看取るには早すぎる。勃たせるには遅すぎた」なんてバカなジョークを飛ばしているわけですが。

今朝彼氏が電話で「セミヌードの川島が、やばいんだよ~」って。
GOETHEの表紙が、川島ヌードらしい。
彼氏の目的は、アンチエイジング特集らしいんだけど。

川島永嗣の肉体……あー、40代のおっさんに、あのカットを出すのは無理だね、たぶん。そんな話をしながら歩く。

「中年、中年……老け込むには早すぎる。鍛えるには遅すぎた」

電話の向こうの彼氏とふたりでため息ついた。

川島のヌードって、あまりエロくない。
かっこいいんだけど、フェロモンのベクトルがちょっとちがうのかも。

先週食べたもの

溜池山王で打ち合わせの後、永田町駅まで歩く。
風は冷たいけれど、背中を温める日差しにはかすかに春の気配が感じられて、冬晴れらしい青空を眺めているのがとても楽しかったんだ。

半蔵門線を途中下車して、駿河台交差点下にある"エチオピアカレー"を食べる。1年ぶり以上だと思う。グローブをスパイスの中心に据えたカレーは、ほとんど薬膳カレー。食後はかなり腸の活動が活発になる不思議カレーだ。食後のアイスクリームサービスが復活していた。抹茶アイス美味。


昼下がりの"すずらん通り"を通り抜けると、建物の取り壊しが行われていた。ぽっかりと現れた昭和の残骸。トタンで造られた壁なんて、戦後のバラック以外の何物でもない。関東近辺にもわずかに敗戦後のスラム街の臭いを残している場所がある。子供の頃、常磐線に乗って、日暮里を抜けた先、進行方向右手に広がるスラム街が薄気味悪くて仕方がなかった。さび付いたトタンの壁、ぼろぼろに風化した瓦、迷路のように細い道を行き交う人影……夕闇に溶け込もうとしているその佇まいは、この世のものではないように子供の目に映っていたんだ。


すずらん通りにばっくりと現れたバラック。
きれいに取り繕った表の顔を引っぱがすと、未だにこんなものが潜んでいるんだな。

土曜日。父親の誕生日の祝いに、しゃぶしゃぶ懐石を食べに行った。
そういえば2週間前にもしゃぶしゃぶ食べていたっけな。

サザエbotがイカしている件

今週は打ち合わせの外出が多くて、ブログは放置、でしたね。
あ、九州旅行記最終回をアップしました。
梅ヶ枝餅よりも櫛田神社の焼き餅の方がおいしかったと付け加えておきます。

最近"サザエbot"が気に入ってます。
僕自身はTwitterがあまり性に合っていなくて、ただ流れて行くタイムラインを眺めているだけですが、たまに刺激的な言葉が飛んでくるとドキリとさせられますね。

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サザエbot【がんばれ日本】 @sazae_f
ワカメ?自分は弱者だっていう主張は、自分はすごいとか強いだとか立派だとかって主張よりも何倍も図々しいものだと思うわよ?個人じゃなく集団だったら尚更。あなたは大丈夫かしら?
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こういうことを言える大人が減ったから、サザエさんに代弁してもらうわけだね。

劇的な肉体改造に成功した人の10ヶ月。

晴れ。9.3℃/-0.1℃/38%

まだまだ寒い日が続きますね。

仕事を終えて、フィットネスクラブで走ってきました。
平日は案外混んでいて、スタートレックも奪い合いの状態。
あまり膝に負担がかからないように、軽くジョギングして汗を流して終了。

焦らない、焦らない。
これでいいのだ。
今日はここまで。

フィットネスクラブ通いが続かない人が多いのは、よく言われることですけれど、身体の変化が現れるまでに3ヶ月以上かかるから。もちろんTVショーのように無茶をすればもっと早く結果が出る場合がありますけれど、専門のトレーナーが付いていなければ怪我をしたり、リバウンドしたりするのがオチ。で、参考になるのがこの写真。

ネタ元:ロケットニュース
http://rocketnews24.com/2011/12/12/161663/

ボディラインに劇的な変化が起きているのは4~5カ月ごろ。
腹筋が割れるのが6ヶ月目なんですね。

そこまでがんばれないで挫折しちゃうのがほとんどなんだろうなあ。

Netscape Navigatorの流星ロゴ

いまから15年近く昔の話になりますが、インターネットが商業利用に開放されて、爆発的に普及が始まった当時、ほとんどのユーザが利用していたのがNetscape Navigator (通称ネスケ)でした。

LandscapeをNetscapeと言い換えたネーミングも秀逸でしたが、流星が降ってくるロゴマークは忘れがたい思い出です。遠い国のサーバからデータが運ばれてくる高揚感を、あの流星がうまく表現していましたね。懐かしくなったので、探してきました。

インターネットが一般に公開された初期の時代、米国発のデザインはとにかく素敵だったように思います。ロマンティックな情緒が漂っていたあの頃が、少しだけ懐かしいですね。

雪の降り積もった朝。

晴れ。5.0℃/0.6℃/38%

昨夜、帰宅する途中で雪が舞い始めた。
雪の降る夜は、自宅前を走るクルマの数は、普段に比べてぐっと少なくなる。
ロードノイズはほとんどなくて、やがて通行人の足下からギシギシという音がするようになってから、細く窓を開けてみる。ソクソクと降る雪。庭木に降り積もる雪を見ていると、雪国に飛び込んだような気がして、無性に嬉しくなる。

彼氏が日本にいるときは、通勤のため最寄り駅まで歩いているあいだ、ケータイ電話でおしゃべりしている。今朝も「わあ!すべった!!」と実況中継しながら歩いた。

電車に揺られながらふと、グローバル化信者って、企業内のなんでも共有信者と同じ位質が悪いと思った。

家庭菜園を推奨して、専業農家を潰すような政策はアホだろ?

つまりこういうこと。

なんていうかさ、昔っから視野狭窄に陥っている自然保護・環境保護団体を胡散臭いと思ってました。彼らはさ、自分たちの「想い」を実現させるために、トンデモない情緒的主張と、裏付けの乏しい理論を展開することがしばしばあるから。

しばしばペテン師呼ばわりされる孫正義ソフトバンク社長:
「ソフトバンクの本業として脱原発を行う。原子力の危険性を訴えることが本業だ」
→孫氏がやったのは、菅・売国・直人首相とつるんで、「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法案」を通そうとした。これがひどい法案で、「買取期間や買取価格は、経済産業大臣が勝手に定める」「強制的な全量買取制度」「電力需要家への説明義務無し」「硬直的な買取価格」などなど、ソフトバンクへの露骨な利益誘導と見られても仕方なかった。

→「孫氏のエネルギー法案は中国と韓国に補助金を出すようなもの」と片山さつきに木っ端微塵にされる。


脱原発運動家になった山本太郎:
「火力でまかなうべき」と言いながら本音は「韓国から買ったらいい」「再生エネルギーがある」と口を滑らせた山本太郎
http://www.youtube.com/watch?v=9jujt2ngFkI

再生エネルギーというと、二言目には脱原発を選んだドイツを褒め称えるけれど、火力発電所を増やせばCo2が増加し、またエネルギーコストが上昇して、新興国、後進国の経済に悪影響が出る。影響はドミノ倒しのように波及するのだ。
ドイツはフランス、そしてオーストリアからも電気を買うことになった。そのフランスの電気は原子力発電所で作られている……これって東電が東京で使う電気を福島の原子力発電所で作っている構図と変わらない。怖いもの・汚いものは遠ざけろと国家レベルでわがまま言っているようなものだ。


孫正義、山本太郎に共通するのは、韓国の影響を受けた工作員か、あるいは韓国は関係なく単に日本を潰す工作員としか思えない発言をするところだ。電力余剰が数%しかない韓国からどうやって電気を買うのだ?日韓の間に電力ケーブルを敷いたら、電力カツカツの韓国に日本の電気を奪われるオチに決まってる。韓国なんて、信用できる国だと思ってる??しかも長距離の電送は、途中のロスが多いのだし。

「国内最大の太陽光発電所も軽水炉16時間分の発電量しかない」

この指摘はすごいなあと思う。
日本中を太陽光パネルで埋め尽くすわけにもゆかない。太陽光パネルよりも木を植えて森にしたほうが、地球環境に対してはずっといい結果が出るのかもしれないし。

自宅などに付けられた再生エネルギー発電機は、いわば家庭菜園だと思ったら良い。天候に左右され、安定的に作物を供給するのは難しい。その家庭菜園をあてにして、専業農家を潰すような真似をするのは、やっぱり愚の骨頂だろう。

再生エネルギー=風力、太陽光ではなくて、脱化石燃料というテーマで、長いスパンでの技術開発を促してゆく政策しか現実とりようがないのでは?


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国内最大の太陽光発電所も軽水炉16時間分の発電量しかない【藤沢数希氏】
2012.01.23 ニュース,マネー

◆マネーな人々 今週の銭格言
【選者】人気ブログ「金融日記」管理人 藤沢数希氏

年末年始に福島県と浮島・扇島太陽光発電所、かわさきエコ暮らし未来館を観光したという藤沢数希氏。稼働し始めたメガソーラーの発電量から、「どんなに楽観的に見ても、太陽光発電が主要な電力供給源となるのは前途多難」と語る。

◆自然エネルギーは補助金頼み。天気まかせのソーラーはオワコン。原発メーカーは事故っても儲ける!?

年末年始の休みを利用して、僕は福島県を旅行してきた。風評被害で人が少なくなった温泉を大いに満喫し、最高級の福島牛を堪能した。印象的だったのは、福島県ではみな普通に生活していたことである。当たり前だけど。それから、僕は川崎市の浮島に東電が建設した国内最大のメガソーラーも見学してきた。浮島と扇島を合わせて34­haにもなる広大な太陽光発電所だ。このモンスターが生み出す電力量は年間約2100万kWhになる。

最新の原発の出力は毎時約130万kWなので、菅直人前首相が止めた浜岡の改良型沸騰水型軽水炉がたった1基で、浮島と扇島の34haの敷地を占有し1年かけて生み出す電力量を、たった16時間で賄えることになる。複数の原子炉が併設される浜岡原発全体ならもっと短い。やはりソーラーは非常に非力だ。しかも、天気がいい日の昼間しか電気をつくってくれない。

欧州のソーラー最大手Q-セルズの株価はとうとう0.5ユーロになってしまった。ピークには100ユーロを超えていたので、200分の1まで下落したことになる。米国のソーラーメーカー3位のソリンドラは破綻し、政府からの補助金を得る際に不正があったのではないかとFBIの捜査を受けている。金融危機が続くなか、補助金頼みの欧米の自然エネルギー関連メーカーは厳しい状況に置かれている。いよいよ医療費や年金をカットしようとしているときに、ソーラーや風力に税金を引っ張ってくるのは容易ではない。

日本でも「脱原発」でずいぶん盛り上がった自然エネルギーだが、そろそろブームも終焉だろう。そう考えると面白いのは原発メーカーだ。東芝や日立などの原発メーカーは、東電の陰に隠れてほとんどバッシングを受けなかった。

日本で原発の新規建設が止まったとしても、今後、狂ったように原発を建設し続ける中国では、東芝の最新型原発「AP1000」が採用されている。そもそも原発ビジネスは核燃料を売ったり、定期点検のようなメンテナンス業務で儲かるのである。さらに原発事故によって、廃炉や除染でも儲かることになる。

日本でも遅かれ早かれ原発は再稼働することになるだろう。なぜなら、原発をすべて止めると、その分を火力発電所で補うために年間4兆円もの化石燃料費が余分にかかるからだ。これは国民一人あたり3万円だ。原発は発電しなくてもランニングコストがかかるし、全体の発電コストの中でウラン核燃料の分は微々たるものなので、原発を止めてその分を火力でとなると、発電コストが二重にかかる。ローンで買った自宅を空き家にして賃貸に住むようなものだ。

政治家は、確かに原発を再稼働させることは嫌だろうが、国民に電気代を上げさせてくれと頼むのはもっと嫌なのだ。みんな、自分の懐が痛む話は大嫌いだから。

日刊SPA!
http://nikkan-spa.jp/132192

ご縁といえば

そーいえば、3年前、いや、2012年だと4年前になるのか、彼氏に「じゃ、その人のことが片付いたら、僕のところにおいでよ」って言った時のことのことを、時々思い出します。クリスマスイルミネーションの美しい、丸の内中通りでした。

彼氏は白いコートを着ていたので、それ以来、白いチェブラーシカを見かけると懐かしい思い出がよみがえってきて、ちょっとドキドキするんですよね。

最近じゃ病膏肓で、チェブラーシカを見かけただけでドキドキするようになったので、ちょっと変なのかもしれません。

九州旅行記を追加しました。
あと一回で終わりです。

BL漫画レビュー:富士山ひょうた『不測ノ恋情』

今日は大寒。九州旅行記をタイピングしていると、指先が凍えてタイプミスするほど。まったくなんて寒い日なんだろう。フィットネスクラブで走ってきたら、シャワーを浴びたあとの髪が冷えて風邪を引きそうになったくらいだ。

さて、富士山ひょうた"不測ノ恋情"

出版社のデスクでゲイの宮田は、恋人に過去の恋愛への未練を指摘され、振られてしまう。思った以上の痛手に二丁目で自棄酒していた宮田だが、偶然仕事相手でレザーブランドの代表・伊倉と出くわす。バイだと言う伊倉に飲みに誘われるが、すげなく断る宮田。後日、仕事への支障を心配する宮田だが、逆に伊倉は気に入ったと、プライベートでのつきあいを求めてきて——!? 

ひさしぶりのBL書評なので、勘が全く狂っている。まあ、戯れ言だと思って読んでください。

評論家の内田樹が指摘しているけれど、「この世の中に私を待っている赤い糸で結ばれた運命の人がいる」という思い込みが、男女の結婚の阻害になっているそうです。「私だけの」というある種のオンリーワン思想って、就活、婚活などのハードルを上げている主要因であるという指摘は、なかなか言い得て妙だと思う。「適当なところで手を打っておきなよ」というおっちゃん・おばちゃんの知恵は、ある一面真理なんですよ。「運命の人だと思える人」なんて、そう簡単には出会えないし、「運命の人だった」とあとでわかっても覆水盆に返らずということが多々あります。夢を追いすぎるのもほどほどにね、と。

こんな前振りをしたのは、"不測ノ恋情"のテーマがおもしろいから。BL好きの腐女子の中に「男同士は対等につきあえる関係性が好きだから」という人たちがいます。ですが、実は彼女らは男同士の中に男女の関係を投影していたり、ウケがチ○コのついた女と脳内変換していたりするそうです。

ゲイの世界では「男同士は対等につきあえる関係性が好き」と言えるほど簡単ではないですよ。そうでなくてもマイノリティの世界で、やっとくどき落とした相手をベッドに引きずり込んでみたら「ちょっとー、二人ともネコだったのよ。しかたないからレズってきたわ〜」とかいう会話を新宿二丁目では飽きるほど聞けます。運命の相手だと思ったのにね。

タチ×ネコは男役・女役が自然に役割分担できるからカップルになれます。ところがタチ×タチ、ネコ×ネコの場合、話がややこしくなる。それこそタチ同士、ネコ同士でどーすんのよ、ってわけで。それでも付き合うことを決めたら、役割を決めなければならない。フェミニストのババァたちが喜びそうな、「ジェンダーはどういうきっかけで決まるのか」ということに真剣に悩まなければならなくなる。でも、現実は難しいようだ。タチ同士で付き合っているという話はあまり聞いたことがない。タチ同士だから友達という話は時々聞くけどね。

1.絵柄
富士山ひょうたのキャラクターは、僕は好きですね。清潔感のある今風イケメン。
女ウケするけれど、新宿二丁目では一番もてるタイプではないかも。

2.ストーリー
"純情"のスピンオフ作品です。彼氏が"純情"にはまっていたから、たぶんこれも喜ぶにちがいありません。"不測ノ恋情"は、"乙女BL"と"ゲイマンガ"の中間に立ち、他のBLマンガと一線を画す作品になる可能性を感じています。キーは"伊倉"です。彼の口説き方、振る舞いはすてきだと思いますよ。

3.エロ度
かなりエロいです。

4.まとめ
注目作品だと思います。新しい形の"ツンデレ"、リアリティのある"BL"作品となるかもしれません。

絵柄 :★★★★★
ストーリー:★★★★☆
エロ度 :★★★★☆
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

雨が雪に変わる前に

曇り。10.2℃/2.5℃/50%

今夜、雨が雪に変わる前に、帰宅を急ぎました。
今夜はあまり寒くないと感じていたけれど、日中かなり気温が高かったのですね。

日本橋丸善に寄って、ビジネス本を2冊買いました。¥4,000の支出でしたが、ビジネス本はやっぱり高い。エクセルシオール・カフェに寄って、サンドイッチを食べながら読み始め、帰りの電車の中でさらにがっつり読み進めてます。そのうち紹介できるかも。


それにしても、コスタ・コンコルディア号の船長はネタの宝庫ですな。
「座礁した船の上で転び、偶然、救命ボートの中に落ちた」ってあんた……(゜Д゜)

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座礁船の船長「偶然ボートに落ちた」と供述

【ローマ支局】イタリア中部ジリオ島沖で起きた大型クルーズ船「コスタ・コンコルディア号」の座礁事故で、英BBC放送は18日、伊主要メディアの報道として、過失致死などの疑いで取り調べを受けているフランチェスコ・スケッティーノ船長(52)の捜査当局に対する供述調書の内容を伝えた。

それによると、船長は、乗客を船上に置き去りにして先に船を離れたことを認めたうえで、自らの意思に反して岸へ運ばれてしまったと供述。座礁した船の上で転び、偶然、救命ボートの中に落ちたと主張しているという。

船長はまた、船を島に接近させすぎたことが事故の原因と認めたうえで、以前にも3、4回、同じルートを通ったことがあるとし、「今回は転進を指示するのが遅れた」と語ったという。
(2012年1月19日12時58分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120119-OYT1T00583.htm

「世界一すてきな学校」に比べて、「君が代で病気になる先生、助かる!」ですか……。

2ちゃんねるでは『「君が代で病気になる先生、助かる!」 不起立ジャンヌ・ダルク先生ら、最高裁判決に喜び』とほとんどバカにされたタイトルの付いたネタがありました。最高裁判決の出た君が代斉唱問題です。

「教育の自由取り返す」って主張は、本当に一部のオトナの勝手な理屈だと僕は思います。「生まれてくる子供は、親を選べない」という理不尽な自然の摂理があります。じゃあ「教育を受ける子供は、先生を選べない」という現状も、自然の摂理のように片付けて良い問題なのでしょうか?

国民は「教育を受ける権利」を持ち、保護者は「教育を受けさせる義務」が制度上あります。日教組のイカレタ教師が自分勝手な「教育の自由」を振りかざすなら、公立学校に通う道を選ぶ子供と親は、少なくとも個別の教員のプロフィールを参照の上、問題教師を忌避する自由があっても良いのではないかと思います。

考えてみれば変ですよね。予備校や、大学の教員は、プロフィールが公開され、その情報に基づいて生徒側が教員を選ぶ自由があります。義務教育だとはいえ、イカレタ教員の偏った思想・信条を注入されるのは、生徒らにとって害悪でしょう。

日教組の教員が「教育の自由」を求めるのならば、生徒と保護者から「選択される」試練を負うのがフェアじゃないかと。高橋源一郎氏がマサチューセッツ州にあるサドベリー・バリー校について紹介しています。この学校のスタイルが約束の地だとは言い切れませんが、だがしかし、自由の代償は、なんと厳しいラディカルな制度であることか。

制度設計をし直せるならば、教員は最低限ぎりぎりの生活できるだけの給与以外は、生徒から選ばれた頭数分の歩合給をもらえるといったものなんかで良いのでは?
まあこういう制度は、授業担当と教員と、生徒の日常生活をサポートするチューター(?)みたいな役割分担が必要になるのかもしれませんが。

高橋源一郎さんのつぶやきを、こちらに転載してあります。
長いですけど、読んでみる価値はあります。


『呪いの時代』を読み進め中。

晴れ。7.9℃/2.7℃/28%

昨日に比べてだいぶ温かいような気がした。
3℃も違いはないのだけれどね。

内田樹『呪いの時代』を読んでいます。
うーん、問いの立て方などは共感できるのだけれど、起承転結のうち、転の半分位から後からは共感できなくなる。たぶん、僕の中にもソリューションの断片のようなアイディアはあるのだけれど、それが内田さんの構想するものは結構違う方向性だからなのかもしれないな。

九州旅行記を追加しました。
この調子では、過去のブログ統合作業なんて夢のまた夢だなぁ。

四谷に外出。

曇り。5.5℃/3.0℃/33%

今日は一日冷え込みました。
午後、打ち合わせのため四谷に外出していましたが、街中が冷え切っていて、帰社した頃には凍えていましたよ。風はあまり吹いていなかったから、助かったけどね。

週末クルマは出して、成田山新勝寺と川崎大師のダブルヘッダで父親の初詣に付き合ってきました。実は心に秘めた願い事があるのだけれど、参拝後に引いたおみくじはいずれもそれを肯定するものでした。むしろストレートに「そのこと」が書かれていました。「物事を改めてやり直すにはいい運勢」なんだそう。

打ち合わせ中にも、そのことが頭の片隅にありました。なにか一つ区切りが近づいてきているような感触があって、それを強く意識しているからかもしれません。

さて、今年はすてきな一年になると良いな。

2012年九州旅行記(7) 湯布院→太宰府→博多

九州旅行五日目最終日。

最終日位はゆっくり朝ご飯を食べようと、露天風呂に浸かって身体をしっかり温めた後、出立できる服装に着替えてから母屋へ向かう。空は雲が多くて、由布岳山頂をなかなか見ることができない。

朝食を食べた後、チェックアウト。居心地の良い宿だった。

クルマを湯布院の中心街へ向ける。金鱗湖の近くにクルマを止めて、ぶらぶらと散策。寒い季節なので仕方ないのかもしれないが、観光客に朝鮮人多すぎ。別府温泉は支那人と朝鮮人が多すぎて日本人観光客が逃げはじめていると聞くが、ニダニダ聞くのはうっとうしいな。時々チラチラと雪が降る。地鶏のピザホットドッグ(?)を食べて、太宰府へ。

湯布院から太宰府までは結構走る。前日"やまなみハイウエイ"で超えてきた九重を通過し、左右に山を見ながら、やがて太宰府へ。参拝し、お昼ご飯を食べ、梅ヶ枝餅も試す。ここもニダが多すぎ。博多式の雑煮はあっさりと醤油味なのかな??とても美味。

博多空港でFITを返却し、空港内のロイヤルホストで旅行の反省会。山盛りのフレンチフライを肴に、ワインをグビグビ。壁に貼ってある絵が「よりによって『もくせい号』か~」(゜Д゜) とかしゃべりながら。窓の向こうに広がる滑走路はモヒカンジェットがタキシングしている。こうして彼氏とだらだらしながら反省会できるのは、なによりも幸せだった。

1時間早く出発する彼氏を見送って、僕も羽田へ向かうボーディングゲートを目指した。

2013年九州旅行記終了。

2012年九州旅行記(6) ゆふいん 月燈庵

僕の誕生日は十月。彼氏の誕生日は一月。
誕生日はお互いにお祝いすることにしている。2011年の十月は、彼氏のご招待でシェラトン台北の辰園で宮廷料理をごちそうになった。今回はせっかく湯布院があるのだから……温泉好きの彼氏にプレゼントで、新御三家の一つ、月燈庵に宿泊することにした。全室個室露天風呂つき離れでゆったりと寛ぐのもよいかと思って。

クルマを乗り付けると、早速フロントスタッフがふたり駆け寄ってくる。古い民家のようなフロント(母屋)でチェックインを済ますと、吊り橋を渡って今夜宿泊する離れに向かう。僕らの荷物を持った仲居が前後にふたり引き連れて。部屋に通され、お茶の接待の準備が進められているときにハタと気づいた。「やべぇ、心づけ用意しないと!」こういう時に、自分の両親が背中を思い出す。

こたつでぬくぬく暖まり、ひと休みした後、再び母屋へ。ホットワインを飲みながらのんびりと寛ぐ。バーテンダーの手元を見ていて、使っている赤ワインはうちの普段使いのものと同じだな、と気づいた。

部屋に戻り、露天風呂を利用する。外気はとても冷たかったけれど、湯船に浸かればぬくぬく。ふたりが足を伸ばして使っていてちょうど良い広さ。髪と身体を洗うときだけは手早く、身体にお湯を当てながら忙しかったけれど。彼氏は博多のお湯が肌に合わなかったとこぼしていたが、湯布院のやわらかい泉質は気に入ってくれたようだ。確かに肌へのあたりは心地良い。

晩ご飯はしゃぶしゃぶのコースで。料理長手作りの炙り唐墨は秀逸。しゃぶしゃぶ肉は「うーん、これってホカ弁だったら牛焼き肉弁当とかで売っちゃうだろう」という厚みだった。周囲は老若男女ふたり連ればかり。その中で男ふたりの組みあわせは珍しいのかもしれない。仲居が「まだお若いのに……」というので、「あー、僕ら43歳です」とあかすとちょっとのけぞっている。確かに彼氏は20代後半に見えるけどさ。

ご飯を食べ終えて、談話室でコーヒーを飲む。暖炉に薪をくべに来たスタッフとしばらく世間話をする。離れに戻ると、布団が用意されていた。