惜しみなく降りそそがれる愛……ちはやふる

プーケットからブログを更新しています。
昨日は投宿して30分も経たないうちに激しいスコールが降りはじめ、僕たちはヴィラに閉じ込められました。今朝は上空には青空が広がり、ヴィラのプライベートプールで泳ぐ彼氏を眺めながら、キーボードを叩いています。

バンコクに向かうANAの機内で、僕は「ちはやふる」を読みふけっていました。映画「桐島、部活やめるってよ」を見るつもりでしたが、ざらついた液晶モニターに耐えきれず、iPadに向かってしまったから。

長く放置していた「ちはやふる」でしたが、機上で何度も涙ぐんでしまいましたよ。
愛だなあ、スコールのように降り注ぐ愛、ラム酒が溢れてくるバナナケーキみたいなものか。

「ちはやふる」は競技カルタに挑戦してゆく若者たちを描いたマンガです。
なぜ、「ちはやふる」が愛なのか。

主人公たちは、競技カルタを愛しています。
その課程で、主人公「千早」はいろいろなことに気づかされてゆきます。

超一流の歌人藤原定家が撰んだ、美しい古今の一流の和歌。
古いものは1000年の古に詠まれたもので、1000年間先人が守ってきた大切な遺産であること。
作法……袴姿で競技に出ること。

仲間の大切さ。
ライバルの大切さ。
誰よりも情熱と愛をカルタに注いでいて、自分にカルタの楽しさを教えてくれた師匠。

すべてが愛でした。

先人の情熱と、後継者へ注がれる惜しみない愛でした。

「ちはやふる」には泣きたくなる名言が山ほど出てきます。
ONE PIECEといい勝負です。

いちいち取り上げたいくらいですが、最初にガツーンとやられたのは原田先生の「歓迎する 誰がなんと言おうと歓迎する!!」と三人の子供たちを抱きしめたシーンでした。マンガですから原田先生は泣いてみせていますが、自分の後進、自分が先人たちから引き継いできたことを、次に引き継ぐ相手を見つけられたときの喜びは、何者にも勝るのではないでしょうか。それが文化を継承してきた人間の性なのではないかと。

僕の世代は……いや、いまでも変わらないのかもしれませんが、「自由」と「個性」が最上の価値あるものであるというドグマに基づいて教育されてきました。中村勘三郎が「型のある人が型を破ることを型破りといい、型のない人が型を破ることを型無しという」と語っていましたが、僕らはもともと「日本人」「日本文化の後継者」として一度型に填められる必要があったのです。しかし戦後の左翼教育で、日本の歴史と文化は改ざんされ・歪曲され・否定された中で、僕たちは教育を受けてきました。必要な「型」を持たずに育てられた子供たちは不幸です。「自由」と「個性」は、いま考えると罪深い詐欺師の甘言だったように僕は思います。

日本社会は、日本人であることに罪悪感を抱かせ、日本人以外の文化を不必要に持ち上げ、「脱日本人」を賛美する人たちが長い間跋扈してきました。進歩的文化人という詐欺師が紡ぎ、いまもその残党たちの呪詛が続いているように思います。古い連中の言葉では「地球市民」、いまふうでは「日本を出て、世界で戦える人材」って奴でしょうか。リベラルというのは左翼の階級闘争の概念ですから、彼らは過去と歴史を認めない。いや、自分たちに都合の悪い歴史的事実を認めない。だから「地球市民」になってしまう。文化・時間軸という「縦」の関係を認めないから、彼らは過度に「横」の連帯を声高に主張するのです。

僕らは日本人の先人の系譜に連なる人間たちであることを祝福に思い、もっと誇っていいはずです。 日本文化の後継者であることは、特別なことのはずなのです。

文脈は違うのですが、登場人物のひとり真島太一は「先生 おれはA級になるより……逃げないやつになりたい」と言い切ります。僕らもわかっている人はわかっている。「おれは地球市民になるより……逃げない日本人になりたい」と。戦が起これば真っ先に逃げ、逃げずに戦った人の犠牲の上に平安が訪れたら、恥知らずに舞い戻ってくる。そんな「地球市民」にはなりたくないです。日本人であることを引き受けて、次の日本人に引き渡してゆくのが、僕らの仕事であるからね。日本人で死ねれば、それが本望です。ほんと。

というわけで、「ちはやふる」は小・中学生の課題図書にすべきである!
日本人のDNAが呼び覚まされる大傑作!
○○○のゲンなんか読ませている場合じゃないよ!

そんなことを飛行中に思ったわけです。



ちなみに、日本を狂わしているのは、恥知らずの左翼が跋扈して「日本を愛する日本人」を育ててこなかったことと、過度の社会福祉だと思いますよ。いま老人世代と国会議員がやっているのは「来年の春に田んぼに蒔くべき種籾を先食いしている」状態です。もっと子供たちに投資すべき。その子供たちが日本を強く発展させた「おこぼれ」を、福祉として収穫する方向に頭を切り換えないと。本当に国がつぶれてしまう。

川島永嗣選手が腕4本の件

例の川島永嗣選手の腕4本ブラックジョークの件、一部では揉めてますね。
反原発主義者で、フランス人の有名司会者ローラン・リュキエ氏は、表現の自由を主張するとともに、本騒動を「ばかげた議論だ」と言ってるそうです。



表現の自由、仰る通り、大事な自由だと思います。

だけど、ブラックジョークってのは発言者と受け手に大変な知性が要求されるものでございます。全く当事者ではない一日本人の僕は、合成写真を見て「美しくないなあ」と感じたんですよ。スポーツ選手の肉体って、鍛えあげられて、均整がとれていて、本当に美しいじゃないですか。そこに首から腕が生えたようなチャチな合成を行なって、醜悪なクリーチャーにしてしまったセンスが、イケてないよなあ。

それから、実際奇形児として腕4本で生まれてくる赤ん坊とかいるでしょうし、僕は寡聞にして知りませんが、実際に腕を4本持ち、異形の者として過酷な人生を生きている人もいるかも知れません。そういう人達にとっては相当の侮辱でしょう。

そして、現在進行形で福島原発事故で苦しんでいる人達がいる。

いや、原子力事故の結果、腕が4本生えてしまったブラックジョークの写真を作りたいんなら、自分の写真で、自分をジョークのネタにして、反原発を訴えるならまだ救いがあったんです。例の川島の写真の顔の部分をローラン・リュキエ氏に置き換えるとかね。この騒動は、他者への思いやりをなくしてブラックジョークをこしらえてみせたローラン・リュキエ氏と、これを見て笑ったフランス人視聴者たちの知性の限界が露呈したのではないのかと。



自分の主張を、他者を造り変えることによって具現化してみせるのは悪趣味です。そして、表現の自由を盾にして、自己の主張・表現を正当化するのは、なんだか典型的なサヨクっぽいなあと思うのです。

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川島写真謝罪 司会者が「ばかげた議論」

 フランス国営テレビの番組で、サッカー日本代表のGK川島永嗣選手に腕が4本ある合成写真を映し「(東京電力)福島(第1原発事故)の影響」などと発言した司会者のローラン・リュキエ氏は16日、日本側が抗議しフランス側が謝罪したことについて「ばかげた議論だ」と語った。17日付のパリジャン紙が報じた。

 リュキエ氏は同紙に「私の冗談の対象は2つ。日本に負けたフランス代表と、原子力災害が引き起こす結果だ」と述べ「私は福島の被災者に敬意を持っており、被災者については何も言っていない」と主張した。

 13日夜に放送された同氏の発言について、在フランス日本大使館が16日未明にテレビ局に抗議。同日のパリでの会談でファビウス外相が玄葉光一郎外相に「申し訳ない」と陳謝。テレビ局も「日本の皆さまの心情を傷つけたことに関し、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

 [2012年10月17日22時43分]

出典:日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20121017-1033961.html

しばらくお休みします。

曇り時々雨。19.5℃/16.2℃/78%

オペレーションに失敗して、母艦のWindows7マシンが崩壊しました。
せめて大事なデータだけでもサルベージできないか、と試みていますが、いったいどうなる事やら今の段階ではまったく先が見えません。 (´∩`。)グスン

しばらく更新が滞るかと思います。
では、みなさまご機嫌よう。 マタネー♪ (o*・ω・)ノ))ブンブン!!

一人暮らし男子は、ザク豆腐に一直線!

晴れ。24.6℃/17.3℃/33%

クルマを飛ばして父親を妹夫婦の家に送り届け、今日からしばらく一人暮らし。
男の一人暮らしといえば、全裸で一日うろうろするとか、24hours一気鑑賞とか、悪いご友人を連れ込んであれやこれや……など夢は膨らむ一方です。

で、首都高速の四つ木ランプからアウトし、スカイラインが向かったのは近所のスーパー。数日分の食料を確保しなければ……。で、食料品フロアから浮かれて持ち帰ったのがこれ!



「それでも豆腐ですか、軟弱者っ!」
テンション高いなあ〜。
デザート感覚で味わえということなので、ケーキ皿にのせて食べてみた。



バニラ味でもったり、まったりとした味わいと食感。
200gを一人で完食するのはちょっとキツイ。(苦笑

やっぱり おとうふ! でした。

簡単な夕飯を済ませてから、なにかに取り憑かれたようにしゃべくる皮肉屋ジィサンが、貧乳の若い女と結婚して大騒ぎさ!な、ウディ・アレンの「人生万歳!」を眺めながらブログ更新。皮肉屋な頑固ジジィでも、若い女と結婚すれば丸くなるという、禿げ上がるほど完璧なこの世の真理。ひさしぶりに笑えるよ。

相棒新シリーズ初回の犯人は誰だったのか!?

晴れ。24.7℃/16.9℃/38%

ちょっと気を抜くと、ブログの更新が滞ります。 ヾ(´Д`*
三連休で月曜日が休みだったこともあるのだけれど。

水曜、木曜と彼氏が来日していて、帰宅するのは午前様続きだったりとか。
水曜日は"相棒"の新シーズンスタートでしたね。外食を早々に切り上げて、彼氏の部屋で水谷豊&成宮寛貴コンビを堪能。ベッドでゴロゴロしながらテレビを見ていたので、最初に彼氏がすやすや寝息を立て始め、気がつくと僕も寝入っていた。人肌が温々と心地よくて、結局「犯人は誰なんだよー!!」と二人で苦笑いしてしまった。


視聴率も19%越えだったそうですが、カイトくんはもう少しおしとやかな方が良かったかなあ。成宮クンだから、なんか重い過去を背負った演技派な役所を期待していたのだけど、おきゃんな坊ちゃま刑事というのがなんだかなあ……しかも彼女はCAだし(苦笑)。豪華なマンションに住む成宮カップルを「ありえへん」と苦笑した彼氏がえらく可愛らしかったのでございます。

で、週末金曜日。
隣席の同僚は会社の機材を使って午後いっぱい、ハードディスクのサルベージに取り組んでおります。その姿を眺めているうちに、僕もちょっとイタズラがしたくなり、会社がはねた後アキバに寄って、USB3.0規格のUSBメモリを買ってきましたよ。
USB3.0対応と名乗るUSBメモリは腐るほどあるわけですが、本当に高速で動作するものはそれなりの価格がすることを知りました。2ちゃんねるのUSB板を参考に、SanDisk製のSDCZ80ってシリーズのを買ってきました。それなりの速さを期待しつつ、今夜は早めに寝ることにしよう。

東京駅、皇居を散歩してきました。

晴れ。23.1℃/17.7℃/62%

IPS細胞研究で、京大の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞を受賞となりましたね。
本当におめでとうございます。
数年前からいつ受賞になるんだろうと注目し続けてきましたが、今年、お見事でしたね!

昼間に"背徳のマリア"で生殖医学っぽいネタを触った後なので、なんか不思議な気分になります。

iPhone5でテザリングができるようになってから、MacBook Airを持ち出して外で楽しむことが増えてきました。WiMAXモバイルルーターを使えば以前から実現可能でしたが、やっぱり3000円/月を契約してまで使うほどではない。LTEを使って+500円(2年間無料)で、必要な調べ物があるときだけBluetoothでちょこちょこテザリングできるのは、本当にありがたいです。

というわけで、今日もiPhoneとMacBook Airを持ち出して、まずカフェでブログ更新。その後、カバンを物色しにフラフラ歩く。ちょうど東京駅丸の内側駅舎の復元作業が終わって、グランドオープンしたので行ってみた。ほんと人だらけ。



さらに皇居東御苑を散策。天守閣跡を眺めて、東京中心部のだだっぴろい空間を歩き回る。
歩き疲れた頃を見計らって撤収。
天気の良い一日を楽しんできましたよ。


背徳のマリア(綺月陣)を読んでみた。

さて、衝撃的作品と一部では有名だった「背徳のマリア」(綺月陣)を読んでみました。

作品には4人の外科医が登場します。

早坂圭介 → 主人公に惚れられた男

佐伯彰 → 主人公

安藤仁 → 天才外科医で、2人の友人

黒崎結城 → 外科医。和巳の兄

黒崎和巳 → 結城の弟。当時高校生

JUNEからボーイズラブ(BL)への移行は、1996年発表の榎田尤利昨「夏の塩」だと言われています。JUNEという一時代を築いた偉大な先駆者、中島梓主宰「小説道場」最終回に掲載された本作をもって、JUNEという概念は歴史の向こう側へ姿を消してゆきます。

JUNEとBLの表面上に見える違いは「萌え」があるかどうかだといいます。JUNEはある特殊な感性や世界観を持った女性たちの、痛みを伴うセルフヒーリング作業だったことを中島梓が指摘しています。そこでは大人になることの辛さ、「女」を受け入れる辛さ、居心地の悪い世界で、自分の居場所と愛してくれる人を見つけ出す(見つけ出される)、そして世界と和解してゆく物語が紡がれていました。このテーマはもともと少女マンガの中で語られていたはずですが、そのフォーマットからこぼれ落ちてしまった女性たちが作り出した文学がJUNEであったと僕は思います。

それに対してBLは、基本萌え。いや、萌えで括ってしまえるほど単純なものではないことは承知ですが、男性同性愛のフォーマットで描かれているものの、それは本来の少女マンガの世界に戻りつつあるのかなあと思います。声フェチな知り合いの腐女子の話を聞いていると、BLは女性制作・演出による男タカラヅカの感覚で萌えているらしい。決めつける気はありませんが、現代BLってのは、BLバーできれいな男子が絡んでいる様子を眺めているようなもので、それはなんというか、観察や愛玩の対象に過ぎないような気がします。

で、「背徳のマリア」に話を戻します。
前評判通り、BLの範疇に収まらないといわれる本作は、BLとJUNEのどちらなのか??
本作が最初に投稿されたのが1995年12月であったとあとがきに書かれています。
ちょうどJUNEが役割を終える時期に書かれた作品ということになります。

主人公彰は圭介の愛を得るために結婚直後に失踪し、そして性転換して身元不詳のまま圭介の前に突然現れます。そして圭介と身体を重ねるのだが……。
黒崎兄は生殖技術開発に没頭し、ついに兄弟の精子で受精卵を作り出す。これだけでも相当トンチキなわけですが、兄は高校生の弟をだまして受精卵を着床させ、妊娠させるだとか……その後に悲劇が。

ここまでが前編。

後編は、「女の部分」ではなく「男の部分」で愛して欲しいという彰のモノローグが現れてきます。そのため、SEXも後孔に挿入されることのほうに彰は喜びを感じるようになります。人工的な性同一性障害です。彰は圭介に愛されるための装置として女性の外観を得ただけ。男性体のままで圭介と結ばれたならその愛は信じられるが、不完全な女性体の自分を圭介はどこまで愛してくれるのだろうという不安に苛まれます。

そこで、黒崎の技術を使って彰は一人で受精卵着床手術を行い、死にかける。低酸素症の結果、彰は脳に障害を負い、そのうえ子供も死産するという悲惨な結果を迎える。そして障害者になったあと、圭介と安藤の手によって女性の姿から男性の姿に戻される……というストーリーが続きます。主人公が狂気じみた犠牲を払って、愛を求め続ける姿は往年のJUNEの世界観。

彰が性転換する理由は、異性愛者だとされている男性の愛を乞うためであって、圭介が「実は男もイケちゃうかも」という可能性を考えもしないところが、本作品が本質的に同性愛者同士の話ではないことを伺わせます。あくまで異性愛者が同性からの愛を受け入れる王道JUNEというか、BLのフォーマットが忠実に展開されるのです。

ところが、彰は女の身体はかりそめであるという意識は十分にあって、「本来の自分」が愛されていないのではないかという不安があり、しかも「本来の自分の身体のままである後孔」に圭介が侵入してくることを喜び、そして「絆」として子供を産むことを望むようになる……。「出産」を除けばほぼ完璧な女体を持つ男性が、オリジンな男性として愛されることを希望しているわけで。この辺が非常に捻れている。
男性が男性に恋するあまり、男性性を捨て女性に性転換した(女性性を排除するJUNE、BLからは逸脱する)にもかかわらず、作家は後編で改めて女性性を捨てさせて、男性二人の関係性に着地させる。本当の愛は「外見や性別とは関係ないんだよ」というメッセージを伝えるためには遠回りしすぎている感もあるけれど、ぎりぎりJUNEとも言えるような気がするね。

最後に。

綺月陣に限らず、BL小説には特定の単語が現れることに最近気づきました。

「謝罪」「許す」「素直」「プライド」…BL以外の小説では、あまり見かけないこの4単語がセットで頻出します。ここら辺を追求すると、BL作家、BL読者の世界観とプロファイリング、そしてそこに寄生するフェミニズムあたりの関係性がきれいに解けるような気がします。


表紙イラストは旧版の方が好きでした。

スペシャリティハンバーガーが美味くって。

晴れ時々雨。20.7℃/17.1℃/63%

夜になると雨が降り、明け方にはぐっと気温が下がる日々が続いている。
こうして今年の秋も深まって行くのだけれど。

今月下旬に海外旅行が控えているので、この三連休は遠出しないことにしている。昨日はカフェに入り浸ったあと、フィットネスクラブへ行き、今日は実弟が突然訪ねて来て、四方山話をしているうちに終わってしまった。

ごく最近、iPhoneアプリの"カロリー管理"をおもしろがって使い始めて、改めて日々の食事が高カロリーなものであることに驚かされたんだ。宮沢賢治の

一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ

にしたって、現代人にはご飯の量が多すぎだ。

そんな中、父親が最近開店したスペシャリティハンバーガーの店でランチをしたがって、今日のお昼ご飯も超ハイカロリーとなってしまう。塩加減とかとってもいい感じのハンバーガーで、とっても美味かったけれど。

某レコーディングダイエットの教祖がリバウンドしてしまったそうだけど、結局太らない人は少食の人と付き合っているってのはあると思う。そうなると…やっぱりデブ時代の友達づきあいを続けながら痩せるのは無理なんだろうなあ~。

ああ、そうだ。
"カロリー管理"は、結構使えるアプリだと思う。
ちゃんと実行できれば、ひと月で2~3kg位は痩せられるんじゃないだろうか。




iPhone5 でテザリングが超便利!

昔からapple新製品を持ってスタバでどや顔、ってのがありますけど、iPhone5 のテザリング機能を初めて機能させてみて、こりゃー便利だと思いました。特にLTEと組み合わさったときの快適さはたまらんです。世のライターたちがノマド、ノマドと騒ぐ理由が実感できました。

僕もWiMAXとかで似非ノマドをやってみたかったんですが、モバイルルーターを契約するったってそう頻繁に使うものではなく、月々の通信費用もかさみますしうっかり手は出せませんでした。例えば1年間のランニングコストを考えると、モバイルガジェットの通信費はバカにならないから。

で、ちょっと高価になったiPhone5で、ちょこっとテザリングする。昨日は出先のカフェでiPhone+iPad。今日は駅前のカフェでiPhone+MacBook Airの組み合わせ。ここではau wifi の電波が拾えるので、MacBook Airを登録しました。これで仕事の時はMacBook Airをau wifi+テザリングで、遊びの時はiPadをテザリングで利用すれば良いという理想的な状況ができあがりました。iPhoneでテザリングするときは、Bluetooth接続がバッテリー消費を抑えられて良いようです。

問題は……ネットが繋がってしまうと、仕事せずについつい遊んでしまうことでしょうか。

ある経営コンサルタントが言っていましたが、会社員に一人一台PCを配布することは、会社全体の生産性を著しく引き下げる元凶なんだそうです。メールチェックする振りをしたり、こっそりネットサーフィンしていたり、ゲームしていたり……そういうわけでPCを取り上げると「何をしたら良いのかわからなくなる社員」が続出するんだとか。怖い怖い。だけど、自分が会社経営するときには大いに参考にしようと思います。( ̄ー ̄)フッ

さあ、カフェを出たら、フィットネスクラブへ行こう。

CEATECを眺める金曜日の午後。

晴れ。27.9℃/19.8℃/48%

CEATEC JAPAN が開催されている海浜幕張駅へ向かう昼下がりの京葉線車内は、向かい側の席で親父が三人、そろって口を開けて寝こけているほどの長閑けさだった。
金曜日だけあって、このあと直帰するつもりであろうサラリーマンたちが、海浜幕張駅から幕張メッセに向かって幅の広い川のように流れていた。

会場に着いてみると、1~8会場まで使われている事を知って、案外盛況だなあと思った。INTEROPが最盛期の頃、これと同じ面積の場所にぎっしりと展示ブースがひしめいていた。それに比べると、数千万の費用をかけた巨大ブースの偉容はさておき、出展社数はさほど多くない印象。

テレビではすっかり旗色の悪くなったSONYとSHARPが巨大ブースを出している。4K TVが今回の売りらしい。「SONYは残念な方向に努力しているなあ」と思わずにはいられない。精細で美しい映像を映し出している。現行の2K TVと比較すると、輪郭線がくっきりとしていることは明らかだ。だけど……静止画での比較はともかく、動きの激しいスポーツ中継で、このクオリティの違いを認識できる視聴者がどれだけいるのだろう。デジタルサイネージ用途ならばともかく、視聴者は「おもしろいもの」が見たいのであって、別にここまでのハイスペックで高価なテレビが欲しいわけではない。
昨今のTV販売不振は地デジ需要一巡以上に、放映されている番組の質が劣化しているためだと僕は思う。テレビ販売を回復するには、ハイスペックな製品の開発を目指すよりも、コンテンツの充実に力を注ぐべきなんじゃないだろうか。例えばSONYが地上波テレビ局を買収して、徹底的に番組を作り替えるとか、そういう線の方が効果があるような気がしたよ。


幕張メッセをあとにして、僕は帰宅する前にカフェでアイスティを飲みながら、数日前に道ばたで声をかけてきた新興宗教の勧誘について思い出していた。神の裁きがあるだとか、死んだら死後の世界があるだとか。興味なんてあるわけないから、信号が青に変わると話し続ける女を振り切って歩き出した。

僕は死後の世界なんて信じていなくて、良く取ればあれはある種の道徳的ストッパーであり、悪く取れば宗教が信者を絡め取るための方便だと思ってる。死んでしまったら、そこで終わり。その先には、たぶんなにもないのだと思う。いや、ひょっとしたら「先祖」の塊に加わって、子孫と祖国を守る神道的な世界が待っているのかもしれないけれど。

身近で大切な人を失った人が増えてきた。
僕自身がそういう年齢になったからなんだが。

最近、僕は「世界」を瞬く夜空の星のように考えることが増えてきた。信じられないほどの命がひしめきあい、きらめいている夜空を僕は見上げている。その中からスッ、スッと星が流れて闇に消えて行く。人生なんてそんなものじゃないかと。そして僕自身も、他人から見れば空に散りばめられた数多の星の一つに過ぎなくて、いずれはスッと光跡を残して消えて行く。たくさんの星が僕の前に消え、そしてたくさんの星が僕のあとで姿を消す……いままでも、そしてこれからも。なにを怖れることがあろうか……そんなことを考えていると、命の旅が終わるその日に対する恐怖が、少しだけやわらぐ。

10月は両親の結婚記念日と、僕の誕生日月。
両親を誘って、少し早めの冬の味覚、てっちり鍋とてっさのコース料理を食べ、さきほど帰宅したばかりだ。今夜も星が瞬く星空を眺めてから、僕は眠りにつく。

iPadを見かける日々

曇り時々雨。22.7℃/20.3℃/84%

久しぶりに7notesでblogを書いています。
たまに手書きするのも気分が変わりますね。

最近、iPadをビジネスで使っている人を見かける事が増えてきた気がします。夕方~夜のカフェでは、くつろいで本を読んだり、ネットで遊んでいる人がいる一方、ソフトウェアキーボードで何かレポートを書いているビジネスマン・ウーマンも少なくありません。打合せしている2人が、それぞれiPadに何か打ち込んでいるシーンも見かけますし。

これからも技術改良が加えられて、いずれビジネスのかなりの部分でタブレットPCが使われるようになるんでしょう。

いま僕は7notesで文字認識をさせていますが、究極的にはsiriによる連続音声認識が実現する未来はすごいんだろう。だってさ、会議テーブルの中央にiPadを置いておけば、議事録を自動的に取ってくれたりしたら最高じゃないですか。記録を最後にちょちょっと見直して、レポート一丁上がりだなんてステキすぎる。

すっかり僕の生活の中にappleが入り込んで来ちゃってるんですが、自分的には母艦PC > iPad > iPhone という使い分けです。使用頻度は逆ですね。PCのデータの一部がcloudとiPadにあり、日々外に持ち出す為のデバイス・センサーがiPhone。iPhone5になってテザリング対応となったから、これからはMac book air + iPhoneという組み合わせが増えるかもだなぁ。とは言え、読書はiPadに優るものはないのだけど。




頼むよ、シンガポール航空~

晴れ。31.0℃/24.5℃/60%

台風一過の暑い一日。
明日からはぐっと気温が下がるというのだけれど、夏に逆戻りは身体に堪える。
昨夜は窓が破れるんじゃないかと戦くほどの風の強さ。
すっかり寝不足だ。

休暇前に彼氏が来日するチャンスはあと1回。
旅程の確認を集中的に行う予定なので、各種バウチャーの印刷を始めようと思い、シンガポール航空のサイトにアクセス。予約番号を打ち込んだらいきなりはじかれたんですけど、何事ですか!? 明日、予約センターに電話して状況を確認しないと。

というわけで、いきなり出鼻を挫かれてがっくりだよ。

今回、予定通りだと、スワンナプーム国際空港で彼氏と落ち合い、チャンギ国際空港で別れて別々に帰国という段取り。これは出発地と帰国地が異なる僕らの旅スタイルなのだが、また昨年のミュンヘン国際空港のドタバタになったらめんどくさいなあと、いまから少しブルーな気分になる。現地集合って行き違いや、飛行機がトラブって来れなかったりとリスクはそれなりにあるからな。

僕はいつも飛行機が目的に着陸した途端、「ああっ、めんどくせぇ~」と思う。
その萎え萎えな気持ちも、ホテルに着いてしまえば吹き飛んでしまうのだがな。