接客業は大変だ

青物横丁のモス・バーガーでMacBook Airを開いている。
バッテリー充電のコンセントを貸してもらえて、結構助かる。

ところで、客とのオーダーでトラブルってほどでもないけど、うまくいっていない場面を目撃。
年配の客は、モゴモゴとしゃべるので聞き取りにくい。
気になって耳を澄ませている僕ですらよく聞き取れないからね。
で、年配客、ぶっちゃけジイさんは怒っちゃうんだわな。

ファストフードスタッフ側の教育も、そりゃ必要だけど。
お客側もきちんと丁寧に意思を伝える訓練はした方が良いと思う。
とくに威張っているジイさんたち、良くないね。

週刊ロビ(Robi)を悩んで断念 orz

晴れ。12.9℃/3.4℃/37%

今日は死ぬほど悩んでました……って、この程度の悩みで死ぬならとっとと死ねよって感じですけど。
実は今日2月25日は週刊「ロビ」再刊行版発売開始の日。
ランチ食べた後本屋に立ち寄って、山積みになってるRobiを買おうか買うまいか悩みまくり。

超かわいいんだぜー。
だけど、デアゴスティーニだぜー。
完成するまで1年半近くかかるんだぜー。
しかも、総額14万円を超えるおもちゃだぜー。
安いMacbook Airだったら2台買える金額だぜー。

うっかり買えねーよ orz


そういえば、福井晴敏の「人類資金」第6巻を読了して、ものすごくがっかり。福井さん、ミリタリーは強いけど、ネットや経済学はさっぱり向いていないなあと思って。野放図な資本主義が人類を滅ぼしかねないという問題提起には100%同意するのだけれど、その対抗策がタブレット?、PDAだかを配って、多くの人に情報が行き渡れば解決するっていうストーリーは、ナイーブすぎないかい??カペラ共和国の章に入って、拍子抜けを通り越してがっかりさ。情報はないよりはあったほうがいいけれど、情報端末が行き渡れば万事解決というほど現実は甘くないよなあ。

そういうことを考えさせられるのは、最近発覚した「アンネの日記」破損騒動。
日本国内で反ユダヤ、ユダヤ人排斥なんてことを言ってる連中は見たことがない。いや、陰謀論が好きな某オカルト雑誌の愛好者たちがそれに該当するのかもしれないが。そういう意味でびっくりさせられたというのが正直なところ。

でさ、このアンネの日記破損騒動で、わりと著名なWeb媒体のコラムニストだの、ジャーナリストだのがギャーギャー騒ぎ出しているのが気になるんだ。犯人の当て推量で騒ぐとか、日本人が右傾化した結果だの、排外主義の日本の立場が悪くなるとか。事件発覚以降あまりに手際よく騒動が拡散して行く様子を、僕は怪しみながら眺めている。
犯人逮捕は警察の仕事であって、当て推量の印象論で国民を右往左往させるのは無責任な扇動だと思う。どうしてもこの問題にコミットしたい人は、それこそ図書館のアンネの日記の前で張り込みでもしていたら良いと思う。
いずれにしても、ヒステリックなガキみたいにギャーギャー騒ぐのはよそうや。図書館の本を傷つけるのはそもそも良くないことだし、特定の思想的バックグランドを感じさせる事件だからこそ落ち着いて対処することが大事。それこそジャパンディスカウントを狙っているヤツ、あるいは誰かを陥れようとしている犯罪者の思う壺。とにかく部外者は冷静に推移を見守るに限る。

で、福井晴敏の話に戻るけど、いまのネットってけっこうな部分が「バカの掃きだめ」みたいな状態になっていて、ネット万能論を夢見られる場所じゃないんだよね。TVワイドショーのほぼすべてが金のかかった空騒ぎだとしたら、ネット言論界のほとんどが金のかかっていない空騒ぎに過ぎなくて、正直なところどちらもあってもなくてもどうでも良い存在だと思う。当ブログも含めて。

そういう諦観の向こうに、なにか希望があるのかと言えば、たぶんなにもなくて、やっぱりネット(特にWeb)はバカと暇人のモノに着地して終わっちゃうんだろうな。

苦境のSONYが立ち直るためには

さて、SONYの危機が叫ばれていて、メディアもそれを煽ってる。

最近思うこと(3) 「えらそうな無能な門外漢」が跋扈する社会
http://blackarmor.blogspot.jp/2011/12/3.html

2年以上前のSONY記事にアクセスがあるのは、戦後日本を代表する企業の苦境にみんなが無関心ではいられないからだろう。出井伸之氏以降の歴代ソニーCEO、そして取締役会が無能だったことが今日の状態を招いた。支那・韓国の追い上げ、極端な円高という外部要因があったとはいえ、TV事業の失敗、携帯型ミュージックプレーヤー事業の没落、スマホの乗り遅れなどは、SONY経営陣の戦略ミスとしか言いようがないだろう。金融事業でかろうじて食っているSONYは、昔のGMのような没落ぶりだ。製造業を捨てるつもりならば、金融グループとして生きて行くのもありだろう。だけど、製造業として輝きを取り戻すには、現在のSONY経営陣では立て直らないと思う。

SONYのIRレポートも読まずに、勝手連なSONY再考プランを妄想してみた。

・現経営陣、全員クビ。辞表を出して会社を去れ。
・期間限定で、SONYグループを分割する。
 -レガシーSONY
  現在の事業を引き継ぎ、出血を最小限に止めて持久戦に入る。
 -SONY Next Generation
  例えば、5年以内に画期的な新製品を30点開発するために血道を上げる
  開発したものはレガシーSONYで生産を行う。
  SONY NGは無駄な役員の数を削減し、稟議等意思決定に関わる手続きを簡素化する。
  開発者に無駄な時間を使わせない。
  SONY創業者に近い立場にいたレジェンドたちをメンターとして招聘し、技術者を鼓舞する。
  SONY NGは必ずレガシーSONYを救いに戻ってくるヒーローたちである。
・SONYの社是の再構築
  -自由闊達にして愉快なる理想工場の建設、に加えて、ホモサピエンスを熱狂させる世界最高のデバイスを開発する工場、とか。
  
いずれにしても、いまのSONYは滅び行く恐竜でも見ている感じがする。
生き残るために小回りの効く小さな組織を作って大企業病を遠ざけ、復活の狼煙を上げて欲しい。

BL漫画レビュー:元ハルヒラ『虎穴ダイニング』

う~ん、、なんと言ったらいいのか難しい作品。

自称覆面レスラーの日向さんとルームシェアすることになったホストのアカル。マスクだという日向さんの顔はどう見ても本物な虎で、おまけに彼には尻尾まである。気になるものの、寝ぼけて喉を鳴らす日向さんに甘噛みされて感じちゃったりと、同居生活はドキドキの連続で、いつしか彼に惹かれていた。日向さんに好きになってもらいたくて、頑張ることにしたアカルだったけれど……?

「それは、異形であった」から始まる長い長い物語を思い出すなあ。方向性は全然違うけど。

BLというか、むしろ薄い本の方面に「獣人」という非常にマニアックな分野がある。その分野では「ぎんぎつね」の銀太郎がケモホモとして大活躍中という噂を聞いて、軽く目眩がしたわけなんですが。でもよく考えてみれば、手塚治虫大先生のジャングル大帝だって獣がしゃべって戦うストーリーだったりするわけで、獣人分野をマニアックというのは誤った認識なのかもしれない。

だけどさあ……獣と交わっちゃうのは、マニアックすぎるだろ!?

お前は里見八犬伝を忘れたか!と言われそう。
まあ、アレもねぇ。。。。

虎穴ダイニングはホストのアカルが、虎頭の日向さんと同居するモッフモフBLストーリー。やー、遠いところまできちゃったなと。大型犬のモフモフさっていいと思うよ。虎頭でも心の優しい生き物(人間かどうかも分からないけど)はいいと思うよ。だけど、虎頭の獣人がゴロゴロ喉を鳴らす様子を「ギャップ萌えー!」で惚れちゃいましたってのはちょっとね。

昔だったら、相手は言葉もよく通じない外国人なのに惚れちゃいました、でストーリーは作れたと思うんだ。それが男同士にハードルが上がって、そして今は異種恋愛とな。うーむ、僕にはよく分かりません。愛していれば外見は関係ありません、とは言うけどね。


1.絵柄
元ハルヒラさんの絵柄はやわらかくていいと思う。

2.ストーリー
本編よりも「虎穴六畳間」の方が出来がよくて、ちょっとホロッとした。ホストクラブに通っていたお客さん、それから後輩ホストがそれぞれ去って行ってしまう。別れは突然やってきて寂しいんだけど、家に帰ると日向さんが迎えてくれる。移り変わってゆく日常生活の中で見つけた永遠のような安心感に癒やされる。そういうのって大事だと思うよ。

3.エロ度
日向さんでかすぎ。先っぽだけで喉につかえそう(w

4.まとめ
出版元はプランタン出版ってとこらしいけど、既刊に「おっぱぶクラウン」って怪しいタイトルを発見!ハプニングバーの話?と思って調べたら、

『男性専門おっぱぶ「クラウン」は、癒し系のあたたかな胸から、がっしりした頼りがいのある胸までお好み次第。特にナンバーワン・伊織の胸は、触り心地も感度も抜群!常連の不動も伊織の胸に執着しているが、彼はかつて「君のおっぱい最高! 顔は好みじゃないけど!」と言い放ったことがある。以来、伊織は彼のことが嫌いだ。なのに胸を触られる度、その熱のこもった眼差しと優しくも淫靡な手つきに、心ごと感じてしまって……』

なんじゃこりゃ!? (^^;

絵柄 :★★★★☆
ストーリー:★★☆☆☆
エロ度 :★★☆☆☆
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

ましろのおと10巻目

朝まだ早い赤坂の書店で、ましろのおと10巻を発見!
最近はコミックスの発売日なんてチェックしていないので、新刊を見つけるとちょっとアガるんだよな。

で、竹の華で修行中の澤村雪クンが、いろいろと壁にぶち当たってお悩み中。
10巻は大会とかないので大きな見せ場はないんだけれど、それでも2カ所、じわぁぁと胸が熱くなるシーンがありました。羅川真里茂はホントうめぇなあと。

あんまり関係ないけれど、日経ビジネスに「昭和な会社が強い」という連載があって、その中で倒産したワイキューブという会社の社長がこんな事を言ってた。

「でも昭和な会社が大事にする企業理念や経営者の考え方は、手厚い福利厚生や高い給料で社員に浸透するものではありません。上司から部下へ考え方を受け継ぐ文化が残っている企業って強いじゃないですか。その良さに気付いた時にはもう遅かったです。地道な努力を怠ってしまいました」

津軽三味線も同じで、技とか、曲とか、想いとか、それに携わってきた先人とか、それをすべて引き継いでるじゃないですか。しんみりとした演奏には自然と泣けてくるし、アツイロック調の激しいビートには沸き立ってくるし。

そういう「引き継いできたもの」を背負うのは大変だと思うけれど、すごい奥行きをもたせてもらう。ましろのおとも、奥行きを持たせているのは、青森の風土、津軽三味線の歴史、登場人物の過去。その重たい何かが三味線の調べによって弾けて、そして癒やされる、融和する、ほどけてゆく様を見守るのがカタルシスというか、このマンガの一番おいしい楽しみ方なんだと思う。

ましろのおと、すごいぞ。

「舛添に投票する男とセックスしない女達の会」ってとてつもなく下品だと思いませんか?

「舛添に投票する男とセックスしない女達の会」って団体の存在を知っての第一印象。

なんて下品なオンナたちなんだろう。
宇都宮候補とか、細川候補に投票した男には股開くんだ。
うわぁぁぁぁ〜ハードルの低い、安いオンナたちだわ〜。

表現の自由がある国だから、なにを標榜しようと勝手だけど、もし自分がJKの立場だったら、自分の母親が「舛添に投票する男とセックスしない女達の会」のメンバーだったら、正直、友達にはいえない秘密だな。

左翼のオバサンたちは、自分たちがどんな目で見られているか、ちょっと自省した方が良いと思う。
下品ってことだけで、自分たちの話を聞いてもらえなくなる可能性を。
こういう下品な主張が、「女性」全体の品位を貶める愚行であるということを。
こういう下品なオンナたちは、生理的にキモチワルイと僕は感じます。

蛇足。
「谷や」という讃岐うどん屋さんでランチ。
顔を近づけると「ふわあぁ」と出汁の香りに包まれて、ちょっと感動モノ。
なんていうか、出汁の香りってまろやかな優しい、やたら存在感のあるモノなんですね。

薬味を入れて食べ始めたのが失敗。
出汁の風味が生姜にかき消されてしまった。
次にいくときは、薬味投入タイミングを研究して食おう。

あのころ、ゲイのホームページは。

行きつけのカフェでコーヒーを飲みながら、手元の本に視線を落としていた。
週末に限らず、僕はこの店にしょっちゅう立ち寄る。
もしポイントをつけてもらえる店だったら、けっこうなポイント数をため込んでいるだろう位には。

視線をあげた先に、若い男性が本を読んでいる。
その表紙は「筋トレ入門」。
短髪、シャツの上からもがちむちした筋肉質の肉体がうかがえる、まるで木村べんのイラストに出てきそうな彼の容貌は犬顔。もし彼がゲイだとしたら、いまが花盛りだろう。

ノンケさんは、木村べんなんて知らないだろうと思う。
こういうイラストを描いていた人だ。

「いい女よりもいい男の数は少ない」に寄せてもらったコメントを思い出した。
愁いを帯びた文体は、いつも一つの疑問を呼ぶ。
彼は一体なにと戦っていたのだろう、彼は一体なにを渇望していたのだろうかと。

1995年にインターネット接続が一般開放されて、無修正の舶来ポルノと同じくらい驚かされたのがゲイのホームページの乱立だった。ゲイ雑誌か、新宿二丁目と一部クラブでひっそり咲いていた隠花植物が、いきなりにょきにょきと日向に現れたような気がした。オーナーがイケメンなのはもちろん、ゲイ特有の文才が冴えまくっていたサイトには日参していた。いまだとTwitterやLINEが人気だろ?それは悪いことではないんだけれど、あれは一瞬のスパークみたいなモノ。僕はホームページやBlogの方が好きだ。ある程度長い期間続いていたホームページは、良いときも、悪いときも、ゲイの世界に飛び込んだときの興奮から、Webサイトが終焉に向かって行くまで看取ることができて、なんというか、顔は知らないが同じ時間を共有していた連帯感を感じていたような気がする。

僕はゲイの世界に飛び込んでからも、ほとんどクラブ系にはいかなかった。それから、たまに旅行へ出る以外、外国人との接触も少なかった。だからクラブや海外ではっちゃけてるホームページは、遠い世界の旅行記のような気分で読んでいた。例えば、TAKUYAさんのGO-GO-BOYSとか。ヨーロッパのクラブシーンや、ハッテン体験とかおもしろかった。ジュンイチくんのChapter Jとか。モテ筋現役大学生は、たしか最後はBadiの表紙モデルにまでなったっけか。ここら辺を知ってる人は、まあ、若くはないよな。

1990年代は、ドラマ「同窓会」がゲイの恋愛を取り上げて、クローゼットゲイたちがゲイシーンになだれ込んできた。そして、ゲイのファッションセンスやアイテムがノンケにも広まるようになって、だんだんゲイの特殊性が失われていった時代。二丁目でも、ネットでも、あまり強烈な個性に出会うことは少なくなった。それだけ一般化したんだろう。

花盛りのキミたちは、いま、どんなゲイシーンを楽しんでるの?

CentOSにAptana Studio3をインストールしてみた。

CentOSでRuby on Railsをごちゃごちゃいじるために、IDEはやっぱり必要。
Eclipseにプラグインの形で構築しようと試みたんだけど、どうしてもエラーが出てしまう。
No more handles [Unknown Mozilla path (MOZILLA_FIVE_HOME not set)]みたいなヤツで、情報も少なく対処方法も正直よくわからない。

だったらプラグイン形式をやめて、スタンドアローンアプリとしてインストールして解決することにした。その備忘録を残しておこうか。

1.Aptana Studio3をサイトからダウンロードする。
2.ダウンロードしたzipファイルを解凍する。
 今回は自分のホームディレクトリに解凍して置くことにした。

 unzip Aptana_Studio_3_Setup_Linux_x86_64_3.4.2.zip

3.必要ならば日本語化ファイルも入手しておく。
 これはEclipse日本語化と同じ作業をやれば良いので、ここでは割愛。
4.Aptana Studio3が起動するか確認してみる。
 Aptana Studio3のディレクトリに移動する。

 cd Aptana_Studio_3
 ./AptanaStudio3 -clean

5.シェルを作って起動できるようにする。
 ※正直Linuxのシェルとか良くわからないで書いているので、あくまで参考までに。

 #!/bin/sh
 cd /home/ユーザー名(=ホームディレクトリ名)/Aptana_Studio_3
 ./AptanaStudio3

 これをaptana.shというファイル名で保存。
 パーミッションを変更する。GUI上でファイルのプロパティを「プログラムとして実行できる」というチェックボックスにチェックを入れておく。

 さらに/usr/local/bin/に移動させる。

 su
 cp aptana.sh /usr/local/bin/

6.パネルから起動できるようにする。
 上部にあるだろうGNOMEパネル上で右クリック→パネルへ追加→カスタム・アプリケーションのランチャー→追加ボタンを押す。
 種類:アプリケーション
 名前:適当な名称を入力
 コマンド:/usr/local/bin/aptana
 コメント:適当に何か入力してもしなくても。
 あと、アイコンをクリックして、Aptana_Studio_3のディレクトリ内のicon.xpmを指定する。

 OKボタンをクリックして作業終了。
 以降は、パネル上のアイコンをクリックすることでAptana Studio 3を起動できる。

VMware Fusion上のRuby on Railに外部からアクセスしたい!

今週末は10年に一度の大雪の朝。
早起きして、1時間かけて自宅前を雪かきしたら、汗をびっしょりかきました。
腕とかは全然問題ないけれど、長時間中腰でシャベルを操っていると腰が痛くて。。。。

は、さておき。

なんか、ネットでごちゃごちゃやってて楽しい、あるいはネットっておもしろいぞって感じるためには、やっぱりローカルコンピュータにサーバ立てて遊んでいるんじゃ分からないんですね。

先日MacBook ProにVMware Fusionをインストールして、ゲストOSにCentOSを立ち上げてみたことは既報の通り。そこにRuby on Railをインストールして、http://Localhost:3000 でRailsサーバが立ち上がっていることを確認しバンザーイ \(^_^)/ と喜んでました。

でもまあ、Localhostを叩いても、なんかつまらないというか、別にねぇ。
「ネット越し」ってヤツをちゃんと体験したくて。

ちょっとgoogle先生に尋ねると、要はCentOSのファイアウォールのポートを開ける作業をやれと言うことなんだそうだ。

まず、VMware側で、設定ネットワーク設定が必要になります。
「仮想マシン」→「設定」→「ネットワークアダプタ」で、デフォルトでは「インターネット共有 Macを共有」になっている設定を、「ブリッジされたネットワーキング 自動検出」に切り替える。

で、いよいよCentOS側ファイアウォールの設定を変更。
ちゃんとやるには iptables を使って、設定ファイルを書き換えれば良いのだけれど、あまりよく分かっていないレベルの人にはCentOSのツールを使って設定してあげれば良い。「システム」→「管理」→「ファイアウォール」で、必要なサービスにチェックを入れてあげる。「信頼したサービス」でWWW(HTTP) 80/tcp にチェックを入れた。これでapache を起動しておくとアクセスに対して反応がある。

Ruby on Rails も外から叩きたいので、「その他のポート」で、3000ポートを開けてあげる。

それからVMware Fusion上で稼働しているCentOSのIPアドレスを知る必要がある。

ifconfig

で表示された inet addr:xxx.xxx.xxx.xxx (xxxは数字)がCentOSに割り当てられたIPアドレス。この情報をもとにMac osX側、あるいは別のマシンのブラウザからアクセスし、希望していた表示が現れたら成功!

apacheの起動だけ確認したければ、http://xxx.xxx.xxx.xxx (CentOSのIPアドレス)。
Ruby on Railの起動を確認したければ、CentOS側でRails Serverを起動しておいてから、外部のマシンからブラウザで http://xxx.xxx.xxx.xxx:3000/ にアクセスしてみる。

念のため、apacheの起動の仕方。
CentOSのターミナルで、下記コマンドを叩いておく。

service httpd start

サーバから反応があると、なんとなくネットワークをいじくってる楽しみがわいてくるような気がしませんか???

BL漫画レビュー:トウテムポール『東京心中 上下』

"このBLがやばい 2014"の堂々第一位!
魅惑の四畳半ストーリーという感じ???

TV業界に入りたての新米AD、宮坂絢は厳しい先輩ディレクター、矢野聖司の下で働くことになる。現場は厳しく、悪態と暴言は当たり前、こき使われた挙げ句に辞めることを考えるが、ある日、映画の話をする矢野が見せた笑顔にふと魅せられて…。
男同士で!? 上司と部下で!? 問題だらけの恋愛は、一体どこに向かうのか??

いや、この作品、いろいろと論評し辛いんだわ。
BLってありとあらゆる設定をやってきて、その中には当然貧乏ものもあった。だけど、それは金持ち彼氏との比較とか、ギャグで描写されるものであって、BLって基本的に生活感とは全く関係ないところで育ってきたものだと思ってた。

駄菓子菓子、東京心中はどうよ。
カップラーメンに湿気たタバコ、ビールの空き缶の散乱するアパートに、髭ぼうぼう、すね毛もっさりの若い男が、悶々として朝を迎える……しかも最初は彼女持ちと。
もうどこから突っ込んでよいのやら。
リアル、リアルだよ、本当に。
だけどまあ、ゲイやってる人間からすると、やっぱよく考えるとおれ達ダセェわ、とやや自己嫌悪に陥る。他人のセックスを笑うなって事なんだけど、でもさー、夢見たいわけ、ロマンがほしいわけ。フィクションには。ああ、書いててわかった……これっていわゆる日活ロマンポルノちっくなエロさなのか。洗濯屋に「奥さん!オレ、もう我慢できねぇーっす」ってのしかかられちゃうみたいな。

これはさ……わりと緊急避難的措置なんで、マンガにするのはやめようよ……。

1.絵柄
個性的。癖があるので、ダメな人には受け付けられないかもしれない。

2.ストーリー
主人公成長物語。お仕事BLの一種。メディア界独特の刹那的、でもウェットな人間関係が描写されているのは好感。いきなり訳分からない御曹司だのがぞろぞろ出てくる社長ものよりは断然良い。仕事以外は……BL界初の「四畳半もの」かもしれないね。つきあっていた彼女との別れなんて、結構ドロドロしていてさ。

3.エロ度
エロいが…残念ながらロマンスのあるエロさじゃない。白いシーツにバラの花が散って、めくるめく官能の海に投げ出され…じゃないんだよ。布団の上でわんわんスタイルでヘコヘコ腰振って…ってリアルなんだけど、僕的にはやや悲しい。

4.まとめ
全4巻ものを半分で降りたのは、BLというにはリアル過ぎ、また、ホモマンガ特有の「女々しい笑い」もないところがいまいち楽しめなかった。これがランキング一位になるのだから、世の中の腐女子はお目が高いというのか、突き抜けているというのか……。

絵柄 :★★☆☆☆
ストーリー:★★★☆☆
エロ度 :★★★★☆
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

ゆとり第二世代!?

いま、二十歳前後の子たちって、ゆとり第二世代なのかな??

もうずーっと長いこと京葉線で通勤していて、舞浜で乗り降りする乗客のこと見てきました。
最近、ディズニーリゾート帰りの若い子たちの、ある特徴がすごく気になってる。

東京駅で、周囲の客は全部降りて、そして電車がずーっと停車しているのに、終点に到着したことに気づかないで席に座ったままの子たちがいるんですわ。1人じゃなくて、3人とか4人とかのグループで、それぞれスマホをいじくってる。誰も気づいていないんだよ、いまの状況に。注意力散漫というのか、危機感がないというのか。。。ながらスマホで死人でも出ない限り、状況変わらないんだろう。

今日も4人組が東京駅で5分以上停車した車両から、「あ〜あ、長居しちゃったね」と言って降りていった。こういう子たちが増えてきたのは、なにか理由があるんだろうか???

舞浜で降りるお客さんもずいぶん変わったよ。
一時期、野田聖子国会議員らがベビーカー専用車両の設置を求めて陳情を行うという報道が出て、京葉線で通勤するサラリーマンを激怒させていた頃は、やたらにベビーカーで朝のラッシュアワーに突っ込んでくる女性が多かったな。

それ以前は、大学生から20代のカップルをよく見かけたけれど、ここ数年はぐっと数が減った。いまは子供ばかり。それも中学生から高校生の女の子ばかり。数を減らした男子はどこへ行ったのか、すごく謎。

CentOSにRuby on Railsをインストールしたメモ

今日は午後、神保町に外出していた。
来場者が詰めかけている広い講堂には、TVでしか見たことのない有名政治家の挨拶があったり、官房長官のビデオメッセージがあったりと、なかなか賑々しかった。
途中、急に空気が埃っぽく感じるようになった。咳が止まらなくなって、なんだろう、風邪に匂いがあるとしたら、体育倉庫の隅に放置されたマットレスのような感じのアレだ。
いや、ひょっとしたら、これは花粉症の前触れかも。

で、忘れないうちにCentOSにRuby on Railsをインストールした手順を記録しておこう。
先人の皆様の努力に感謝しつつ。

インストールを開始するにあたって、rootでログオンするか、あるいは自分のアカウントをrootと同じ権限を与えておく必要がある。

まず、gcc、yaml、zlibのインストールからスタート。

yum -y install gcc
wget http://pyyaml.org/download/libyaml/yaml-0.1.4.tar.gz
tar zxvf yaml-0.1.4.tar.gz
cd yaml-0.1.4
 ./configure
make
make install

yum -y install zlib-devel

次にRubyをインストール。
Rubyにはいろいろとバージョンがあるので、確認をしておくと良い。
ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/ にアクセスすると、各種バージョンを発見。
昨日現在の安定版は2.1.0だそうなので、次のように指定した。

wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/2.1/ruby-2.1.0.tar.gz
tar zxvf ruby-2.1.0.tar.gz
cd ruby-2.1.0
./configure
make
make install
cd ..

ruby -v
ruby 2.1.0p0 (2013-12-25 revision 44422) [x86_64-Linux]

で、ちゃんとインストールされていることを確認。

次はGemをアップデートする。
gem install rubygems-update

最近方法が変わったらしい。
gem本体のアップデートをまずやってみる。
update_rubygems
次にgemにインストールされている全パッケージをアップデートする。
gem update

gemのバージョンを確認するにはこちら。

gem -v
2.2.1

いよいよRailsのインストール。
gem install rdoc
gem install rails
ここからしばらくマシンが固まったように見えるけど、気にせずのんびり待つこと。
Railsのバージョンを確認。

rails -v
Rails 4.0.2

で、Ruby On Railsのインストールは成功したっぽい。
データベースのインストールは別途必要かと思う。

もう一つ、JavaScriptのランタイムをインストールしておく。
http://nodejs.org/dist/latest/ にアクセスして、最新版を確認する。

wget http://nodejs.org/dist/latest/node-v0.10.25.tar.gz
tar xzvf node-v0.10.25.tar.gz
cd node-v0.10.25
./configure
make
make install
cd ..

では、ホームディレクトリ上でテストを実行してみる。
rails new testrails
cd testrails
rails server

これでRailsサーバが起動する。
ブラウザを立ち上げ、http://localhost:3000 にアクセスし、Railsサーバが立ち上がっているか確認できればOK!

Railsサーバを停止するには、Control+C 。
ちなみに、間違ってControl+Zを押してしまうと、Railsサーバがすでに起動中と表示されて、にっちもさっちもいかなくなる場合がある。そのときは次のように対応する。

fg
そのあとControl+CでRails Setrverをシャットダウンする。

まずはここまで。

VMware Fusionをコチコチ稼働中。

それにしても、仮想化技術ってスゴイ!

16Gのメモリを積んだMacBook Proだと、ある程度贅沢にメモリを使っても大丈夫なので、VMware Fusionをインストールしてある。これでWindows7を動かしたりもしているのだけど、今日はCentOSをインストールしてみた。
Linuxのインストールというと、俺、呪われてますか?位にトラブル頻発だったものだけど、いまでは普通にインストールする限りサクサク終了してしまう。仮想マシンでの運用だと、気に入らなかったら仮想マシンファイルをゴミ箱に捨ててしまうだけ。フォーマットすらいらないのだから、システム開発の勉強したい人には、すごく便利な世の中になったと思う。

いずれサーバを入れてみたいけれど、とりあえずデスクトップでCentOSを使ってみた感想……Windowsじゃなくても、これでいいじゃん! Windows XPからの移行はこれで良いんじゃないでしょうか。って、LinuxにはExcelがないじゃん! orz
結局Windowsを使い続けるのって、Microsoft Officeから離れられない、Adobe製品が必要など、特定のアプリから離れられないからなんですよね。

昔はOSのインストールはフォーマットした後にクリーンインストールだったし、いろいろお試しをやりたければハードディスクを増設するなり、別のPCを買うなりだった。時代は変わったな〜。身近にエンジニアがいた環境の時に、もっといろいろ教えてもらっておけば良かった。後悔は先立たず。

一昔前のVmware Fusion5でコチコチ稼働中。

69TBのSSDってなんだよ!?

カカクコムで調べてみたら、民生向けサムスン製の約1TBが約7万円で売られているから、69TBだと合計約483万円かぁ~。
個人利用じゃあり得ないけど、業務利用ならばなくはない数字だな。

一昨日、ボーイング787ドリームライナーのエンタテインメントシステムに関するニュースを見かけたんだ。各座席に設置されている端末は、Androidをベースにしたもの。で、メインシステムの方は、508のARMコア、32のx86 コア、382GBのRAMと69TBのSSDストレージ搭載なんだって。x86コアはともかく、ARMコアはエンタテインメント端末数分あるって理解で良いんだろうか。382GのRAMとか、69TBのSSDとかがちょっとモンスター級だわ。

前に彼氏から聞いたんだけど、機内のエンタテインメントシステムってコックピットでリセットとか操作できるんだとか。トラブルも全体がダウンするほか、あるブロックだけ動かない場合などもあって、その時は再起動かけるんだとか。それでも駄目だったら席を移動してもらうか、諦めてもらうか、だそうで。で、お客さんから文句言われて大変だそうで。彼氏は、機内システムはパナソニックの方が信頼できると言ってたな。

飛行機のエンタテインメントシステムの液晶は正直きれいじゃないんで、僕はiPadを持ち込んで勝手に楽しんでます。別に機上でのサービスは期待していない。A地点からB地点に安全に運んでくれたらそれでいいや、という主義なんで。

そんな事を話していたら「ヨーロッパ人ぽい考え方だね」と彼氏に言われた。機内にお弁当を持ち込んで良いのならば、自分で駅弁とか持ち込みたいな……。ってそれならばLCCで良くなってしまうわけで。LCCは席が狭くてな~。

ドリームライナーには乗ってみたい。

BL漫画レビュー:井上佐藤『10DANCE』

"このBLがやばい 2014"第3位ランクイン。
まるでディズニーアニメのような(展開の仕方がね)BLマンガ!!
突き抜けて、おもしろかった。
こんなにおもしろいBLマンガはひさしぶり!


鈴木信也と杉木信也はそれぞれラテンダンスとスタンダードの日本チャンピオン。杉木からの提案で二人は互いのダンスを教え合い、10種類のダンスで競う「10ダンス」に挑戦することになった、しかし似ているのは名前だけ、性格も気質も正反対の二人は、反発しつつもそれだけじゃなく……!?躍動する肉体と飛び散る視線の火花から目が離せない!著者の新境地・本格ダンスBL、待望の第1巻!!

まず最初に、BLマンガ編集者に問いただしたい。
BLのあらすじは、どいつもこいつも「!?」を使いすぎ。
安直ではないかと小一時間……。。。。

は、さておき、世の中には一般の人にはあまり知られていないところで盛り上がっているものがある。例えばスターが出てくる前の女子フィギュアスケートとか、吹奏楽の高校選手権だとか。自分の高校の外壁に「全国選手権出場!!」とか垂れ幕が下がっていても、多くの生徒にとっちゃ「へぇ~、それで?」という感じ。だけど、その内情を知り始めると、マイナー競技であればあるほど愛に溢れたコアな人たちが待ち構えていて、気が付けばドツボにはまっているという。ソーシャルダンスもその類いのもんだろう。

で、10DANCE。
この作品がすごいのって、少年マンガのプロットを少女マンガ的に表現するとこうなりました、みたいなところじゃないか?「ちはやふる」が少年マンガに近い「スポーツマンガ」であると言われるのと似ていて、これからも「友情」「努力」「勝利」を基調に進んでゆくのだろうと。そして少女マンガ的というか、BL的なおまけとして友情→愛情にオーバーシュートするんだろうな。そういう意味でBLのハイブリッドな進化形なんだろう。

で、見せ方がディズニーっぽいなあと。
分かるでしょ?ディズニー独特の盛り上げ方。
例えば美女と野獣で、ベルと野獣がダンスするシーン。
ホールで踊る二人、めまぐるしく変わるカメラアングル、二人を見つめる天使たち、ふわりとハート型に膨らむベルのドレスの裾……「うわああぁぁ、オレいまいいもの見ているんだなあ」とこみ上げてくる感情。

そういう華やかな盛り上げ方を作家は駆使している。ダンスだけに。
で、「バラも、白鳥も、お城も見えました!!!」と読者もストンと落とされるのだ。


この作品って、「カップルは対等でいたい」と望む腐女子の夢結実、なんだろうなあ。演目は違えど二人ともダンスチャンピオンで、トップレベルのプロ。片やまじめなスタンダード、片やゆるゆるセクシーなラテンダンサー。性格は真逆、演目も違う、だけどお互いトップの実力があるからこそ、反発し合いながらも惹かれ合い、競い合い、そしてクライマックスは10Danceの大会でぶつかり合うわけで。
腐女子は少年マンガの同人誌は作るのに、少女マンガをベースにした同人誌はほとんど作らないんだよね。彼女らの望む基本プロットは少年マンガなわけで、それに少女マンガ的手法を使ってBLに仕立てれば、おもしろくないはずがないわけで。

1.絵柄
正直、僕は井上佐藤は苦手だった。苦手だった故、いままで食わず嫌いだった。表紙からはなんだかゴリマッチョ二人が踊っているような印象を受けるけれど読んでみ、すごくおもしろいから。

2.ストーリー
華麗にダンス!
だけど、第1巻はむしろダンス基礎編みたいな展開で、読者に基礎知識をつけさせる工夫がされていてありがたい。ダンスって奥深いんだねぇ。

3.エロ度
第1巻では「なし!」

4.まとめ
主人公同士の絡みが出てこなかったら、誰が読んでもおもしろい作品だと思う。主人公同士の絡みが出てきたら、腐女子はさらに大喜びだろう。華麗に舞う肉体の、筋肉の重みまでが伝わってきて、非常に肉感的、身体感覚的な部分に訴えかけてくるのが好もしい作品。ダンスって肉体の格闘技なんだね。続きがとても楽しみ!

絵柄 :★★★☆☆
ストーリー:★★★★★
エロ度 :☆☆☆☆☆
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)