CHANGE MIND

曇り。27.6℃/23.1℃/71%/686day/13980(+0)

同僚に頼まれて一緒にサーバルームに長時間こもっていたら、 ちょっと体調が狂っちゃった。サーバルームは空調が25℃以下に設定されているので、強い冷気に長時間さらされていると、身体が暑いのか寒いのかだんだん わけわかんなくなってくるんだ。「なーんか肩凝るし、汗が出ているんだか、寒気するんだか、わけわかんねー」と文句いいながらオフィスを出た。

帰り道に日本橋高島屋で"Black Label""Calvin Klein"を冷やかして、秋物はこのラインかなぁ~とゆるめのコンセプトを固めてみた。週末あらためて買い物に出る予定なんだ。明日から9月だ。そろそろ秋物を考える時期だね。

スタバでアイス・カフェモカとチキンサラダ・サンドイッチを頼んで、通りを行く人たちをぼんやり眺めていた。サンドイッチの具の、レンズ豆の歯ごたえを楽しみつつ、今朝書いたメッセージを思い返す。
まだ気持ちのざわつきを感じていた。台風の波に乗せられたような、気持ちのアップ・ダウン。後悔?とか、オレってついてねーとか、うまくいかなかった事案への悔しさとか。……悔しさが一番だったかもしれないな。あーむかつくとかさ(苦笑

「幸せか、不幸かなんて自分の気持ち次第」
サンドイッチにかぶりついてる時、お師匠の言葉を思い出した。

魔法使いじゃないんだから、指を鳴らして世界を変えるなんてできないよ。
ただ、気持ちを切り替えることならおまえにだってできる。
気持ちだけはおまえのものなんだから。

懐かしかった。
厨房の中の、彼女の鮮やかな手さばきまで感じ取れるほどだった。

そんなことを考えていたので、咀嚼するのをやめて、目を閉じた。
すげーくだらないまじないを自分にかける。
100かぞえおわったら、気持ちは切り替わると。

目を開けたとき、もちろん世界は変わってなかったけれど、憂いは少し減じたような気がした。

手元の"カンブリア宮殿"に目を落とす。
僕は子供の頃から経営者の言葉を聞くのが好きだった。
活字を追っていると、気持ちがゆるやかに落ち着くのがわかる。
言葉の一つ一つがじんわりと染み入ってくる。ちょっと効き過ぎ(笑

明日は歯医者に行き、髪を切る。その後は部屋の掃除だな。
日曜日は秋物の服を買いにいく。

店を出て、右弦の少し欠けた月を見ながら、メトロへ向かう。
何グラムか軽くなった気持ちに少し安堵しながら。

コトノハ、コトダマ

急に涼しくなって、僕の周りでは体調崩す人が続出しているんですが、なんだか自宅PCの液晶モニターが立ち上がらなくなってしまいました。昨夜までは元気だったのになー。これも夏を乗り切れなかったということなんだろうか!?

前に"Eugène-Louis Boudin"の絵をブログに掲載しようか計画がありましたよね。ボチボチ作業をしているんですが、家庭用スキャナだとけっこう手間がかかって進捗悪いんですよ。業務用だったらだいぶちがったかも。一通りスキャンが終わったら順次掲載という感じになるかもです。

ブログって僕なりに言葉が結ばれたり解かれたりが繰り返された言霊の集積地って感覚があるんだ。昔の気持ちも、現在の気持ちに上書きされて、言葉に結晶化されている。まぁ一応現在もアップデート中ということで。(^^;

ある場所……そこは某mixiなんだけど、ある期間の僕とある人との関係や気持ちについて日記に書かれていて、その後放棄されていたんだ。もちろん現在その人の中に当時の気持ちなんかは全然残っていないからこそ放棄されていたんでしょうが、ある時期の、彼の気持ちの写像みたいなものが言葉になって結晶化していて、僕にとっても特別な場所になっていた。磁場いうのか、なんというのか……。

その彼と3ヶ月ぶりくらいにコンタクトが取れて、日記を 削除してくれと頼んだら快く対応してくれた。その晩、その跡地に立ってみたら言霊がほどけていて、なにもなくなっていた。縛られていたものがなくなって、 僕は自由になったなって感じた。同時に彼がmixi 1000万ユーザーの中の「誰か1人」に転落したわけで、さみしいなと感じる反面、それは彼の望んだ形でもあって、共に正しい姿を取り戻したのだろうと理解することにした。

「『さよなら』を口にするならば、それは言霊になるでしょう」とキミは言ったね。
だからあえて言うよ。

いろいろとありがとう。
ほんとうに、さようなら。 (´∀`*)ノシ バイバイ

しんどいトレンド

曇り。26.3℃/23.9℃/74%/687day/13980(+0)

今日は定時過ぎに慌ただしく退社した。
ぶっちゃけいま 自分の身の回りが色々とものすごく悪い状態でさ、アシスタントの"どつよ"と顔を合わせるたびに「ちょっとしんどいなぁ」と苦笑してる。本音のところは 「めちゃくちゃしんどいなぁ」(笑。誰にもこぼすことができないから、帰り道に「あー、しんどしんど」とムキーってなってる。

いまは色々と見通しが悪くてしんどい時期だけど、なんとか踏ん張って、つぎに備えようとしてる。

気持ちの上ではいろいろと整理がつき始めていることもあって、整理した分だけ気分は軽くなってくるんだが、しんどいトレンドはしばらく続くのかな?

よく見えない話ですけど。いまは耳を澄ませてる。

女性は怖いねぇ

僕のデスクがある部署はバックオフィス。
営業最前線からは遠ざかってしまっているけれど、数字とか、人事な話とか、他部署では口にできないことがたくさん飛び交っている場所だ。僕自身は宗主様からの直接指令に触れない立場なので、真の恐怖に曝露されちゃいないんだけどさ。怖い怖い。
こういう部署だから、勤務している女性たちにけっこうなストレスがかかっていて、いったん酒が入ると荒れる荒れる。男の僕が聞いていても「こ、こえぇ~」と ビビる位の罵倒?が飛び出す。わくわくしながら耳をそばだてていても、店を出たら酒の席のことは一切封印することが自分の中の掟なんだ。昨夜の飲み会もヘヴィーだった。記憶の中で抹殺した事柄ばっかりだもんな。(^^;

縁結びの神様

曇り。27.6℃/23.1℃/69%/688day/13980(+40)

同じ部の同僚の送別会に出ていた。終電帰り。
「和風イタリアン」っていったいどういう店だよ!と首をひねりながら(w
幹事さんの苦労は良くわかるので、とても文句は言えないけどなー。

出雲大社は縁結びの神様でもある。
「縁結び」という言葉を僕は広く捉えていて、結ばれる縁もあるし、解けてゆく縁もある。その総てを司るのが縁結びの神様なんだろうなって僕は捉えてる。
前回、出雲大社に詣でたあと、長い間音信不通の人と急に会ったり、腐れ縁だった人と精算されたり、自分の身の回りでいろんな人間関係が変わってゆくのを目の当たりにして驚いた。今回もなにかあるんだろうなって想像はしてる。

一つは元カレ。
先週きくかわでご飯を食べて、また会いたいねと言って別れた。
その元カレから「一緒に映画観に行かない?」と誘われている。
いままでずっと受け身だった彼からの誘いだったので、ちょっと驚いている。
僕にとっては苦手分野の映画なんだけど、でもここで手を挙げなかったらつぎに進むことはできないだろう?だから行く。そのあとどんな結果になったとしても、 チケットを買わなければなにも始まらないから。いったん壊れた人間関係は放っておいて修復できるとは思わないから、とにかく僕は行ってみる。できる努力すべてをして結論を見極めたいんだ。

もう一つはたまに僕が言及していた人。
こちらは無理っぽいかな?
今の段階ではなんとも……でも僕からのコンタクトはネガティブらしい。
ふむ……しばらく考えてみて、結論を受け止めようと思ってる。

それ以外……?
全然会っていなかったセクフレに2日続けて鉢合わせしたとか。(苦笑
前職の同僚からコンタクトがあったりとか。

体験的にこの効果はしばらく続くらしいので、いろんなことが整理されていくのだろう。これが出雲大社クォリテイ(笑

後朝の文

1980年代にパソコン通信ってのがあって、90年代にはいるとケータイ電話が普及、20世紀の終わりにケータイメールサービスが始まってから、コミュニケーション密度はともかく頻度はすごく上がったように思う。とくにケータイメールはすごいよね。
2ちゃんねるの恋愛板あたりをのぞいていると「メールが返ってこなくなった ウァーン・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )ナクナ 」みたいなスレッドがいくつかあって、みんなメールに一喜一憂しているんだなって変な連帯感を感じたりします。

自分が送ったメールにいつまでたっても返信がないと、気になりますよね。

恋ひ死ねと するわざならし むばたまの 夜はすがらに 夢に見えつつ (古今集)
(焦がれ死にしろということか、あなたが一晩中夢に出てくる)

スレッドではメールが返ってこない、あるいは返信があるまで時間がかかることについていろいろと分析がされているのが興味深いのですが、理由は二つあるようです。1つめは相手が自分に興味がない場合……悲しいけれど、これは対処のしようがないですよね。
二 つめはメールを「情報の伝達手段」と割り切っている人と、「感情を伝える手段」と考える人との間に存在するギャップ。このギャップはけっこうしんどいです。僕もビジネスメールは用事を伝えるための手段と割り切っていますが、プライベートメールは思いっきり後者なので、お返事がないと凹むクチです ('A`)

電話で話していてもいいんですが、短いメールに込められた相手の感情をくみ取り幸せを感じるのは、古の時代からの「後朝の文」 に通じるものがあるんじゃないかなって僕は思ったりします。二人が別れたあと、どのくらい短い間に、心のこもった文章が届けられるかによって、相手の情の深さをはかっている、そんな部分があるんじゃないかと。

たまたまご縁があって、食事をしたり、身体を重ねたりする関係ができたりします。 「それではまた」と別れの挨拶をして、それぞれが帰りの電車に揺られて家路につく。食事のあとならば少し飲み過ぎたワインで意識がゆるんでいたり、身体を重ねたあとならば情事の残り火に焦がされながら、車窓を流れてゆくビル群を眺めている。そんなときにケータイが震えて「今日は楽しかった。ありがとう。今度はいつ会える?」なんていうメッセージが届くと、とても幸せな気分につつまれる。だから僕からはできるだけ早めにメールを送るようにしている。

最速だったのは、元カレ。
新宿駅東口で別れたあと、彼は埼京線、僕は山手線ホームへ。
人で溢れるコンコース。15番線ホームをめざして歩いているとメールが着信した。

「今日逢えてうれしかった。今度はいつ会える?さみしいよ」

人混みの中で、ちょっと泣きそうになった。
いま思うと彼は帰国子女だから、「逢えて」なんていう漢字は使えなかった気もするけれど。彼からのメールはいつもひらがなが多かった。

こういうのを後朝の文というのだろう。

我を思ふ 人を思はぬむくひにや わが思ふ人の 我を思はぬ(古今集)
(私を思ってくれる人を思ってやらない報いなのだろうか、私が思う人は私を思ってくれない)

コーヒータイムに昨日アップできなかった文書をスルッと掲載(笑

車窓から、海に浮かぶ月をみた

曇り。33.7℃/26.4℃/54%/690day/13940(+40)

仕事を切り上げて、帰り道、フラフラと日本橋へさまよい出た。
これといった目的もなかったんだけど、丸善によって何冊か本を冷やかして、細木数子の平成20年度の六星占星術"木星人"を立ち読みしてきた。なんでも平成19年10月から木星人はとても良い一年になるらしい。楽しいことが盛りだくさんらしいので、うまくそれをキャッチできるよう心構えも準備しておかないと な。

帰りの電車の中で、東京湾に浮かぶ満月をずーっと見ていた。
餅つきウサギとか、蟹とか、人の顔とかいろいろなものに見えるそれらを、クルクルと子供のころに聞いたお伽話に重ね合わせてみる。今夜はとくに人の顔に見えることが多くて、これも心象風景とかに関係あるのかな?ととりとめもないことを考えていたら乗換駅に着いた。

あらためて昨日の出雲行のブログを読み返してみると、文章が乱れていてやっつけ仕事がありありとわかる。けっこう恥ずかしいなぁ。
本州の西の端まで走っていって、いろんなことを祓ったり、捨てたりしてきた。これで「心機一転」と宣うほど僕も単純じゃない。でもいくつか、自分の心の中にわだかまっていたものが消えたような気がするから、いまはそれだけでも十分だと思っているんだ。

寝こけているイケメンさんとか

長旅を終えて、日常生活に戻った月曜日。
今日も暑さにクラクラしながら、"しろえび紀行"を手みやげにぶら下げて出勤です。
中部・関西圏のSAで販売されているこのおせんべい、僕はけっこう好きで、富山方面に出かける人がいると聞くと「買ってきてー、買ってきてー、買ってきてー」と激しくおねだりしております。

先月くらいから、朝の通勤電車に気になるオトコの子(?)が乗り合わせていることに気がつきました。見た感じはSophiaの松岡充+ホストって感じです。って松岡自身がホストっぽいから表現過多かもしれませんが。
今朝も乗り換えの電車が遅れたので、ダダダッと車両に飛び込んで、カバンを網棚に上げてふと座席を見下ろしたら、あ、いるじゃん。しかも寝てるし(笑。
た ぶんけっこう筋肉をつけているんだろうけれど華奢な体つきにピチピチ系のシャツを着ているので、肩口から放射状に、大胸筋下に平行して何本か皺がはしっていて、ちょっとエロイ。その膝に抱えているカバンは"BOTTEGA VENETA"? とかちょっと……かなーり気になるんですが、ガン見しちゃいけないからさ。朝の電車の中では元カレらからのメール着信に返信していたりするんですけれど。

出雲大社とエトセトラ

晴れ。33.4℃/26.5℃/42%/691day/13900(+0)

ただいま戻ってきました。3日間で2,000kmの強行軍でした。
西に向かってスカイラインを駆りながら、ふと思い出したのは"BANANA FISH"の第8巻、英二がアッシュに日本行きを勧めるエピソードだった。

英二:出雲って神様の国なんだぜ
アッシュ:ギズモ?
英二:ちがうよ。それじゃグレムリンだ。
イズモだよ。イ・ズ・モ

こんなセリフがやりとりされる1シーン。このあと、表だってはBoysLoveマンガではないとされるこの作品の中で、アッシュが英二をいかに深く愛していたのかを示すエピソードが待っているんだが、それも含めて、僕はこのお話がとても好きでした。

それだけの理由で……という事はないのだが、僕にとって出雲はちょっと特別に好きな場所だったりする。世界にいくつかあるパワースポットと呼ばれるスピリチュアルポイントであることはまちがいないような気がするんだよね。

今週末、どうしても出雲に行かなきゃならない気がして、急遽予定を組んでクルマを西へ飛ばしました。なんというか迷信っぽい話ですけれど、穢れに触ってしまって気持ちに曇りが生じたような気がしました。それに浸食される前に祓いたいという感じ。

とはいえ、今回はいろいろと無鉄砲な予定を組んでしまい、ヒーヒーと苦しんだ3日間でした。こちらは本郷SAで見かけた強烈なカレー。実物を見てもらったら納得してもらえるでしょうけれど、このサイズ、このボリューム、トッピング……最強かもしれません。もちろんオーダーはしていませんよ。

初日は高槻市に宿泊しました。

翌朝6時に高槻市を出発して、ひたすら西進します。
中国道、米子道、一般道とだいたい300km弱。途中高速道路をバンバンすっ飛ばしますので、当初カーナビが予定していたよりも1時間以上早く、11:00に出雲大社に到着することができました。

出雲はスピリチュアルエリアだと思います。具体的にどの位かと表現することは難しいのですが、出雲ドームから大社に向かって進んでいくと、目に見えない結界の中に入ってゆくような感じがします。こう、なんというか、自分に憑いていたイヤなものがはぎ取られて清々しい心持ちになってゆきます。

クルマを駐車場に停めて、本殿に向かって歩いてゆきます。駐車場から本殿までの短い距離を歩いていく間に、僕はどんどん気分が良くなってきます。ずばり「愁眉が展く」というのはこういう感覚なのだなと実感できるのです。
こちらが本殿正面付近の光景→

クルマで移動してくると、途中の山中でいろいろな植生を見ます。そのほとんどは杉であったり、竹林であったりするのですが、出雲大社に来るとその背後の山には松が多く植わっていることに驚かされます。その山の上を細長く雲がたなびき、鳶がヒラリヒラリと舞っている光景ののどやかさが、顰めていた眉をほどき、それにあわせて目を大きく見開かせてくれるのかもしれません。

お賽銭をあげ、型どおりに二拝四柏手一拝すると一仕事終了。あとは本殿の周りをぐるっと一周します。青空に社殿が良く映えて、とてもいい光景。

さて、腹も減ったしで、名物の"出雲そば"を食べに行きます。


 駐車場を出たすぐのところにある"八雲本店"でお約束の割子そばをいただきます。割子5枚をオーダーしたわけですが、男性だとこれくらいは必要です。女性だと3枚くらいで十分かもしれませんね。
割子そばは、出雲そばの上に細切りの海苔と紅葉おろしが添えられていて、そこに蕎麦つゆを垂らしてススススッといただきます。関東者には紅葉おろしでそばを食べるという風習がないのですが、これがピリッとアクセントになってとてもうまい。自宅でも挑戦したくなるうまさです。

12:30頃、八雲を出て、前回行けなかった日御碕神社が8km先にあることを知って、ちょっと無理があると思いつつもクルマをまわしてみました。
日本で一番古い歴史を持つといわれる神社はいったいどれほどの場所なのだろうかと気になっていたので。


潮風がねっとりとまとわりつくような暑さのなか、目的地の神社は人影も少なく、あっけないほど静かな場所でした。おおーこれかぁ~と感心しつつ参拝、そして撤収。
でも、うん、観光客の少ない場所っていいですよね。

スカイラインに戻って、今日の宿泊先をインプット。最短ルートを表示させて「うぎゃ~」と思わず叫んだ。走行距離500km以上。
「ありえない!」と言いつつも、とにかく予約を入れてある宿を目指して走るしかありません。再び米子道→中国自動車道→名神→北陸道と走りに走った。13:30頃日 御碕を出発して、それでも夕方18:30に金沢に到着したのです(笑)。途中どれだけすっ飛ばしたのか偲ばれますね。

こちらは韮山SAで食べたソフトクリーム。→
年間10万本を売り上げるヒット商品なんだとか。


そして今日、日曜日。
8:00にホテルを出発して、とにかく初めての金沢を素通りはないだろうということで、最低限の観光はしていこうという事になりました。まずは朝っぱらから武家屋敷跡。まだおみやげ屋も開いていない時間帯にフラフラと散策です。
角館の武家屋敷とはちがって、あまり武家屋敷っぽい感じはしません。時間帯にもよるのでしょうが映画のセットを見ているような感じがします。30分ほどかけて水量たっぷりの大野庄用水を横目に見ながら、土塀をめぐらした屋敷のまわりを散歩します。

当然つぎは兼六園でございます。


加賀百万石といえば兼六園と僕は勝手に思っているのですが。
まずは入り口でチケットを買って奥へ進んでいきます。
とにかく今日は暑くて、ぶっちゃけ直射日光の下をうろうろと歩いている状況ではないと思うのですが、とにかく敷き詰められた砂利を踏みしめて、神妙な面持ちで庭園奥を目指しま す。岡山の後楽園とちがうのは、松がたくさん植えられていてオープンスペースっぽいところが少ない点でしょうか。個人的には後楽園のあっけらかんとした方が好きなのですが、雪の降る季節になるとしっとりとした風情になるのかもしれませんね。
こちらは霞ヶ池を撮影したもの。


兼六園に1時間ほど滞在したあと、金沢最後の訪問地"ひがし茶屋街"に向かいます。昔のお茶屋さんの風情を残した場所で、観光客に人気が高いわけは写真写りの良い場所だからだと思います。
実際歩いてみると全長どの位だろう……300m位だろうか。ほんの一角だけがタイムスリップしたような街並みが残っている。
すごいと言えばすごいが、拍子抜けすると言えば拍子抜けするかもしれないな。

こちらは茶屋街入り口の紅色をした建物。
ちょっと印象的。

こちらは茶街から一本奥まった小路にあった駄菓子屋?
レトロっぽいコーラの看板が雰囲気を出していたよ。

金沢を出たのが11:00頃だっただろうか。
カーナビによると自宅への道は金沢を出て、北陸道→上信越道→関越自動車道→外郭環状線の約480kmというハードコース。ただ途中長野を通過するってのはおもしろいと思った。僕的には未踏の地富山もすごく気になるんだけど、お昼ご飯は長野でそばでも食う?という話になったので、ひたすらスカイラインを東に向かわせた。

立山を横目に富山を過ぎて、やがて上信越道に入ったところで「小布施によらない?」という話が出て、「北斎の肉筆画を見るのも良いね」と途中下車。
小布施といえばもちろん北斎も大事なんですが、なんと言っても"桝一市村酒造"が有名だから一度訪ねてみたかった。もうちょっと言うと、セーラ・マリ・カミングスさん肝いりの"蔵部"でご飯を食べてみたかったんですよ。(笑

13:00に小布施に到着して、蔵部に行く。ここは夜は当然予約が必要。昼間も予約が望ましいとされている店で、果たして飛びこみでメシが食えるのかどうかまったく勝算もなかった。「2名様ですか……カウンターでよろしければ、すぐにお通しできます」という答えに「ぜひ。よろこんで」と言ってしまいました よ。
ライティングを効果的に配したカウンターの先には、竈をメインに据えたオープンキッチンが展開されていて、中で働く料理人の動きと相まって ちょっとしたエンタテインメントだ。ここの空間デザインは東京のパークハイアットのインテリアデザインを担当したジョン・モーフォード氏が手がけていておしゃれ。

で、料理の方。寄り付き料理だそうです。


オーダーしたのは"信州牛ロースの重ね焼き"
脂ののった信州牛のロース薄切りを何枚か焼いたものを重ねる。それを食べやすいサイズに切り分けてありました。なかなかうまい。
それを引き立てているのが竈で炊いたご飯。お米の質では普段食べているコシヒカリの方が断然勝っているんですが、竈炊きには勝てませんね。ふっくらと炊きあがったそれはたしかに美味でした。

さて、葛飾北斎です。
小布施には北斎の肉筆画があると言うことは聞いていました。
北斎の浮世絵については誰もが知っているところですが、肉筆画といったら実際どうなんだろう……程度しか認識はありませんでした。
対面してみて「やっぱり北斎は天才イラストレーターだな」と唸るしかありませんでしたね。浮世絵になってしまうとある程度大量生産を前提とした構図であり、線の固さになってしまうのは仕方ないと思うのですが、逆に肉筆となると線の動きの優美なこと、色遣いが柔らかく華やかなことに圧倒されましたね。

そして鮭の切り身のうまそうなこと。


この絵が魚売り場に並べられてあったら、ついつい手が伸びてしまいそうだ。

また冨嶽三十六景の浮世絵も展示されていたので、あらためてじっくり鑑賞させてもらいました。キリスト教宗教画のヘブンリー・ブルー、ゴッホの悲しみに満ちた蒼についてブログでも書いてきましたが、今回新しい発見 をしました。しっとりとした茄子紺(?)の碧……この深い紺色の水面からやがて大気にほどけるように薄くグラデーションするさま、「神奈川沖浪裏」の浪に使われているような命が秘められているようにほとばしる碧、いずれも息を呑むすばらしさだってことを教えてもらったのが大収穫。天才の技ですね。


そのほかにもいろいろな肉筆があるわけですが、こんな天才絵描きと付き合っていた人たちは、さぞ楽しかったのだろうなぁと想像しながら自宅へ帰ってきました。

クルマから降りるときに確認したところ、総走行距離は2043kmでした(笑。

ごあいさつ

数日留守にいたします。
みんな体調管理には気をつけてくださいませ!

内分泌系の乱れ?

雨→晴れ。30.0℃/23.1℃/51%/694day/13900(+120)

明け方に降り出した雨のおかげで、午前中は本当にさわやかだった。
お昼ご飯を食べに同僚と出かけるときも、空を見上げると、高緯度地方に住んでいるのかと錯覚するほど透明感のある蒼さだった。こんな色の空は好きだ。

ときどき僕は内分泌系が乱れるときがある。今日の15時過ぎにそれが襲ってきて、一気に押し流された。その感覚は身体の中がザワザワするような、なにかがトランスしているような居心地の悪さで、終業時間を超えたロングラン会議があるにもかかわらず、定時で上がらせてもらった。明日までに回復しないとな。

こういう変動というか、バイオリズム的変動って、一般の人には起こらないのかな?
けっこう身体的にはきつくて、布団かぶって耐えるしかないんだけど。
長く続くとけっこうダメージなので、最小限度のところで食い止めたいところだけど、こればかりは自由にならない。
簡単な夕食を摂ったあと、新聞に目を通して、HDDレコーダーに取りだめてあったドラマでも見ようかと思ったんだけど、10分ほどでイライラして集中力が続かなかった。やっぱおとなしくしてるしかないみたいっす。(´・ω・`)

帰り道の7-11で最新の"Tarzan"を見かけた。
「おや?達也兄ぃじゃないの!?」
山口達也と言えばTOKIO内デブキャラ担当。サーフィン+日焼けしてからはガチムチ担当といったところだったのに、あれれ、急にすっきりと減量に成功したんですね。びっくりした。30代でこの身体を維持しているのはたいしたものだー。
しかし、なんだな。ギャランドゥ、上がりすぎだよ、兄ぃ (^ω^;)

夏の、残照みたいな

昨日の夜のこと。

私の~お尻の前で、泣かないでください~♪
もう、締まりはありません。
拳だって入りますぅ~♪

って替え歌を見つけて、コーヒーを吹き出してしまったんだ。
ウケ(たぶんオネェ系ババァ?)のお尻の前で、泣き崩れているタチの姿が想像できちゃったからね。絵になり過ぎだ(笑

昔から「あんたの穴は太平洋?」「どんだけー!?」みたいな会話は結構あって、挿入したのに緩すぎてなにも感じないぜっ!って話はよく聞きます。逆に「あんたのポークビッツじゃ入ったのかどうかわからないわ」とウケに言われた(号泣 みたいなお話しもあります。シモネタって滑稽で笑えるよね。こっぱずかしい。

火曜日の夜、元カレと一緒にご飯を食べていて、とてもしあわせだったんだ。
彼ともう一度逢いたいなってのを、ずいぶん長いこと願っていたから。
お互い年齢不相応に若くて笑っちゃったんだけど、やっぱ悪魔的に目元が魅力的な人だなって思った。近況とか、最後に逢ってからなにをしていたかについて話したり。

ご飯食べたあと、店を変えてまた少しお酒を飲んで、最寄り駅で別れた。
しあわせな気分だった。とてもしあわせだった。
夏休み、プール帰りの子供が、夕日の美しさに目を奪われているような気分だった。
なんだろう。
僕は終焉を迎える前の、残照の美しさに心を奪われていただけなのかもしれないな。
今のところ元カレはフリーらしいけど、追っかけるより卒業した方がいいとも思ったりするんだよ。
どうしたら良いのか、わかんないけどさ。

自分の本当に望んでいることなんて、なかなかわからないものだね。

元カレ

晴れ。34.2℃/26.3℃/57%/696day/13780(+120)

元カレと一緒にご飯を食べた。
すごく、しあわせだった。

新橋のゲイバーって

晴れ。35.9℃/27.4℃/46%/697day/13660(+120)

仕事がはねた18:30過ぎ、三田線に乗って新橋を目指した。
ゲイバーへ再デビューしようかなという野望はすでに書いたとおりだけど、リーマンゲイの聖地新橋をのぞいてみるのもいいかもなって思ったんだ。新橋は二度目。感想は……微妙。。。悪くはないんだけれど、なんというか自分の求めているものと周波数がお互いに異なっているんだね。
ゲイバーっていうとノンケさんたちはどんなものをイメージするんだろうか。女装バーとか??いまだとドラマ"肩ごしの恋人"に出てくる池内博之が経営している"キッチュ"的なものが頭に浮かぶのかな?
オネェがダメというよりも、なんか自分の求めているテンションがちとちがう。ゲイバーにありがちな小話を振って「いやーん」とか笑って落ちるみたいの繰り返しがけっこう退屈。むしろスポーツバーとか、スポーツカフェで「ごらぁ、どついたれ、そこだぁ!!!」とか絶叫しながら酒が飲みたいんよ、たぶん。 (´・ω・`)

新橋はやっぱり平均年齢が高いね。
リーマンが主で、まぁ丸の内、大手町、日比谷、汐留な人たちが流れ込んできているらしく、金回りは良さそうだけど。むむむ。若い子好きな僕としては……ということで、需給に微妙なミスマッチを抱えて悩むー。
ノンケバーで騒げってことかしらん?と考えつつ帰宅しましたとさ。

週末の送別会

金曜日の晩、都内某所で知り合いのビアンと飲んでた。
彼女が17歳のころからのつきあいで、思いっきり濃いぃシモネタで盛り上がることのできる貴重な存在。金曜の晩も、両隣のテーブルの客は耳ダンボだったにちがいない。

そもそも金曜日会うことになったわけは、今月いっぱいで彼女は東京を離れることにしたと聞いたからだ。送別会も兼ねての飲み会だった。

「一緒に二丁目で飲んだよなぁ」という思い出話から始まって、ビアン方面の話題とか、元カノ(売れっ子ピンサロ嬢)との愛欲の日々(w などをこってりと聞かされた。
ゲイの修羅場もいろいろとあるが、ビアンの修羅場もなかなかすごい。酒乱どうしでケンカだの、包丁振り回して追いかけられただの、5meoで飛んだだの、いや、すげー話が出てくる出てくる。世の人はもぅ。。。(w

生中3杯目のお代わりをしたころ。
「もう、二丁目には出ないの?」と彼女。
「うーん、きっかけがあったら顔を出してもいいかなぁって思ってるんだ」と答えた。
きっかけか……。自分で発した言葉に一瞬連れ去られた。
先週はドラマ同窓会を思い出したりしたせいかもしれない。

さすがに学生とは年齢が離れすぎているから、相手はリーマンとかかな?なんて自問した。men's egg系な方々は、お互いナイル川の向こうとこっちみたいに遠い関係だし。
以前はオネェなにちょ子さんらもけっこうOKだったのに、最近は多少アレルギーがある。二丁目から離れてだいぶ時間が経ってしまったせいだろう、えらく普通の社会人(リーマンとか)じゃないと違和感を感じるようになってしまった。ますます「どーすっかな?新橋とか??」と悩みはつきないや。(w

人には誰もが3つの秘密を抱えているという。
僕 もゲイだという秘密を抱えて生きているけれど、実はゲイ同士にも明かせない秘密が1つある。それはけっこう重たくってさ。誰かに打ち明ければ楽になるんだろうか、それともここに書いてしまったら僕は楽になれるんだろうか?なんて、秘密の箱を開けるカギをもてあそびながら、とりとめもなくグルグルしてるんだ。

あれから1年が過ぎて……

ほんと、朝からジリジリと焦がされるような暑さ。
先月末に下肢を中心に負った火ぶくれが、やっと赤みが取れて皮がむける段階まできました。こうなると今度はむず痒いのと、剥がれた皮膚がゴミになってちがった意味でイヤなんですけどね。祝!最悪期脱出。

思い返せば、ちょうど一年前の8月17日が前職の最終出社日でした。
あちこちに挨拶回りしたり、お別れのお菓子を買いに丸ビルへ行っていたことが鮮やかに思い出されます。丸の内Loveなオレでしたから。あれから1年の間に、自分と仲の良かった人たちが次々と退社して、さびしい想いをする事もあったな。
前職で、そう、マンガ"サプリ"で描かれているような業界独特の空気と時間感覚で生きていくのは、なかなかおもしろいことではありました。いろいろあって今日に至るってわけですが、たぶん人生にムダなことなんてないという先達の言葉は正しいかもなって、最近特に思うんです。

前職の籍は8月31日まであって、約2週間は有給消化をもぎ取って、スーツケースを転がしながらパリへ遊びに行った。退職の翌日にはパリをめざして香港に向かっていた(笑)わけで、われながら元気だったなーと思う。

今の仕事は来月頭で満1歳。まだまだヒヨッコかも……じゃダメですけど。(w
今年は10月に休みが取れたらいいなって思いながら、熱波の中を通勤してます。

真夏の夜に ドラマ"同窓会"(笑

晴れ。37.0℃/29.4℃/47%/701day/13540(+0)

もうあり得ないほどの暑さ。
熊谷で40.9℃の国内最高気温の記録更新だって。
さすがにしんどいですね。

ドラマ"同窓会"が2ちゃんねるで取り上げられているのを知りました。
い まから14年前(1993年)に制作されたドラマが、いまだに語り継がれているってのもなかなかすごいことだと思います。ゲイドラマです。あまりにガチ過ぎてもはや伝説。あんなすごいドラマはこの先も制作されることはないんじゃないかと思います。僕はリアルタイムに観ていたわけですが、衝撃を受けたひとり です。

衝撃? そりゃもう、のちにTOKIOメンバーとなる山口達也と国分太一の美しさにですよ。とくに山口達也にゃ一目惚れでしたね。あの美少年ぶりは神のようでした。


惚れた"風馬"の会社へ忘れ物を届けに押しかけて、受付からお呼び出し中の二人。


国分太一の「なんで名前までわかったんだよ?」という問いかけに「ちょっとな」とノリノリの山口達也。


"風馬"が結婚式を挙げていることを告げられて、衝撃を受ける"嵐"

制服のブレザーが似合いまくりの山口達也当時二十歳。
ジャニーさんの寵愛が降り注がれるわけです。

ところで"同窓会"は、オンエア版とビデオ/DVD版の間に多少ですが編集が加わっているんです。"SPLASH"というゲイバーに西村和彦が入店するときにかかっていたBGMが、DVD版だと「ドキュメント 潜入新宿二丁目」みたいな、みょうにおどろおどろしい変な曲がかかっています。ところが、オリジナル版はマドンナの"rain"がPVとして店内で流されていて、ちょっとスタイリッシュな映像。西村和彦が山口達也に「リズム感、いいんだ?」と話しかけるセリフも、この曲がかかっていると納得できるのです。

ってこんなことを熱く語っても、このブログを読んでいる人にはほとんどわかんないんだろうな。SPLASHのドアはウリ船のFinePinkのドアで、店内 は以前のzipの内装によく似ていた。zipは飲みに出ていたなぁ。山口達也みたいな美少年も時々いました。いまは髭・坊主・短髪、あるいはデブが幅をきかせている新宿二丁目ですから、彼のような線の細い正当派美少年はあまり見かけないんでしょうけど。

みんな太陽にやられてますね (^ω^;)

晴れ。35.7℃/27.7℃/55%/702day/13540(+0)

暑かった。非常に。とっても。
日中外出で芝公園へ行っていたんだけど、熱気にクラクラした。
エアコンの風に当たっても体温が下がらなかったので、軽い熱中症だったのかもしれないっす。水分補給に気をつけています。

自宅に帰ってきて、ご飯を食べながら"ノッティング・ヒルの恋人"を観てました。
さえない独身男性役を演じるヒュー・グラントが好きですねー。
僕 はイギリス未体験なんですが、映画後半でジュリア・ロバーツに振られた傷心のヒュー・グラントが歩くPortobello Roadのシーンが好きです。あの短い時間の間に季節が次々と変わってゆく演出を僕もどこかでパクってみたいとずーっと狙っているのに、いまだ実現せず。 ( ^ω^ )ニコニコ


イギリスは未体験ですが、シドニーには訪れたことがあって、セントラルからパディントンへ向かって歩いていったときに「なんかイギリス風?」なんてことを感じました。あの時はダーリング・ハーバーにあった"Four Points Sydney"をベースにして、街中歩き回ったのでけっこう地理感がついたんですよ。徒歩メインの街歩きは本当に楽しい。Sydneyはいいところ。一度は行っておけとオススメします。

で、まあ、ビールをグビグビやりながらヒュー・グラントを眺めていると、だんだんわれとわが身を思い微妙に気が滅入ったんですが(苦笑)、ケータイにちょっと楽しみなメールが着信したので良しということに。


"Eugène-Louis Boudin"の図録表紙をスキャンしてみました。
ウチのはプリンタとスキャナの複合機で、サイズはA4位までしかスキャンできない。角がちょっと欠けちゃいました。時間があったら生い立ちを抜き書きしたり、絵をスキャンしてみます。

釣りとか釣り師とか。

午前中、半休を取って病院に行ってきました。
僕のは処置の経過確認だけで済んだのですが、やっぱり総合病院で病気持ちな人たちに囲まれているとなんだか疲れますね。ヘロヘロん。

午 後取材アテンドで待ち合わせ場所に行ったら、先方担当者体調不良でリスケに。ここ数日暑すぎたから仕方ないとは思うけれど、一気に疲れが吹き出した。ドトールでワッフルとアイスティーを飲みながらライターを待って、「ゴメン、ほんとゴメン」と謝ってランチをおごって撤収。実りがない(w

3年前の9月頭。僕は台北にいた。
そのとき台風が台北市を直撃していて、「全市停止停課」というおふれが出ていた。簡単に言うと外出禁止令。日本は戦争以降のアレルギーで、外出禁止令なんて出たことがない。でもそれって、嵐の中に子供が出て行ったとしたも「自己責任だから」というオトナの逃げがまかり通っていることじゃないかな。今日の東京のように異常気象に見舞われているときは政府か、地方自治体が外出禁止令を出してもいいと思う。とにかく暑くて気分が悪くなった。「とけりゅうう~」って 感じでした。

で、話は台北に戻るわけですが、外出禁止令が出ていたためシェラトンでネットにアクセスしていたら「さよなら ××さん」という別れのメッセージが飛び込んできて、異国の街で撃たれたんですが……まぁそれも今となってはいい思い出っす。(笑

撃たれると言えば、週末「男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ」ってヤツを読んでました。伝説の電車男が現れたところです。まぁいろいろと書き込んであって改めておもしろかったんですが、女の子に告ろうとする前後に「ねぇなにも言わず壺を買ってくれない?」とか「実印貸してちょうだい」とかのチャチャが入って、つい吹き出して笑ってしまった。タイミングが絶妙で。まるで歌舞伎で「よっ!成田屋ぁ!」とかけ声が入るのを聞いているような気がする。うめぇなあ。やっぱり宗教とか押し売りって多いんでしょうか?

なんかアレってスレッド自体が壮大なネタで、独男板にはそもそもたくさんの釣り師がいて、リテラシーのないヤツが釣りに引っかかってバカを見る、ってなことを言っている人もいました。釣りねぇ。。。僕が好きだった男のmixiのプロフに釣り針と、それをじーっと見つめているクマのAA がありました。これはどういう意味だったんだろう???今でも良くわかんないです。

主も立ち寄らなくなったサイトに自分のことが書かれている様を眺めていると、ちょっと不思議な気がします。ドライフラワーを見ているような、やっぱり廃墟を眺めているような。時間の止まった場所は生きてないんだなってことはわかりますけど。

クスリの鮮度には気をつけてやってね

晴れ。34.1℃/27.8℃/62%/703day/13540(+0)

晩ご飯を食べながら昨日の"ファースト・キス"を視ました。
平岡クンがあいかわらずラブリーでウルウルしました (^^
兄 貴役の伊藤英明のダメっぷりにイライラしたりして。気持ち先行で物事の優先順位がつけられない人を見ると僕はイライラするんだよ。僕は腹芸とか全然ダメなんだけど、鉄火場ではめっぽう強かったりする。そのときは一番大事なことにリソースをつぎ込んで各個撃破して行く。切り捨てるべきものはズバッと切って後悔しない。その時はね。ドラマの中で伊藤英明は結局ミッションを遂行できなかったわけで、それでは意味がない。途中で寄り道して、その間に妹に万が一のことがあったら後悔してもしきれないだろうに。

心臓病といえば、ニトログリセリン。
ウチのオヤジもニトログリセリンを持ってる。ある日、急に気分が悪くなって持ち歩いているニトログリセリンを舌下に含んだのに、それが効かなくて大事になった。ニトログリセリンは気化するので定期的に新しいものに切り替えていかなければならないのに、「もったいないと思ったから」とオヤジは交換しなかったのだ。「あんた薬剤師だろ?プロがしろーとみたいなことやってるんじゃねーよ」と怒ったことがある。もったいないと命の問題を同列にするなと。
ある朝、オヤジがメシを食っているときに急に苦しみだしたときがあった。「オフクロ、ニトロだっ!」と僕は叫んだ。正面にいながら母親は父親の急変がまったく認識できていなかった。無駄話をしながら箸を運んでいたのだ。「おいおいおい、あんた呆けたのか?」とぞっとしたものだ。オフクロも薬剤師。素人みたいなことやってるなよーって。
身近にニトログリセリンを持っている人がいたら、その鮮度には気をつけてやってね。

ま、どっちにしても平岡クンはかわいすぎるー、と身もだえたのでありました。
ウチには高名な医者たちが出入りしていましたが、平岡クンのような美形医者はいませんでしたね。外科系はデブが多かった(w。仕事で聖マリアンナ医科大学に行ったときはイケメン医大生をけっこう目撃した。やっぱり平岡クン系医師は実在するのかもな。

8月14日 朝の情景

お盆の中日?のせいか、ほんと人がいないね。
7時前に自宅を出ると、住宅街に人影はほとんどない。
クルマの数もまばらで、コツコツという自分の靴音だけが響く。
背中からはじわじわと陽光が照りつけるけれど、朝の、まだ若い光は頼りない。
東京方面には南からふわふわとした雲が流れ込んでいて、その立体感に見惚れた。
いいな、こんな感じの夏。

一人暮らし状態な僕は、全然料理をしていないんだ。
5:30 に起きて庭の鉢植えに水をやり、その後シャワーを浴びて新聞に目を通して家を出る。空きっ腹を抱えて神保町につき、適当なところでご飯を食べてオフィスに はいる。外食続きは身体に悪いって本当ですかね?いまカロリーの絞り込みしてたりするんですが。すでに生活破綻者(笑。
一人暮らしをするなら絶対1ルームか、2ルームで十分だと思う。5つの部屋とダイニングキッチンをきれいに維持してゆくのって本当に大変。ましてペットを飼っていたら散らかすだろうし。ミニチュアダックスフンドと暮らすのが夢。

朝飯に鮭定を食べていると、会おう会おうと言ってなかなか会えない元彼が「マジで会いましょう」とメールしてきた。どうなることやら。また会うことないんじゃねーの?とか苦笑いしつつ「おう、よろこんで」と返しておいた。

デジカメに惑う。わがままオンナに幻滅する。(^ω^;)

晴れ。33.4℃/26.6℃/58%/704day/13540(+0)

 仕事がはねたあと、有楽町のビックカメラへ滑り込んだ。とりあえず、とりあえず、デジカメの売れ筋などを見てみようと思って。

最近は製品サイクルが早いし、どれを買ったら最適解なのか全然わからなかったよ。もちろん一眼レフが良いことは百も承知だけど、普段の通勤に持ち歩くことはできないからコンパクトデジカメになる。できれば軽くて出っ張りの少ないデザインで、適度な画素数があり、手ぶれ補正がついた上で、空がきれいに撮れるモノが欲しいなと思う。
今のところ画素数を除くとキムタクが宣伝している"ニコンCOOLPIX S500"がピッタリなんだけど、富士フイルムとかPanasonic、Canonも捨てがたく、カタログをもらってまずは撤収。8月下旬にいくつか新機種が出るらしいのでちょっと待ってみようかと。在庫処分中なのかビックカメラ店頭でけっこう投げ売りになっているのが気になった。

自宅に戻ってきて一瞬月9"ファースト・キス"を観る。しばらくあいだが空いているんだけど、主人公役の"井上真央"がまーだクソワガママな女やっているのを見てげんなり。持病持ちの設定だからワガママというのもわからんではないけれど、話半分近く終わったところで、まだ周りを振り回している姿にちょっと引いちゃった。
実は今日、今週の取材作戦会議に出席していて、ライターらとどんなストーリーを組み立てようかブレストしていた。その時にハリウッド15分ルールじゃないけれど、物語が始まって15分くらいのところで主人公たちになにかハプニングがないと視聴者がついて来ないみたいな話をしていたんだ。取材後のストーリー編集について話し合っていた時のことだけどね。月9も、彼女はいまだに初回と変わらないようなことをやっていたのかと。もお僕的にはどうでも良くなっちゃい ました。

 今日のランチ!は"あるでん亭""塩味のパスタ・ゴンドラ風"ってのを食べてみた。ごめん、名前は記憶が曖昧。てか××風って長ったらしい名前って覚えにくくありませんか?

それで感想ですが、んー、塩味のパスタで一番お値段の張る3種の魚介類が乗っているヤツでしたが、インパクトなかったな。これだったらトマトピューレベースのものの方がいいと思う。ここの店だと"和風タラコ"を追加料金なしの大盛り限界量でオーダーするのが一番お得なような気がする。男性が良く挑戦していますが、追加料金なしギリギリを頼めば、夕ご飯食べなくてすみます。ほんとうだよ。
(^ω^;)

PowerPoint……それは悪魔のツール

前職の後半に至るまで、僕は印刷物を作ったことがなかったんです。
いまは職務上、どうしても印刷物との関わりが切れないんですが。

電話も少ないお盆シーズンは、資料作りのためパワポと格闘中。
A4サイズと紙面は限られているのに、掲載したいとリクエストの上がっている項目は山のよう。もう10ポイントとかだと無理で、6ポイントとか7ポイントでテキストを打つ。液晶上だと字が潰れて米粒みたいに見える固まりが、高解像度のカラーレーザープリンタで出力するとちゃんと読めてる。すげーすげー。72dpiと3600dpiの差ですねぇ。

根詰めて作業をしていたら、目が痛くなったよ。

パワポってのは時間を無尽蔵に吸い込む悪魔のようなツールですな。
コリ始めるときりがない。ラインが1ピクセルずれていても再出力。紙の無駄遣い。
そのうえ画面上では問題がないのに、出力するとテキストが1文字落ちていたりする変な仕様があったりして、時々泣きそうになる。

アメリカ軍内で使用禁止になった理由がわかります。
プロジェクター上で戦車やイージス艦のアニメを動かしているヒマがあったら、とっとと持ち場につけという感じですね。僕も今日はアニメーション効果を施していませんが、さらにアシスタントに特別なイメージパーツを作らせたり、アニメーション効果を足しはじめたらいくら時間があっても足りないだろうな。

今日は定時になったらさっさと上がるぞ。
そしてデジカメでも見に行ってきます。

つかい分けてること

お盆休み中は、オフィス街を歩く人の数もまばら。
朝食を摂るためにカフェに立ち寄ったけれど、普段より客は少ないのかな?
TDRへ遊びに行く人たちで通勤電車は逆に混んでいるような気がします。
メチャメチャ早く出勤しちゃったし、電話も今日は特に少ないだろうから、何回かブログが更新されるかもな。(^ω^;)

昨日のブログを読み返していて、「僕」と「オレ」が入り交じっている状態に苦笑していた。この二種類の一人称は(気分的に)微妙な使い分けがされてる。正直語りかけている相手の人数と状況にもよるんだが、ブログ上での「僕」は一人称公的ステートメント。「オレ」は一人称私的ステートメント。「オレ」を使うときの方がくだけてリラックスしてる。

ところが、リアル世界になるとこれが真逆になる。「オレ」が公的ステートメント。「僕」が私的ステートメント。もちろん「わたくし」がビジネスステートメント。
で、さらに言うとビジネス以外では、「オレ」は男相手、「僕」は女相手に使う。さらに「オレ」は同年代以下相手。「僕」は同年代以上相手。という感じ。うわぁ、自分で書いていて気味悪いなと思った(苦笑

こんなところに、僕はなにかを隠して生きていますね。
なんだろう……弱くてへたれな自分?甘えたでさびしがりやな本質?
こんなこと書くつもりなかったんだけどな……笑いが突き上げてきて、飲んでるアイスコーヒーを吹き出しそうになった。

ヒトリグラシ

晴れそして猛暑。33.6℃/26.7℃/47%/705day/13540(+0)

両親と祖母が新潟の実家へ戻っていった。
この家には僕ひとり。
普段のめんどくさい人たちがいなくなってすっきりしたなぁという開放感が押し寄せるかと思いきや、さびしいなぁーって気持ちと、おそらく数年後確実に押し寄せる現実をかみしめている。一人になっちゃうんだなぁって。
オレさぁ~自分の身の回りの世話も十分にできないからな。一人暮らしになったら悲惨だろう。ほんと基本的なことできないから、今からガシガシ生活ノウハウ貯めるか、それともその時家政婦さん頼むとか、対策立てないと。昔"ピーコ伝"で「私はなんでも自分でできちゃうから」とピーコは言っていたけれど、僕は料理も裁縫もできないし。洗濯はできるけれどアイロンかけられないしなぁ。一人暮らししたら、ほどなく死ぬな、オレ(苦笑

Cooking Schoolと語学学校、それからなんだろ?花嫁修業しないとやぁばい。
人生さぼってきたツケがどどっと来るねぇ。

なんて話を"花ざかりの君たちへ"なんかを見ながら書いている。
イケメンか(w
よく見ているとイマ時のイケメンってのは、まずクチビルがそろって「アヒルちゃん」。鼻梁が細くて高く、切れ長二重率多し。前髪降ろしてアシンメトリーウルフ系のヘアスタイルで髪染めて……って感じかなぁ。
高校生役の生田斗真とかもいいけどさ、校医役の上川隆也がいいぞ。オンナ嫌いという設定らしいけど、イマ時のイケメンはどうも僕には苦手な感じもする。

実はこのドラマを続けてみるつもりはなかったんだ。ただ担当美容師が「バカくさいけど結構おもしろいよ」と絶賛しているので、じゃあ見てみる?って感じでHDDレコーダーを回している。うん。バカくさいけどおもしろいな。
ちなみに私学のイケメンくんたちはこんな風に楽しい生活を送っているんですかねぇ。某KOの幼稚舎あがりの学生に話を聞いたことがあるが、とっても楽しい学園生活だったらしい。どんなことがあったのやら、もっとディープに訊きたかったな。
僕なんかは地味な県立高校でしたから、貧乏だったし、ダサかったよなぁ。詰め襟で暑苦しかったし。今でもなにげに県内第3位の進学校なんだって。公立高校のクオリティが下がってゆく中でけっこう粘っていたんだね、わが母校。ちとうれしい。

夕方、猛暑の中で鉢植えに水をまいてました。
両親が大事にしている鉢植えを枯らさないのが、今回のミッション。

"蝉の抜け殻"って見たことあるでしょう?
ウチの庭はハナミズキが植えられていて、どうやらその根っこのところで蝉の幼虫たちが7年間暮らしているようなんです。毎年庭のあちこちでいくつも抜け殻を見ることができます。

じゃあ"蝉の抜け穴"って見たことありますか?
ウチの庭を歩くと、この穴がポコポコ開いていることに気づきます。
けっこう硬い土をきれいに掘り抜いて、その跡は容易には崩れず季節を超えてゆきます。
ここから羽化していったんだな。
洪水のような蝉の鳴き声に包まれて、僕は少しずつ遠ざかる夏の背中を見上げています。

肌が痛い

毎日すごい暑さと日差し。クラクラしてます。
肌が弱くて直射日光が非常に危険(ほんと焼け死にますから)な僕としては、シャワーを浴びたあとバスタオルを干しにベランダに出ただけで「肌が痛い」という感覚でした。こんがり小麦色の肌になりました!とか言ってる若Gayがうらやましいです。(苦笑

自分の身体の変化を見ていて、人間の身体って本当におもしろいと思います。
って別にマッチョ化した身体を嬲るのが楽しいとかいう話じゃなくて、先週の火ぶくれに苦しんでいるんですが、火ぶくれっていうのは要は炎症が起きているということ。炎症の火消しは副腎皮質ホルモンですが、これは肌の調子を整えたり、ストレス耐性に使われたりと大活躍の物質です。副腎皮質ホルモンの分泌量は制限がありますから、今回のような思いがけない利用があると「足らなくなる」んです。すると火ぶくれと全然関係ない場所で発疹が現れて赤くなったり、いろいろと大変。一ホルモンがいろんなところを押さえ込んでいることが良くわかります。
火ぶくれは峠を越えて赤い色味も薄くなってきたので、あと1週間もしたら制圧できるんじゃないかと睨んでる。でもその頃には夏も終わりだね。

あいかわらずmixiの扱いに困ってます。
在宅ビジネス者の足跡や、あやしい業者が跋扈しているみたいで、ちょっとうんざり。顔写真をまず削除しましたし、日記もマイミク限定まで狭めましたし。いっそやめてすっきりしたらどうだ?という気持ちに何度もなりましたが、"彼"へのメールはここからしか送れないなぁという事情もあって閉鎖もできず……って感じ。
通信会社に勤務していたとき、法務担当者がこの手のアダルト系・アングラ系業者駆除に手を焼いている様子を見てきましたが、困ったもんだと思います。メール送信を高額な有償制にするなり、ネットワーク参加者の間で迷惑業者のブラックリストを共有して、該当者はネットワークからはじき出す位の制度があってもいいんじゃないかなぁと思ったりします。どちらにしてもmixiはなんとかしなきゃならないと思ってます。

そうそう。"蠅の王"読み終わりました。たしかにバトル・ロワイヤルだったわ。
登場人物の誰が正しかったのか?という議論は難しいね。ただなぁ……彼らがもし「肉食」を選択しなかったら、あんな殺し合いにはならなかったような気がします。肉食と一神教ってのは、ひょっとしたら諸悪の根源かもしれませんね。
秩序の失われてゆく中で暴力が支配する狂気の島になっていく描写はすごみがありました。

彼女に恋していました

彼女に恋していました。

彼女がニューヨークから姿を消して5年。音信不通になったあとも、僕らはいつか彼女が戻ってくることを信じていた。

というと思わせぶりですが、先週でしたか、かったるい夏の通勤電車の中で『昴』連載再開の告知を発見してぶったまげたわけですよ。「ええっ!?昴が還ってくるのかよ!」

曽田正人というと『シャカリキ!』『め組の大吾』が有名で、大吾は消防庁のポスターになったりもしていたから知っている人も多いと思う。僕も大吾から「入った」クチなんだ。正直絵柄は彼がアシスタント時代の北崎拓の影響を受けていて、その北崎がけっこう苦手。絵柄が苦手だと放り出すことが多いんだけど、曽田正人のストーリーは熱い! その熱さに引きずられてあっという間に読破です。

彼の描くストーリーは天才の物語です。サブキャラクターたちとは才能の土台がまったくちがうというところからスタートしているので、なんてかぶっちぎりなんです。
それでも大吾のときは恋愛の要素が含まれていたから、まだ読者が親近感を感じることができた。ところが。問題の『昴』は、もう読者もサブキャラクターも主人公について行けないんですよ。天才の神業を見守るだけ。彼女の苦悩を見守るだけ。彼女が壊れてゆく様子を見守るだけ。これだけある種の拒絶を感じながらもストーリーを追いかけさせてしまうのはたいしたもの。当初、青年誌でバレーダンサーの話を連載するって企画に度肝を抜かれたもんですが、一コマ一コマから立ち上ってくる狂気を、現在の少女マンガ、女性誌で受け止めるのは難しかったんじゃないかといまでは思います。

「才能の無い人の努力する姿を見るのはつらい」と発言した天才ダンサー シルヴィ・ギエムの存在を知ったことが、昴執筆のきっかけだったとか。
きっつい発言だけど、事実ですね。努力はすばらしいけど、その天井は天才の見下ろすはるか下の位置にあるんでしょうから……うわ、自分で言っていて凹む(笑

彼女を見ていると、「がんばれ、女の子」って声をかけたい気持ちになります。

やーっぱり覆水は盆に戻らない

晴れ。35.7℃/27.7℃/51%/707day/13540(+0)

夏が終わるまでにメールに返信があったらうれしいなっていう願いは叶ったんだ。
うれしかった。でもそのあと続かないみたい。
知り合いに「一度別れましょうと言った相手と仲直りってあると思う?」と訊いてみた。「ケンカ別れした相手とオレは仲直りはないね」という返事。「やっぱ、そんなもん?」とまじめに尋ねている昼下がり。It is no use crying over split milk. 「関係を壊したあなたが悪いと思う」……おっしゃるとおり。

(=゜ω゜)ノ ---===≡≡≡ 卍 シュッ!

あの時の自分を問い詰めたいっす。
昔のことわざ通り、覆水は盆に戻らないのかもしれませんね。

今日はとにかく暑かった。
気分悪くなって倒れる人もけっこう出たんじゃないかな。
お盆の帰省ラッシュが始まって、ウチも日曜日から足がないから家に引きこもりになるのかな?今年の夏もこうして過ぎていくんだね。

そうそう。
"Eugène-Louis Boudin"回顧展の図録が届きました。
さすがに11年前に開催された展覧会の図録だから、本の上の部分がちょっぴり日焼けしているのはご愛敬でした。でもまぁ、紙面いっぱいいっぱいに絵が描かれているわけではないので問題なしです。
ネットに載せるためにはスキャンが必要。スキャンのためにページをバラバラに切り離すしかないのかなぁと思案してます。もう一冊買ってしまえばいいんだけど。

新潟加島屋の"さけ茶漬け"

昨日、広告代理店と打ち合わせをするために三越前にいた。
打ち合わせ自体は1時間ほどで終わって、17時の時報を聞きながら僕は地下鉄の入り口をめざして歩いていた。マンダリンオリエンタルの影が落ちて、逆光になった夏の空が印象的な青さだった。ふと「鮭買って帰ろう」とライオン像を見て決めた。

今でこそ都内のあちこちで買えるようになってしまったのだが、"新潟加島屋"の"さけ茶漬け"は三越でしか手に入らない食通好みの手みやげだった。一般に連想されるようなカサカサの鮭フレークとはまったくちがう。鮭の身をていねいに焼き上げて、ほぐしたところに焼酎が振りかけてあるんだろう。その身はしっとりとやわらかく、味わい深い。加島屋の手提げ袋を見かけると、僕のお腹はグーッと鳴るんだ。酒の肴に一口二口つまむのも良い。

さて。
僕がアメリカでステイしていた先は、カリフォルニア出身の日系二世の家だった。けっこう有名な家で、さまざまな日本人が出入りしていた。お金を一切受け取らない方だったので、ツテがなければ泊めてもらうことはできず、泊まった翌日からは家人と同じように家事手伝いを肉体労働(?)でお返しすることになっていた。肉体労働といっても、その動作を通じてアメリカの文化習慣を学ぶわけで、部屋で放置されているよりかはむしろありがたい経験だった。
お金は受け取ってもらえないので、日本からの訪問者はいろいろと手みやげを持って行った。お茶、せんべい、缶詰、お菓子……変わったところでは森永のホットケーキミックスとかもあったな。けっして贅沢な暮らしをしている人たちではなかったが、けっこう味にはうるさい人たちだった。彼らが認めてくれる数少ないアイテムの1つが"加島屋のさけ茶漬け"だった。これは何度もリピートしている人たちじゃないと知り得ない必殺アイテムで、けっこうなポイント稼ぎだった。

日曜日。みんなで寝坊した朝は手抜きブランチになった。
前日、肉厚の鍋で炊いたご飯はわざと冷やしてある。そこにどっさりと"さけ茶漬け"を惜しげなく乗せて食べる。韓国人街から買ってきたお豆腐で作った味噌汁と、また手みやげの"近為の柚こぼし"があれば、それを箸休めにして。ブランチはそれだけ。ほんとうに質素。

パンケーキを焼く日もあったけれど、もう一つ名物料理(?)があった。
あれは料理と言ってよいものか……戦争が終わっても、財産を没収された日系人たちはとにかく貧しかった。そのときよく食べたご飯だと言っていた。
まずベーコンをじっくりと炒める。米国系ホテルのブレックファーストで出てくるような干物みたいにカリカリなベーコンに仕上げる。肉と脂は別々にして、脂はほかの料理の味付けに使うために取っておかれていた。
ベーコンが焼き上がったらその上に卵を落として、半熟目玉焼きを作る。大きめの平皿にご飯を適量盛って、その上に目玉焼きをのっける。粗挽きコショウを強めに振り、醤油を適量かけて食べる。半熟卵にフォークを入れればトロッと黄身が出てくるので、それをご飯にまぶして食べる。日本の卵かけご飯+αと言ったところか。

僕は半熟卵が苦手だったので、ご飯にカリカリベーコンだけ乗っけて醤油をかけて食べる。それを僕は「ベーコン飯」と呼んだ。案外クセになる味だと思う。

あれから長いことメインランドを訪ねていないけど、朝寝坊した週末、「ベーコン飯」を口に運びながら、Interstate を飛ばしていたあのころを思い出す。

ラベンダーマッサージオイル

晴れ。33.2℃/25.8℃/52%/710day/13300(+120)

仕事がはねて今日もお散歩。
夕暮れ時、お堀端、気象庁前交差点で空がきれいだったので1枚写真を撮った。ケータイだから表現力に限界があるんだけど、こんな感じ。
希望としては、"Panasonic LUMIX LX"っ てシリーズのデジカメを買いたいなって思っているんだ。さらに希望を言えば、発売されるかどうかもわからないLX3ってヤツが手に入ったら最高。このカメ ラはライカのレンズを使っていて、とにかく空の青が美しく撮れるんだよ。その色味といったらもう、Heavenly Blueって位の美しさ。発売されたらぜひ買いたいと思っているんだ。

で、てくてく歩いて大手町を抜け、東京駅地下の"The Bodyshop"に立ち寄った。あまり大きな規模の店舗じゃないんだが、店内をフラフラとして"ラベンダーマッサージオイル"を買った。ラベンダーの香りって精神安定効果があってよく眠れるらしい。筋トレして筋肉痛になったところにすり込んで、いい眠りを確保できればなぁって思ってさ。

あー、今日は特に書くことがないな。
火ぶくれになった太ももがむず痒いし(苦笑)、なんとなく気分も乗ってこないし。
帰りの電車で、目の前にイカツイ系の18、9の男の子が立っていた。TDRでデートの帰りか、それともバイト先からの帰りなのかとにかくだるそう。このくらいの年齢の男子はいつもだるそうな表情をしている。突然彼のポケットから、陽気で間抜けな着信音が飛び出した。彼が折りたたんだケータイを開いたとき、つい発信元の名前が見えちゃったんだ。ひらがなで"まま"……なんかかわいーなーって思ったんだよ (^ω^)

夏向きじゃないオトコ

肌が弱いのはつらいなぁと思う夏。
土曜日、自宅→フィットネスクラブ→歯医者→自宅と、あわせて30分ほどハーフパンツで外を歩き回っていたんで すが、月曜日になると膝から下が痒みをともなう赤い火ぶくれになっちまいました。内陸の街中で、わずか30分外を歩いていただけでこんなことになるなんて 軽くショックでした。ちょっと弱すぎオレの皮膚。

本好きにはよい立地かも

晴れ。33.0℃/25.9℃/59%/711day/13180(+120)

なつかしいもうひとりの人にメールしてみた。
あまりネットに来ていないらしいので、開封されるかわかんないけど。
今月は8月。夏が終わる前に返事でもあったらとてもうれしいんだけど。

さて、仕事が終わったあと、お堀端をゆっくり歩きながらオアゾに向かった。自分なりにオフィスの立地条件は悪くないなと思うのは、歩いてしばらくの距離に大型書店が何軒もあるってことだ。googleを活用して仕事の効率を上げれっていう趣旨はわかるんだが、当時に物事の最初から終わりまでを見届けることなく、必要な部分だけをつまみ食いする危険性ってのはなんとなく感じる。それに比べると時間はかかるが本には安心感はある。

"Eugène-Louis Boudin"についてなにか解説本があるかなぁと思って美術コーナーをのぞいてみたんだが、やっぱりなかったよ。残念。モネの先生って扱いだから仕方ないのかな?お取り寄せ中のカタログに期待してみることにします。

大型書店に寄ると、ハードカバー1冊、文庫本1冊を手にして出てくることが多い。仕事向けに1冊、それ以外に1冊という割合で。今日は、しっとり心に染み入るラブストーリーでもないかなって、かなり書棚の間をさまよったんだけど、基本長編好きの僕にピンと来るものが手に入らなかった。江國香織でも買っときゃよかったんだろうけど。
なにをトチ狂ったのか、読後感最悪と言われている"蠅の王"を手にとってレジに並んでしまったんだ。モチーフは少年漂流記らしいけど、内容は"バトル・ロワイアル"並らしい。まだ読んでいないが、いったいどんな本なんだか!?

僕が子供のころ、「夏の百冊」と言えば新潮社の独壇場だったのに、いまでは各社が文庫で「夏の~」をやっているんですね。子供のころ、本当に良く本を読んだ。漂流ものも多かった。十五少年漂流記とか、ロビンソン・クルーソーとか……大人が流れるコンチキ号漂流記だとか、とにかく夏になるといろんな人が漂流していたっけ。漂流がブームだった時代があったのかもしれませんね。

"Eugène-Louis Boudin"について、ネット上でもあまり資料がないみたいだから、可能だったらなんらか記述したら誰かのお役に立てるかもなって思ってます。

"空を描くセラフィム" は手の届かないお方でした

うわぁ~今朝知ったよぉ。 (´;ω;`)ウッ…
2週間前に知っていたら、飛行機に飛び乗って観に行ったよ。
軽くショック。

昨日8月5日で終了……って現地時間の今日はまだやってるのかな。
よけいに悔しい。

どこか別の場所か国でやってくれないかな。
ブラジルとか言われても……がんばって行くかもなー。


ウジェーヌ・ブーダン展
Eugene Boudin at the National Gallery of Art

印象派の巨匠モネの師としても知られる印象派の地方画家ウジェーヌ・ブーダンの特集。展示点数は約40点。故郷であるノルマンディ地方の海景を描いた絵画作品を中心に公開、印象派誕生の背景に迫る
開催地ワシントンDC
会場ナショナル・ギャラリー・オブ・アート National Gallery of Art
日程2007年08月05日(日)まで
料金無料

"空の王者"を愛するがゆえに

晴れ。33.5℃/27.6℃/64%/712day/13060(+120)

プールと歯医者で終わってしまった日曜日。
こんな生活を送っていたらアカン!と思うこともあります。

水の中で考えていることと言えば、流れかけているプロジェクトのアイディア出しとか、「他人に優しい人になりたいなぁ」とかいう自責の念(?)とか、水底に映る自分の影をみて「浮いてるなぁ」とか、とりとめのないことばかり。
他人に優しい人になりたいなぁというのは、ここ数日考えていることで、具体的な方法論とか全くないんだけれど、そんな気持ちがあったりする。

夜、ヤフオクで、"Eugène-Louis Boudin" 回顧展の目録を競り落としました。
僕はこの画家の描く空が好きなんですが、マイナーの悲しさ。まともな解説書とか、画集とか見あたらなくて、たまたま目にとまった回顧展の目録を手に入れてみようと思ったんだ。目を通していい感じだったらブログでも報告しますね。

審美眼といわれてもなぁ (^^;

晴れ。34.8℃/27.1℃/54%/713day/12940(+0)

今日は地元で花火大会が開催されていて、スターマインの賑やかな轟きが聞こえてきます。今年は帰宅途中の電車の中から江東区の花火を見たり、今日も地元の花火を見たりで、夏っぽい気分を味わってきました。

昨日プールでがんばり過ぎちゃって、今朝起きたら全身疲労。さすがにこんな日に筋トレもないだろうってことでお休みをし、朝食を摂ったあと箱根へ走りに行くことにしました……って勇んで出かけたんだけど、道路はいたるところで大渋滞。首都高箱崎を超えたところで、東名が東京インターから厚木まで25km渋滞の表示を見てしまい断念。そのまま首都高を走って用賀で降り、なんとはなしに世田谷美術館へ流れます。

なにか特別展をやっているのかさえ知らずに立ち寄ったら、「青山二郎の眼」展ってヤツが開催中。とりあえず入ってちょっと「やられ」ました。やべー、僕の苦手な唐三彩に、朝鮮白磁かぁ……あいたたた。審美眼なんてものはございません僕は、陶器は黄色をたっぷり使った清王朝ものでないとうれしくなく、さらに「ヘタな造りが芸術だ」みたいな朝鮮白磁はもっと苦手。けっこうつらかった。といっても、唐津焼のぐい呑みに良品が2点と魯山人の作品にも良品が1点ありました。ちょっと眼福?ってヤツですね。

青山二郎って人のことはまったく知りませんでしたが、会場にはその半生について詳しい説明がありました。ほんと「なんの商売で食っていた人なんだろう?」と首をかしげるような不思議な人生でした。それと結婚!この人3、4回結婚してました。すげーなぁと尊敬。白洲正子らと交流していたようですが、彼らの感性って僕的には「ん゛ー」なんだよなぁ。でも会場に掲載されていた「美とは鑑賞者サイドによる創造である」という趣旨の一文には深く納得しましたが。

帰り道、クルマを六本木ヒルズにまわしてランチ。

今日のランチ!週末篇は、以前から行ってみたいと思っていた上海の老舗"南翔饅頭店"で小籠包をいただきます。
小籠包ってめちゃめちゃおいしいじゃないですか!熱々の小籠包をレンゲに乗せて、黒酢をたらし千切り生姜を添えて口に放り込む。歯を立てると「じわぁぁ」と濃厚なスープが口の中に溢れてうまい。とにかく、うまい。
「うまい。うまいねぇ」と感動を伝え合いながら、6種類の小籠包を食べあげました。そのほかに餅米焼売……独特のモチモチとした食感がおもしろい。デザートのマンゴープリンは濃厚な果実の味がして満足。

ただし騒がしいので、デートコースには不向き。
食事のあとにグランド・ハイアットへ連れ込むための部屋を取ってあるというお方には、もっと雰囲気のある店を選んだ方が無難。空いているタイミングを見計らって、パッと入店して、パッと食って帰るのが粋でしょう。

=========================
南翔饅頭店 六本木ヒルズ店 (ナンショウマントウテン)
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド 1F
03-5413-9581
【営業時間】 11:00~23:30
【定休日】  無休

真逆の呼吸法に泣けてきます (´д`)ママン…

晴れ。31.9℃/27.3℃/62%/714day/12940(+120)

台風接近のため、ねっとりと湿度が高くてまいった。
気温データだけ見ていれば、それほど猛暑というほどでもない日にヘトヘトになったのは、やっぱり肌にまとわりつく湿気のせいだと思う。
温暖湿潤性気候から最近は亜熱帯化している日本。ちょっと前に聞いた話だけれど、ヨーロッパの某自動車メーカーは、最近日本へは熱帯仕様のクルマを輸出しているんだって。たぶんエアコンの性能とか、エンジンの冷却なんかが関係しているんだろうけど、かなり暑さ対策がされていないと日本では売り物にならないんだとか。

今日も仕事が引けたあと、フィットネスクラブのプールで泳いできました。
冷たい水の中で過ごすのは気持ちいいんですが、距離が伸びないのにはまいりました。というのも、僕の呼吸法と真逆の世界だからです。

いままでやってきたマシントレーニングだと、ウェイトをかけるときは徐々に息を吐き、ウェイトを戻すときに徐々に息を吸うという呼吸法をします。そのため、基本深呼吸ですし、呼吸もできるだけゆっくり行います。それと息を吸ったとき、吐ききったときにちょっとした「溜め」ができるクセがあります。あ、ついで に言うと、呼吸は鼻から吸って口から吐いています。

ところが、というか、当然というか。水中だと鼻で吸気しません。口で呼吸するわけです が、吸ったときの半分くらいを「パッ」と吐いて、「スウッ」と息を吸う。これが水面から顔の上がっている一瞬の間にやる。マシントレーニングと真逆なことをやるわけで、この呼吸法に慣れるまで相当つらい状況です。

水泳向き呼吸法に慣れるために、通勤途中の電車の中でもひそかにイメージトレーニングに励んでいます。(笑)

今日のランチ!は"バンビ"でハンバーグ(¥680)。
"どつよ"オススメの店で、系統としては大盛り激安系洋食屋でした。
味の方はごく標準的で、ライスを大盛りにしない限りは安全な店だと思いましたが。
隣のテーブルへ運ばれていく大盛りライスに目が点になりました。僕が頼んだライスはぜんぜん普通の量。


明大に近いので学生が多いかな?とか一瞬思ったんですが、彼らはもう夏休み。店内はリーマンだらけでした。

=========================
バンビ お茶の水店
東京都千代田区神田小川町3-10-26 太田屋ビル
03-3295-9066
【営業時間】 11:30~23:00
【定休日】  無休

こりゃひどいね

アメリカ議会も、カリフォルニア州議会も、中国政府の外郭団体ってことですね。
( ゜д゜)ポカーン

こういうの、アリですか?

=================================
ホンダ議員、慰安婦決議採択直後に明言 中国系団体が主導

【ワシントン=古森義久】米国下院は慰安婦問題で日本を糾弾する決議を採択したが、この決議を主導したマイク・ホンダ議員(民主党、カリフォルニア州選 出)は採択直後の記者会見で、最初に在米の中国系反日団体への感謝を述べ、同団体が長年にわたり慰安婦問題に関する同議員の日本非難の活動にとって最大の 推進力となってきたことを明言した。

ホンダ議員は7月30日の同会見で冒頭、「感謝」の対象として真っ先に在米中国系団体「世界抗日戦争史実維護連合会」(以下、抗日連合会)の名をあげ、次のように語った。

「1999年、この団体がアジアで起きたことの映像展示会を開き、その一つが慰安婦問題だった。そして同団体の指導と主唱が私たち議員事務所、私個人に とっての最初の(同問題への)かかわりとなった。同団体の主唱こそが私に情報と推進力を与え、カリフォルニア州議会で共同決議を採択させた」

同州議会での決議は慰安婦問題などで日本政府に謝罪や賠償を求める内容で、賠償を除いては今回の連邦議会下院での決議と同趣旨だった。州議会での決議案は 抗日連合会の幹部連がホンダ議員と「ともに書き、共闘で成立させた」と明言していた。同幹部連は以後もホンダ氏が連邦議会下院選に出る際に政治献金などで 全面支援し、2001年から今回まで合計4回の慰安婦決議案提出でも背後の推進力となったことを同様に地元マスコミなどに明かしてきた。

連邦議会での同決議案推進のロビー工作には韓国系の「ワシントン慰安婦連合」などという団体が表面に出ていたが、ホンダ議員は決議案採択後の会見では同団 体に言及もせず、真の推進役が中国系の抗日連合会であることを期せずして明示した。また決議案の審理中もホンダ議員は中国系とのかかわりを語ることはな かった。

ホンダ議員は同会見で「中国政府から指令されてはいない」と強調した。

しかし抗日連合会は1994年にカリ フォルニア州で結成され、幹部はみな中国系の米人や永住権保持者だとはいえ、2005年春には中国政府の意向を受ける形で日本の国連安保理常任理事国入り に反対する署名を4200万人分も集めたと発表したほか、02年には中国当局の協力を得て上海で第二次大戦の賠償に関する国際法会議を開くなど、中国との 密接なきずなを明示してきた。

ホンダ議員の選挙区に本部を置く抗日連合会はさらに1997年には南京事件に関する欠陥書の「レイプ・オ ブ・南京」(アイリス・チャン著)の宣伝や販売に総力を投入したほか、昨年には「クリント・イーストウッド監督が南京大虐殺の映画を作る」というデマの発 信源ともなった。

他方、今回の慰安婦決議では日本側の最近の動向に対応して米国議会が自主的に批判の動きをとり、韓国系団体が同調する という構図が提示されてきた。だがホンダ議員が中国系の抗日連合会こそ日本糾弾の真の推進役であることを初めて明らかにし、しかもその団体が中国当局の意 向を反映し、恒常的に歴史問題での日本非難の構えを取ってきた実態と合わせて、いわゆる慰安婦問題での真実の構図は従来の表面上の印象とはまったく異なる ことが証されたといえる。

出典:産経新聞

寝不足

晴れ。32.1℃/25.7℃/69%/715day/12820(+120)

昨夜よく眠れなかった分、今日は一日中頭が痛かった。
鈍痛に支配された脳が楽しい気分になるわけもなく、同僚たちとランチに行ったときも微妙に不機嫌。夕方になるとさらにイライラが募り、帰りの電車の中で暴れそーになった。今日はどうかしていたにちがいない。

こんな日は早く寝るに限りますね。
仕事を忘れて、本でも読んで寝ることにします。

眠れない夜に

眠れない夜に。

「お先に失礼します」と同僚に挨拶し、オフィスを出て。
帰りの電車に揺られながら、昼間買った本を読む。

最寄り駅に着いて、フィットネスクラブに向かう。
ロッカールームでスイムウェアに着替えて、プールサイドに立つ。

それから60分。
ゆっくり泳いたあと、冷えた身体をジャグジーで暖める。
イントラとちょっと話をして、ロッカールームに引き上げる。
シャワーを浴びて鏡の前に立つ。
ドライヤーで手早く髪を乾かし、前髪を立たせて鏡の中をのぞき込む。
水中から戻ってきた顔は、なんだか輪郭が柔らかくなったような感じがする。

自宅に戻って新聞に目を通す。
メールをいくつか返したあと、ベッドに潜る。

普段だったら疲れに引きずられてすぐ眠りに落ちる。
なのに今夜は
遠くから流れてくる消防車のサイレンが耳について
なかなか眠れない。

寝返りを打ったり、マクラを抱えて俯せになってみたりしているうちに
日付も変わり、
僕はマブの女王にすら見放されてしまったみたいだ。

ここ数日、僕はいろんなものの整理をしていた。
部屋の中を片付け、手に取ることのなくなった本を括って捨て
押し入れの中で眠っていた服と家電も捨てた。
ケータイメモリからやりとりのなくなった人のアドレスを消し
古いメールも必要なものをのぞいてすべてゴミ箱に入れた。

少し身軽になった。
オフィスでは「最近えらくさわやかモードですね」とほめられて。
それに悪い気はしなくて。
いろいろと懸案だった事項に手をつけて、少しずつ成果も出てきていて。
新しい服を着て、お気に入りのクルマで街を流し
気になるスポットに顔出し、きれいなものを見て、おいしいものを食べて
友達ととりとめのない話で時間を潰す。
でもな。。。

眠れない夜の 25:00。
PCに向かってとりとめもないことを書きつづっている。

僕はなにしてるんだろ?
これからどっちへ向かうんだろうってぼんやり考える。
いくら考えたって正解が降りてくるわけじゃない。
「自分はこっちに行く」と決めた方向へ行くしかないんだけどね。

古いものを片付けたからといって、それから自由になるわけじゃない。
振り向けば過去は僕を掠っていくだろう。
鍵のかかる箱にしまい込んだ過去の自分を、簡単に捨てられるはずもなく
それをどこにしまい込んだらいいのか、僕はすっかり持てあましている。

うれしいことも、かなしいことも
なつかしいものも、おぞましいものも
自分のすべてがそこにあるから。

プールに浸していた身体は陶磁器のようにひんやりとして
なんだか自分のものでないような、不思議な感覚がする。