年度末最終日、しかも金曜日 (`・ω・´)シャキーン

晴れ。20.3℃/9.0℃/28%/841day/1180(+300)

よしながふみの"愛がなくても喰ってゆけます。"ってマンガがあります。
ってか個人的にしばらく"よしながふみ"フェア中なんですけど。

僕も"愛がなくても喰っています"状 態ですが(苦笑)、作中で1カ所だけ激しく同意したところがあったんだ。ご飯を食べるときは仕事の話とかばかりしてるんじゃなくて、「やべっ、これおいしいよー」「このエビしんじょ、プリプリでおいしいねぇ~涙出そう」と目の前のご飯を口に運びながら語り合い、テーブルを共にしている人たちのあいだで共有体験を紡いでいる喜びを理解できる人と食事したいってこと。けっこういるんだよね。ご飯はあくまで添え物で、自分の話を延々としている人とか、無言の人とか。食事は共有体験となる重要なツールですぞ。大事にしようよ。

って、年度末なので脳みそ沸騰して燃え尽きたんですわー。
今朝は、そもそもこのくそ忙しい年度末金曜日の朝一に、くどくど電話セールスしてきた翻訳会社の営業を追い返すというアクシデントからスタート。キミさぁ、今日は社会人なら誰もがクソ忙しい日なんだから、電話セールスなんて聞いてもらえるわけないじゃん。それも朝一。4月にかければいいのにアホやなぁ。。。 Mtgやらメールの処理で忙しいときにグズグズ粘ったからさらに印象悪い……と半分呆れながら電話を切った。
そのあと、昨日のコンペの結果をコンペティターに連絡したり……コンペ落ちの連絡は気持ちが重い……それから見積書の内容確認、プレスリリース3本アップ、社内広報ネタをさりげなくオフィス中に張り出したり、新社長とのMtgとか。はぁ疲れた~。16:00には脳みそが燃え尽きていました。真っ白……灰です……。

今日のランチ!は"いもや""天丼"
最近天ぷらを食べていなかったので念願かなった感じかな。
ごま油でからっと揚げて、さらっとめの天つゆがふられたエビ天丼。
エビはプリプリ。尻尾もパリパリといただきます。小さなシシトウが2つ添えられていてアクセントになってる。箸休めにはがっこ漬けをつまんで、しじみ汁を「ぷはー」。
大変おいしゅうございました。¥750。普通の天丼は¥500ですが、普通天丼の方が具がバラエティに富んでいて、じつはお得なチョイスなのかもしれません。

天ぷらってやっぱり日本食を代表するおいしいメニューだと思いました。「sushi、tempura、geisha」と言われるくらいですから。

忙しい……(´・ω・`)ショボーン

晴れ。24.1℃/10.7℃/33%/842day/880(+240)

今朝方は強風がびゅうびゅう吹きまくってまして、愛するしだれ桜の鉢をぶっ倒しやがりました。最悪……とはいえ、家の中に閉じこめておくわけにもいかないしな。ここ数年強風の日が増えてきたように思うんですけど、これも地球温暖化現象の一端なんでしょうかね!?

年度末。昨日書いたように会議でToDo Listを作ったら、対外広報の仕事が案外多くて参った。今日はプレスリリース2本書いて、役員人事の挨拶状の文案を作成、印刷業者を呼んで見積もりの依頼。夕方にはコンペにしていたイベントブース施工に関するプレゼンテーションを受ける。今日の業者が出してきたデザインがイケていたので、たぶんここで決まり。明日稟議を書く予定。MCを含めてコンパニオンの「おねーさん」5人と、ディレクターとパシリの兄ちゃん2名の構成だって。僕的にはイケメン兄ちゃん5名と、おねーさん2名の組み合わせくらいでいいんだけどなぁって思ったけど。さすがに僕の一存で強行するのはできないし(笑

そんな忙しい中でも、同僚とバカ話もする。
今日盛り上がったのは4大グループの社内用語のくだらなさ。例の小職だの幣員だのの話の続きです。聞けば聞くほど変な用語が出てくるわけですが、その一人から「売差(?)」って言葉が世間一般の「粗利」であることを教えてもらいました。あーりーえーねー、てかわざわざ隠語を作らずに普通に日本語使えよ。ってことでみんなで盛り上がりまくり。金融・証券業界にはおもしろい隠語があるんだろうなー。

明日もきっと忙しい。疲れそう。
イケメン彼氏ができるのは、いったいいつのことでしょう!?(;^ω^)

今日のランチ!は"まぐろ市場""ネギトロ丼"
ここのところヘビーなメシばかり食っていたので、ひとつ健康指向なランチもよろしかろうと。こういう丼物って前にも書いたけれど、寿司屋で食った方が絶対美味いと思う。メシは酢飯で、ネタをどどーんと大盤振る舞いしてくれると、とってもうれしい。

広報のお仕事

晴れ。21.6℃/10.6℃/32%/843day/640(+240)

まぁしかし。年度末が近づくと社会人は忙しいっすね。
営業から広報になって「数字に追いかけられなくていいかも」とか思ってましたけれど、くそ忙しい事案が降ってまいりましたー。

広報が大変なのってこんなケースかな。
■会社立ち上げ
■会社倒産
■不祥事発覚
■大規模な役員人事の告知など

サービスや製品のリリースなんかはマーケティング担当が付くので、仕事をシェアしあえばそれほど大変でもないんだけれど、上記の4つはモロ広報事案。

で、 今回は大規模な役員人事の告知。もう印刷物の訂正対策から、挨拶状の手配、Webの修正手配、新任役員へのブリーフィングやメディアへの挨拶回りが山積。明日は朝から関係者が集結してToDo List作りとスケジュールへの落とし込み会議っすよ。一番大変なのはブリーフィングかな。植民地のわが社にはまったく業界と関係ない人が落ちてきますか らなぁ。どこまでなにを説明したらよいのやら。

カネの匂いに気づいた代理店とか、印刷業者がガンガン電話してくる一方で、再来月のイベントに向けての根回し、準備も平行で走っていたり……まぁ真の修羅場はこれからです(汗。

もうダメぽ……ラーメン二郎編 (ノД`)シクシク

曇り。16.1℃/10.7℃/41%/844day/420(+240)

マジで死にそうである。すまん。
全社的な組織変更の発表を夕方に控えた今日は3月27日。
ちょっとした思いつきがこんなことになろうとは。

昨日、"どつよ"を"エチオピア"のカレーにつきあわせたので、今日はお返しにヤツの好きなラーメンに行った。「同じところも飽きたから、新規開拓しない?」と話を振ったのが運の尽き。「じゃあ"ラーメン二郎"に行きましょう」……悲劇の始まりだった。

なんだか特殊な店らしいので、あらかじめWikiPediaで予習。
「麺の量は小で、ニンニクはなし」で行こうな、って事前打ち合わせ。
実際お店に行ってみると"小豚"という食券があったので、きっと麺の量が少なくてチャーシューが増量なんだろう、位の軽い気持ちで選んでみた。

出てきたのがこれ、ドーン。
一応野菜は少なめにしてもらったんだよー。

あとはひたすら食う、食う、食う。麺との格闘である。
ぶっちゃけ"小"サイズで普通のラーメン屋の大盛り~特盛りくらいの量がある。だんだん胃が膨れてつらくなる。箸のスピードがドンドン落ちていく。残しちゃいけないと頭では分かっているんだけど、身体が拒否している。隣のリーマンはベルトを外し始めるし、2つ隣の学生はいきなり上着を脱ぎ出すし、みなさまそれぞれ異常行動中(w。僕と言えば、目が据わり……TVチャンピオンで快調に飛ばす白田に怨みがましい視線を飛ばす赤坂尊子みたいな状態だったらしい。つらい、本当につらい。ギ、ギブしてもいいっすか??

ということで、最後はギブアップ。
午後はカラダ中の穴という穴から麺が飛び出してきそうなくらい一杯一杯。
キモチ悪い……誠につらかったっす。

お子様ラーメンサイズ(小の半分)が出る日が来たら、改めて挑戦するかもしれません。僕にはもうムリ、絶対ムリ。
参考画像。


↑小林尊の劇的Before After。
腹筋6ブロックが見えなくなるほど膨張する胃袋って……
いったいどんな変態な身体してるんだよ!? ォオー!!(゚д゚屮)屮

外国にいるんだなぁと思うとき

晴れ。18.6℃/11.4℃/36%/845day/+180

今日は4月下旬並の気温ということで、朝から晩まで暖かかった。
退社して、ついつい日本橋まで20分ほどかけて散歩してしまったよ。

朝歩いているコースの途中に大型マンションの建設現場がある。そこに近づくと僕はいつもクレーンを見上げている。日本では見慣れた、この斜めに傾いた形の大型クレーン。
海外に出て、「あ、いま外国にいるんだなぁ」と感じるもののひとつにクレーンがある。海外旅行初体験のアメリカ、ヒューストンのダウンタウンの建設現場で垂直に伸びた足と、まっすぐ水平に伸びる腕を持ったクレーンの造形を見たとき「ここは日本じゃないんだなぁ」と思った。
ミラノでドゥオモの屋根に上がり、北方には遠くアルプスを臨み、南の方角を振り向くと奇妙な形のビルと、水平の腕をのんびりと振る大型クレーンの姿があった。空港を降りたときから立ちこめていたジーゼルスメルとともに、イタリアの強烈な記憶として残ってる。

外国を感じるものってほかになにがあるかな?
コンセントの形でしょう?電話の呼び出し音、鉄道の切符販売機、フランスの送電線の鉄塔の形とかかなぁ。そんなことをとりとめもなく考えてます。

今日のランチ!はふたたび"エチオピア"でチキンカレー。辛さは2倍です。
すこしずつレベル上げをしているのがRPGっぽい。
辛さのレベルが上がるに従って、ルーの水気がなくなって、ゴトゴトした感じに変容してゆくらしい。(汗

あ、今日のデザートアイスは抹茶。
チョコアイス以外初めてです。

……だよ という語尾

雨→曇り。18.0℃/16.2℃/84%/846day

僕は「……だよ」という語尾を使う男性に弱い。
とくにおじいちゃん系にこれをやられるとイチコロだ。(;^ω^)

父親には子供の時から「……しろ」とか「……べきだ」とか。
「……はあたりまえだ」とか言われ続けてきたからなぁ。

目線を同じ高さにして「……だよ」と語りかけてくれたのは、
周囲からは横暴なダンナ様だと言われていたじいさまだった。
いま考えると僕はじいさまっ子だったな。
今月は祥月命日。

そのせいか、僕は甥姪に「……だよ」と語りかける。
それは自分が欲しかった言葉なんだ。

"PLUTO"の
「そんな所で歌ってないで、早く帰っといで
ノース2号……
ピアノの練習の時間だよ」
についやられてしまいました。 (´;ω;`)ウッ…

浦沢直樹 PLUTO

晴れ→曇り→雨。15.3℃/9.2℃/61%/847day

明け方のウォーキングに出た頃は春めいていた陽気が、午後一変して雨混じりの風が吹き付ける晩になった。春先の天気は良くわかんね。
ウォーキングコースは桜通りを含む約4km。ちらほらと開花する様子を見ていると、同じ染井吉野なのに花だけ咲くもの、花と葉が両方あるもの、花は少なく葉っぱの方が多いものと、樹によってだいぶちがうんだなぁという事がわかる。来週はお花見真っ盛りでしょう。

さて、噂は聞いていましたが未読だった浦沢直樹×手塚治虫 "PLUTO"を読みました。すごかった。あのあっけらかんした手塚治虫の鉄腕アトムが、浦沢直樹の手にかかると"リドリー・スコット""ブレードランナー"で描き出したジメジメと雨の降り続けるサイバーパンクな世界に変貌するのだから。キャラクター造形も手塚っぽくなくて浦沢キャラクターなのがいい。

念のために手塚の原作にあたってみたけれど、僕は"PLUTO"の重厚なストーリー展開の方が断然好みだ。ここであらすじは言いません。言えません。"羊たちの沈黙"、"ブレードランナー"、"攻殻機動隊"が好きな人だったら絶対にはまる。この3つを掛け合わせたら"PLUTO"になるんだろう。たぶんこれは奇才の手による傑作だと思う。読まないと損するぞ!

ブログを移した理由

晴れ。16.8℃/8.8℃/26%/848day

なぜブログを引っ越したの?って理由を説明しなきゃならないですね。
初代"ビタミンΩの日々日記"はdoblogにありました。なかなか高機能なブログでしたが、夜はサーバが重くて投稿、閲覧ともに使い物にならない状況でした。そこでコンテンツを抱えてExciteへ避難してきました。
今回は同じExcite内で移動したわけですが、理由は"言霊"が 重くなってきたから、とでも言いましょうか。書いていた自分が言うのもなんですが、ここ3ヶ月ほど「念?」の重さをもてあます感じがありました。場に筆 (例えですよ)が引っ張られてもいました。それはある部分、自分の本音であり、またある部分については「場」にそれが共鳴、拡大していたようにも思います。そんなこともあって"ビタミンΩの日々日記"を封印し、新しい場へ移動してきたのです。旧ブログは自分が生み出したものですから、いずれちゃんと念を昇華させるつもりですが。

とまあ、なんとなくオカルトっぽい始まりです。
僕は"言霊"の存在を認めていますが、外国人には理解できないかもな(;^ω^)

ふむふむ。で、今日は書くことがないような。(笑

よしながふみ "大奥 1"を読み返していたらいろいろと雑感が。
若い男性人口が極端に減り、ジェンダーが逆転した架空の日本。よしながは、この設定をベースに従来♂×♂(BoysLove)で語られてきた物語を♂×♀の関係で語り直そうとしている。

人口比率の逆転にともない、職業的なものはほぼ全て逆転。
花街の花魁はもちろん男。女が男を買いに行く。婚姻制度はほぼ崩壊している。
男を買いに行くのは、性欲発散もあるだろうが、基本的には子種を貰う事が目的。
裕福な商家やお武家さんは婿取りができるのだが、貧しい女たちは男から子種を買って子供を産む。第1巻の主人公 水野祐之進(もちろん美形)は貧しい女たちに無料で「抱かれて」いる。幼なじみは半分呆れているけれど、子種を買う金もない女たちの切実さにうたれた祐之進はボランティアで種馬をしているわけだ。

祐之進が大奥に上がる直前、以前抱いた女に別れの挨拶をする場面がある。
妊娠させられなかったことを詫びる祐之進に対し、女は貧乏人が子供を持とうとしたことが分不相応であると恥じ、優しくしてくれたことに礼を言う。切実で、せつないなぁ。もし彼女に子供が授かったら、さぞかし深い愛情を注いだにちがいない。

……とここまで書いてやっと気づいた。
この世界には快楽を得ることを目的にしたSexは描写されておらず、生殖のため至極まっとうな理由で性の売買が行われているらしい。この世界では、母親から「おまえなんか生まれてこなければよかったのに」という言葉が吐き捨てられることはないのだろう。また「望まない妊娠」も存在していないという点で、 BoysLoveのレゾンデートルに忠実なんだな。

さて、今日食べたランチ!"ジョナサン""鶏の照り焼きランチ"。ファミレスは、なにが食べたいか思いつかなかったときの頼みの綱。カロリーもそこそこ。
食後、"どつよ"に「ファミレスを3つ選べと言ったらどこに行く?」と尋ねてみた。彼はガスト、サイゼリア、夢庵。僕はデニーズ、ロイホ、ジョナサンという結果。人によってちがうもんですね。
今日ジョナサンのランチメニューを見て気づいたんだけど、ここはわりと低カロリーですね。デニーズは総じて高カロリーなものが多く、そこだけを見ていると頼めるものがなくなっちゃうよ。(;^ω^)

昨日何食べた? って よしながふみ

晴れ。16.3℃/7.0℃/41%/849day

というわけで、最近とみに"よしながふみ"がおもしろいんですよ。
昨日行き帰りの電車の中で"大奥1巻"を読んでいました。男性人口が激減し、ジェンダーの逆転した仮想江戸時代の大奥が舞台。男同士の足の引っ張り合い、女吉宗の啖呵はともかく、このジェンダー逆転社会が現実化したら、案外おもしろいんじゃないかなって思ってしまった僕がいた。動物社会じゃ生殖以外は♂なしでOKだし、母系社会の方が万事物事がうまくまわるような気がしたな。僕はジェンダー論者たちが嫌いですが、こういう思考の遊びはスマートだと思う。

で、よしながふみと言えば、「昨日何食べた?」というゲイカップルマンガをモーニングで連載開始というどえらいこともやっているわけで。

都内某所2LDKに男二人暮らしで住む、筧史朗(弁護士)43歳と矢吹 賢二(美容師)41歳の「食ライフ」をめぐる物語。もちろんゲイカップル。1ヵ月の食費は2万5千円也。

いやさー、Web2.0に負けず劣らず、すごい話だ。このお人はBoysLove2.0をやろうとしているのかい?いままでのBLやゲイ小説って、あくまで 恋愛小説・マンガであって、生活を活写したものじゃなかった。ぶっちゃけ歳をとればかつての"美少年"もただの"おっさん"になるわけさ。やがて情熱を失い、相方にも飽きが来て、マンネリ化した日常に落ち込んでゆく。恋をしているあいだは楽しい、ただ、その後に続く退屈な日常に屈しない強さを持つことはなかなか難しい。恋が成就して終わる話はそこまで踏み込んでない。

40代という中年ゲイカップルを主人公にして、食を中心とした物語を青年マンガ誌で連載する企画は、媒体はともかく着目点はすごく良いと思った。オトコをつなぎ止めるもっとも有効な手段は「カラダとゴハンよぉ」っていうオネェ様たちの金言どおりだから。あとはモーニング読者がどう受け取るのか気になりま す。

うまくいったら桜沢エリカ"サロン"以来の画期的な出来事になるのかもな。

今日のランチ!は"武膳""かしわうどん"をいただきました。豊前うどんというものは初体験でしたが、濃厚な鶏ガラスープから作られたおつゆがとてもうまかった。


 で、このお店で"超激辛一味『黄金』"ってヤツを買い込みました。先週末、京都の"祇園味幸"で、日本一辛い唐辛子"黄金"が販売されていることをTVで知りました。鷹の爪の10倍の辛味成分を持つ日本一辛い唐辛子。実際うどんにかけてみると辛い。量を間違えると大変なことになるんだけど、 口に運んでいると不思議なうま味がわき上がってきて一気に虜に。即買いです。これはおすすめですね。

レオナルド・ダ・ヴィンチ展 "受胎告知"

晴れ。12.6℃/5.4℃/37%/850day

東京国立博物館で開催されている"レオナルド・ダ・ヴィンチ展"へ行ってきました。10年前、突然のイタリア大統領来場のせいでウフィッツィ美術館入場ができず、見逃してしまった"受胎告知"と対面。


昨日3月20日公開で、最初の休日が今日3月21日。めちゃくちゃ混んでいるだろうと思ったら拍子抜けするほど空いていた。14:00頃に入場して、10分くらい"受胎告知"の前で粘っていました。まぁ10分が長いのか?と言われれば微妙で、バチカン美術館の"荒野の聖ヒエロニムス"の前には30分も誰もいなかったりするわけだし、ルーヴル美術館の"モナ・リザ"の前の方がずっと混んでいたしなー。

空いていた理由は、今日がお彼岸でご老人達が少ない、めちゃくちゃ混むだろうと思ってみんなが今日を外した、のどちらか。いずれにしてもラッキーだったよ。 あと、主催者側のオペレーションが上手かった。国立博物館本館で、"受胎告知"だけを公開。それも「ごあいさつ」とかの能書きなしでいきなり、ダ・ヴィン チってわけ。字を置くとつい読んじゃう人が滞留して、それが混乱の元だから。

で、肝心の"受胎告知"ですが、すばらしかった。
僕の好きな印象派絵画とは異なり、その中に入り込む隙は一切ないのだけど、あらゆる意味で完成度の高い絵画というのは、こういうものを指すのだろうと思った。背景の書き込みや、遠近法など……当時はとても進んだ技法だったんだね。背景に描かれた街が不思議にSFっぽかった。

アーティストとして画家を捉え、個人の創作活動として「画風」であるとか「技法」などと表現されるそれは、評論家の余計な思い入れを取り外すと「技術開発」ということなんだって今日わかった気がする。よく言われる「××は苦労の末、独自の技法を確立した」ってのは、要は「彼は独自の画期的な表現『技術』を開発した」と言われれば納得。そう考えると画家と言われる人たちはアーティストの前にテクニシャン。以前、「オレ達は技術者だから」と自称するエアラインパイロットがいて、ちょっと違和感を覚えたものだが、今日画家とパイロットを「技術者」という同じ平面で理解できたような気がした。

そのあと上野を出て、御徒町を抜け、秋葉原をかすめて、神保町へ。1時間ほどお茶を飲んで時間をつぶ し、さらに九段下、市ヶ谷までお散歩。そこからJRで新宿駅へ。今日は珍しく夕ご飯をおごるよというお招きを受けて、鉄板焼きをごちそうになって帰宅。 suicaとPASMOのおかげで移動がすごくラクになったなー。

飲み物ふたつ

晴れ。12.8℃/3.6℃/16%/851day

寒さは今日で底を打つんだって。
明日からはどんどん春めいていくらしい。
いいね。(^ω^)

人はいろいろなことで季節の変わり目を感じてる。
たとえば、今朝、オフィスの自販機の前に立ったら「あたたかい」飲み物が大幅に減って、「つめたい」がほとんどを占めていたとか。
甘い飲料水は極力口にしないことにしている。けれど、"桃"が出てきたら話は別。僕は本当に桃が好きなんで。「彼氏か桃か、どちらか選べ」と言われたら、冗談抜きで真剣に悩むと思う。

でもなー午前中、なんだかお腹が痛かった。
この飲み物のせいだったんだろうか?

夜は夜で、"東京タワー"最終回を見ながらビールをなめる。もこみちの演技力はともかく、いいドラマだった(特にサン トラ中心に)。「何年たっても、さみしいよ」ってモノローグが泣かせた。昔、ウチの実のオカンに「祖母が死んだとき、どう感じた?」と尋ねたことがある。 「ひとりぼっちになってしまったと思った」と彼女は言った。やっぱり母親を亡くすというのはそんな風に感じるのか……。

その舐めていた"KIRIN THE GOLD"はなかなかイケてる。「隠し苦味」と表現されたそれは、ラガーやエビスほどには苦くなく、スーパードライほどにはパチパチ弾けていない。なんというか、いぶし銀過ぎず、でもぎゃーぎゃー騒ぐガキっぽくもない。二人で静かにグラスを傾けるようなシチュエーション向けかな。
ここ数年、スーパードライの暑苦しい押しつけがましさにうんざりしていたので、こういうサラリ感は歓迎です。しばらく贔屓にします。

今日のランチ!"潘街粥麺専家"で雲呑麺。
アルデンテに茹でられた麺がよろしいです。

お礼とごあいさつ

先日から"ビタミンΩの日々日記"は縮退運用に入っています。
このあとどうしようかと考えあぐねてもいましたが、気分を変えたいことも
あり、ここの更新を止めさせていただくことにしました。

コメントをつけてくださった方々、リンクを張ってくださった方々には
個別にご案内をするべきところですが、勝手ながらこの投稿をもって
代えさせていただきます。

最近の検索エンジンは高性能ですから、再びお目にかかることも十分に
あるかと思います。そのときは、また、よろしくお願いします。

ブログを読んでくださった方々すべてに、感謝の気持ちを込めて。
ありがとう。

営業時代には食べられなかったもの

晴れ。12.1℃/4.0℃/15%/852day

新しいブログは、当然サーチエンジンに登録されていない。
だからここに来ているのは僕だけだ。
「誰も知らない 知られちゃいけないよぉ~」とデビルマンのテーマ曲のように。
そのうちふらりと立ち寄ってくれる人も現れるだろう。
それまでの間、独り寝を楽しむことにします。

午前の仕事を切り上げ、ちょっと早めのお昼ご飯のあと、資料を買いに出かけた。三省堂本店のエスカレーターの脇には、100名の著名な作家・評論家の写真が掲示(実際には100名分はないと思うが)されている。売り場を上下する人たちは思い思いの写真を眺めている。今日の発見は、"ナンシー関""開高健"はよく似ているって事だ。
本当だよ。確かめてみ(;^ω^)

今日食べたランチ!は、姐さんに誘われて"天鴻餃子房""黒豚餃子並定食"。営業で客商売をしていたときは、餃子とカレーは絶対ランチに食べられないメニューだったけど、いまはEasyに食べてる(苦笑)。

シェイバーを買いに

晴れ。10.7℃/3.1℃/19%/853day

春先のせいか強風の一日。
これが収まれば"受胎告知"の長い行列に並んでもいいかなぁと思うんだ。

3年ほど使っていた電動シェーバーが不調に陥ったので、代わりを買いにビックカメラまでクルマをまわしました。今回も懲りずに松下製。売り場を見ているとブラウンに続いて松下も洗浄機能付きベースを出してきてますね。これさー、どれもサイズが大きくて洗面台付近に置けないこと、企業サイドは気づいているのかなぁ?すごく疑問です。特に日本の洗面台事情は完全に女性優位でしょ?ウチでもハンドソープ、リステリン、コンタクトレンズの洗浄液、etcの女性の Goodsで満載ですから。というわけで、フラッグシップモデルはスルーして、普通のシェイバーになりました。(^ω^)

ついでにノートPCを1台買おうか悩んでみたが、思いつきで25万円overの支出はちょっと無理。PowerPointマシンに使うつもりだが、アイディアがまとまるまではノートにペンでゴリゴリ書き散らかしている方が効率がよいらしい。↓の本にも書いてあった。

ブログのURLに採用した"Black Armor"ってのは文字通り"黒い甲冑"
ここでは鎧を脱いで武装解除。くつろいだ気分で文章をつづってゆくつもり。
でもダークサイド丸出しのサイトになったら、きっとそれが僕の"地"ですね。(;^ω^)

まずはお掃除から

晴れ。9.8℃/5.1℃/37%/854day

週末はまず部屋の片付けから。大きなゴミ袋を抱えて、山積みになったDMとか、雑誌とか、そんなものを片っ端から放り込んだ。
そうそう、今週初めに届いた"Panasonic"からP903iキャンペーン当選の"Bluetoothワイヤレスレシーバー"の 包装を解いてみた。わりと軽いし、いい感じなんだけど、バッテリーの消耗が激しいのが難点だ。有線ヘッドフォンなら70時間/1充電いけるものが、ワイヤ レスだとたった7時間。ワイヤレスレシーバーの充電が150分必要らしいし、本気で使っていたら毎日3~4時間充電器に繋げっぱなしというあり得ない運用ですよねぇ(苦笑)。部屋はだいぶきれいになった。

ブログを移動した理由の一つに、急激な記憶力・集中力の減衰と、特にネット経由での情報の認識・判別力が異常に落ちている問題があってさ。「なんか僕の脳 は大丈夫か?」とか「鬱とか!?」って不安があったんだけど、どうやら脳の活動力が低下していたらしい。生活習慣を改めればOKらしく、まずは部屋の掃除と雑事の処理から着手。PC・携帯電話への接触時間を削減すること。十分な睡眠時間の確保に努めます。そんな方法論が"脳が冴える15の習慣"に書かれてました。今月の文藝春秋で日高 隆氏も絶賛のこの本と、偶然見つけた"身体感覚をひらく -野口体操に学ぶ-"をあわせて読むと効果倍増な予感がします。

旧ブログもぐちゃぐちゃになっていたので、すこし整理を兼ねて新しい場所へ引っ越したんだ。仕切り直し。ぐちゃぐちゃといえば、HDDレコーダーもドラマを溜めすぎていたのでDVDに焼いた。"たったひとつの恋""ハケンの品格"であわせて20時間分くらい?視聴率は良くなかったそうだけど、"たったひとつの恋"はけっこう好きだった。この文章を書いている秀丸の隣で、亀梨和也と綾瀬はるかがただいま別れ話中。(;^ω^)

じゃ、はじめよっか!

こんにちは。

訳あって今日からこちらでブログを続けることにしました。
はじめましての人も、そうじゃない人も、どうぞよろしくお願いします。
あらためて、こんな感じのヤツです。

身長:168.5cm
体重:64kg
生まれた日:10月25日
血液型:A型
住まい:千葉県某市
お仕事:サラリーマン (都心でカツカツ仕事してます)

僕はGayです。わざわざ胸張って言うことでもないんですが。
Gay絡みの話題もときどき出てきます。広い心で受け流してやってください。

タイトルをお借りした"Virgilio Giotti"はこんな詩を書いています。

「ある朝、海辺で」

青い海に小さな舟が浮かんで、
山のうえには、陽のあたる小さな
村が、大きな白い雲の下にある。
ぼくの中にいるもうひとりが、あいつが、

あの小さい舟に乗りこんで、あかるい
海原を、どこまでも行きたい、という、
どこまでも。それから、ずっと、あの
光のなかの村までも、行きたい、という。

ぼくは、わらって、だめだよ、という。
あいつはわらって、いいから、いいから、という。

(ヴィルジリオ・ジョッティ/須賀敦子)

気疲れ

晴れ。12.0℃/4.6℃/17%/856day

今日はいろいろと激しく気疲れしたので簡単に。

仕事を終えて18:30に銀座へ急いだ。
一ヶ月ぶりにご飯を食べようということで"銀座 磯むら"で串揚げを食べた。味はいつも通りの安定ぶりだけど、揚げ職人さんが20代のイケメンさん。日焼けしてるんで「焼けてますねー」と話を振ると「グアム行って来たんです」とさわやかなお返事。ちょっと珍しいかもな。

そのあとバーに流れて、ひさしぶりにスコッチをなめた。
ここ数年ワインブームに押されて、スコッチウィスキーを飲む機会がなかった。こういう店は先輩とか、父親とか、正しい店の作法を仕込んでもらえないとけっこうつらい。勝手を忘れていたので緊張しました。
連れは例の音大生なんだが、バーテンに「××さん(=音大生)って華がありますよね」と言われて、そいつの事をいままであんまり意識していなかったけれど、そうなんだ?と感心してしまった。世間的にはそうなんすか~。学生のくせに怖すぎなんですけど。(苦笑

今日のランチ!はお寿司。
姐さんにビジネスのアイディアを話してみたら「スジは悪くないと思う」とのお返事。そして「いつから始めるの?」という切り返し。がんばってイメージ作りするから「師匠よろしく!」「まかしといて」とお互い調子よくランチを切り上げた昼下がり。

マルディグラの記憶

晴れ。13.8℃/3.6℃/17%/857day

今日はなんか気分的にイライラしてた。なぜだろ?

朝の通勤電車の中で羽田モノレールの広告を見てた。浜松町から空港まで16分だったんだね。あの「ザー……」っという独特のロードノイズを聞きながら、天王洲を抜けた先、海 岸線で遊ぶ海鳥たちの姿を眺める。これから旅に出るんだなぁとあらためて実感する。やっぱり飛行機で行く旅は心が躍る。

大抵レンタカーで移動してしまうアメリカ滞在が多かったので、見知らぬ外国に降り立ち、空港を出て、大きな荷物を抱えながら宿泊先に向かうという経験が案外僕にはない。初めてのサンフランシスコ、ニューオリンズ、ニューヨーク、シドニー、ミラノ、パリ、香港、そして台北……くらいだ。これらの街では、旅行鞄を引きずりながらシャトルバスやエアポートエキスプレスを探し、慣れない言葉と見慣れない貨幣に少し心細くなりながら目的地を目指した。現地人とOdayで接触するわけなので、その分刺激的だった。

初めて自力で空港から目的地を目指した経験は、ヒューストンのホストファミリーに見送られ、シカゴオヘア空 港を経由してたどり着いたニューオリンズだった。有名なバーボンストリートにほど近い、カナルストリートの道ばたでシャトルバスを見送って、僕は途方に暮 れた。360度見渡す限り黒人ばかりの世界。2月だというのに汗ばむほどの陽気の中、僕は「うねるような黒い波のまっただ中」に立ちつくしていた。弾むように駆けだす小さな女の子のあとを、心臓をバクバクいわせながらホテルに向かってソロリソロリと歩いた。僕にとっての本当の外国デビューはこのときだったと思ってる。

出国前「ホテルに入ったらドアを開けちゃいけない。ホールドアップされるぞ」とさんざん父親に脅かされていた。現地に着くまでまったく知らなかったが、その年の2月中旬は有名な"マルディグラ"まっただ中だった。そういう理由で「ホテルは最低ホリディ・イン以上にしなさい」という父親の指導があったにもかかわらず、ニューオリンズは安宿しか押さえら れなかった。古ぼけたホテルにチェックインして部屋に入った。薄っぺらな木製のドア。2つあるカギも立て付けが甘くて、足でけっ飛ばしたら簡単に開いてしまいそうな心細さだった。

部屋に入って5分もしないうちに「コンコンコン」とドアがノックされる。
「えっ!?どうしよう????」と逡巡していると、さらにノックされる。
覚悟を決めて「Who are you?」と恐る恐る尋ねる。心臓がバクバクしてる。
「I'm Maid」と女性の声がする。
「あー、どうしよ。えいっ!」とドアを開けると、三角巾を被った小柄な黒人女性が3枚のタオルを2組持って立っていた。
「Thank you」……お礼は丁寧にと教えられていたのでニッコリ笑って送り出したが、人生これだけドキドキした経験はなかったんじゃないかと今でも思ってる。

夜、"フレンチクォーター"へ繰り出した。20時頃だっただろうか。
バーボンストリートの奥からカナルストリート方面に向かって、様々な形のフロートが次々にやってくる。仮装した祭り人たちはフロートの上から、マルディグラ・カラーと呼ばれる紫・金・緑色の ビーズを夜空に向かって高く投げる。沿道の観客は手を伸ばしてそれを奪い合う。紫は正義、金は権力、緑は運命を象徴する。時々空からハラハラと金箔が降ってきて、星のように輝いた。にぎやかなカーニバルがはねたあと、通り沿いのいかがわしいバーでビールを舐めた。たぶんこんなに不思議で楽しい夜は、もう二度と味わえないんじゃないかなって、そんなことを考えていたよ。

他の街の話はまた今度。

今日のランチ!はまたまた"エチオピア""チキンカリー"の辛さ1倍(笑)。
先日の感動は偶然かどうか確認もかねて。
やっぱりうまかったよー!
ふたたび感動の津波にさらわれたー。
ビーフに比べてお肉の量が多いのと、チキンは淡泊な味な分、カレーの辛さを逃がすんですね。これなら辛いのが苦手な僕も、辛さ3倍くらいまでは行けるかなぁという気がします。

ということで、カレー好きな方はぜひ一度ご賞味あれ。

ビジネスとファン心理

晴れ。12.4℃/3.6℃/25%/858day

ついさっきまで、都内某所の居酒屋で二人の男から相談を受けてた。某PHS端末のファンだという二人の持ち込んできた話とは、シェアの伸び悩むその企業のマーケティング姿勢がもどかしく、Webをベースにいろいろと提案をしてみたいのだが……という内容だった。時々合いの手を入れながら話を聞いていったが、確たるビジネスプランがあるわけでもなくて「ゴメン。言いづらいけれど、それは単なるファン心理だよね」と言うしかなかった。彼らが電博のような大手の広告代理店社員だとか、ピンで有名なマーケティング専門家だとか、著名なプロダクトデザイナーならともかく、まったくの門外漢だし。企業に提案したくとも、立場的にかなり困難。そして、ある意味ファン心理ってやっかいなもんだなって思っ た。モバイル商売をやるなら、ドコモとかauのユーザーを取りに行かないことには、売り上げ規模もしれたもんだし。

いろいろと夢を語る彼らに「うーむ。僕も仕事柄その手の提案させて欲しいという電話をよく受けるけれど、まともに相手にしていないよ」と言うしかなかった。Web上だったら勝 手連サイトを作るなり、企業側となにか接点を持ちつつ、実績を作らないことには話は始まらないというのが現実だった。

彼らの考えているネタが、残念だけどあまりスジの良い話ではなかったので、逆にこちらが考えているビジネスのネタを見せて、あわよくば引っ張り込んでやるという考えは捨てるしかなかった。"ビタミンΩの日々日記"を閉鎖して、別のビジネスブログを立ち上げようかなという話も、当分延期です。準備は整っているんだけどね。

今日食べたランチ!は、まず昨日のランチから。
既出の"暖暮"で今度は"ネギごまラーメン"に挑戦。
当店一押しのメニューらしいんですが、注文したお客が皆スープを啜る際にゴマを気管支の方へ吸い込んでしまい咽せている。けっこう危険なラーメン。
辛み味噌を普通にのせてもらったら、思った以上に辛くて失敗したなぁ。

で、今日食べたランチは、"ミニガスト"で"レタス入り蟹チャーハン"です。ここの付け合わせのスープは、何度飲んでも何かが焦げたような味がするのはなぜなんだろう?すごく不思議です。

たぶん、スジ違いだと思う

晴れ。12.3℃/2.6℃/25%/859day

こんなことを書けばある筋からの非難は免れないのかもしれないが、米国下院に"従軍慰安婦"問題に関する非難決議案が提出されている。戦時中に慰安婦を強要されたという人がいたか、いなかったかをここで議論するつもりはないっす。僕が直接その現場を見たわけではないからなんとも言えない。仮にそういうことがあったと言われても驚くことはないだろうけど。しかし妙な話だ。なぜ利害関係もなく、かつ、裁判所でもない米国下院で、70年近い昔の話が蒸し返されているのだろう?米国下院はいつから国際法廷になったのだろう?それも決議案自体を持ち出した議員の意図、全米でヒステリックに騒ぎ立てているメディアのキャンペーンの裏側もはっきりしていないのに。

問題の公聴会では、 ファレオマバエンガ代議員(民主党。米領サモア)とホンダ議員(民主党。カリフォルニア)の2人だけの出席で、証人側には日本の立場を説明する人も中立の立場の人も呼ばれなかったそうだ。これは明らかにヘンだ。米国人に問うてよいと思うが、仮に慰安婦問題が事実であったとしても、非難される側の当事者の話も聞かずに、国際法廷でもない米国下院で、このような欠席裁判の状態で同盟国を侮辱することが"フェア"なことなのだろうか?お願いだから正気に戻って欲しい。

決議案は「日本軍は合計20万人ものアジア各国の女性を強制的に徴用し、セックス奴隷としたが、戦後の日本はその非を認めていないため、いまの日本政府に明確な謝罪の表明を求める」という趣旨だそうだ。これもずいぶんヘンな話だ。
仮にこの話に米国が首を突っ込むとして、せいぜい「慰安婦問題について関係国で徹底的に調査を行い、しかるべき対応を日本政府に求める」くらいが妥当な線ではないのか?米国はいつから、こんな曖昧な前提に基づき他国に謝罪を要求する傲慢な国になってしまったのか??

同時期に米国議会の下院に90年前のアルメニア人虐殺でいまのトルコを非難する非拘束の決議案が出され、採択される見通しも出てきているそうだ。これもおかしな話ではないか?仮にそのような事実があったとして、過去の話を持ち出して、現在、そして未来の外交政策に反映させる一方的な決議を採択するのは妙だ。 ぶっちゃけ、歴史のある国で過去あらゆる意味で身綺麗な国、政権があったら教えて欲しい。そんな国はこの世に存在するのか?
たとえば米国の先住民 族虐殺の話を日本が蒸し返して、彼らへの謝罪要求と、今後の米国との外交関係に反映させるなどという衆議院決議が行われたら、米国人は猛反発するだろう。 同じ例えを隣国の歴史でもやれるだろうが、それをやらない理由は察して欲しい。要するに訴える先が"スジ違い"であり、問題提起と議論の方法が根本から間違っている。中国、韓国など、従軍慰安婦問題で、国家として、正式に日本を訴えるのならば"国際刑事裁判所"で、徹底して、それこそ100年かかってでも 真相を明らかにしたら良いのではないか?

ここからは特に独断で言うが、いずれの国も米国議会を含む第三国を政争の具に使うべきではないと思う。中世、オスマントルコから帰国したヴェネッツィア共和国外交官が「強国とは、戦争も平和も、思いのままになる国家のことであります」と言った。米国とは今そういう立場にある国家だろう。であればこそ、自制心と、あなた方の言う"フェア"な立場を見せて欲しい。切に願うよ。

あのときの一言……

その一言が……っての、今日あらためて怖いなって思ったさ。
現在所属している部が発展的解消をするわけだけど、僕は経営企画部へ異動することにな るという。去年の秋頃だったか、社長と立ち話をした際に「もし、私を広報担当として使うならば経営企画部か、総務部に置くべきじゃないでしょうか」と言った記憶がある。社長直結の広報室という場所に置かれる場合もあるが、それなりに一般論を言ったつもりだった。それが、今回の部解体の引き金となる一要因 だったとはなぁ……。正論だが、申し訳ない結果になってしまった。

一昨年の9月頃の話だが、ある人とチャットしていて「オレたち、ネットだけの関係なのに仲いいよな」みたいな書き込みをしたことがあった。「オレらいい関係じゃん」と言いたかったんだが、そのとき首筋がチリチリと刺激されるような違和感が残ったことを覚えている。
それからいろいろとあって、あのときの発言が、その人にリアルで会う気がないんだなと理解されて(こちらとしては誤解なんだけど)いたことを知った。こちらは扉を開いていたつもりが、相手には扉を閉ざされたように受け取られたわけだ(おっとっと……)。
発言から半年くらいが経過して、その謎解きが始まったとき、もう誤解を解いても時間は戻せないし、相手もどうしようもないだろうしなぁ、と思って聞いていた。
お互いタイミングが悪かったんだね、ともはや苦笑するしかないんだろうけれど、あのチリチリとした焦燥感?は、僕が岐路に立っていることを知らせるアラートだったのかもな。今度それを感知したときは、まず立ち止まってみます。( ^ω^ )ニコニコ

10:00のコーヒーを啜りながら

ドラマを消化中

週末、PCに作業をさせている間に撮り溜めていたドラマを消化。

"ハケンの品格"の東海林主任は辞表を出して職探し中。大前春子はサイボーグから人間くさくなってきているしで、最終回に向かって突き進んでいるんだなぁと実感。
一見ハケンと正社員の相克という感じもするけれど、大泉洋と小泉孝太郎が抱き合って喜んでいたり、ある意味「ほのぼの会社ライフドラマ?」って感じもする。大泉洋が「みんな家族みたいに……」みたいなことを言いますが、「そんなの今どき流行らねーよ」と苦笑しつつも、でも同僚と共有するある種の感情ってあると思います。

金曜日の夜、部の歓送迎会がありました。って、適当に酒を飲みながら惚けていたら、来期の組織変更についてリークがありました。現在所属している部は発展的解消するということで、みんな散り散りになることが決まったとのことでした。
「マジ?」
いきなり僕も当事者になっちゃったわけです。
僕は"どつよ"を連れて経営企画部へ異動。経営企画部はバックオフィスの中枢なので、いよいよマーケティングとパブリックリレーションの機能分化をはっきりさせるのだろうか?と想像はめぐる。飲み会の隣に座っているヤツは会社を辞めて中国に渡り、ボスは関連会社へ出向となり、他のヤツらはいくつもの事業部へ散ってゆく。すこし寂しいね。

"華麗なる一族"のほうは、突貫工事で建設していた高炉が爆発事故を起こしてキムタク真っ青。オヤジの北大路は「キタ━(゚∀゚)━!」とか叫んでるし(笑)。こういうところはわりと舞台っぽい感じもするな。この話、初回からドンドン坂道を転げ落ちてゆくような悲劇の連続なわけだけれど、あの広壮な屋敷からドンドン人が去り、最後は"華麗なる一家"まで縮小してしまう。もしこれが誰かの回想の形式をとっていたら、没落してゆく名門一家のストーリーになり、ある種の余韻が残るんでしょうが。
ある雑誌に書かれていたけど、華麗なる一族は何回も映像化されているそうですが、不思議なことに"日本沈没"と前後することが多かったのだそうです。時代の要請でしょうか!?


「僕の本当の父親は誰なんです?」……キミ以外はみんな知ってますが。(苦笑)
しかし、あの肖像画、へたすぎやしません??
"華麗なる一族"を中国語圏では"华丽一族"と表記するみたいです。

そして"東京タワー"
さすが"2006年本屋大賞"を受賞しただけのことはありますねぇ。
リリーフランキーの隣に座って彼の半生をポツポツと聞かされているような手触り感が好きです。そして"東京タワー"にシンボライズされた東京という街と、その片隅で生活していた親子の関係が印象的で、リリカルだ。月並みだけどうらやましいほど濃厚な親子愛だね。

そしてドラマサントラがかなりいいと思うよ。タイトルバックにかかっている"motherhood"のサビがとても印象的。ドラマの幕が上がってゆく、没入感がある。そして"Dear My Home Town"は遠い記憶を探っているような、ノスタルジックで、独特の余韻がある。

" 東京タワー"がいいなって思うのは、ある音楽家評論家がサザンの時間軸を「体験から思い出に変わる一歩手前の状態を歌っている」と評していたのと同じで、 原作が昨日のことではないけれど、大昔のことでもなくて、生々しさが薄れてほどよい感じで当時を振り返っている時間的距離感じゃないかな。

仕事に着手できないぞ……

晴れ。13.4℃/5.4℃/42%/861day

なんか1日があっという間に過ぎてしまったなー。
仕事をするためにOffice 2007へ更新して、諸作業をいろいろとやっているんだけど、これが思いの外時間を食っちゃって。Windows VISTAは概ね好感を持って使っているんですが、アプリケーションのインストールはめちゃめちゃ時間がかかるようになってしまい、激しく遺憾でございま す。

プレゼン資料の見栄えが良くなるようにPowerPointに期待しつつさわってみてるんですが、テンプレートがどれもいまいちなのと、操作方法がだいぶ変わってしまっていて手こずってます。ふむふむふむ。困った。

恋愛のスピード感

晴れ。10.4℃/5.0℃/55%/862day

朝、ドリカムの"大阪LOVER"のPVが流れていて、インタビューを受けた中村正人の「恋じたいと遠距離関係ですから」というセリフがカキーンと響いた春、三月。
別に ・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン ってわけでもないんですが、恋愛から遠ざかっていると確かにコツみたいのを忘れる傾向はありますね。「あー、次になにをしたらいいんだっけ?」とか考え込んでしまうとか。昔のドラマに"恋を何年休んでますか"とかいうのがあって、当時は「ふむふむ」とあまり気にもとめていなかったけど、いまさらタイトルを眺めていると「あー、そうだなぁ」という気分にもなるぞ。(゚Д゚ )アラヤダ!!

ドリカムは1990年代前半を代表するグループだった。ちょうど僕がTM NETWORKの呪縛を逃れたころで(w、クルマの中でよく流していたのはドリカムだった。もーベタベタですが、うれしい!たのしい!大好き!、うれしはずかし朝帰り、未来予想図II、晴れたらいいね、雪のクリスマス、Winter Songは定番でしたねー。カセットテープの時代だったから、ダビングしたり編集したりして、手がかかっていたよ。で、1990年代中盤ぐらいで、また聴く曲が変わったんですけどね。
いま考えると、なんであれほどドリカムにはまったのか解らない。でも「うれしい!たのしい!大好き!」のあのリズムが、糸井重里の有名なあのコピーを連想させるあっけらかんと突き抜けたような感じがあって、それに惹かれたのかもしれないな。いまでも好きな曲ですけど。

恋愛といえば、スピード感ってありますよね。
僕はスロースターターでずいぶん損してきたなぁと思う……思っていた。
でも最近気づいた。老けてガツガツしているのかオレは?みたいな。
30歳のころ、パイロットに言い寄られていたときがあって、僕は当初あまり乗り気じゃなくてグズグズしてた。「なんでこの人は、こんなにがっついているんだろう?」と思ってた。若者はそう思うのが自然なのかも。最近、自分は無気力かガツガツしてないか?とちょっと反省してしまいました。。。。

今日のランチ!は、"どつよ"にとっての"一ツ木さん"(わかる人にはわかる?)大絶賛のインド風カリーライスの店"エチオピア"。 辛さも0倍(世の中的には中辛という)から最高70倍まで選べる超本格的。僕はビーフカリー(0倍)をオーダー。一口食ったら「うめぇ!……確かにこれはうまい!」と大喜び。ほんと、ここのカレーはうまいです。おすすめ! 舌先から静かな感動が全身を吹き抜けてゆきます。ランチタイム11:00~14:00に来店した人にはアイスクリームのサービス付き。焼けた喉を通る冷た いアイスがまたよし。

「『大変おいしかった』と一ツ木さんにお伝えください」と"どつよ"にオーダーしておきました。彼はオフィスに戻るとカチャカチャとキーボードを叩いていたので、お礼の言葉は先方に伝わっているにちがいありません。

こんなものまで電動

晴れ。12.3℃/3.8℃/24%/863day

メディア4社への個別ブリーフィングを終えたあと、慌ただしくオフィスを出る。
今夜は飲み会。明日も飲み会。本気で食事制限をしないと、努力が水の泡に……。

前にも書いたかな?
"Sガスト"に自動ご飯ベンダー?みたいなマシンがあるんですよ。
これがけっこう気になる存在で。
丼をおいてボタンを押すと、ソフトクリームベンダーのように、ご飯が「ももももー」と上から落ちてくる仕組み。

飲食店のおひつといえば、タイガーか、象印の巨大なヤツというのが相場だとずっと信じていたんですけどねー。

人間ドックとオルセー美術館展へ行ってきました

晴れ。10.9℃/4.8℃/33%/864day

聖路加国際病院で人間ドックしてきました。

やっぱり今回も出ちゃいました"血管迷走神経反応(VVR)"
過去の注射トラブルはこちらでどうぞ。

症状としては……

献血など採血の際の代表的な副作用。針を刺すことで、迷走神経が緊張状態になって起きる。多くは採血直後や採血中に血圧が下がったり脈拍が遅くなったりし、 軽い場合はあくびや嘔吐(おうと)、冷や汗などの症状が出るが、重症の場合は意識を失ったりけいれんを起こすこともある。初めての献血による不安や緊張のほか、疲れや体調不良、満腹時の脳の血流減少が原因となることが多い。

らしいんですが、僕の場合、ストレスから逃れようとすると低血圧になり、頭がぼーっとするというクセがあります。今日も採血直前の血圧は上が100きってましたから。一時的に虚血になる環境作りを自らしているわけですね。 (;´Д`)
で、 注射針を刺されて5本のサンプルをとられたわけですが、針を刺した瞬間、身体中がゾワッと総毛立ち、2本目まではなんとか持ちこたえたんですが、3本目で手足がイライラと動きだし、4本目でどんどん重苦しい気分になり、5本目で目の前を星が飛ぶ……という状況。そのあとベッドで10分ほど休ませてもらいま したよ。

やっぱりこんな変調があると、一日中調子が悪いですね。
そうそう。今日もスギ花粉がすごいので、視界が滲むんですよ。視力検査の時もランドルト環が滲んじゃって、結局裸眼で左右1.2でした。コンディションがいいときは1.5に達するときもあるんですが……。

注射針にやられつつも、"東京都美術館"へ立ち寄って"オルセー美術館展"を見てきました。あと一月で展覧会も終了ですしね。平日午後なので、おばちゃん、ご老人達がウヨウヨしていましたが、混雑しているといってもしれています。週末だったら大変な人出だったでしょう。
オルセー美術館は2006年8月に一度訪問しています。その時は印象派の絵をたくさん詰め込まれて、一時的にアートのフォアグラになったような気分でしたが、オルセー自体は絵画以外にも彫刻、工芸品、写真など数多くの展示物を擁していますから、今回はなにが来るんだろうと期待半分といったところでした。 で、開けてみますと、出品物は絵画、工芸品、写真などで3等分というところでしょうか。
オルセー美術館といえば印象派絵画の宝庫というイメージがあるので、ちょっと残念といえば残念かもしれません。今回の目玉は入場チケットにもなっている"すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ"(Edouard Manet) でしょうか。確かに小顔で端整な顔立ちの女性は日本人好みかもしれません。これがオランダ系の画家の作品だと、人物の顔の造作がかなりゴツクなり、僕はちょっと苦手です。

もう一つの目玉であろう、そしてパリでも見ましたが"アルルのゴッホの寝室"はやっぱりさみしい絵です。二脚の椅子、二つの枕が並べられた粗末なベッド、壁には肖像画が二枚並べられていますが、戻ってこない友への追憶が漂ってきます。


こちらはお気に入りの"Eugene-Louis Boudin"(ウジェーヌ・ブーダン)"トルーヴィルの海岸"。彼の描く空に、僕は幸福を感じます。
すぐそばに弟子のモネ作"アルジャントゥイユの船着場"が飾ってあって、こちらの空も十分美しいんですが、やっぱり海岸と青空の組み合わせの方に軍配を上げます。
ブーダンは大好きですが、逆に言うとブーダンのアートカードが発売されるということは、展示作品は小粒なものが多かったという現れかもしれません。嬉しいやら悲しいやら少し複雑。


今回拾いものだったのが、"Alfred Sisley"(アルフレッド・シスレー)による"洪水と小舟"。それほど大きな作品ではないけれど、僕の目を十分に楽しませてくれました。

美術館へ出入りする前後、知り合いから「生年月日教えて!」とケータイメールが入りました。返答したら「欲しいものは必ず手に入れられる人だってさ~すげぇ (笑)」と返信が。なんの占いに使ったのやら(苦笑)。実のところ、僕は本当に欲しいと願ったものが手に入ったためしがないんだけど。ほんとだよ。

取材対応

晴れ。18.0℃/12.7℃/52%/865day

明日は人間ドックということで、昨夜は"東京タワー"を 見ながら問診票のマークシートに鉛筆を走らせていました。これがけっこうめんどくさい。というか、特に食事については原則1皿料理を選ばないようにしている関係で、なにをチェックしたらいいのか良くわかんないんだよー!(苦笑) と愚痴りつつ4枚に渡るシートに書き込みました。へんな病気が見つからないといいけどねぇ(sigh)

「ねぇ!ちょっと!! 聞いてよ!!!
あたし "Don't Let The Sun Go Down On Me" に今さらはまっちゃってさ」

と朝からハイテンションな姐さんを「"George Michael"? すっかり汚くなったよなぁ」と聞く人が聞けばゲイ丸出しなリアクションでかわしつつ、10:00から某全国紙の経済部記者への取材対応に追われました。

前職にいたときから、記者はけっして専門家ではないという事実は骨身に染みていました。今日来た記者も取材申し込みの時点からなにを聞きたいのかイマイチ不明でしたが、直接会ってみたらやっぱりド素人さんでした。ド素人さんがとりあえず取材方針を立てて取材をして記事を書くわけですけれど、ネタが専門的になればなるほど取材申し込みの時点ではわけわかんない依頼になります。広報担当としては社内スタッフのアサインに走るわけですが、こちらのスタッフはもろ専門家。「意図がわからん。オレの領域じゃないと思うよ」とつれなくされるのを宥めすかしてスケジュールを入れるわけです。できれば忍耐強くて、日本語能力に長けていて、聞き上手な人希望ー!!今朝ももともと押さえていた二人のコンサルタントに加え、さらにもう一名追加して「乗り切ったー!」。
でもまぁ、ぶっちゃけ"本勝"みたいな基地外じゃなくて助かりました。あんな記者が乗り込んでくる日は、弁護士同伴で臨まなくちゃならないっすよ。ウチのシニアコンサルタントの立て板に水な解説に、静かに感動しつつ午前中を過ごしました。

午後は午後で、ネットを使ったマーケティングエージェンシーとMtgし、スケジュール遅れ気味の"どつよ"の尻を叩いたりで一日が終わり。夕方以降は水しか飲めないので、さっさと寝て、明日に備えます。

今日のランチ!"天鴻餃子房""黒豚餃子中定食"。これから24時間食べ物の摂取が制限されるので、餃子を3コ増量しました。
あいかわらずジューシーな餃子……と言いたいところですが、今日はちょっと火の通りが甘いんじゃないかな?という感じもしました。

Show the Flag!

晴れ→暴風雨。20.6℃/12.7℃/62%/866day

「ざけんなっ!
それは"7"! "9"じゃねーよ!
くそったれ!」

と汚い言葉を撒き散らかしながら"NINTENDO DS"にかじりつきです。"100ます計算"のタイムトライアルに挑戦してるんですが、DSはしょっちゅう僕の書く"7"を"9"に誤認識してくれるんですよ。そのたびに一度消去して書き直しするので3秒はロスする。で、冒頭のようにDSを罵りながらひたすら計算しているわけ。
「おまえの顔、公文式CMの子供みたいだったぞ」と父親が言う。
「大人がそんな表情するのを初めて見た」と言われて苦笑してしまった。
ムキになってDSと格闘してたようです。(苦笑)

米国アーミテージ米国務副長官が言ったという"Show the Flag!"という有名なフレーズは外務省官僚の捏造だったという。責任追及され、1省まるごと解体されても不思議じゃないのに不問にされているのが妙な話だけれど、PS3はユーザーに"Show the Flag!"と詰め寄られているような気がする。というより、SCEは旗幟を鮮明にせざるを得ないところまで来てしまったんじゃないですかね。
最近PS3でLinuxを動かそうとしていた人たちの動きが鈍くなったことに気づいていますか?「もうPS3 Linuxを追っかけるのやめます」と宣言するブログも出てきています。TVゲームのコアユーザー以外に、オルタナティブCPU搭載マシンとしてPS3に期待を寄せていた人たちが続々脱落しているんですよ。当初有力なゲームソフトもないままに発売されたPS3を購入した人たちの中で、CELL CPUを使ったLinuxマシンを動かしてみたいという好奇心にお金を払った人たちは少なくなかったと思います。しかし現実は、RSXメモリへのアクセス 制限があったりして、満足な自作ゲームを作ったりなどは現実的ではない状況です。目の前に中途半端な機能がぶら下げられていて欲求不満?ですよ。

一方で単純なゲーム機としてみたら、やっぱり価格が高すぎます。ゲーム機ならばwii位が妥当な値付けかなという気がします。
値段以外のマイナス要因として、社内人になるとテレビの前に座り込んでゲームに時間を使うヒマがあまりないわけで、DSのように電車の中とか、細切れな時間を使って遊ぶ方が現実的。ソフトを見ても「PS3はすさまじいなぁ。時間もすごく食いそう」という印象を持つ一方で、「DSは簡単で楽しそう」という敷居の低さも感じさせます。教育系のソフトだったら時間を無駄にしたという感覚もありませんし。

先日もブログ維持の(時間的)コストというこ とを書きましたけれど、社会人にとって最も高価なものはたぶん「時間」だと思います。忙しい人たちがTVの前に何時間も座り込んでゲームに興じることはなかなか難しい。となると、細切れ時間で遊べる携帯型ゲーム機の方が伸びるトレンドは今後も続くでしょう。PS3はゲーム機としてガンと価格を下げるのか、 高性能コンピュータとして足枷から解き放たれるのか、"Show the Flag!"しなければならない時期に直面しているのではないでしょうか。

今日のランチ!は前職の同僚とすずらん通りの"三幸園"へ中華を食べに行きました。僕が選んだのは"洋芋肉片"。ジャガイモと豚肉の炒め物です。オーダーを取りに来たスタッフに「なんて読むの?」と聞いてみましたが、彼も知らないらしく、あいかわらず発音は不明です(苦笑)。
ジャガイモ料理って僕は好きです。自分でもジャガイモのミートパイ、黒胡椒と岩塩で味付けしたジャガイモと鶏肉のグリル、とろけるチーズとジャガイモの細切りの炒め物、そして王道男爵いものコロッケなんかを作ります。ホクホクとした食感はおふくろの味に直結した懐かしさがあります。

元同僚に「オレ、転職決めたよ」と告られるのかと思いきや、そんな話もなく「ええっ!?あの人とあの人が結婚!?ありえん!」という微妙に驚きな話題をサカナにまたーり、またーりお昼ご飯時間は過ぎてゆくのでした。

花見をしながら、キュッと冷酒をね。

晴れ。18.6℃/10.1℃/54%/867day

昨日、今日と所用で新潟県へ行ってました。
は、さておき。

しだれ桜が快調に開花してますよー。
だいたい5~7つ花開いていて、自宅玄関の靴箱の上に飾ってあります。少し薄暗い場所なので、花びらの白さが映えて、なかなか味あり。ってか、来年もちゃんと開花させられるのか自信がないっす。

先週金曜日のどさくさに紛れて退院してきた祖母とお花見してます。

で、話は新潟に戻るわけですが。
去年は地元の人をして「こんなに雪が降ったのは見たことがない」と言わしめるほどの記録的な豪雪だったそうですが、今年は打って変わって雪が全然ない。
関越高速を走っていても、谷川岳の上の方はもちろん雪がありますけれど、里にはぜんぜん雪がなくて拍子抜けしましたよ。タイヤチェーンも持って行かなかったし。
おかげさまで往復はとても楽でした。

ということで、昨日食べたランチ!は、最近東京でもメジャーになってきた"へぎそば"です。
へきそばってなんだ?って定義は多少曖昧なんですが、布海苔つなぎの蕎麦で、かつへぎ(片木)と呼ばれる四角い木製の器に載せて供されればへぎそばと言って良いらしい。海草をつなぎに使っているのでそば全体が緑かがった色をしているんだ。普通そばの色と言えば灰白色でしょう?
その上、このそばは非常に腰があって、パスタのアルデンテなんてもんじゃないです。噛むと「モギュ、モギュ」という歯ごたえがあって、厨房からあがってきた直後は、まるでプラスチックでできた「食品サンプル」のようなツヤと固さがありました。

そばだけだと寂しいので、舞茸の天ぷらとお新香の盛り合わせを箸休めにオーダー。すっかりお腹いっぱいになりましたとさ。

帰り道、"八海山 大吟醸"を1本買ってきました。うちの元使用人が営んでいる酒屋なので、年中通して八海山は楽に手に入ります。辛口で、そして雪解け水でのどを潤しているような清冽な味わいです。
そのほかに"鶴齢"を何本かいただいたので、クルマのトランクの中は吟醸酒の一升瓶がゴロゴロしている状態でした。冷酒でキューッと楽しみます。

実はパクチーが苦手です (-_-)

晴れ。12.7℃/5.4℃/27%/869day

今日も花粉症が大変な一日でした。
暖冬だからキッツイ。でも冬暖かかったからアサリが大きく育って、GW頃の潮干狩りはいい条件らしいよ。潮風にふかれて潮干狩りしたいなー。

週末の今日。なんか電話が多かった。
来週会食の予定が3つ。前職の同僚がわざわざメシアポのために電話をかけてくると「む~、転職の相談か?」とか勘ぐってしまう。歓送迎会に、さらに前の職場の同僚と飲み会。水曜日は人間ドッグだからコンディション整えておかなきゃならないのになぁ。
電話と言えば、仕事柄電話取りを拒否するわけにはいかないのだが、ギャンギャンと早口の外人への対応はとても疲れます。
少しは相手のこと考えて話せよ!感じ悪かったぞ! >ブライアン (#゚Д゚)ゴルァ!!

来週はメディア向け記者説明会があったりプレスリリースの準備だとか、なんだか慌ただしい。新年度に合流する方々にマーケティングのプランをヒアリングしたり、年度末に向けてバタバタしてる。マーケティング予算がぼーんと増えるのは大変喜ばしいのだが。予算あってのマーケ活動っすから。新年度の作り物はなににしようかなー。楽しいなー。

来週水曜日は午前中に人間ドッグへ行って、午後は半休とって"オルセー美術館展 19世紀 芸術家たちの楽園"を観に行きたいなぁと思ってます。平日午後ならば週末よりゆっくり鑑賞できるだろうし。人間ドックでバリウム飲んでいるのでお腹が痛くならなければいいんだけど。下剤がキツイと大変なことになってしまう。(^^;

今日のランチ!"刀削麺酒家""麻辣麺"をいただきました。パクチーが苦手な僕ですが、山椒の辛みがピリピリしておいしくいただきました。麻婆豆腐もそうですが、唐辛子の辛みよりも黒胡椒や山椒の辛みの方が味に深みが出ておいしいですねー。また食べに行きたいと思います。

夜景

晴れ。13.1℃/5.4℃/20%/870day

昼間スパークしたので、今日は書くことありません。(苦笑)

仕事を切り上げ、オフィスを出て、大手町を抜け、日本橋まで歩きました。
以前、映画を作っている人に「日本と外国映画の大きなちがいの一つは照明で、日本は蛍光灯だから白っぽい。外国は電灯だからオレンジ色で夜景が暖かく見える」と教えてもらったことがありました。
パレスホテルから、JRの高架線手前までの永代通りは、街路灯にオレンジ色の電灯色を使っていて、まるで外国のオフィス街のようだ。この写真は"大手町ファーストスクエアビル"の前を撮ったもの。歩いていてちょっと気分が変わって良いよ。

今日のランチ!"のらぼー"でおうどん。
舞茸天とちくわの天ぷらもトッピング。
ちくわの磯辺揚げがないのが残念ですが、讃岐うどんはおいしいっす! ( ゚∀゚)o彡°

制御不能な人間関係……とあるブログの閉鎖に寄せて

と、さっそくネタにしてしまって申し訳ないのだが。。。
昨日とあるブログさんが閉鎖になったわけですが、考えさせられることが多かった。
以前からブログが閉鎖される理由っていくつかあるなと思っていた。

■三日坊主で続かなかった(ありがち)
■書きたいことを書き尽くした(これもありがち)
■炎上した(お気の毒に)
■個人情報をめぐるトラブル(あぶないあぶない)
■ブログを閉めて場所を変えたくなった(あるある)
■ブログを維持するコストに耐えられなくなった (一番関心のあるテーマ)

場所を変えたくなる誘惑は僕も時々襲われるのだが、まぁそれはさておき。

最後の理由はブログが正常に成長した先にある問題ですが、mixi疲れと同様、デジタル世界においてオーナーが誠実に絡み合うことのできる人数の上限は何人だろう?

昼飯を食べながら、ネット世界の先輩である某姐さんに疑問を投げてみたら「あたしは5人が限度だね」と言う。ふむふむ。僕はアクティブな10人がいいところかな。

5人が多いのか少ないのかは別として、1記事投稿について読者からコメントが5つ寄せられると少し危険水域にはいるような気がする。もらったコメントに対し5つのコメント返しをするとトータル10コメント。そのコメント主のブログへ行って内容を読んで、さらにコメントをつけて……となると負荷は幾何学的に増 えてゆく。ましてコメント返しにコメントが付くと泥沼である。
いい加減な試算をしてみると、自分のブログの記事を書くのに15分、付いたコメントを読んで理解するのに大体1分、コメントの返信内容を考えて入力するのに3分、その他に1分を使うとして、1コメント処理に5分。5つのコメントに対応するために25分の時間を使うことになります。これならば1hour/Day以内だからなんとかなります。ですが、彼の場合はコメントが30に達する場合も珍しくありませんでしたから、その半分を彼が書いたとして、75分/1記事に対するコメント対応時間となり、これがけっこう負担だったのかもしれません。

社会人になってすぐの時、先輩から「ネットで議論をするな」と教えられました。議論するツールとしてネットは適切ではないという指摘に100%同意します。メールでマンツーマンの議論ですら、5回キャッチボールすると議論の焦点がぼやけてきます。結局顔を合わせるなり、電話するなりが一番効率が良く、間違いの少ないコミュニケーションの方法であると僕は理解しています。

ブログも議論するのに向いたツールではないのです。

自分のブログ以外に、さらに他のブログへコメント、mixiへのコメントなどをつけ始めると、どんどん時間を食います。そして、その先には2つの展開が待っています。ネット活動がリアル世界を圧迫して生活破綻するか(場合によっては人格崩壊する場合もあり)、リアル世界のつきあいをキープするためにネット活動がおろそかになるか。どちらかでしょう。

僕ならネット世界を放棄してリアル世界を守れとアドバイスします。
優先度で言ったら疑問の余地はありません。可能ならばネットから逃げ出せと。
読者多数のブログについては、コメントとトラックバックを閉鎖するとか、あるいはラジオのDJのように、寄せられたコメントから選んで「記事」として回答するならば良いのかもしれませんが、なかなか難しい。

ネット上で多数の人相手に一人一人誠実に対応しようすれば自分の首が絞まる。しかし誠実じゃない対応は感じが悪いし、そもそも不誠実なコミュニケーションは意味がないじゃんというオチになってしまう。ブログのような公開されたPerson to Personのコミュニケーション装置の限界を今回リアルに見せつけられたような気がします。

ネットのおかげで、僕らはリアル世界では実現し得なかったコミュニケーション領域の広がりを手に入れました。それは幸せなことだったのか、不幸なことだったのか。。。一人の人間がオペレーションで きる人間関係には限度があります。ネットで無制限に広がってしまった人間関係はどうやって維持しうるのかってテーマで、大学生だったら卒論が書けそうです。

乱暴かもしれませんが、他人は自分のことばかり気にかけて生きているわけではないし、自分も他人事に首を突っ込んでばかりもいられない、そんな割り切りが必要なのかもしれません。以前ならこれほど情報を詰め込まれることはなかったでしょう。脳みそをこじ開けられ、デジタルデータを注ぎ込まれ、そして迅速な対応を求められるような世界はとても息苦しい。情報をいかに閉め出すかというテーマが今後重要になると思います。

僕はどうでも良い内容の記事にたくさんのコメントが付いている場合、自分はあえてコメントを残さないようにしてました。自分のコメントでオーナーの負荷がさらに上がることが喜ばれるのかどうか判断が付きませんでしたから。