そういえば、Final Fantasy7のリメイクが発表されましたね。
このオタクゲーマーの大歓喜は、何度見ても笑ってしまう(w
幸せそうな人たちだ。
18年前か……。
当時うちには箱も開けられていないPSがあった。
ゲーム機本体はあるのにソフト一つもなく、押し入れに放り込んでいた。
あの日、総務の中島さんがニマニマと眺めていたのがFF7の攻略本だった。
「FF7も知らないの?」という中島さんのリアクションが気になって、仕事が終わったあと、オフィス近くのサンクスで攻略本とFF7を手に入れたのが18年前か。確か週末は徹夜で遊んでいたっけなあ。
僕自身はFF10の方が好きなんだけれど、世界的にはFF7の方が高評価だったとは知らなかった。あの時は、エアリス死亡シーンで灰になったよなぁ。そんなのありかよって。TVの前で大泣きしたことを思い出したわ。
この頃のちゃちいCGは味があって良いね。
リメイク版FF7?
その頃時間があったらPS4とセットで買いますかね。
お掃除するときは、準備が大切らしい……(´_`。)グスン
曇り。29.3℃/23.1℃/56%
土・日やった作業の影響が出てきました。
といっても筋肉痛とかではなくて。
体調不良……というか、肌のトラブルがひどい。これについて二つの原因を疑っているんだ。一つはショートパンツで作業をしていて、日差しにさらされた肌が Sun Burnを起こしたのかも。ふくらはぎが赤くなって、これがけっこう痒みを伴う。一昨年ハワイ島でやっちゃった症状と酷似しているので、紫外線によるトラ ブル説。やっぱり本格的に日焼け止めを使った処置を毎年やるべきなのかなぁと考え始めてもいるんだ。
二つ目が、古家で作業したので、大量 の粉塵やアレルゲンに被曝したため。なんといっても築70年~100年という古家だから、掃除したときには大量の埃、ネズミの糞、ダニ、コウモリの糞、虫の死骸などが出てきて、いろんな物に接触したり、吸い込んだりしているはず。これに対して免疫が反応してアレルギーを起こしている。
いずれにしても調子が悪いです。不快指数急上昇中。 (´_`。)グスン
こういう日は早く寝た方が良さそうですね。
おとといの写真が「かわいいー!」という声がありましたので、もう一つ追加。
Final Fantasy XのTidusのイメージでしょうか??
土・日やった作業の影響が出てきました。
といっても筋肉痛とかではなくて。
体調不良……というか、肌のトラブルがひどい。これについて二つの原因を疑っているんだ。一つはショートパンツで作業をしていて、日差しにさらされた肌が Sun Burnを起こしたのかも。ふくらはぎが赤くなって、これがけっこう痒みを伴う。一昨年ハワイ島でやっちゃった症状と酷似しているので、紫外線によるトラ ブル説。やっぱり本格的に日焼け止めを使った処置を毎年やるべきなのかなぁと考え始めてもいるんだ。
二つ目が、古家で作業したので、大量 の粉塵やアレルゲンに被曝したため。なんといっても築70年~100年という古家だから、掃除したときには大量の埃、ネズミの糞、ダニ、コウモリの糞、虫の死骸などが出てきて、いろんな物に接触したり、吸い込んだりしているはず。これに対して免疫が反応してアレルギーを起こしている。
いずれにしても調子が悪いです。不快指数急上昇中。 (´_`。)グスン
こういう日は早く寝た方が良さそうですね。
おとといの写真が「かわいいー!」という声がありましたので、もう一つ追加。
Final Fantasy XのTidusのイメージでしょうか??
イヴァリースへ戦いに行ってきます
しばらく更新が滞ると思います。
それから小さなゲームを2つ同時進行させました。
これらもやがて結果を出すことでしょう。
FF12はコンプリートをめざす最後のFFになるような気がしてます。
ということで、SeeYA!
それから小さなゲームを2つ同時進行させました。
これらもやがて結果を出すことでしょう。
FF12はコンプリートをめざす最後のFFになるような気がしてます。
ということで、SeeYA!
オトナの時間意識
快晴。9.1℃/3.1℃/20%
今日はこれから川崎まで湾岸高速を飛ばしてきます。
さてと。
昨日、ビックカメラで"Final Fantasy12"のパッケージと対峙していた時、僕は不思議な感慨にとらわれていました。おかげさまで、ゲームソフトを買う程度のお金には全然困っていないから予約するのはなにも問題なかった。それより僕がとらわれていたのは"3月16日発売"という文字。
「そのとき僕はどんな人間になっているんだろうな……?」
いまよりイイ状況で生活しているといいなぁ。
恋愛に夢中になっているのか。
新しいビジネスを立ち上げて没頭しているのか。
ああ、大きな案件が二つ終わっている時期だなぁ……。
子供の頃だったら、3月16日はただ2ヶ月先の、ただの待ち遠しい一日なのかもしれない。でもいまの僕には一本道の先にある、その日って意識が強い気がする。
"オトナの時間意識"ってヤツですか?歳だなぁ(笑)。
2ヶ月後、そのときはもっとかっこいい大人になってやる!という約束の意味を込めて、"Final Fantasy12"のパッケージをもってレジに並びました。
今日はこれから川崎まで湾岸高速を飛ばしてきます。
さてと。
昨日、ビックカメラで"Final Fantasy12"のパッケージと対峙していた時、僕は不思議な感慨にとらわれていました。おかげさまで、ゲームソフトを買う程度のお金には全然困っていないから予約するのはなにも問題なかった。それより僕がとらわれていたのは"3月16日発売"という文字。
「そのとき僕はどんな人間になっているんだろうな……?」
いまよりイイ状況で生活しているといいなぁ。
恋愛に夢中になっているのか。
新しいビジネスを立ち上げて没頭しているのか。
ああ、大きな案件が二つ終わっている時期だなぁ……。
子供の頃だったら、3月16日はただ2ヶ月先の、ただの待ち遠しい一日なのかもしれない。でもいまの僕には一本道の先にある、その日って意識が強い気がする。
"オトナの時間意識"ってヤツですか?歳だなぁ(笑)。
2ヶ月後、そのときはもっとかっこいい大人になってやる!という約束の意味を込めて、"Final Fantasy12"のパッケージをもってレジに並びました。
すんげー感動した! (特にFF12)
晴れ。11.4℃/1.6℃/17%
午前赤坂、午後は外苑前と出たり入ったり。
実は外苑前のお客さんとミーティングしたあと、考え事をしつつちょっと遠回りの散歩をしてしまったのだ。外苑前交差点から"青山キラー通り"を原宿方向へ流れ、明治通りに合流する直前で"竹下通り商店街"に突入。僕が学生の頃とはずいぶん雰囲気が変わったね。以前はベタな商店街だったのに。いまじゃ個性的なファッションの店が建ち並ぶテーマパークみたいだ。小ぎれいな学生達がフワフワと浮遊している。
そ の浮遊している少年達のあいだをすり抜けながら、僕はちょっとドキドキしていました。本当に服を売っているお店が多いね。それもかなりお手ごろ価格だ。今風の少年達向けのファッションってこんな感じで売られているんだ~とキョロキョロしながら「オレめちゃめちゃ場違いだな」って思ったよ。それは彼らが丸の内中通りに現れると、僕らが「なーんでこんなところにガキがいんだよ!?」って睨め付けるのと同じ。要は場違いのテリトリーに侵入しているということだ。 微妙に居心地が悪い。
ところで改めて"青山キラー通り"の由来を調べるとコシノジュンコが勝手に命名だって?電柱につけられている緑色の書体を使って(横書きで)青山(ここから縦書きで)キラー通りって書かれた看板が、もうなんていうか、恥ずかしいを通り過ぎて侘び寂びの世界に突入するく らいの枯れっぷりに薄く脱力したんですけど。あらあらあらって感じ(市原悦子風にね)。
で、竹下口の交差点で改めて明治通りに合流。
ここでauの"LISMO"を発見!
でかっ!でもかわいいっす!
いいなぁ~持って帰りたくなったよ。
ダメ?
そのあとササッとコーヒーを飲んで、表参道に向けて旧青山同潤会アパート前をテクテク歩き。怪しさ満点だった"オリエンタルバザー"が閉店しているのに軽くショックを受け、"アニバーサリー"でチョコレートを買おうか一瞬迷うも、そのままズブズブと地下に潜って千代田線ホームへ。そのまま帰社。
二重橋前駅から地上にあがってくると、やはりここは自分になじんだ街並みだなぁと思う。確かに平均年齢は高いけれどさ(苦笑)。
帰宅前にビックカメラ有楽町店を一周した。
別の用事があったんだが、とにかく目についたのが"Final Fantasy 12"の予約受付開始の告知。普段はゲームコーナーなんか行かないんだけど、ちょっと興味が出てきたので地下2階に足を運んでみた……今日は地下が続くな(苦笑)。
大混雑のフロアー。
てか、みんな木曜日にこんなにゲームやDVD買いにくるものなの??って一瞬気が遠くなりかけたんだけど。それで"FF12"のプロモーションビデオを眺めさせてもらったんだが、はっきりいってひさびさにすんげー感動した!!これは買いでしょう!
午前赤坂、午後は外苑前と出たり入ったり。
実は外苑前のお客さんとミーティングしたあと、考え事をしつつちょっと遠回りの散歩をしてしまったのだ。外苑前交差点から"青山キラー通り"を原宿方向へ流れ、明治通りに合流する直前で"竹下通り商店街"に突入。僕が学生の頃とはずいぶん雰囲気が変わったね。以前はベタな商店街だったのに。いまじゃ個性的なファッションの店が建ち並ぶテーマパークみたいだ。小ぎれいな学生達がフワフワと浮遊している。
そ の浮遊している少年達のあいだをすり抜けながら、僕はちょっとドキドキしていました。本当に服を売っているお店が多いね。それもかなりお手ごろ価格だ。今風の少年達向けのファッションってこんな感じで売られているんだ~とキョロキョロしながら「オレめちゃめちゃ場違いだな」って思ったよ。それは彼らが丸の内中通りに現れると、僕らが「なーんでこんなところにガキがいんだよ!?」って睨め付けるのと同じ。要は場違いのテリトリーに侵入しているということだ。 微妙に居心地が悪い。
ところで改めて"青山キラー通り"の由来を調べるとコシノジュンコが勝手に命名だって?電柱につけられている緑色の書体を使って(横書きで)青山(ここから縦書きで)キラー通りって書かれた看板が、もうなんていうか、恥ずかしいを通り過ぎて侘び寂びの世界に突入するく らいの枯れっぷりに薄く脱力したんですけど。あらあらあらって感じ(市原悦子風にね)。
で、竹下口の交差点で改めて明治通りに合流。
ここでauの"LISMO"を発見!
でかっ!でもかわいいっす!
いいなぁ~持って帰りたくなったよ。
ダメ?
そのあとササッとコーヒーを飲んで、表参道に向けて旧青山同潤会アパート前をテクテク歩き。怪しさ満点だった"オリエンタルバザー"が閉店しているのに軽くショックを受け、"アニバーサリー"でチョコレートを買おうか一瞬迷うも、そのままズブズブと地下に潜って千代田線ホームへ。そのまま帰社。
二重橋前駅から地上にあがってくると、やはりここは自分になじんだ街並みだなぁと思う。確かに平均年齢は高いけれどさ(苦笑)。
帰宅前にビックカメラ有楽町店を一周した。
別の用事があったんだが、とにかく目についたのが"Final Fantasy 12"の予約受付開始の告知。普段はゲームコーナーなんか行かないんだけど、ちょっと興味が出てきたので地下2階に足を運んでみた……今日は地下が続くな(苦笑)。
大混雑のフロアー。
てか、みんな木曜日にこんなにゲームやDVD買いにくるものなの??って一瞬気が遠くなりかけたんだけど。それで"FF12"のプロモーションビデオを眺めさせてもらったんだが、はっきりいってひさびさにすんげー感動した!!これは買いでしょう!
Final Fantasy 7
"Final Fantasy 7 考"
といっても、別に考えてることもないんだが。
Blogを始めることを勧めてくれた方とのお約束なんで、ちと語ってみるか。
※かなり長いし、支離滅裂なんで無視してくだされ。
"FFと私"というテーマは、イコール"プレステと私"という事になる。
そもそも僕はPCでもゲームはやらないので、ゲーム専用機の購入は自分の人生に予定されていない行為のはずだった。
それは忘れもしない、院生時代の暑い夏。
駅前のパチンコ屋で3000円ほど買った銀玉は、15分後から大フィーバー!
14連チャンという輝かしい戦果を上げる記念すべき日となったのだ。
そのとき景品交換所に飾ってあったプレステがわが家にお輿入れになった。
同時にいくつかゲームを買った記憶があるが、すぐに飽きてしまったんだと思う。ほどなくプレステは押入の中に長くしまい込まれたのであった。
それから社会人になって、最初の冬。
総務にいた同僚が朝から"Final Fantasy 7リリース"ではしゃぎまくっていたのにつられて、九段下のファミマでgetしたのが最初の出会い。ついでに攻略本も買ったっけ。
美麗なオープニングムービーに度肝を抜かれた。ストーリーは割としっかりしていたように記憶している。クローンであることを知らされたヘタレ主人公が、束縛の鎖を断ち切って自分を取り戻してゆくっていう筋立てだった……ハズ。
正直に言おう。一番泣かされたのはゲームが始まって20分くらい。
"エアリスの母親のエピソードだ。"
エルミナ「クラウド……だったね
エアリスのこと、だろ?」
クラウド「……すまない。 神羅にさらわれた」
エルミナ「知ってるよ。 ここから連れていかれたからね」
クラウド「ここで?」
エルミナ「エアリスが望んだことだよ……」
クラウド「どうしてエアリスは神羅に狙われるんだ?」
エルミナ「エアリスは古代種。 古代種の生き残りなんだとさ」
バレット「……なんだとさ、だって? あんた母親だろ?」
エルミナ「……本当の母親じゃないんだよ。 あれは……そう、15年前…
……戦争中でね。 わたしの夫は戦地に行ってた。 ウータイという遠い国でさ
ある日、休暇で帰ってくるっててがみをもらったから わたしは駅までむかえにいったのさ」
<ホームで夫を待つエルミナ>
エルミナ「夫は帰ってこなかった。
夫の身になにかあったんだろうか?
いや、休暇が取り消しになっただけかもしれない。
それからわたしは毎日駅へ行ったんだ。 ある日……」
<エルミナ、倒れている実母のかたわらにいる幼少のエアリスを発見>
「戦争中ではよくある光景だったね。
エアリスを安全なところへ。 そう言い残して彼女は死んだ。
わたしの夫は帰らず、子供もいない。 わたしもさびしかったんだろうね。
エアリスを家に連れて帰ることにしたんだ。
エアリスはすぐに わたしになついてくれた。」
「よくしゃべる子でね。 いろいろ話してくれたよ。
どこかの研究所みたいなところから母親と逃げ出したこと。
お母さんは星に帰っただけだから さびしくなんかない……いろいろね」
バレット「星に帰っただって?
エルミナ「わたしには意味がわからなかったよ。
夜空の星かって聞いたら ちがう、この星だっていわれて……
まあ、いろんな意味で不思議な子供だったね」
エアリス「お母さん
泣かないでね。」
「エアリスが突然言い出した。 何があったのかって聞いたら……」
エアリス「お母さんの大切な人が死んじゃったよ
心だけになってお母さんに会いにきたけど でも、星に帰ってしまったの」
「わたしは信じなかった。 でも…
それから何日かして… 夫が戦死したという知らせが… 届いたんだ…
……とまあ、こんな具合でね
いろいろあったけど わたしたちは幸せだった。 ところがある日……」
3等身のエルミナキャラクターが腕を大きく振ってプラットフォームへ走ってゆく。
ドアが開き車掌が降りてくる。次々と乗客たちが姿を現す。
エルミナはホームの端っこで待ちわびた夫が姿を現すのを待っている。
だがドアは閉まり汽車は走り去ってしまう。がっくりと肩を落とすエルミナ。
あのとき、たかが3等身のキャラから「悲しい」って気持ちが伝わってきたのだ。
クリエーターの力は凄いなって思った。腕の振り方だけで気持ちが伝わるんだよ。
そんな悲しい状況の中で、託された女の子を育てるエルミナ。戦時下だろうから豊かじゃなかったようだし、いろいろ苦労も多かったんだろう。大切に育てた女の子はさらわれてしまった。いろんな悲しい出来事を受け止めて、でも彼女は言った。「いろいろあったけど わたしたちは幸せだった」。
最後の一言にずがーんとやられてしまった。
平和な時代に暮らしていて、親族が戦死するという経験を持たない自分たち。死は病院で処理される時代に生きている。遺品が渡されるだけで、愛する人がどこに葬られたのかも分からない……という状況は、今の日本ではバーチャルの世界でしか感じられない。
でも平和が破られれば、そういう悲しい思いをする人がたくさんでる。というか、現実の世界ではたくさんでている。ピンポイント爆撃の先には、たくさんの「悲しい思い」が生まれていることを僕らは自覚するべきじゃないんだろうか。映像を見ていつも思う。
その後いろいろと美麗なムービーを見る機会はあっても、これ以上のエピソードはなかったな。
といっても、別に考えてることもないんだが。
Blogを始めることを勧めてくれた方とのお約束なんで、ちと語ってみるか。
※かなり長いし、支離滅裂なんで無視してくだされ。
"FFと私"というテーマは、イコール"プレステと私"という事になる。
そもそも僕はPCでもゲームはやらないので、ゲーム専用機の購入は自分の人生に予定されていない行為のはずだった。
それは忘れもしない、院生時代の暑い夏。
駅前のパチンコ屋で3000円ほど買った銀玉は、15分後から大フィーバー!
14連チャンという輝かしい戦果を上げる記念すべき日となったのだ。
そのとき景品交換所に飾ってあったプレステがわが家にお輿入れになった。
同時にいくつかゲームを買った記憶があるが、すぐに飽きてしまったんだと思う。ほどなくプレステは押入の中に長くしまい込まれたのであった。
それから社会人になって、最初の冬。
総務にいた同僚が朝から"Final Fantasy 7リリース"ではしゃぎまくっていたのにつられて、九段下のファミマでgetしたのが最初の出会い。ついでに攻略本も買ったっけ。
美麗なオープニングムービーに度肝を抜かれた。ストーリーは割としっかりしていたように記憶している。クローンであることを知らされたヘタレ主人公が、束縛の鎖を断ち切って自分を取り戻してゆくっていう筋立てだった……ハズ。
正直に言おう。一番泣かされたのはゲームが始まって20分くらい。
"エアリスの母親のエピソードだ。"
エルミナ「クラウド……だったね
エアリスのこと、だろ?」
クラウド「……すまない。 神羅にさらわれた」
エルミナ「知ってるよ。 ここから連れていかれたからね」
クラウド「ここで?」
エルミナ「エアリスが望んだことだよ……」
クラウド「どうしてエアリスは神羅に狙われるんだ?」
エルミナ「エアリスは古代種。 古代種の生き残りなんだとさ」
バレット「……なんだとさ、だって? あんた母親だろ?」
エルミナ「……本当の母親じゃないんだよ。 あれは……そう、15年前…
……戦争中でね。 わたしの夫は戦地に行ってた。 ウータイという遠い国でさ
ある日、休暇で帰ってくるっててがみをもらったから わたしは駅までむかえにいったのさ」
<ホームで夫を待つエルミナ>
エルミナ「夫は帰ってこなかった。
夫の身になにかあったんだろうか?
いや、休暇が取り消しになっただけかもしれない。
それからわたしは毎日駅へ行ったんだ。 ある日……」
<エルミナ、倒れている実母のかたわらにいる幼少のエアリスを発見>
「戦争中ではよくある光景だったね。
エアリスを安全なところへ。 そう言い残して彼女は死んだ。
わたしの夫は帰らず、子供もいない。 わたしもさびしかったんだろうね。
エアリスを家に連れて帰ることにしたんだ。
エアリスはすぐに わたしになついてくれた。」
「よくしゃべる子でね。 いろいろ話してくれたよ。
どこかの研究所みたいなところから母親と逃げ出したこと。
お母さんは星に帰っただけだから さびしくなんかない……いろいろね」
バレット「星に帰っただって?
エルミナ「わたしには意味がわからなかったよ。
夜空の星かって聞いたら ちがう、この星だっていわれて……
まあ、いろんな意味で不思議な子供だったね」
エアリス「お母さん
泣かないでね。」
「エアリスが突然言い出した。 何があったのかって聞いたら……」
エアリス「お母さんの大切な人が死んじゃったよ
心だけになってお母さんに会いにきたけど でも、星に帰ってしまったの」
「わたしは信じなかった。 でも…
それから何日かして… 夫が戦死したという知らせが… 届いたんだ…
……とまあ、こんな具合でね
いろいろあったけど わたしたちは幸せだった。 ところがある日……」
3等身のエルミナキャラクターが腕を大きく振ってプラットフォームへ走ってゆく。
ドアが開き車掌が降りてくる。次々と乗客たちが姿を現す。
エルミナはホームの端っこで待ちわびた夫が姿を現すのを待っている。
だがドアは閉まり汽車は走り去ってしまう。がっくりと肩を落とすエルミナ。
あのとき、たかが3等身のキャラから「悲しい」って気持ちが伝わってきたのだ。
クリエーターの力は凄いなって思った。腕の振り方だけで気持ちが伝わるんだよ。
そんな悲しい状況の中で、託された女の子を育てるエルミナ。戦時下だろうから豊かじゃなかったようだし、いろいろ苦労も多かったんだろう。大切に育てた女の子はさらわれてしまった。いろんな悲しい出来事を受け止めて、でも彼女は言った。「いろいろあったけど わたしたちは幸せだった」。
最後の一言にずがーんとやられてしまった。
平和な時代に暮らしていて、親族が戦死するという経験を持たない自分たち。死は病院で処理される時代に生きている。遺品が渡されるだけで、愛する人がどこに葬られたのかも分からない……という状況は、今の日本ではバーチャルの世界でしか感じられない。
でも平和が破られれば、そういう悲しい思いをする人がたくさんでる。というか、現実の世界ではたくさんでている。ピンポイント爆撃の先には、たくさんの「悲しい思い」が生まれていることを僕らは自覚するべきじゃないんだろうか。映像を見ていつも思う。
その後いろいろと美麗なムービーを見る機会はあっても、これ以上のエピソードはなかったな。
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