今日は魔法の日 ( ^ω^ )ニコニコ

晴れ。14.9℃/9.0℃/21%/871day

今日は"魔法の日"でございました。
それも、僕にもうれしいラッキーdayということで。( ^ω^ )ニコニコ

世界同時株安もそっちのけで、午前中は順調に仕事。
昼食を食べたあと、昼休みの時間を利用して"須賀敦子全集第1巻"を探しに行った。神保町は巨大な本のストックヤード。数軒回れば欲しい本は大体手に入る。ところが……「なぜ、ないの?」と探し回る羽目になった。高樹のぶ子が毎日新聞の書評で褒めちぎったせいで売り切れたらしい。三省堂で見つかったのが最後の1冊だった。ラッキー♪

で、午後は新宿の"マイクロソフト"に出張った。セミナーで資料集めて、来期合流するプロダクト担当者と立ち話。彼がなかなかイケメンなので新年度が楽しみだ。

会場から帰社する途中で、ホームページに使う素材を探しにヨドバシカメラに立ち寄った。なかなかめぼしいものが見つからない。"どつよ"に作らせないとダメかな??

「ふむ~まぁこんなものか……。ピックカメラにも行く?」
というわけで、ビックカメラもハシゴしたら「Wii緊急発売でーす!!」というアナウンスが……そりゃ走りましたよ5Fへ。でも目的は同時に売り出された"NINTENDO DS Lite"。速やかに列に並んだので、1台手に入れることができました。

Wii、 DSのどちらかを5月のイベントで大抽選会の景品に採用したいなぁと考えていましたが、今日回答が出ました。DSいいね!小さくて軽い。これだったら会場から持って帰るのも楽だ。Wiiも悪くはないけれど、僕はWiiを持って満員のゆりかもめに乗るのはイヤだな。嵩張るから。

ニコニコして帰宅。( ^ω^ )ニコニコ
ブログを書くためにネットにアクセスし、須賀敦子関連情報をあたっていたら塩野七生の読者に関する記述が見つかった。僕も読者のひとりを自認していますが……

質問 いま個性のお話がでましたが、塩野さんの読者は、どんな方が多いんですか。
塩野 私の読者というのは、一つの階層とか、一つの職業などでは、とても割り切れない。主婦、官僚、政治家、医者、教師……。
中学生から百歳に近い方まで、ありとあらゆる人がいます。ただ、一つだけ共通点があるとすれば、ちょっと外れた人が多い。つまり、普通の主婦、普通のサラリーマン、普通の官僚とはちょっと違う。じゃ、そのちょっと違うのは何かというと、イタリアでは「アペルタ」と言うんですが、要するに開放されているという意味なのね。つまり、拒絶しないわけです、自分と異種のものを。好奇心とは、非常に能動的なんだけれど、それよりもちょっぴり精神的に開かれているという意味なんです。
そういうような人が私の読者じゃないでしょうか。だから、職業でも、社会的にでも、性別でも区別できない感じです。
[出典 塩野七生「ローマ人の物語」の旅 コンプリート・ガイド(新潮社) P.141「塩野七生ってこんな人」]

やべ。僕まで褒められたような気持ちになる。
魔法の日はやっぱり楽しい。( ^ω^ )ニコニコ

喪失と哀しみと……須賀敦子

須賀敦子全集第2巻を読み進めています。
まだ途中ですが、通底するテーマは「喪失と哀しみ」でしょうか。
哀しみと言っても「哀しい、哀しい」と叫んでいるのではないのです。失ってから長い時間が経過して、あらためてもう自分の元には戻ってこないという諦念に似た感情。僕にはうまく表現できないんだけど。彼女が"オデュッセイア"から引用した

アキレウスは、アスフォデロの野を
どんどん横切って行ってしまった


という一節に象徴されているのかもしれない。
もう「行ってしまった」のだ。還ってくることはないのだろう。

これが30代より前の人が書いた文章ならば、「なんて感傷的な人だろう」と思うだけだろうな。でも須賀敦子は60代になってエッセイを書くようになった。透明感を帯びた遠い記憶から呼び起こされる喪失の哀しさは、人生の深みを感じさせるとともに、それを背負って生きてゆく人間賛歌にも繋がってゆくのかなぁとも僕は思ったりもする。

このエッセイの中ではもう一つ有名になってしまった引用があるんだ。

自分がカテドラルを建てる人間にならなければ、意味がない。
できあがったカテドラルのなかに、
ぬくぬくと自分の席を得ようとする人間になってはだめだ


サン・テグジュペリの文章らしいのだが、ネット上を探しても原典がわからない。
いずれ見つけてみたいと思っているんだけど。

彼女の文章をそれほど読んだわけではないが、この2つの引用が同居する人、そういう人なのだと僕は理解しているつもり。全集を読破する途中で印象は変わってしまうかもしれないけどね。"記憶と想起"が特徴の、彼女の文章。僕のブログもなんとなくそんな構成になっているような気がする。

ボスのいない水曜日、午前中に。

桜の花が咲きました

晴れ。13.5℃/3.2℃/55%/872day

花粉症のせいでしょうか?
一日中頭が重くて物事がはかどりませんでした。(´Д⊂グスン

帰宅すると出迎えてくれた両親が「おい、おまえの桜、咲いたぞ」と言うので、早速自室へ見に行きました。まだ一輪ですけれど、咲いてます。やっぱり部屋の中が暖かいせいですね。予定していたよりも2週間も早く開花してしまった。
まだ他にも蕾はついているので、けっこう楽しめそうなんだけど、この子だけが突出して花開いちゃってどうしましょう……って感じです。

今日のランチ!はすずらん通りの住民にはおなじみの"マキアヴェッリの食卓"でカルボナーラをいただく。"どつよ"には勝手にランチしてもらうことにして、"姐さん"とヒソヒソと密談。
このお店は名前はけっこう知られている方だと思うんだけど、個人的には味いまいちかなぁ。同じカルボナーラだったら"あるでん亭"の方がおいしいような気がする。

今日は頭が痛いのでこの辺で。

大人が絵本に涙する時 (´・ω・`)

晴れ。10.0℃/2.0℃/19%/873day

朝、西船橋の東西線ホームに駆けつけると、人で溢れかえっていた。
「あ゛ー。またトラブル!?」月曜日からげんなり。
今朝のは九段下で信号機トラブルだって。
今月に入って遅延証明書をもらうの3度目だよ。
どうにかしてくださいー、ほんとうに。(泣

金曜日の帰宅途中に"大人が絵本に涙する時"も買いました。"柳田邦男"の 例のDeath Educationな本です。初出が1999年なので、やっぱり8年前に文藝春秋で読んだソレでした。書店では立花隆のハードカバーに手を伸ばしかけていたんですが、隣にあったコレを買ってしまったのが運の尽きというか。大人が読むべきおすすめ絵本ってのが何冊も載っているので、週末に市立図書館から借り出してきます。子供の頃に母親に読んでもらった作品もいくつもありましたけど、新作もそれ以上にあって、読んだらやっばり涙するんでしょうか?どうだろう!?

そういえば"百万回生きたネコ"とか好きですか?
何年か前、外国人の接待にかり出されて、房総半島の突端に近 い日本旅館に泊まったことがあります。潮騒の音と、海に落ちる銀色の月の光がまぶしくて、寝付けない僕はフラフラとフロントへさ迷いだし、宿泊客向けに用意された小さな図書コーナーの前に座り込んでいたのです。夜だから、神経の高ぶらない本を……と言うことで手に取ったのが"百万回生きたネコ"でした。正直、普段同じ内容が繰り返される本は苦手でしたが、"白いネコ"に出会い、天寿を全うする100万回生きたネコが少しうらやましかったことを覚えてます。そのあと、もう一冊"カモメに飛ぶことを教えた猫"を読んだあと、明け方フラフラになって布団にもぐ込んだのでした。「港の猫の名誉に賭けて!」こんなセリフをてらいなく口にできることをうらやましく思います。

実のところ、僕が絵本に手を出すときはけっこうキテる。
先週、一番信頼している同僚から「あたし、来月末で辞めるから」と打ち明けられて、ものすごくショックで。
入院している祖母の件……「いまだったらベッドに腰掛けて話せるから」と慌ただしく出入りする見舞客たち。密かに始まったその日に向けての準備。ぶっちゃけ失うことの痛みでいっぱいいっぱいなんだ…。(´・ω・`)

今日のランチ!は、"つけ麺 サトウ"でつけ麺をいただく。
スープが魚貝系の出汁を使っている店は、どこも似たような味になるように気がしました。ねっとりと生臭いというか。うん。
麺は太麺で歯ごたえが楽しい。そんな感じですね。

桜の精

晴れ。6.8℃/0.2℃/16%/874day

えらく寒い週末だった。
スギ花粉が飛びまくっていることもあってウォーキングをさぼってしまった。
うーむ。今週はガンバリたいと思います。はい。。。。

なんかブログを書くモチベーションが下がってしまって。
あまり無理しないで自分のペースで書いていこうと思ってます。

先日も報告したけれど、しだれ桜が芽吹き、そして蕾がほころんできました。すでに先端がピンク色をしていて、来週くらいには咲くのかなぁ!?楽しみだ。

こういう鉢植えは本来屋外で育てるものなのかもしれません。今回は日中は外に出していますが、夜間は鉢を部屋に取り込みます。日記を書いているPCデスクの隣に置いてありますが、しょっちゅう目がいってしまう。もちろん突然成長するはずがあるわけないんですが、気になります。植物を部屋の中におくのもなかなか良いものですね。
桜は日本人にとって特別な花であることは言うまでもないが、梶井基次郎が小説化したように「妖し」存在としてとらえられているようだ。特に桜には"桜の精"がいるらしい。たいてい桜の精の妖しい魅力に魅入られた人間が破滅するお話なんですけどね。

桜の舞い散る舞台だと"京鹿子娘道成寺"とか有名ですね。

桜といえば平安時代。
平安時代といえば直衣。
そんなイメージがありますけれど。

週末の本選び……須賀敦子全集

雨→曇り。12.4℃/8.9℃/80%/876day

今週も仕事が終わった。
今日はイベント出展のキックオフMtgと、メディアの取材対応で、なんか疲れてしまった。決めなきゃいけないこと、確認しなきゃいけないこと、交渉しなきゃいけないことが山積みで、3ヶ月間はいろいろと忙しくなる。

19:00過ぎにオフィスを出て、行きつけの"紀伊國屋書店 大手町ビル店"へ足を運ぶ。金曜日の夜、書架の間をさまようのが、僕のリラックス方法。ここでマン・ウォッチングもする。"Numbers"なんかにしがみついているリーマンには興味ない。すれちがう人たちが抱えている本をすばやくチェックする。場所柄ハードカバーのビジネス書を手にしている人が多いけれど、今日見かけたステキな女性は、金融論の専門書と、中国の歴史小説と、そしてベトナムの旅行ガイドを抱えていた。こういうバランスの人、好きだな。

今日は予定通り"須賀敦子全集"を手にした。帯にある「私は、孤独が荒野ではないことを知った」……この一言がどんな文脈で現れるのか。それとも河出書房の編集者がひねり出したコピーなのか。はやく知りたいような。読み終わってしまうのが惜しいような。

のっけのタイトルから「ヴェネッツイアの宿」だ。
彼女の紡ぎ出すみずみずしい文章が、一気にヴェッツィアの街に僕を連れ去る。

懐かしい。
イタリアを旅した時の記憶がよみがえる。
サン・マルコ広場に立った。足下を飾るタイルが波打っていることに驚いた。ここは頼りない干潟の上に作られた"海の都"なのだと、あらためて実感した。
広場の一角にあるカフェ・フローリアンでコーヒーを楽しむ。手持ちのリラが足りないことに気づき「これじゃチップもおけないよ」と、両替商を探してサン・マルコ広場を囲む回廊を走り回ったっけ。中世の頃からここは銀行の集積地であるという知識があったからね。
サン・マルコ広場からリアルト大橋を目指して歩く。細い路地をいくつか抜けると、小さな運河に出くわす。あちこちからチャプチャプと住居の礎石を洗う水音がする。時々細身で黒塗りのゴンドラが滑るように進んでゆく光景が目に飛び込んでくる。

クルマの入ってこない静かな街は、スローテンポに時間が流れ、すれちがう人、見知らぬ人ともなぜか近しいような気がする不思議な街だったことを記憶しています。

僕なんかじゃヴェネッツィアの良さを伝えることはとうてい無理なんだけど、イタリアで暮らしたある女性に関心を持ってくれる人がいたら、ぜひ一度手にとってみて欲しい。

東京タワー、そして放蕩息子の帰還

晴れ。15.2℃/5.7℃/40%/877day

仕事を終えて自宅で"東京タワー"を見てました。
あいかわらず泣ける話だなぁ。

主人公雅也の家はオカンの人柄を慕う友達たちが入り浸ってとても楽しそうだ。1996年というとあっちでもこっちでも家庭崩壊が進んでいたころだから、本当におとぎ話のような情景。今回はサブキャラ徳本の親子和解がテーマの一つになっていた。10代の頃、やんちゃだった彼は母親を傷つけて、自宅を飛び出した。そして長い間帰ってこれなかった。

そういえば、僕には反抗期らしい反抗期がなかったような気がする。
そりゃ教員歴30年のベテラン教師(当時の担任)に反抗して、匙を投げた担任が校長に泣きつき、それから親が呼び出されて泣かれるわ、それで学年集会が開かれるわで、ちょっと問題児ではあったけど。でも親に暴力を振るったりすることはなかったな。
ゲイの長男らしく(?)、母親とならんで台所に立ったり、生き物の世話をしたりして、穏やかに暮らしてました。その後、両親の仲がギスギスしたり、母親と父の実家が激しく対立したり、妹が家に寄りつかないような時期が続きましたが、僕と両親の関係は比較的安定してました。両親を傷つけて家を飛び出し、そして長い時間がたって和解するというドラマのような経験はなかった。その分、とても幸せだったんだろう。

ドラマを見ていて、レンブラントの"放蕩息子の帰還"を思い出しました。絵は父と息子なんだけど、子供との再会を喜ぶ親の表情が好きだ。赦しを与えるその姿は慈愛に満ちていて、レンブラントの苦手な僕でも惹かれる。

ドラマの中で もこみちはオカンのありがたさをどこまで解っているのか微妙なところだけど、友達たちは家族の不在にあらためてさびしさを感じてる。月並みだけど、人は両親とか、家族の暖かさに最後は戻ってゆくのだね。親と子は対立と和解を繰り返す。あれだけ両親に反抗していた妹が、20代後半になって両親と和解したあとは嘘のように家族にべったりするようになった。彼女なりにさびしかったんだろう。

僕といえば、最近おやつを食べ過ぎたのか、寒雀のように コロコロと小太りが目立ち始めた母親にお茶を淹れている。祖母の入院以来、少し暴走がおさまった父親にはコーヒーを注ぐ。こんな穏やかな時間は何年ぶりだ ろう。そんなことを考えながら"東京タワー"を見ている。親孝行は早いうちからしておけ。孝行したいときに親はなしだから。やべ……コブクロ"蕾"にもやられてしまった。。。

今日のランチ!はランチじゃなくて、最近気に入っている飲み屋の定番メニューをご紹介。"ベーコンの炭火焼き"。大きく切り出されたベーコンをじっくりと炭火で焼き上げたもの。ベーコンに深くしみこんだスモークのアロマを楽しみながら、冷酒を口に運ぶ。これがとてもうまいんだ。

お昼休みの戯言 (BLにジェンダーをみる)

とあるブログで「女性はBLになにを求め、期待しているのだろう?」という問いを見かけました。なかなかおもしろい。では、僕は少し質問を変えて「僕はBLから何を読み取るのだろう?」とか考えてみました。

いつの時点かは知りませんが、"June"から"Boys Love"へ名称変更された頃に、2つの大きな変化があったと思います(古い時代の話は置いておきましょう)。1つは偶然から、1つは必然から。
1 つ目は従来型の(少なくとも受けは)美少年という設定が変わってきたこと。相変わらずそれは王道なんですが、それ以外にも年下攻め年上受け、オヤジもの、 誘い受け、ノンケ同士といった派生ジャンルが出てきます。きっと作家たちも「学園で愛される美少年」という設定に飽きたのでしょう。
2つ目がオヤジもの、リーマンものなどが出てくることで、お話の舞台が広がりました。学園という閉ざされた場所から、様々な社会人が登場する設定が出てきます。これは1つ目の偶然にともなう必然だったと僕は思います。

"Boys Love"が世界を拡大したおかげで「攻めと受けの役割分担」が流動化しました。たとえば富士山ひょうたの「落下速度」のようにノンケサラリーマン同士が同性愛に陥るとき、攻めと受けの役割分担はなにがポイントだったのかという明確な答えを誰も持っていません。確かに能動的・受動的という性格づけ、年齢 差、体格差などがキーになっているようですが決定打とは言い切れません。不思議だよね。同性なのになぜ役割分担ができるのか?なぜそれを受け入れるの か??

ここで思考を飛躍させると、僕は"BL"を通じて、肉体的に同質な男×男を使って、男×女間におけるジェンダー(注:この言葉に格 差などの意味を付与しません)の発生起源に関する仮説を見ているような気がしています。そして、いわゆる「ジェンダー(役割分担)」というものが、かくも 偶発的に決まりうるものなのかと新鮮な驚きを持ってそれを読むのです。

ここでちょっと恥ずかしい話を。
ゲイの世界では攻め(タ チ)と受け(ネコ)の比率が2:8だと言われます。圧倒的に受けの方が多いんです。理由は分かりませんが。僕は攻め(タチ)なんですが、声をかけてくるのは大抵タチ。そして「ネコだと思った。目が誘ってたよ」と言われてびっくりします(誘い受けに見えるらしいよ。ホントかなぁ??)。タチの方が一般的に能動的であるとはいえ、自分は他人からはネコに見えるのか……と思うと少し複雑です。そして「じゃネコやってやるよ」と言ってしまえば、今日からネコの仲間入りかー、とあらためて不思議な気分になります。自分の意思次第で僕は役割分担を変えることができるのだと。

こんなことを考える僕が単純にヘンなだけかもしれません。が、
かくも役割分担の境界線は曖昧で、決定要因は偶発的なのかと。
そして役割分担の逆転もあり得るのだと。

まぁ「とりかえばや」を楽しんでみてもしかたないのですが。

BL漫画レビュー:富士山ひょうた『純情(1)』

風邪引いて会社を休みました。
朝はゾクゾクしていたんだけど夕方にはすっかり落ち着いて、明日は元気に出勤できることでしょう。

さ てと。前回「ディア・グリーン 瞳の追うのは(2)」の男夫婦のトロさにイライラすると書いたけれど、正直作家さんのモチベーションが落ちているのかなぁとも思ってました。なんというか、BLとも普通の恋愛マンガとしても、これは及第点をとれないのでは?と僕は思っていました。ところが裏でちがう作品が走っていたわけなんですね。それなら納得。

富士山ひょうた『純情(1)』

ライターの戸崎は、取材で偶然、高校時代の初恋の相手・倉田と再会する。 覚えていないだろうと戸崎は思うが、倉田は自分のことを覚えていた。その夜飲みに行く事になり、当時の気持ちを暴かれた戸崎は、戸惑いながらも倉田に抱かれる。しかし一度きりだと思った関係は倉田が望むことで続いていき、戸崎はますます倉田に惹かれて……。

「富士山ひょうた作品の中でもっとも激しいかも」と言っているBL書評家もいるけれど、このテンポはリアルゲイの世界に近いなぁと僕は思う。ゲイのテンポって本当にこんな感じですよ>腐女子のみなさま。

で、 戸崎がモノローグの中で倉田について「フタを開けてみたら、あんな皮肉っぽい喋りのオレ様なんてなぁ…」と言うシーンがあります。なんか女性の読み手には倉田の振るまいが評判良くないみたいなんですが、僕は「やべ……このキャラは自分そっくりだ」とそういう意味ではまりました。なんか考え方とか、行動とかが「生き写し」のようなので、いろいろ反省を込めて今後のストーリー展開を期待したいと思います。

1.絵柄
フリーライターの戸崎はかわいい目に設定されてますね。倉田はバリバリのリーマン。それともWeb関係(笑)……いやいや笑っちゃいけない。僕個人としては仕事柄フリーライターには何人も会ったけれど、残念ながらジャニ系はいなかったなぁ。運動不足のデブばっか。マガハに出入りしているようなライターだとちがうのかもしれないけれど。

2.ストーリー
初恋の彼と再会ネタ。それも相手(倉田)に惚れていたことを知られてしまい、それをネタになかば強引にホテルへ連れて行かれてしまう戸崎クン。このまま一直線にハッピーエンドかと思いきや、戸崎に言い寄る当て馬が二人登場。作品基調は戸崎目線だけど、実は戸惑いながらも戸崎に夢中になってしまう倉田の成長物語になってゆくような気がする。というか、僕的に強くそうなってほしいと期待します。

3.エロ度
リアルゲイっぽく。スピーディーに、多頻度で?
無理やりシーンもありましたし。。。。。
BLにありがちな受けが泣いて見せたりしないところが良い。
実際オトコノコは簡単には泣きません。泣くときはもっと別な理由があります。

4.まとめ
これは「アタリ!」作品だと思います。オススメ!
このまま2~3巻で着地できれば大変よろしいかと。

絵柄 :★★★★★
ストーリー:★★★★★
エロ度 :★★★★★
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

友情というより、むしろ共犯者

曇り。9.5℃/6.5℃/67%/879day

去年追い出した派遣の女性がオフィスを去る直前「あたしは××に友情を感じたね」とあちこちで言いまくっているのを耳にして、ふむ……奇妙なことだと思っていた。ジャニ系イケメンとイノシシのよーなあんたに芽生える友情ってどんなものだろうか?と。
で、今月、イケメンくんが退職することがオープンになってなるほどと思った。本当に温かな友情があった可能性は否定しませんが、一方で「退職」というキーワードは社内の思わぬ人を結びつけるマジックキーワードでもあるんだよね。
前職での僕の退職はオープンになってから1ヶ月近く時間があったので、その間に「実は私も」とか「オレも考えているんだよね」という人たちがこっそりと接触してきたものです。奇妙な連帯感がそこに生まれる。それは共犯感覚だったように思う。
新年度が近づくと、どこのオフィスもザワザワする。来る人、去る人、企んでいる人が密やかに動いていて、なんか背筋が寒々しい心持ちがする季節。本店にある花屋さんではそろそろ年度末の花束の予約が始まる。「ご予約はお早めにー」ってPOPが立つくらいだからたくさんの人が退職・異動するんだろう。

自分の人生は自分でDriveする。
あたりまえの話だけど、ときどきひどく不安になる。
仕事の絵を描きながら、そんなことを感じてる。
日常に流されていれば安全である場所から、自ら外に出る海図を探し、航路を書き込む作業は楽しい。けれど、希望の大きさと同じくらいの不安は生まれる。今週は少し心細い気分で過ごす一週間なのでしょう。

あんたには人間力が足りないわ

晴れ。12.9℃/6.2℃/30%/880day

以前「あんたには人間力が足りないわ」と指摘されたことがある。
彼女は「あんたは人間関係を維持しようという努力が足りないわね」と言いたかったのだろうが、昼時のカフェで一瞬顔がこわばった事を覚えている。
そして次の瞬間「そうだね。否定できないや」とあっさり認めた自分に驚いた。
普通の男だったら「バカにするんじゃねーよ!」ってテーブルをひっくり返しているのかもしれないけれど。どうなんだろう?

子供の頃、将来なりたかった職業の一つにツアコンがあった。
それはただで旅行ができるからとか言う理由ではなくて、旅行のたびにお世話するお客様が変わり、旅が終われば人間関係も解消する。「お疲れさまでした!」の一言でバッサリ繋がりは切れ、翌週「はじめまして!よろしくお願いします」という一言から新しい人間関係を作るという、言い方は悪いが手離れの良い人間関係にあこがれていた(乱暴なことを言ってすみません>ツアコンのみなさま)。

その後もイベントの仕事なんかに携わると、プロとお客が一年のある一時をある場所で過ごすために集結する楽しさに痺れた。終わると「お疲れ!また一緒に仕事したいね」と言って別れる。打ち上げのお酒はほろ苦くて、けっこう悪酔いしたもんだ。
僕自身は「つるむ」性質がなく、「つるむために集まる」というのも興味がない。
目的ありきでないと人間関係を維持できないという、根源的な欠陥がある。

とはいえ「ねー、最近どうしてる?」と電話かメールをすると「おー!ひさしぶり。こっちはさぁ……」と近況を話して盛り上がったりはする。手離れの良い人間関係が好きと言ったって、別に全部をぶった切っているわけじゃない。急に懐かしくなって「最近どうしてる?」なんて深夜に電話をかけたりもする。

ブログを書くようになって「最近どうしてる?」と電話がかかるのが減ったなー。
検索エンジンから流れてきた人も多いけれど、親しくなってURLを教えた人もいる。その後つきあいが途絶えてしまっても、その人はここを見ているのかもしれない。
オープンな場所だから誰が見ていてもかまわないんだが、僕はその人について、もう消息もわからなくなってしまっているのに、その人は僕が今日どこへ行き、なにを食べたのかも知っている。もしかしたら以前に書いて、僕が忘れてしまったような事柄についても、その人たちは覚えているのかもしれない。僕は淡々と日々の記録をこのブログに書きつづっている。ここに存在していると言ってもいいのかもしれない。だから彼方から「最近どうしてる?」という問いかけは必要ない。ある意味リアルタイムで観察しているようなもんだから。でも、この情報の非対称の割り切れなさをどう自分に納得させたらいいのだろう?

「よくわかんないや。....」φ(・ω・` )

と、懐かしい"trf""Legend of Wind"を聴きながら独りごちる。この曲は好きだ。
実のところ、情報の非対称性によるもやもやとした気持ちのもって行き場に困っている。でもこんな理由でブログを非公開にしたり、mixiへ移動させるのもなんだか変だし。む゛ー。(´-`).。oO

今日のランチ!は"VELOCEでサンドイッチとコーヒー"でした。午後から東京ビックサイトでイベントの出展社説明会が開かれていて、それに間に合わせるためほとんど昼食抜きでオフィスを飛び出した。

お腹が空くと人って眠くなるんだね。あらためてわかったよ。
説明会が終わって夕方。遅めのおやつと早めの夕食を兼ねて、コーヒーとサンドイッチで一息つく。ぼんやりしつつ、ノートを開いてアイディアを書き付けたり。イベントのない日のお台場は人影も少なく静かでした。
今週イベント出展について社内キックオフMtgをやる。これからJobが重なっていろいろと忙しくなるんだろうな。

背伸び

雨→晴れ。8.7℃/4.9℃/74%/881day

冷蔵庫の中に放り込まれたみたいに寒い。信じられねー。
と震えながら"VELOCE"でコーヒーを飲んでました。

外出中は活字を手放せないたちなので、おかざき真里"サプリ 5"とサイモン・シン"暗号解読"の2冊をちゃんぽんで読みながら、ノートに仕事の"絵"を書いてました。
僕は絵描きじゃありませんので、書くのはビジネスに関するアイディアスケッチです。一人の作業だと煮詰まりやすいので、本を読んでは、ノートに書き付けし、コーヒーを口に運んでまた本を読むというリズムを刻んだ2時間。
暗号の方は"ENIGMA"についてのエピソードで、かなり佳境に入っていたりします。けっこうおもしろいですよ。

数日前「背伸びする学生は好もしい」と書きましたが、翻ってみれば自分もまだ背伸びしたいという気持ちがあるからそう思うのでしょう。
いい歳をしてなにバカなことを言っているのだと叱責されそうですが、「そろそろバカをやるのも最後かな」とか、「いま、おまえ仕事でラクしているだろ」という後ろめたさで背中がゾワゾワしてるんですよ。

今のままでいいのか、おまえ?って自分で自分を責める声がするんだ。

僕にとって"絵"を書いている時間が一番楽しいことは知っていた。いまの広報の仕事をきっちり回しながら1日1時間だけ、この遊びに費やしてみる。そうだ……頭を使うだけなら朝のウォーキングの1時間も使えるから2時間くらいか。考え事をしながら歩いているときの僕は、身近な人とすれ違っても気づかないことが多いんだ。クルマにはねられないようにしないとね。

BL漫画レビュー:富士山ひょうた『ディア・グリーン瞳の追うのは(2)』

で、ひさびさにBL書評。

僕は「グズが嫌いだ」とはじめに言っておこう。
石橋をたたいて渡らないというタイプの人はそれでよい。
それも一つの判断だから。
だが、一番たちが悪いと思うのは「自分から仕掛けておいて、相手をその気にさせておいてグズグズするヤツ」と、僕は一方的に思ってたりします。
一度決めて動き出したらサクサク前へ進めよ、ってのがポリシーです。

と主人公に文句の一つも言いたくなるのが
富士山ひょうた『瞳の追うのは(2)』
ディア・グリーンシリーズ第2巻。

ただの友達だったはずの縁と音海。しかし縁は、少しずつ自分の気持ちを自覚し始める。

という、要するにそれだけの第2巻。うーむ。
先にゲイを自覚した音海が縁を挑発。そのうち自分の気持ちに気づいて走り出した縁に対して、音海の方はグズグズ。そういうのは口べただとか、不器用な性格で片付けられる問題なんだろうか?と僕的には激しく疑問だな。彼は単なるへたれじゃないのか?と感じてしまうんですが。。。。ましてや自分の片想いしている 他のゲイを呼び出して酒の相手をさせるって言うのはどういうことよ????

自分で仕掛けた以上は責任とるべきじゃないんですか?と言いたいところですが、音海さんはネコらしいから……ネコってそんなもんなんでしょうか?

1.絵柄
相変わらず安定してます。

2.ストーリー
ノンケ同士の二人が恋に墜ちる。それもかなりのスローペースで(苦笑)。
それ以上でも、それ以下でもなし。

3.エロ度
あー、今回初Hでしたねぇ。

4.まとめ
富士山ひょうた作品は良いと思うんだが、これだけ感想も書けないということは大した印象もなかったという意味で淡泊すぎ。BLとしても、普通の男女の恋愛ものとしても生ぬるすぎじゃありませんか?ということで、作家のファン以外はおすすめできません。

絵柄 :★★★★☆
ストーリー:☆☆☆☆☆
エロ度 :★★☆☆☆
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)

ノリノリでランチ

晴れ。12.7℃/4.6℃/21%/883day

前の前の会社の同僚とランチ。
ノリノリで話していたから写真撮るの忘れました。(w

初心に戻ってWebサービスの設計をやりたくなった。
自分なりの目標を掴んだような気がします。
とはいえ、当面の仕事は"ビクトリア"ですけど。

社会人の皆さんはデスク周りはどんな感じでしょう?
最近は食玩を並べる人もいますね。
ウ チは仕事中に飲食OKなので、広報らしく積み上がった新聞・雑誌の他に、紙コップ、缶コーヒー、もらったお菓子の袋なんかで雑然としてます。でも社会人になって以来、デスクで水物をひっくり返す経験はなかったです。ヨーグルトのパッケージを開けたとき、ピッと飛沫が散って「あっ!」ってことは何回もありますけど。
今日、隣の"どつよ"が缶コーヒーをぶちまけてキーボードが被災。こういうときに箱ティッシュを持ってない人はお手上げだ。「ほれ、使え」と箱ごと渡しましたけど、"ハケンの品格"の"森ちゃん"を連想してなんか苦笑。週末で仕事が立て込んでくると誰もが不注意になるからねぇ。 NotePCじゃなくて良かったよ。あやうく始末書書かされるところだった。みなさん注意しましょ。

↓コレ、ちょっと怖いね。
大気汚染を他国まで撒き散らかすなんて言語道断なんだけど、正面切って
抗議したら「じゃあ技術支援しろ。無料で」とか開き直られそうな気がする。

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中国から「もや」、日本列島覆う…NASAが撮影

中国から流れてきたとみられる薄茶色の濃いもやが日本列島を広く覆っている様子を米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星「アクア」が撮影した。

画像は米東部時間今月6日に撮影された。通常の雲とは明らかに状態が違っている。春先に見られる黄砂にも似ているが、日本の気象庁ではこの時期の黄砂を確認していない。NASAは中国で進行する大気汚染との関連性を指摘している。
(2007年2月16日14時57分 読売新聞)


平穏な一日。嵐の前の静けさ

晴れ。超快晴!14.8℃/6.1℃/40%/884day

うーむ、昨日の"ハケンの品格"は、大前さん、最後言い過ぎたね。あそこまで言っちゃダメだよ。空気を読めとは言わないけれど、正論でも周囲の人をいたわる気持ちが必要だよって僕は感じましたが、なにか?孝太郎はあいかわらずかわいい。

今日の仕事はというと、あるマーケ女が仕事丸投げしてきやがったので
「先方に英文資料だけで判断を迫るのはぶっちゃけムリ。
ウチの見解をつけたレターを用意してください」とそのまま打ち返し。
その後長々とした英文メールのCC:につきあわされてさらにうんざり。

あやしいキャンペーン企画が持ち込まれる。
「今度こんなキャンペーンやりたいんですが……」
「企画はボスに話し通してありますか?
この文章……不思議な日本語になってますよ」
と一目ドキュメントに目を通しただけで突っ込みどころ満載な企画書……。
案の定ボスに粉砕されてペンディング……まったくなにがやりたいんだか???

夕方。ボスと4事案の集中検討会。
事前に他のマーケ担当者から「この件ライター入れなきゃ絶対ダメ」と言われて、
「うん。がんばってボスを説得するよ」と会議室へはいる。
なぜかボスはヘロヘロ状態。頭が回っていなさそう。これなら説得も可能か?
「でー、私としてはライターを立てるべきと思いますが」
「そんなのアイツらに書かせたらいいじゃん。
書けないならアイツらいらない。人員削減しちゃおうか?」
「ですよねー」シュルシュルシュル~って後ずさりして撤収。
ったく僕は代理店営業マンかい!?(w

そんなこんなで一日が流れてゆきます。

今日のランチ!"尾道らーめん 柿岡や"
うーむ。味に特筆すべきものは感じなかったな。
店のオペレーションが上手くないのか、テーブルの向かい側のおじさんは何度も店員にオーダーを出しているのに話が通じなくてお怒り気味。
飲食店のオペレーションは難しいね。

当選、当選~♪ ( ゚∀゚)o彡°

雨→やや暴風雨。13.0℃/7.4℃/82%/885day

昨日、そろそろ仕事を切り上げて帰ろうかと思っていた矢先に、ケータイがブルブル震えてメール着信のお知らせ。なんだろ?と開いてみたら「……厳選なる抽選の結果、Bluetoothワイヤレスイヤホン(白)」に当選しましたのでご連絡致します」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

って、昨年P903iのキャンペーンに申し込んだこと自体を忘れてました。(w
定価¥6,500相当のものらしいですが、到着が楽しみ。
なにかを抽選でもらうのはめちゃめちゃ久しぶりな感じがします。

今日はあまり書くネタがないんですが、鉢植えのしだれ桜が芽吹いてきました。焦げ茶でカチカチだった芽がふくらんで、枝全体がなんか黒みを帯びてきたなぁと思っていたら、その一部が緑色になりました。3月上旬~中旬に花咲きそう。
小学生の夏休みの課題に朝顔の観察日記がありますが、気分はそんな感じ。朝、水をやって日当たりの良いところに鉢を置いておき、帰宅すると取り込んで定位置に戻す。そんなことを繰り返していくと、やがて花が咲いて満開に……みたいな?密かに楽しんでます。

あ~、書くことないなぁ。
そういえば週末に"東京タワー""華麗なる一族"をまとめて見てました。そろそろお開き……と思っていたら母親がスルスルと混じってきて、流れで"ハケンの品格"を見始めたら大はまり。僕は密かに"小泉孝太郎"を推しているんですが、母親は"大泉洋"が気に入ったらしい。「おい……こらっ、とっくり!」と大泉洋が叫ぶとケラケラ笑ってます。確かにおもしろいぞ>大泉 洋。最終的なオチはいったいどうなるのか、行方を見守っています。カップルは誕生せずに終了とか、大泉洋がハケンになっちゃうとか、そんなエンディングか なぁ!?

ウチの正社員といえば、ジャニ系イケメンが退職しやがってモチベーション大幅↓(w
僕が面接やってイケメン社員を大量採用したいっすよ(半分本気)。

たまにはゲイごと

晴れ。12.9℃/5.6℃/44%/886day

スギ花粉が飛んでます?微妙に目がかゆいっす。

イベント空け&三連休が終わっての火曜日出勤。テンション上がらないのと、迷惑メール700通受信にクラクラしながら業務開始。アダルト宣伝メールは本当に迷惑ですね。こういう業者は厳罰にして欲しいですよ。まぢで。

そういえば最近ゲイ事の方はヒマしてるなぁ。
「今日もバイトか?」ってメール投げると「遊んでくれるのー?仕事終わってからなら良いよ~」とリアクションを返してくる大学生とかはいるんだけど、彼氏って感じじゃない。
自分にとって理想(?)とする彼氏像って、最近ますますぼんやりしてきている。僕は多少身体専入ってるなぁということに気づいたので、ボディラインはきれいな人がいいな。学生でもリーマンでもいいけれど、きれいに食事する人だとうれしい。……位か?好みのルックスはこのブログでさんざん書いてきたので割愛。
彼氏といっても、僕は「同棲したい」派じゃないんで。別にしてもいいんですけれど、社会人ならば自立しているオトナが必須ですし、学生ならば好奇心が強くて 背伸びしているくらいの人だと気になりますね。詳しくは書きませんが、ゲイの世界ではこの2タイプはなかなかいないんだ。無職多いしねぇ……。
とか、いろいろとえり好みするのは良くない。今年はいい感じの人を探そーと思いつつ。なにもせずにもう2月半ばさ。

そういえば2006年11月から体脂肪撃退をやってきましたが、今のところ13.5%位まで下がってきた。この数字は一日に大きく変動するので、大体14% 前後なんだと思う。今月中に瞬間風速でも良いから12%台に乗せてみたいんだが、どうなることやら。正月と3連休がけっこう足かせで、ここでリバウンドするんですよ。それでも身体は軽くなり、服を脱ぐと腹筋がうっすらと割れているのが見えるので、自己満足度は高い。
太るのはイヤだけど、でもあんまり節制ばかりの生活もちょっとつまらない。この3ヶ月で肌質や髪質が変わったりしているので、太らない体質に変わってしまえれば楽なんだけど(w。

今日のランチ!は、"いもや(とんかつ)"リターン。
あいかわらずの盛りのよさ。
これで今週は揚げ物終了です。(´;ω;`)ウッ…

春にして君を想う

晴れ。12.8℃/7.1℃/19%/888day

昨夜は激しい春雷に襲われた。
水瓶の底が抜けたような激しい雨に冬の空気は洗い流されて、今朝は暖かい湿り気をともなった春の気配がした。僕が育てているしだれ桜の芽も順調に成長してきていて、来月には淡雪のような開花を楽しめることだろう。これが祖母と観る最後の桜になるとはね。

正月を過ぎた後、祖母はよく発熱するようになった。
医者も、薬剤師の両親も原因がわからないと、抗生物質と解熱剤を服用させて様子見を続けていた。解熱剤を飲ませるとおもしろいくらいに熱が引く。でも体力は確実に奪われていった。
手をこまねいている関係者に向かって、先月末さすがに「発熱してるってことは炎症が起きているということだろ?状況から引き算してみれば子供でもわかる。大きな傷がなければウィルス性のものか、腫瘍か、原因はそんなところだろ?ぐずぐずしてないで徹底的に検査にかけろ!」と強硬に主張した。
「素人になにがわかる!」とオヤジには睨め付けられたけれど、翌日かかりつけの市立病院で徹底的な検査をした。異変はその晩のカンファレンスで報告され、翌日から 国立がんセンターへの転院の手配が始まった。そして1週間後に判明したのが膵臓ガン。余命3~6ヶ月の宣告だった。手術をする体力がないとの判断から、積極治療は行わない方針で関係者は合意した。

こうなると一番の専門家の父親がダメダメで、医学的なディシジョン以外は僕がオペレーションしている。"白州次郎"ですら実母が亡くなったときは支えを失ったようで腑抜けになったと告白しているくらいだから、弱気になっている彼を責める気はない。ただ

「残り短い人生だからわがままになるかもしれん。そこは大目に見てやってくれ」
「わかった。その分負荷がかかるオフクロさんのケアは忘れないで」
「…………」(睨め付けられる)

結局、妻に対する彼のバランス感覚は壊れたままなんだなと少し情けなかった。

もう10年以上昔になるか?文藝春秋で作家柳田邦男氏と聖路加病院医師細谷亮太氏の共著記事を読んだ。これは実の息子が自殺した直後で"犠牲(サクリファイス)"を出版したりと柳田氏が少しおかしくなっていた時期に発表されたものだった。テーマは"Death Education"(デス・エデュケーション)。

"Death Education"……死への準備教育とは、人間らしい死を迎えるにはどうすべきか、に関する教育とされる。ただ、前述の共著ではもうちょっと趣旨が違っていたような気がする。

死のニオイがぬぐい去られた現代の街はとてもクリーンだ。
いまの子供たちは道ばたで動物の死体を見かけたりすることはないだろう。僕が子供の頃には通学路に鳥が落ちていたり、犬が死んでいたりと、多少なりとも死を目撃してきた。いまは核家族化が進んでいるから老人と同居した経験を持つ子供は少ないし、ましてやほとんどの人が病院のベッドで臨終を迎えるご時世だ。日本人にとって死は他人事でもある。
前述の著作の中で「自らの死んでゆく姿を家族たちに見せること。よく死ぬことを通じて、尊厳を持って人生の終わりを意義あるものに昇華してみせるのも、よく生きることである」ようなことが書いてあったように思う(記憶違いだったらゴメン)。これが身近にある Death Eduactionなのだと。昔の家庭では当たり前の光景だったそうだが。

「オレはもうだめだ……残念だ」
16年前に祖父が亡くなったとき、僕に発した最後のメッセージは「残念だ」であった。やり残したことがあって無念であるとかではなく、おまえとはもう会えなくなる、声を聴くこともかけることもできなくなる。その別れが残念だ……という意味だったのだろうと、僕はいまでも思っている。僕はもっともかわいがられた初孫だったから。
生前にはいろいろと迷惑をかけられて、祖父にはうんざりしていたが、そのとき僕はもうすべてを許そうと思った。力なく握られた指先から流れ込んでくる圧倒的な感情の波に僕は押し流された。

それから5日後、しんしんと雪が降り積もる明け方に祖父は息を引き取った。その数時間前、どんどん冷たくなってゆく手足をみんなで泣きながらさすり続けた。 呼吸がだんだん浅くなって、やがてヒュッという小さな音がしたあと、もう戻ってこなかった。あの圧倒的な肉の冷たさを指先が覚えているから、自分の手足が凍えると病室で過ごしたあの数時間のことを思い出す。

朝、新潟県全域の雪雲が除けられて、透明な青空が広がった。病院の入り口で、時間つぶしに薄く張った氷を靴先で破るたび「パリン、パリン」と脆いガラスが砕け散るような音がした。「しみわたりだよ」と母が言った。
雪の上を渡ってくる風がやけに冷たかった。コートをかき合わせてクルマに乗り込んだ。祖父を乗せて自宅へ向かう霊柩車に続く車列に加わった。みな黙りこくっていて車内は静まりかえっていた。そんなことを記憶している。

不可逆的に流れていく時間の中で、僕らはどうしたらよく生きてゆけるのだろうと思い悩む。いまから16年前、僕は「じいちゃん、立派だったよ」と思うにいたった。それ以前から僕は「死」というものをあまり恐れてはいなかったが、祖父の死に目に立ち会ってからさらに恐れはなくなった気がする。「死」を目撃しても僕らは生きてゆかねばならないし、生きてゆく。そしていつか自分の死を受け入れる。そういうものなんだと。

えらそうなことを言ってきましたけれど、別に達観しているわけじゃないんだ。
どんな形であれ「さびしいな」……そんな気持ちは自分の死の間際まで残るんだと思うから。

"Death Education"絡みでいくつか絵本が紹介されてます。
そのうちの一つ"いつでも会える"は、引用された見開き1ページで号泣させられました。

"異邦人たちのパリ"展に行ってきたよ

曇り。13.2℃/8.9℃/58%/889day

"異邦人たちのパリ"に行ってきました。
というより"国立新美術館"へ行ってきましたというべきかな??
今まで美術館といえば上野がメインだったので、六本木は少し新鮮だった。


↑正面入り口から。設計は黒川紀章だそうだ。

新しく設計された美術館だけあって、空間の取り方とかは斬新。
カフェ・レストランが充実していて、展覧会以外の用途もあるような感じがした。
この巨大な逆さ円錐はレストランになっていて、お客さんでいっぱいだったよ。
通常待ち合わせ場所に美術館を指定なんてことは日本ではあり得ない感じもするが、国立新美術館は入場券を買わなくても館内には入れる……ああ、そうか。乃木坂周辺にはあまりいい待ち合わせ場所がなかったけれど、ここならば雨宿りしながら待ち合わせでもOKというわけだ。ふむふむ。

施設自体が先月立ち上がったばかりなので、不具合がいろいろと出ているようだ。今日は3階フロアの照明が点灯しないとか、館内案内システムが落ちているとか。とくに館内案内システムはWindowsXPを使っているようで、↓こんな画面が出っぱなしでいけてない。やっぱりクリティカルシステムに Windowsは使えないという証左ですかねぇ。


で、かんじんの"異邦人たちのパリ"ですが、う゛ーむ。
どうも僕にはいまいちでした。かなり苦手なレオナール・フジタに「おひさしぶり」って親近感を覚えるくらいですから(苦笑)。
昨年、東京国立近代美術館でお会いした"カフェにて"が展示されていて、あれ!?まだ日本にあったの?って感じで拍子抜け。
藤田の自画像はどうでもいいんだが、抱かれている猫の表情は好きだ。幸せそうなその表情は見ている僕までも幸せな気分になる。


だんだん解ってきたのだが、"Eugene-Louis Boudin"(ウジェーヌ・ブーダン)が好きなとおり、僕は基本的に風景画が好きなのだ。
たとえば、この"トルーヴィルの浜"の ような透明感のある高く広がる空。ある人が「ブーダンが描く空には見果てぬ希望のようなものを感じさせる」と言った。僕にとってその見果てぬ希望を象徴する空は、両手を伸ばして追いかけたいほど切実で、そして絶対に自分の手に入らないものであることが解っているから、ブーダンの空の前に立つと複雑な想いが交錯して収まりません。

人物画や抽象画は、それがどんなに悲しい気持ちを表現していても、決定的な部分で自分がその場所に入ってゆけないから、突き放されているような気分になります。「だから、なにか?」とお互い突き放した関係性の中で終わってしまう。画家の感情の発露といっても、他人事と言えばあくまで他人事なのだ。結局、批評家が「緊迫感あふれる構図に秘められた画家のうんぬん……」と解説しようと僕には「だから?」となる。

風景画は追体験できる。その場所へ行ってみたい気持ちになる。あるいは自分の記憶から追体験ができる。画家と同じ目線で風景の中に自己投影できるから、僕は好きだ。

絵画の基礎も解っていないヤツが勝手なことを言いました。
聞き流しておいてください。( ´Д`)=3 ハァーッ

三連休初日ですね!

二日酔いからはうまく逃れました。
遠出する予定を入れていないので、今日は"国立新美術館"で絵を見た後、都内をブラブラ散歩してきます。

ではでは ε=ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ イッテキマース

昨日今日のご飯

曇り→雨。14.4℃/6.4℃/45%/890day

3日間にわたるイベントが終わって打ち上げ。
って……会場にサイゼリヤを選んだやつは誰だ?手打ちにしてくれるわ!
なんか安いワインをたらふく飲んで、明日の朝は二日酔いでうなっていそう。

 さて、今日のランチ!ですが……。
まずは昨日のランチから。とにかくラーメンにはうんざりしていたので、"どつよ"とは別メンバーを引きずりこんで"寿司"!。
握りを口に運びながらハラハラと落涙しそうなほど寿司に恋焦がれたこの一週間。願いはかなえられた!とばかりに一気に幸せな気分になりました。"並"だけどさっ(w 

夜っ!は"梅の花 青山店"で豆腐会席。
女性とご飯を食べるときの安全牌はお豆腐会席。
梅の花だと個室が取れるから、込み入った話をするときには重宝しています。
コース料理の中で一番気に入っているのは"豆腐しゅうまい""揚げ湯葉"。ホクホクしながら「うまーっ」と叫びます。ぜひ一度どうぞ。

そうそう。コースの途中でサヨリの手毬寿司を頼みました。
ちょっと量が多いかな?と思いきや、これでみんなのお腹が落ち着いたのでGood Choice!でした。

で、今日のランチ!はべたに"ロイヤルホスト"で日替わりランチ。
肉じゃがとフライという組み合わせになにか意味があるように思えません。
ロイホのパンはなかなか美味い。ファミレスのパンもクォリティがあがってきましたね。と言いつつ最大のお楽しみは"パラダイストロピカルアイスティー"。大好きだ。

神田橋のたもとで寒桜が咲いていました。
白い花弁が青空に映えて美しいなぁと見惚れました。

一夜が明けて

> 僕はなんのために生きているのかなー?
> って考え込んでしまった日でした。(;^ω^)

昨夜は↑のようなことを書き込んでいましたが、別にネガティブな意味ではないです。はい。青山で会食後、夜風に吹かれながらメトロ入り口を目指して歩いていたときに、ふと思い至ったことを書いただけ。

昨年末のことになりますが、"どつよ"を面接したときに彼が「将来はWebディレクターになりたいと思っています」と言ってのけたのには仰天した。おいおい。ポテンシャルはあるかもしれないけれど、経験なしで「ディレクターになりたい」と門を叩いて採用してもらえるほど業界は甘くないぞ。「坊や……寝言は ベッドの中で言いたまえ」と僕は苦笑しながら彼のアピールを聞いていた。

彼の天然キャラクターで救われている部分は多々あれど、彼はWeb、特にインターネットの深いところを知らない。例えばブラウザのキャッシュについても知らなかったし、業界的には僕が同僚と「で、Sun Microはさぁ……」とか盛り上がっていると「それって日サロですか?」と真顔で聞かれたときには僕ら絶句したりだし。最近こんな感じのWebデザイ ナーも少なくないんだとか。

とは言うものの、僕が見てきたWebデザイナーなかでは、良好な勤怠、仕事に取り組む姿勢、タバコを吸わないこと、気働きができること、与えた課題以上のアウトプットを出してくるところをけっこう評価していた。ウチでWebのメンテナンスをしていても、ディレク ター職へ進むことは不可能だ。ちとお節介を焼くか……。

昨夜、青山にあるWebプロダクションの社長とご飯を食べる予定があったので、" どつよ"は勉強がてら同席をするというセッティングをした。彼女とは10年近いつきあいなので、本音でだべれる仲。坊やにいっちょ人生と専門家の意見を披露してやろうか、という趣旨で盛り上がった3時間。Webディレクターになるには、やはりでかい仕事をいくつも経験しないと使い物にならないというのが僕と彼女の意見。でかい仕事というのは、最低1千万以上の案件のことを指す。またクライアント、広告代理店、外注が登場する案件を仕切る経験も必要。そのためには有力なデザインプロダクションに所属する必要がある。大型案件を回すにはコミュニケーションスキルとチームワークが必須。だから一人で仕事をしているあいだは成長に限界がある、と酒を飲みながら諭した。

"どつよ"がウチで勤務するのは原則9:30-17:45。夜はなにをしようが僕は関知しない。「仕事があふれたら使ってやってよ」と売り込んでお開きとなった。

"どつよ"と別れて、ベルコモンズから少し歩いた。
顔にあたる夜風が気持ちよかった。

「いい子ね。あなたが推すだけあるわ」
「だろ?使えそうだったら使ってやってよ」
「彼に飛び込んでくる勇気があったらね」
「だな」

そういって僕らは手を振って別れた。

僕のカンだが、彼が本気でWebディレクターを目指すつもりならば、どんな形であれ6ヶ月以内にウチを離れるだろう。後任の担当者に一から仕事を教えるのはめんどくさいのだが、彼の人生にとってプラスの選択を後押しすることに、僕のためらいはない。
"どつよ"はちがうが、こんなふうに僕は何度も"掌中の珠"を手放してきた。ビジネスでもプライベートでも。もったいないなぁと思うことがないといったらウソになるが、自分の選択に後悔はない。未練が残る場合はある。僕も人間ですから(笑。

いろいろと手放してゆくと身軽にはなります。
身軽な人生……でもその先の自分にはなにが残るんだろう?
文庫本を閉じ、酔客を乗せた電車の中でぼんやり物思いにふけった。

僕はなんのために生きているのかなー?
って考え込んでしまった日でした。(;^ω^)

あー、なんとなくだが

晴れ。13.0℃/5.9℃/37%/891day

僕はなんのために生きているのかなー?
って考え込んでしまった日でした。(;^ω^)

もうラーメンはしばらく勘弁してくらさい

晴れ。13.1℃/8.6℃/21%/892day

昨日今日と、なんだかズドーンと疲れが出ていてダルイっす。一日歩き回るだろうと思ってウォーキングもサボりましたし。

さて、予告どおり(?)、今日は東京ビックサイトに出張ってました。
相変わらず"ゆりかもめ"の中では爆睡し、気がつけば"国際展示場正門前駅"という具合でした。
初日は会場全体にあまり客が入っておらず、スカスカ感が漂っていましたが、ウチのブース的には来場者が多くてまぁまぁと云うところ。最近はいろいろなイベントが増えすぎていて、主催者はどこもスポンサー集めと、集客に苦労しているようです。

僕は一日べったりつめているわけではないんですが、明日、明後日と担当者たちが見込みユーザーを見つけられるようサポートに徹するつもりです。

身体は疲れるけど、イベントが終わって東京ビックサイトで見る夕焼けはけっこう好きです。

さて、今日のランチ!ですが、"ラーメンほん田""みそラーメン"を食べました。ラーメン狂いの"どつよ"に付き合ってラーメンを食べてきましたけれど、いい加減飽きました(苦笑)。
あー、寿司くいてー、鰻くいてー、フレンチくいてー、イタリアンにおぼれてぇー、焼肉ぅ~とだんだん不満がたまってます。ラーメンばかりで気分が滅入ってきました。
丸の内でばか高ランチを食べていたころが微妙に懐かしいです。(´・ω・`)ショボーン

ラーメンほん田ですが、ぶっちゃけあまり美味くない。と言ったら怒られるが、ラーメン業界が競っているスープに特徴がない。その代わりに大盛りでコストパフォーマンスが抜群によいというところが最大の売りだろう。"幸楽苑"とほぼ同額で、1.5倍位のボリュームのラーメンを胃に押し込むことができると言ったらイメージしてもらえるかと思う。みそラーメンには野菜がたっぷり乗っています。麺が現れるまで約2分間、ひたすらもやしを食べ続けました。(汗

一応フォローだが、スープにあまり特徴がないと言うのは逆説的に毎日食べても飽きないということなのかもしれない。僕は当分足を運ぶことはないと思いますけど。

あー"神田きくかわ"へ行きてぇよ……。

PCのグラフィックスカードを取り替えました

晴れ。16.5℃/5.5℃/29%/893day

今夜、銀座で会食する予定だった話が流れ、といいつつ夕方には銀座の印刷業者と打ち合わせする予定が入っていたので、オフィスから散歩がてらテクテク歩きました。
アポの時間は多少ルーズだったので、途中ビックカメラに寄って、"Windows Vista"への最後の投資というわけでグラフィックスカードを買ってきました。

正直グラフィックスカードについてはよくわからなくて、とりあえず価格と性能が手ごろそうな"XFX GeForce 7600 GT 256MB DDR3 XXX Edition"ってヤツを買いました。560Mと580Mという2種類がありましたが、クロック数の高い580Mという方を選びました。
先日PCのBus周りの進化が激しくて、拡張ボードを購入して延命ができないということをいいました。今まさに過渡期で、グラフィックスカードについては AGPからPCI-Expressという規格へ移行が進んでいるところなんだそうです。僕のマシンはAGPx8というBusで、今だったら最新のグラフィックスカードを堪能できるけど、2年後はどうなっているかわからない状況。おそらくそのころにはカードは手に入らなくなっているでしょう。だったらいま交換してしまえと思ったんです。

まったく外国製のパッケージはとんでもない。
この形状のせいで輸送費、保管費が無駄に掛かってますねー。

グラフィックスカードをPCに取り付けたんですが、ハードディスクとかと同規格の電源を必要とすることを知ってびっくりだよ。拡張ボードってコネクタから電源を取って動くモノだとばかり思っていたから。

PCの電源を入れ、必要なドライバーをインストールしたら動きました。
↓こちらがオンボードグラフィックスチップを使っていた時のVistaさまからのお告げ。グラフィックス周りがぜんぜんダメダメです。(´・ω・`)ショボーン


↓次にGeFORCE 7600GTを取り付けた後、あらためてお告げをいただく。


ギューンとスコアがアップしてます。(`・ω・´)シャキーン

Windows Vistaを使うにあたっては、こちらのスコア3をクリアしていれば快適に使えますとマイクロソフトも太鼓判ということらしいです。バッチリ"Aero"デスクトップだよ。
ポリゴンゴリゴリなゲームでも手を出さない限り、Vistaを使っている間は快適に過ごせますというお墨付きをもらったということかな。

グラフィックスカードを替えて驚いたのは、スピードの速さと色の発色。同じ液晶モニターを使っているのに「こんなにきれいだったんだ!」と満足感高かったっす。

さて、今日のランチ!は二度目の登場"ザ・ハンバーグ"。冬の間は"シチューハンバーグ"がよろしかろうと思います。腹もちもよろしいですし。
ただひとつ苦言を申し上げると、まずスープが出て、これを飲み干したころにライスが出、そのライスが冷えたころにハンバーグが出てくるという段取りはいかがなものかと。。。温かいものは温かいうちに供し、冷たいものは冷たいうちに召し上がっていただく。これが飲食店の基本ではなかろうかと。でも目くじら立てるほどのエラーではありませんでしたが。

Memento mori

晴れ。14.2℃/1.8℃/46%/894day

ブログでも何回か触れてきたけど、ぶっちゃけわが家は現代社会問題の巣窟のような場所なんだ。老人問題、定年団塊世代問題、熟年離婚危機問題、少子化問題の4問題が集結している。最後の少子化問題の当事者はゲイの僕だ。(;^ω^)

定年団塊世代問題と熟年離婚危機問題は大体セットみたいなもんだから、すると老人問題、団塊の世代問題、少子化問題というまさに三題噺ってことになる。ちなみに団塊の世代問題に老人性(それとも壮年性?)鬱ってのが付属しているからほぼパーフェクト。こんな八方ふさがりの中で僕は暮らしているんだよ。

ウチには両親+祖母がいます。89歳の祖母は去年後半から軽度の認知症と、急速な老衰が始まりました。彼女の介護と生活の面倒を60代後半の両親が見てい る。ほとんど母親が看ているといってよい。まさに老・老介護って状態です。僕の立場からはそろそろ自分の両親の介護について考え始めなければならない前に、言い方は悪いけれど「さらに前が詰まっている」状況を見て愕然とするときがあります。政府の言う年金に関して1人の老人を若者2人で支えるなんてもんじゃない悲惨な状況ですねぇ。(苦笑)

最新号の日経ビジネス短期集中連載「団塊700万人が動く」第3回目連載で、定年した男性団塊世代の特徴が述べられている。

◆会社と仕事において
・団塊の世代は会社に残って長年の経験を後進に伝えていきたい
→NG。「匠」でもない限りは不要。
・経験を生かしてコンサルタントとして起業
→NG。会社の看板で仕事していた人はすぐに行き詰まる。

団塊男性にとって仕事はまさに生きがいそのものだった。しかし定年を迎えた途端、会社や仕事に居場所する見つけられなくなるのが現実なのだ。

◆家庭において
・妻とのあいだの齟齬
→ほんの些細なことをきっかけに言い争いになってしまい、「勝手にしろ」とドアを何度ピシャリと音高く閉めたか分からない。
→こうした主婦たちの夫は定年後、食事や家事を強要したり、妻の外出先や帰宅時間を細かく監視したりなど、妻を精神的にも縛り付けているという。

・「みのむしおじさん」の罪
→家にいるなと言われても、定年後の男性が時間をつぶせる場所は近所の図書館くらい。新しい趣味を持とうと思っても、なかなかコレというものが見つからない。
結局「充電中」と称して一日中家にいて、テレビを見たり、昼間からビールを飲んだりしてゴロゴロするだけ。
作家の西田小夜子氏は、ソファと一体化し、寝そべったままの日々を過ごす夫たちの姿を「みのむしおじさん」と呼ぶ。妻たちはこんな夫の3度の食事の世話で外出もままならない。
「自分自身を楽しませることすらできない男性は自立していないと言わざるを得ない。妻が愛想を尽かすのはこんな自立できない夫」

◆熟年離婚
→熟年離婚のもっとも近くにいるのは、不機嫌な顔をして、何もせずにただ家にいるだけの夫

あー、もぉウチの父親そのものだ。
しかも現役時代は役員だったから、他人にしてもらって当たり前。周りがご機嫌伺いに来て当たり前。命令はするけれど自分は手を出さないのが当たり前。本人はいろいろとガマンしていると言うけれど、周りから見ればわがままで空回りしている。夫唱婦随なんて全然うまくいっていない。

そのうえ自分の居場所確保、妻との関係の確立をうまく処理できなくて、傍目から見ていると鬱状態になっているようだ。頑なに心を閉ざしているから外側からはなかなか対処できない。

こんな風に定年団塊世代問題と熟年離婚危機問題は、毎日そして毎週末僕の頭を悩ませている。

僕にとって「老人問題」は問題ではなかったりする。僕を含めて最終的解決(=死)は必ずやってくる。問題というと解決方法があるように思えるが、本件について解決はないと思う。最終着地点に向かってみんなが進んでいく過程で、お互いにどれだけ気持ちよくお互いを気遣い、支え合って生きてゆけるのか、だけなのだと思ってる。だから介護についても僕は手伝うし、この仕事を女性に押しつけて解決を図っている男性は怠惰であると考える。一緒にやらなきゃ。誰かの仕事じゃないんだよ。

会社人間の末路……特に父親を見ていると、管理職になって自分の手を動かすことが少なくなり、号令をかけるだけの人間になるということは、会社にいた長い時間は、徐々に自分自身を無能にしてゆく過程だったのかなとか想像してしまうこともある。僕が「手を動かす人間が一番エライ」と考えるようになるにはこんな背景があった。

最終着地点に向かって進んでいる祖母の横で、夫婦間の日々の摩擦は激しくなるばかり。手前のことで揉めていないでちゃんと先を見据えようよと訴えているんだが、現実はなかなか難しいね。

ってここまで書いてきて、ちょっと父親の評価が辛口すぎるかなとも思った。
バランスをとり続けることはなかなか難しい。

今日のランチ!は"大勝軒 お茶の水店"で禁断の"盛りそば大盛り"を初体験してきました。隣のテーブルに運ばれてきたドンブリと麺の量を見て激しく後悔。もうフードファイター(赤坂さん?)になったつもりでガッツリ食いましたよ。すっかりぼて腹になっちった。当然夕飯抜きです!
ちょっと怯むソバの量だよね。
(;^ω^)

Windows Vistaへ移行中

晴れ。10.8℃/5.2℃/20%/895day

えー本日"Windows Vista"へシステム移行中です。
慣れないOSをいじっているのも結構疲れます。


いま、こんな↑デスクトップ画面でブログの原稿を書いているわけですけれど、やっぱり慣れるまでにはしばらく時間がかかりそうです。
Vistaをインストールしてみて感じたのは、これが「マイクロソフトの終わりの始まり」なんだろうなぁってこと。リリースまでに5年かかっただけあってデスクトップのデザインは美しいし、何よりもフォントが改良されたので、目にも優しい。

でもね。この環境を手に入れるために投資したカネも少なくはなかったよ。
僕のPCは3年位前に買ったもので、Pentium 4 3GHz、512MBytesのスペックがあり、WindowsXPを使っている限りはたいした不満もでない。Vistaを導入するにあたってオンボードのVideoチップを使っているからここがネックになった。
以前のIBM-PCならば、拡張カードを追加すれば最新機能を使い続けられるというのがひとつのウリだったが、最近はマザーボードのBus周りの改良が激しくて拡張スロットの規格はもはやPCI-Express x16。最新のビデオカードを導入しようとしたら、メモリも含めてほとんど買いなおしになってしまう。ちょっとひどいよな。

今回は3Dデスクトップはあきらめたけど、Aeroをチューニングすることでまぁまぁのパフォーマンスは得られた。でもメインメモリ2Gbytes+Windows Vista Business(OEM)の購入費用は約¥50,000かかったよ。Microsoftはこれから短いタイミングで新OSをリリースしてくるらしいけど、そのたびにこんな支出を強いられるならばユーザーは離れていくだろうな。僕もゲイツ君に付き合ってOSをバージョンアップするのは今回が最後だと思う。
それから今回はコンシューマ向けOSも4種類あって、最上位のUltimateを除くと、購入時に32bit or 64bit向けを選択しなくちゃならない。CPUの過渡期にこういう選択を迫られるのは面白いはずもなく、リスクヘッジのために全部入りの Ultimateを買わなくてはならないなんて本末転倒だ。一般ユーザーのVistaへの移行はなかなか進まないと思う。PCを買い換えたときにたまたまVistaが入っていたという位の時間感覚であり、WindowsもPC組み込みOSみたいな位置づけになるのかもしれない。そのときに今のような高値をメーカーにごり押しできるのだろうか……??

とはいえ、2Gbytesのメモリを積んだマシンはなかなか快適。
派手なゲームでもしない限りは、CPU負荷もそれほど高くはないようだし、それほど悪いOSではないような気もするけどね。

しだれ桜の、淡雪のような……

晴れ。11.5℃/2.8℃/35%/896day

週末の土曜日は寝坊します。
その流れで一日わりとダラダラ過ごします。
外へ遊びに行くにもあまりに寒すぎます。
(´・ω・`)

先週から始まった"オルセー美術館展"も、きっとめちゃ混みだろうからしばらく待ってます。来月3月初旬に半日人間ドックへ行くので、午後半休を取って平日の美術館を楽しもうと計画中です。
んー、ドックは聖路加病院だから食事は築地ですませて日比谷線で上野へGO!。で、帰り道に"Hard Rock Cafe"でバーガーでも食って帰る……みたいなコースかな!?上野公園で早咲きの桜を見ることができるかも。

そうか……そのころは3月なのか。もし人間ドックへクルマで行けたら、帰り道に"長命寺の桜もち"を買って帰るのになぁ。ついでに"向島 言問団子"も買って、渋めの緑茶をズズッとやりながらいただいたら、さぞかしさぞかし舌福なんだろうなぁ。
( ^ω^ )ニコニコ

桜つながりでは、前から"桜の鉢植え"が欲しいなぁと思っていました。ネットでいろいろと調べると、桜の鉢植えは"盆栽"と呼ばれるジャンルなんですね。なんか急にオッサンな趣味な気がしてきましたけれど、黒檀の飾り台に桜の鉢植えを乗せて眺めたらさぞかしさぞかし……なんてことを考えたら、本気で欲しくなっちゃいました。
僕的にはソメイヨシノではなく、去年東北を旅したときに"しだれ桜"の美しさにしびれた記憶が鮮明だったので、ねらい目はしだれ桜。部屋の中で楽しむものだから"仙台しだれ桜"のピンクは強すぎる。"富士桜のしだれ"が適当と判断。


でもイングリッシュガーデニングとかとは違って、桜の盆栽なんてご近所では売っていないんですよ。埼玉には"盆栽村"とかいうエリアがあるそうですけど、松とかがメインのようだし。ということで、ネットで探すもののなかなか見つからない。オンラインショップでもなかなか手頃なサイズとお値段のものが見あたらないんです。結局ヤフオクで気に入った枝のものを見つけて、競り落としたんですけど。

金曜日、会社から帰ってくるとしだれ桜が届けられていました。
手回しよく?母親が図書館から"盆栽の育て方"とかいう本を借りてきて「読め」と。

ページをめくってみました。すごい世界でした。
経験則の塊で、盆栽マニアの人なら激しく同意するんでしょうが。

「伸びすぎた枝を目のかたきにするな
……あまり急いで強く切り込むと木が怒ります。
一度やり過ごすのも一法です」

こんな記述、わけわからん ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

電器屋さんのスパゲッティ

晴れ。10.2℃/3.7℃/11%/897day

昨夜は同僚と焼鳥屋で盛り上がり。
特に2cm角もあるような"炭火焼きベーコン"のブロックを頼み、二人して「うめぇうめぇ」と舌が鼓っぱなしでした。ベーコンって本当においしいね。
ここのところ夜のお誘いが多く、カロリーコントロールが大変です。

今週も仕事が終わってホッとしてます。
むしろ来週の方がバタバタとヘビーな感じがするのですが。
仕事が終わるとネクタイを弛めます。広報担当の特権で、手元に届いてまだ封を切っていない"日経ビジネス"をじっくりと読み、今週をいろいろと振り返りながらコーヒーを啜ります。最新号は"HONDA"の特集なんですが、彼らの話はいつ読んでも胸が熱くなります。ウチもこんな風になりないなぁって、目標にしたい会社の一つです。

あー、そうそう。
今週シャワーを浴びながらふと思いついたんだが「僕は"Victoria Beckham"になる!」を来年度のキーワードにして仕事しようと。詳しいことはまた改めて書きます。
僕は有言実行タイプなので、そのうち社内で「ビクトリアー」とか呼ばれるようになったら微妙にイヤだな。(;^ω^)

今日のランチ!"あるでん亭" 小川町店。
小川町交差点に面したビルの2階にあるカウンターメインの小さなスパゲッティ屋さん。僕がこのお店を知ったのは竹橋に勤務するようになった20世紀の終わり頃で、固茹でされたパスタを大盛り(180g) 指定できるのがお気に入りだった。月に2~3回は通っていたかな。その後転職して丸の内に移り足は遠のいた。さらに引き抜かれていまの会社に移ってきて、 再び神保町界隈で暮らすようになり、3年ぶりにその扉を叩いたのだ。
相変わらず茹で加減のよいパスタを出すお店だった。大盛り180gを超える量も頼めるようになったようだ。今日は"和風たらこスパゲッティ"をオーダー。おいしかったよ。

僕は今日までなにも知らなかったのだが、"あるでん亭"には大きな秘密があったんだ。

"アルデンテ"に関する商標のいくつかは株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントが持っている。"あるでん亭"の商標は株式会社ソニー・カルチャーエンタテインメントとマキシム・ド・パリ株式会社が持っていました(特許庁の特許電子図書館で調べることができます)。

マジすか?"マキシム・ド・パリ"が運営??? Σ(゚Д゚)
"マキシム・ド・パリ"と言っても、日本国内だから運営母体はソニーグループ。ソニーなパスタ屋さんをご贔屓にしていたオイラって事なんですね。ふむふむふむ。
ん??マキシム・ド・パリのWebに小川町店は書かれていない……ちがうのか??

と思ったら、こちらで詳細な経緯が紹介されていました。
http://chandra.way-nifty.com/chandra_life/2004/06/post_9.html

ふむふむ。なるほどねー。
てか、パスタを茹でるあの装置がソニー製なの!?
いろいろと手広くやってるんだね。おもしれー。

きれいでやんすねぇ

晴れ。14.8℃/6.1℃/40%/898day


ガブ : きれいでやんすねぇ。
メイ : ええ、ほんと。
ガブ : おいら、ずっとメイと一緒に月を見たかったでやんす。
メイ : 私もですよ。やっと見られましたね。
ガブ : ああ、最高の夜でやんす。
メイ : ガブ、もう私たち、ずっと一緒にいられるんですね。
ガブ : ずっと、ずっと、一緒っす。

ガブはなぜ長浜方言なんだろう? Σ(゚Д゚)

はさておき、今夜は特に冷え込みがきつい。
天空には月が冴え冴えと輝き、時折北風がうなり声をあげてる。
本格的な寒波到来ですね。

今日のランチ!は神保町定番の"共栄堂 純スマトラ式カレー"でした。"どつよ"曰く「はじめは違和感があったけれど、クセになる味ですね」とのこと。
カレーというとターメリックのイメージがありますが、ここは黒胡椒ベースの辛みに野菜の甘みが加わっていて、クセになる味だと僕も思います。
今日のお昼時は大行列でした。