Live! France 8月23日

MSMは晴れ。雲が多くて青空とのコントラストがきれいだ。

今日はMSM→パリへの移動のみなので、朝はゆっくりしていました。
前日が5:30起床というハードスケジュールだった分、9:45発のレンヌ行きのバスに乗ればよいというルーズなスケジュールの中、7:30までグーグー寝ました。

こちらが朝のメール・プラー前の風景→
朝からクルマでやってくる観光客もちらほらいますが、とにかく静まりかえった島内。MSMは一泊した方がよい(特に夏)と思いますが、特に対岸のホテルより島内のホテルに宿泊する方が絶対良いんじゃないかと思います。なんと言ってもこの静寂が味わえますし、対岸のホテルだとMSMまで徒歩で来るしかないというデメリットがあります。

ブレックファーストが高いと文句を言ってる日本人カップルを見かけました。本当に観光地価格でぼったくりですわ。(苦笑)


で、メール・プラーのブレックファースト
オムレツ屋で伝統的ではないオムレツをいただきましたが、フワッと仕上がっていてこれで十分でしたよ。通りを見下ろす窓際に座ってゆっくりと朝食をいただきました。ここの朝食はバイキングスタイルなので、好きなものを取ってきて食べればOK。種類は8~10種類程度だけどね。

あと大事なのがオレンジジュース。
旅先で陥りがちな便秘を解消してくれますし。(苦笑)

ホテルをチェックアウトしたのは9:15頃。
なんでも早めに行動するのが失敗を防ぐポイントっす。
朝の懸念は、ホテルでカードが使えるか?→OKでした。
バス停は本当に島の入り口か?→島の入り口でした。これは潮の干満によってはバス停の位置が変わるというドキドキものの仕様なので、バスが来るまでは安心できませんでした。こちらはレンヌ駅行きの急行バス。となりには別方面行きのバスが発着しています。変な話しですが、同じルートを通るはずのバスが、行きと帰りではまったく塗装のちがうものがやってきます。バスの形状だけ見てまちがった行き先に乗り込みそうになった女性たちを見かけましたが、やっぱりよく注意しないと。

レンヌ駅には11:00過ぎに到着。
予定通りです。ここで遅れるとTGVの連絡が転けるのでハラハラします。
日本でレンヌ→MSMで観光客による大渋滞があるという情報は掴んでいました。MSM→レンヌは朝だし逆方向だから渋滞の可能性は低いと見積もっていましたが、予想通りでした。午前発のレンヌ行きバスについては、すべての季節で渋滞の可能性を排除して良いんじゃないかと思います。


予約してあったTGVは11号車の65番シート。
TGVは先頭とお尻の動力車をのぞき客車部分は10両しかないという情報は事前に入手していました。「11号車って一体どうなってるの???」と日本で悩んでましたが、開けてみるとこういう事。2編成がドッキングしているんです。


どの車両に乗ればよいのかは、ホーム中程にある電光掲示板で確認。
ここで注意が必要なんだけど、TGVは前の編成と後ろの編成の間に連絡通路がない。だからまちがった編成に乗ってしまうとシートがないという悲劇が起こります。
ドアの横に車両番号が書かれているので、ちゃんと確認した方が良いと思う。

TGV内でも携帯電話の通話は禁じられているようです。
こちらが車内の通話禁止マーク。→

←そしてこちらが連結部分の通話OKマーク。
ちょっとかわいいかもって思う(^^

1等車両で移動しましたが快適でした。日本の新幹線と比べて云々言う人の意見も聞きますけれど、時間に正確で、安全・快適が保証されていれば充分です。シートは外国人サイズなので幅はゆったり。おとなりはポルノ小説を読んでいるおじいちゃんでした(w

モンパルナス駅には13:30頃到着。
もと来た地下鉄を使ってホテルへ再チェックイン。
"Bonjour Monsieur! I'm Back!"って声をかけると、"Oh! Monsieur!"ってわけで名前も確認せずにスパッとカードキーを渡してくれた。アル=パチーノ風フロントマンとはチェックインした日にいろいろと話し込んでいたので、顔を覚えてくれていたようだ。ちょっとしたことだけどうれしい。

荷物をほどき、一休みしたあと15:00過ぎに"オランジュリー美術館"へ出かけた。入場まで1時間待つ大行列でしたが、正直、ここは期待はずれだった。

モネの最晩年の"睡蓮"の大作がここにある。たしかに凄いものなのかもしれないが、巨匠の最晩年の作が最高傑作とは限りません。それは言えるんじゃないかと思う。
ただ……去年、僕に絵について教えてくれた人の「白内障のモネには、こんな風に見えていたのかもしれないね」という言葉を思い出していた。死に向かいつつある人の網膜に映った睡蓮、池、そして空の青さはこんなふうだったのか、と想像したら、天井から差し込んでくる日差しも少し哀しい翳りを帯びたように感じた。晩年の光景か……技巧ではなくて、そういうメッセージを伝えるための絵だとしたら、哀しいけれど、すばらしいものを受け取った気がしたよ。

その他には、ルノアール、セザンヌ、ユトリロ、ルソー、モジリアーニが展示されている。モジリアーニってパリっぽいなと思う。

夜の食事!


前菜はトマトとシュリンプ。


メインはステーキ。


デザートはチョコレートフォンデュ。うま~♪

シャンゼリゼ通りをダラダラ歩いてホテルに戻る。

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