Live! France 8月21日(Part-2)

ルーブル、がんばったんですが……やっぱり僕には美術館滞在は4~5時間が限界のようです。すっかり疲れてしまって、ご飯を食べた後、モンマルトルの丘へ遊びに行くことにしました。地下鉄を乗り継いで最寄り駅に着いたときには、雨がぱらついていました。

モンマルトルの丘にある、"サクレ・クール聖堂"を目指します。メトロ"ANVERS"駅前が丘へアプローチする入り口。

どおってことない道にたくさんの人が吸い込まれてゆきます。
パリの浅草って感じ????
写真の奥に聖堂のドームが見えています。

サン・ピエール広場の真下から聖堂を眺める。
ここから長い階段が続く。
それが大変な人にはケーブルカーを使う方法もあり……って階段を上りきるまで全然その存在に気づきませんでした。

聖堂に上がったときに、急に風雨がきつくなり、写真撮影を断念。
パリが一望できる名所で、たしか"アメリ"の恋もここで実るんじゃなかったっけ???なんてことを思い出しました。


テルトル広場はにぎわっていました。
カフェと絵描きと、おみやげ屋と。
ここが一番生活感のあるパリらしい場所なんでしょうか?

モンマルトルの丘にはすてきな家が点在しています。これもその一つ。

ほかにはダリの住んでいた家だとか、ゴッホの家だとか。


パリ市内に残ったブドウ畑。
昔はここも農村だったんですねー

"壁抜け男"の彫刻らしいです。
出典はなんですか???

"ラデの風車"です。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットは樹に覆われていて写真撮影できません。残念。

代わりに背徳の"ムーラン・ルージュ"です。(w
周囲は風俗店ばかりで、昼間から怪しい雰囲気。

モンマルトルの丘とその周辺は、活気のある生活感のあるエリアで、とても楽しかった。今度はここら辺に宿を取ってみたら、ものすごく楽しいような気がしたよ。

昨日、今日と天候不順で、雨がよく降ります。
雨が降れば外をフラフラする気もなくなりますから、18:00過ぎにはホテルに戻り、一休みしています。

今日はいろいろと考えてました。
ルーブルは、たくさんの才能がはき出した結果が堆積している場所。あれだけ数があるから好き嫌いも出るし、スルーしてしまった絵も山のようにある。でも一つ一つは大変な作品だということは解る。
一方、テルトル広場で似顔絵や風景画を売って生計を立てている画家もいる。パリに来るまでそういう画家は美大生のような若い人たちを想像していたが、実物は中高年、老人も多かった。
ルーブルに収蔵されている絵も、いろいろな動機に基づいて描かれていることが見ていると感じ取れるようになってくる。どうしても描かずにはいられなかった絵、 生活のために描いた絵、巨匠のものだが凡作、いろいろとある。ルーブルに納められている絵と、生活のために路上で売られている絵の違いはいったいなんなのか。自分みたいな素人がうっかり口にできるテーマじゃないけれど、帰りのメトロに揺られながらちょっと考えてしまったりしたのでした。

明日はモン・サン・ミシェル行きです。

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