エアコンを止めたら、年寄りが死にますよね。

さて、蒸し暑い一日が終わりましたね。
梅雨の合間の夏日は、急に気温があがって熱中症になりやすいのだとか。
高齢の方は注意しないとな。

大阪の橋下府知事が「夏場の消費電力のほとんどはエアコン。府民の皆さんがまめに切るようにしたら、ものすごい節電になる」って言って、「エアコン切れば原発止まる」と煽っていたのは先週の話だったね。大阪の爺ちゃん、婆ちゃんが熱中症でバカスカ死んだら、煽った行政の長として、橋下氏はどうやって責任をとるつもりなんだろう。

今日は電力各社の株主総会があって、脱原発とかいう左翼系株主がわけわからない提案をしていたのを聞いてました。安全ではない原子力発電所の運用は、確かにリスクだと思います。一方で、株主として、会社が即倒産に追い込まれるような議題を、情緒的な理由で提出するのは、やはりまともじゃないと思う。

あまり反対運動が五月蠅いので、電力各社が逆ギレして「じゃあ本当に明日から止めてやる」とスイッチを切ってしまったら、たぶん電圧が下がって日本中が活動を停止するだろう。上下水道、物流、公共機関、医療機関、交通機関、小売業、製造業、一般家庭とありとあらゆるものが即死するだろう。結果経済は乱れ、公衆衛生は極端に悪化する。反対勢力はその結果まで理解して反対しているのだろうか。反対のネタがあればどんなことにでも飛びつく、反対運動の専門家たる市民運動家の単なる浅はかさを見せられているだけなのではなかろうか。

原発のスイッチを止め、脱原発の世界へ進むとしても、物事には段取りと時間が必要で、明日から止めろと叫ぶ情緒的な左翼はコドモにすぎない。論理展開も、筋道もなく、ただ情緒的に世界を眺めて喚いているだけなら、1歳の幼児とかわらないよな。

原発は即止める、だけど電力の供給責任は果たせ……この二律背反する要求を聞いて、メディアや左翼の発言をおかしいよ、という声が知識人から出てこないところに、若い世代の絶望感があるんじゃないかと僕は思ったりします。こんな身勝手な奴らから学ぶものなど何もない。こんな児戯めいたバカどもに年金をくれてやり、介護と称してシモの世話をする価値があるのだろうかって。

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