扉の向こうの世界。

その扉をひらくと、出会ったとたん一目惚れ。
そして恋が始まる……なんてことを夢見ていた時代もありました。
僕の頭の中は相当乙女系だったからなあ。

ここ2年6ヶ月はすっかり落ち着いてしまって、二丁目ではバカ話でボケてみせているだけ。あまり知り合いがいるわけでもないんだけど、まあ適当に。金の無駄という気がしないわけではないんだが、なんだろ、やっぱり居心地がイイんだよな。

新宿二丁目に恋を探しに行かなくなったのは、本当にありがたい。
すべて彼氏のおかげ。

代わりに他人の失恋話を聞かされて……楽しいわ （　´∀｀）つ□ 涙拭けよ

それにしても、飲み屋で会う人会う人口をそろえて「あれ、今日は彼氏いないの?」ですよ。しかもー「あの若い彼氏はいないの??」……って同い年なんですけど。「ハム太郎はまあ、ありゃーバケモンだ。20代に見える」と例のノンケ店子。

すっかり評判のハム太郎。
みんなの記憶に残してもらっていて、彼は幸せもんだなあと感じます。