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というわけで、最近とみに"よしながふみ"がおもしろいんですよ。
昨日行き帰りの電車の中で"大奥1巻"を読んでいました。男性人口が激減し、ジェンダーの逆転した仮想江戸時代の大奥が舞台。男同士の足の引っ張り合い、女吉宗の啖呵はともかく、このジェンダー逆転社会が現実化したら、案外おもしろいんじゃないかなって思ってしまった僕がいた。動物社会じゃ生殖以外は♂なしでOKだし、母系社会の方が万事物事がうまくまわるような気がしたな。僕はジェンダー論者たちが嫌いですが、こういう思考の遊びはスマートだと思う。
で、よしながふみと言えば、「昨日何食べた?」というゲイカップルマンガをモーニングで連載開始というどえらいこともやっているわけで。
都内某所2LDKに男二人暮らしで住む、筧史朗(弁護士)43歳と矢吹 賢二(美容師)41歳の「食ライフ」をめぐる物語。もちろんゲイカップル。1ヵ月の食費は2万5千円也。
いやさー、Web2.0に負けず劣らず、すごい話だ。このお人はBoysLove2.0をやろうとしているのかい?いままでのBLやゲイ小説って、あくまで 恋愛小説・マンガであって、生活を活写したものじゃなかった。ぶっちゃけ歳をとればかつての"美少年"もただの"おっさん"になるわけさ。やがて情熱を失い、相方にも飽きが来て、マンネリ化した日常に落ち込んでゆく。恋をしているあいだは楽しい、ただ、その後に続く退屈な日常に屈しない強さを持つことはなかなか難しい。恋が成就して終わる話はそこまで踏み込んでない。
40代という中年ゲイカップルを主人公にして、食を中心とした物語を青年マンガ誌で連載する企画は、媒体はともかく着目点はすごく良いと思った。オトコをつなぎ止めるもっとも有効な手段は「カラダとゴハンよぉ」っていうオネェ様たちの金言どおりだから。あとはモーニング読者がどう受け取るのか気になりま す。
うまくいったら桜沢エリカ"サロン"以来の画期的な出来事になるのかもな。
今日のランチ!は"武膳"で"かしわうどん"をいただきました。豊前うどんというものは初体験でしたが、濃厚な鶏ガラスープから作られたおつゆがとてもうまかった。
で、このお店で"超激辛一味『黄金』"ってヤツを買い込みました。先週末、京都の"祇園味幸"で、日本一辛い唐辛子"黄金"が販売されていることをTVで知りました。鷹の爪の10倍の辛味成分を持つ日本一辛い唐辛子。実際うどんにかけてみると辛い。量を間違えると大変なことになるんだけど、 口に運んでいると不思議なうま味がわき上がってきて一気に虜に。即買いです。これはおすすめですね。
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