お買い物

雨。8.8℃/5.7℃/88%/930day

目覚まし時計の電子音越しに、アスファルトを叩く雨の音が聞こえた。
ごく自然に目覚まし時計を止めて二度寝。
枕に顔を埋めて、なんだか幸せな気分だった。

年内の最終営業日は木曜日だというのに、急遽来月のセミナーで配るノベルティの発注が降りてきた。あっちゃー、まためんどくさいものが、こんなせっぱ詰まった時期に持ち込んでくるなよ~と頭を抱える。Σ(゚Д゚)

広報・宣伝担当者にとって、ノベルティの手配はお楽しみのひとつでもあり、頭の痛い仕事のひとつでもある。たとえば創立××年パーティーとか、上場記念パー ティーのような金のかかったイベントの時は、主催者並びに来場者に「気がきいてるね」と言わせるものを調達しなくちゃならない。"LA MAISON DU CHOCOLAT"のチョコレートを詰め合わせたりとか。こういうときは楽しい悩みだ。いわゆる見栄張りノベルティですから、自分のセンスと知識を見せつけるには絶好のチャンスとばかりに張り切る。

も う一つが超低予算のイベントで、これまた超低予算のノベルティを、年始年末を挟んで特急で調達しなきゃならない場合の苦しみ。上を見ればキリがないノベルティも、下を見ればまたキリがないほどゴミノベルティってものが世の中にはあるんだ。こうなると度胸試しというか、闇鍋みたいなもん。「これ……大丈夫かぁ!?」と半分腰引けの状態で発注するんだけど、最低ロットが1,000とかなので、ハズレを引いたらゴミの山が届くわけでスリル満点。ゴミを引いたと きは周りから非難囂々。(w

オンラインショップが充実するようになって、少なくとも価格交渉だけは楽になった。
欲しいブツが見つかったら、あとはGoogle様を駆使して安い業者を捜し出す。
特に今回は年始年末が挟まっているので納期がキツキツ。該当する価格帯の業者に片っ端からメールと電話を入れてゆく。結構断られまくり。1月末なら用意できるがというところがほとんどで、1月22日までに納品できる所を見つけるまでにはずいぶん時間がかかった。
「まいど~」という冗談みたいなPure大阪弁?を使うその営業担当は「任せてください。ウチなら1月22日に納品できまっせ」となんだか力強かった。

とりあえず来月のノベルティの発注はできた。
明日会社ロゴのIllustratorファイルを先方に送ってサンプルを確認したり、社内で稟議書を起こす作業なんかに没頭していれば、最終営業日になってしまうんだろうな。