第2回:Rubyの開発環境をセットアップする。

で、Ruby編第2回に突入。開発環境を整える。

Ruby自体はスクリプト言語なので、WindowsXPのコマンドプロンプトと、スクリプトを書くためのテキストエディタがあれば最低限の開発環境はできてしまいます。
しかしデバッグをしたり、いちいちCUIで動かしているのもめんどくさいので、統合開発環境をインストールしてしまいましょう。

Eclipsを使うというハイエンドな方法もあるらしいが、今回は"RDE"(Ruby Development Environment)を選択しました。RDEは下記のURLから入手します。
http://homepage2.nifty.com/sakazuki/rde/index.html

あとRubyのリファレンスマニュアルとHELPファイルをダウンロードしておきます。
http://elbereth-hp.hp.infoseek.co.jp/ruby.html

リファレンスマニュアルはさておき。
ダウンロードしたファイルをクリックすれば、インストールが始まります。
途中であらかじめインストール済みのruby.exeのPath情報が尋ねられるので、あらかじめチェックをしておくと良いです。僕の環境では下記のpathになります。

C:\Program Files\ruby-1.8\bin\Ruby.Exe

あとはそのまま何も考えることなく先へ進んでいけば、RDEのインストールは完了です。

ダウンロード後に実施すること。
1.リファレンスマニュアルの設置
2.RDEの基本的な設定(特に日本語化)

では作業に取りかかります。

1.リファレンスマニュアルの設置
あらかじめダウンロードした圧縮ファイルを解凍します。
僕はRDE内にフォルダを作って、そこに設置しました。

2.RDEの基本的な設定(特に日本語化)
RDEを起動すると、まず設定ダイアログが出ます。これ全部英語。
とりあえずSubmitボタンを押して、先に進みます。

問題となるのは、メニューの日本語化と、エディタ部分の文字化け解消です。

■文字化けの解消
1)Tool→Options→Code Window→Charsetの「Default Charset」を「default」から「sjis」に変更する。
2)Tool→EDitor Property→Show→Font の「courier new」を「MS ゴシック」に変更する。
3)Tool→Editor Property→Showで「Font」をクリックした時に出てくる画面の右下の「文字セット」を、「日本語」にする。

でOK。ほかに、

4)Tool→Options→Othersの「Default Font」は「MS Pゴシック」よりも「MS ゴシック」の方が良い。
5)Tool→Options→Code Window→Converterの「Converter.dll」の「japanese.dll」を確認する。

■メニューを日本語化
1) 「ツール(Tool)」→「設定(Rubys Setting)」→「外部設定ファイル(Config File)」の画面の「翻訳ファイル(TranslationFile?)」に「C:\Program Files\RDE\Translations\Japanese_1000.xml」を選択。

もう一つ

■ヘルプファイルの設定
1)「ツール(Tool)」→「設定(Rubys Setting)」→「Rubyヘルプのパス」の設定のところで、設置したリファレンスマニュアル&ヘルプを指定する。

以上で開発環境のセットアップは終了です!

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