ため息のベンチ

曇り。19.6℃/17.4℃/68%

雨が降ったり、曇ったり。外を歩くには微妙な一日。

お昼ご飯をはさんで、午前・午後と新宿でミーティング。今年の新卒を同行させて、さらに濃ゆい人たちとミーティングすると、めちゃめちゃ疲れるよ。同行者がいなかったらホテルでお茶して帰るんだけど、よけーなヤツがいるからぁ~。

打ち合わせが跳ねたあと、サザンテラスを通過して、紀伊国屋書店 新宿南店へ立ち寄り。気になっていたマンガ文庫を4冊お買いあげ。

・美人画報
・美人画報ハイパー 以上 安野モヨコ
・クラッシュ       桜沢エリカ
・青頭巾         木原敏江

どれも古典(?)って感じの作品だけれど、ちょっとガシガシ読んでみるつもり。

"美人画報"は、カテゴリー名にパクらせてもらっている以上、最低目は通しておかなきゃと思って買った。
帰宅途中にパラパラと読んでみたけれど、あっさりというか、案外ノリが悪いというか。
西原理恵子ほど壊れていない、中村ウサギほど怨霊化していない(というか、最近この人も破壊されちゃったし)、くらたまほど自意識過剰じゃない……どこまでいってもライトな"企画モノ"って感じだネ。

とりあえず全部目を通してみますけど。

前から。
新宿で気になっている場所があったんだ。
新宿高島屋のデッキに置いてあるベンチ。
人造大理石の壁に人間の皮脂が付いて変色してる。

若い子なら、きっと前屈みになって座るだろうから、こういうシミをつくらない。みんなこまめにシャンプーしているから、髪も脂っぽくないはずだし。きっとさ、ホームレスとか、疲れたおじさんたちが長時間ここに腰掛けて、こんなシミを作ったんだと思う。この前を通りかかるたびに、なんか悲しーなーと思うんだよね。ため息のベンチってか??

閉館寸前の東京国際フォーラムのベンチにも、疲れた人たちが座り込んでいる。昼間の華やかで、近代的なイベント会場とはうって変わった、別の光景がある。

時々、都会のクレバスみたいなところを見てしまっては、冷や水をかけられたような気分になるんだ。今日はちょっとシリアスっぽく終わる。^^;

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