僕にとってのなぞ……

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あさっての午後は"川村記念美術館"へ行こうと思う。
特別展『アルベルト・ジャコメッティ 矢内原伊作とともに』の公開終了が近づいてきているからだ。

このブログを読んでくれた方は、絵画に関する僕好みの傾向がわかっていると思う。ジャコメッティはそれからほど遠いところにある。ではなぜ惹かれるのかと言えば、記録者である矢内原の方に興味があるんだ。
モデルとなった人物の心の動きとはどんなものなのだろうって事を知りたい。写真と異なり、絵画のモデルにとってキャンバスに写し取られた肖像は、自分に似て非なるものだ。モデルと作品の関係ってなんだろう。さらにそれに金銭関係がなかったらどうなんだろう?でも、その心の動きを記述したモデルなんて、あまりいないんじゃないかな。

残念ながら僕はクリエイターじゃない。だったら記録者の立場から、モデルの中にあるイマジネーションの素が分解され、クリエーターの手で再構成される作業の過程で、当事者の中にいったいなにが起こるのか知りたい。まぁ、そんなことを体験させてくれる人なんていないんだけどね。。

仕事が跳ねて、お散歩がてら日本橋へ出た。
日本橋コレドのクリスマスツリーを眺めた後、マフラーを選びにフラフラしていた。"Paul Stuart"系のマルチストライプものが欲しいのだが、いまいちピンとしたものが見つからない。仕方なく東京駅に向かって歩いている途中、"大日本インキビル"の前でジャコメッティ特別展の告知を見てしまい「やっぱり行かないとならないな」と思ったんだ。

結局マフラーは買わずに、ブックセンターで"ジャコメッティ"を買ってしまった。"みすず書房のハードカバー本"なんて学生時代以来です。
帰りの電車の中で20ページほど読みましたが、これは、たぶん矢内原からジャコメッティへの恋文ですね。読み終わったらレポートします。


さて、今日のランチ!【甘酒横丁しっぽり編】"三友"のカキフライ。まずはこの写真を見て。フライが3個。この写真は接写じゃないんだよ。


世の中的な"蟹クリームコロッケ"の1.2倍くらいのサイズはある。
いくら極上の"的矢ガキ"でも一粒で蟹クリームコロッケに匹敵するほどのサイズはあり得ません。このカキフライの秘密は↓の写真。





画像が汚くてごめん。だってさーお箸でつつき壊して食う店なんだもん。
この蟹クリームコロッケの中身は、普通サイズのカキ平均4個が合体した複合カキフライだった。カキ4個×フライ3個=カキ12個という豪儀なランチ。カキといえば亜鉛を多く含みSex Foodとして有名だけど、しかし一度に12個はちょっとやりすぎ(苦笑)
今期はもうカキフライはお腹いっぱいです。とにかく「他店では味わえぬ」という看板に偽りはなし!でした。

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