僕はタチなんです!

今日はちょっとディープな話題だよ。
理解のない人は読まない方がいいと思う。

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さて、僕はタチだ……なんてことを主張しても、一般の人にはわかるまい。

こちらの世界では、タチ=男役、ネコ=女役をさす。語源的にはタチは舞台用語から来ていると言われていて、ネコは"飯場用語"から来ていると言われている。 土木作業に使う一輪車のことを"ネコ車"と言うそうだが、ルーツはそこから来ているのだそうだ。小学生の頃、無邪気に花壇を作っていた美しい思い出がこっぱみじんだ(苦笑)。

で、なぜ「僕はタチだ」なんて主張しているのかといえば、年上年下問わず、僕に声をかけてくるヤツはそろって「ネコだと思った」って言いやがるためだ。

「目線がネコっぽかった」
「ファッションがネコっぽかった」
「しぐさがネコっぽかった」などなど。

その他に「かわいいと思った」 (゚-゚;)ヾ(゚∇゚;) オイオイ
「年下だと思った」「タメだと思った」 (゚д゚ )ポカーン

いずれも大学生~20代後半のオス(=タチ)どもの口からこぼれた、驚愕のコメントだ。
ってことは、僕はタチだということがもっとネコどもに伝わっていれば、さらにおいしい思いができたということか!ヽ(`Д´)ノウワァァァン

確かに最近実年齢と外見年齢の乖離がけっこう激しくて、-12~-7歳位で推移している。
仕事で取引先の担当者に言われるのが、-7歳くらい。ゲイだともっと若く見積もる。
まぁ老けてみられるよりは、全然うれしいことなんですけどね。

月曜日に声をかけてきたノンケ(下北沢在住なので、仮に下北と呼んでやろう)が、バシバシメールを投げてくる。その内容というか、リアクションが、お前高校生か?ってな位に乙女系なノリ。つい最近まで彼女がいて、女の子の腰を抱いていたふてぶてしさがすっかり吹っ飛んでいて、「ねぇ、いつ会えるの?早く会いたいよ」っておねだりメールが次々着信する始末。でもヤツは「オレはタチだから」と言い張っている(w。

自分の経験に照らし合わせて、タチ同士の友達関係は全く問題はないけれど、身体の関係になると大問題が発生するのだ。ゲイデビューして以来、かなーりの量Sexをこなしてきたけれど、タチ同士で絶頂を迎えたことは一度もなかった。お互い秘技を繰り出しあって7時間格闘して「なんか疲れたね。寝ちゃおっか」ってこともよくありました(その後12時間爆睡)。やっぱりSexってメンタルが支配する部分がものすごく大きいと思う。だからタチ同士はエクササイズだと割り切って絡んでいないと、事後の失望感もけっこう大きい。

じゃ、下北をネコに仕立てればいいのかというと……めんどくさー。

ゲイの世界ではタチとネ コの比率は3:7~2:8位で、圧倒的にネコの方が多いと言われている。僕が貴重なタチでいるのは、別に理由があったわけじゃないんだ。デビューした直後 から、男たちは僕にのし掛かるのではなく、またがってくるようなヤツらばかりだった。そんな流れで、いまもタチ。タチ生活に悔いがあるわけじゃないんだけれど、ネコがそれだけ多いと「そんなにいいのか???」と気になるじゃないか!?(笑)

やっぱ彼氏はー、20代ジャニ系か孝太郎・玉鉄系のネコがいいなぁ。

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