女ロッキーはつらそうだ

晴れ。

昨夜はわりとご近所のTOHOシネマズへ"ミリオンダラーベイビー"を見に行っていた。その近くにはワーナーマイカルシネマズもあるんだが、トレーラー前の"MC映像がオシャレで、なんとなく好き"という理由で、最近はもっぱらTOHOへ行ってる。

で、だ。感想だが……うーむ、いい映画だと思う。
評判どおりほとんどBGMもなくて、サンドバッグか肉を殴る重苦しい低音が響いているという、も のすごくストイックな造りの映画だった。僕はゲイっすから~ハデーな絵と音が付いていないとツボがつかれない体質なもんで、この作品はどちらかといえば苦手かも。僕は、偏屈者が出てくる映画は苦手だ(といってもクリント・イーストウッドは、口で言うよりも親切なオヤジだと思ったが)。感情移入に時間が掛かるとイライラするのだ。歳がいっちゃっていて崖っぷち、そして貧乏なボクサーっていうと"ロッキー"を連想するが、まったくこちらの作品のストイックぶりには頭が下がる思いがする。

体質といえばあまり関係ないが、30代をすぎるとスキンケアに気を遣っているゲイの数は多いと思う。高価な乳液を買ったり、入念な洗顔をしたりして。

僕はあんまり気にしてはいないんだが、人並みよりは肌の状態が良く保たれているらしい。秘訣は……うーむ、一つはトラウマになっているんだが、10代までは軽いアトピー体質だったので、できるだけ肌を直射日光に晒さないようにしていた過去はある。そのために"夏だ、海だ、裸になれ!"(笑)ってな遊びはできなかった分、肌はダメージを受けていないようだ。もちろん日サロに通ったりもしなかったから、30代になって肩口がシミだらけという悲惨な身体にもなりません。
あー、でもそういう遊びやりたかったな~、とも思う(笑)

二 つ目はたぶん母方譲りの遺伝のようだ。彼女も年齢のわりに皺がなくて肌はきめ細かい。その体質を受け継いだようだ。年下男に「マジ、36なんすか?信じら れない!」と好き勝手になで回される時はかなり閉口するんだが、人によってはけっこうビックリするものらしい。ってか、そんなにコンディションの悪い肌っ て想像つかないんですけどね。

 こういう体質のおかげで、実は僕「ケツがキレイですね」とお褒めの言葉をいただくことがけっこうあります(笑)。ってか、みんなよく見てるよな(^^;
たしかにシミ、傷、アザ、吹き出ものなどはないので、まー白桃並みにイケてる?かもしれません。垂れてはいないが、もう少しキュッと上がっているとカッコいいんですが。
「きれいなおしりですね」って健康診断のお医者さんにまで言われた時には、医者の反対側を向いて膝を抱えながら、思わず苦笑しちゃったよ。