"何事もある程度数をあたってこそ見えてくるものがある"というのが、僕の人生の師匠の言葉だ。BLも同じで、ある程度の数に目を通すことで見えてくるものがあった(笑)。それはまとめの回で語るつもりだけど。
さて、作家のエロ度にあてられてクラクラしたのは 高座朗『底なし★フリーフォールロマンス』タイトルに★が入っているところがすでにナニですな。
のっけのページからアナルセックスに励む二人の姿だ。ひょお~ (^^;
うっ かり人前で見ようものなら慌てて「バチッ!」と本を閉じる、みたいなマンガのような状態になること請け合い。主人公北浜竜児は高校生。「入学以来二年連続 "抱かれたい男No1"の肩書きをつけられ、老若男女日々寄ってくる連中にイ○モツを酷使している」という設定。はぁ~、さいですか。ちょっとストーカー 気味の高島碧(ウケ)に追いかけ回されて、Sex三昧の毎日。名セリフは「ケツを拒むな!!(碧)」(w
そのほかにリーマンもの、義理の親子もの、同級生SMもの、監禁年下攻め、監禁ストーカーものと計6本の読み切りが含まれている。
1.絵柄
とっても肉感的なキャラクターが出てまいります。体型的にはゲイで言うところのスジ筋~小マッチョっていう描写。セミロン~ロン毛キャラクター出現率が高いので、そっち系が好きな人にはお勧めです。
2.ストーリー
うー む、ストーリーと言えるほどのものはないと思うが、あえて言えば「身体だけの関係の中に愛は生まれるか?」というテーマが流れているのかな!?セクフレに 惚れちゃうというケースはままあるからあり得るとは思うが、監禁という特殊状況下で生活依存を愛情に錯覚しちゃうのはまずいでしょ?……といいつつも、 「監禁しちゃうほどオレのことを愛してくれていたのか!」ってことでその監禁状況を受け入れてしまうのは、古典的少年愛小説(orマンガ)の基本文脈では ある。案外正統派?(笑)
3.エロ度
うーむ。。。エロイなぁ。Sexの途中でいろんな飛び道具が登場してくるが、婦女子にこんな利用方法を提案しちゃイカンよ。
学 生のころ「火と道具を使う生き物は人間だけである」と教わった。その後チンパンジーなどが捕食に道具を使うことが分かったので、このテーゼは失効した。し かしだ、「Sexに道具を使う生き物は人間だけである」という命題はいまでも有効なのではないか?僕らは罪深い生き物だ。(^^;
4.まとめ
Sexすると一発で腰にくるから、試合の近いボクサーは禁Sexなんだって。
自分の経験からも、やりすぎは生活リズムを崩します。注意しましょ。
絵柄 :★★★★☆
ストーリー:★★☆☆☆
エロ度 :★★★★★
(あくまで個人的主観に基づく★の数です)
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