無残な結末に終わった、戦後進歩的日本人の夢。

雨→曇り。21.7℃/16.1℃/58%

台風が通り過ぎて、湿っぽい大気が関東地方に流れ込んでいる。
昼休み、高層ビルが繰り出す小さなつむじ風に吹き上げられる若葉を眺めながら、昼ご飯を買いに歩いた。歩きながら、ここ数日のことを考えずにはいられなかった。

予想通りというか、やはりというか、政府・東電が情報を隠している福島原発事故の予後はかなり悪いらしい。下手すれば、東日本エリアは no-man's land (本当は多少意味がちがうのだけど)になりかねない勢いだ。この人災に対して、僕らは無力感に打ちのめされそうになる。

売国政党民主党と、裏切り者の菅直人は、TPPを「第三の開国」とかほざいている。でも実際は、現在の民主党、菅直人自体が、第二の敗戦、あるいは崩壊した戦後似非民主主義のがれきの山を体現していることに、彼らは未だに気づいていないのだろうか。「市民目線で」と嘯いた市民運動家上がりの政治家が、65歳のただの厨二病患者のなれの果てであった滑稽さ。
「市民革命を起こせば未来が開ける」と煽ってみせた売国マスコミ、進歩主義の似非学者が、巨大な欺瞞装置であったことが、いまさら白日の下に晒された滑稽さ。
これらの虚仮威しの勢力に、ずーっとシンパシーを感じ、彼らに将来を託すことを夢見てきた学生運動崩れの、いわゆるOQ層の敗北。無残としか言いようがないよ。

現在のわが国の政治状況は異常事態、無政府状態だろう。

前回の衆議院選の時、「政権交代」という嘘に騙されて、左翼シンパシーを持つ老人と、老人だけじゃ数が足りないので、子育て世代に「子供手当」という賄賂をばらまいて、その二つの支持層を合算して政権を盗んだ恥知らずの集団が民主党の本質だ。まあ、こんな子供だましの詐欺師を選び取った日本国民全体が、国を売った大馬鹿者だったにすぎない。後世の歴史家は、非常に厳しい評価を下すと思う。

こんな事を考えながら昼ご飯を食べていたら、砂を噛んでいるような気分になったよ。

明日は朝鮮人が焦がれる、朝鮮食のグローバル化について書いてみるかな。

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