セックスとタバコについて

晴れ。
アバクロから無事に荷物が届いて喜んでいる私。

しかしなんだな。大して書くことがないんだが、癖でなにか書きたくなる。これもブログ中毒の一種だと思うんだけれど。うーむ。なにを書こうか。

たとえば"喫煙"とか。
僕自身喫煙しない人なので、わからないことが多すぎる。喫煙の楽しさを語れなんて言われたから、そこいらの高校生あたりのほうがよほど多くを語れるだろうな。

僕 が喫煙する人をうらやましく思える唯一の時は、待ち合わせをして手持ちぶたさの時だけ。いまはケータイ電話でもいじくっていればそれなりに格好がつくけれど、学生の頃はそうだなぁ、本でも読んでいるか、Walkmanでも聞いているか、それくらいしかやることがなかった。"僕は待たされるのがキライ"という性分でして。そしてつきあうヤツは時間にルーズなヤツが多くて(苦笑)。

だから待ち合わせ場所を本屋とかCDショップにして、待たされてもイライラ指数が上がらないような場所を選ぶようになった。銀座だと"近藤書店"が多かった。で、大体文庫本を1~2冊買ってしまって、いまも自室の本棚に並んでいたりする。たまに手に取るとそのときどんな心境でいたのか、本のタイトルが暗示していてほほぅ~とかなる。

で喫煙している人だが、服に匂いが移ってしまうくらいはガマンができるが、最大のネックは"キスの味がまずい"と いうことだな(笑)。その相手が歯周病だとかじゃなくて。喫煙している人にはわからないんだろうが、キスすると肺の中にたまったタールから腐臭がわき上 がってくる。宇多田は"最後のキスはタバコのフレーバーがした"って歌っていたが、うむ、僕はあの独特の苦くて、生臭い匂いはやっぱり苦手。

ベッドの中で"ねぇ、どうしてキスしてくれないの?"っ て真顔で尋ねられることがある。ふたたび相手が唇を求めて頬を寄せてきても、最後の瞬間フッと顔をそらして、代わりに耳朶をかるく咬む。逃げなんだけどね。勘のいい人は「この人はキスが嫌いなんだな」とか、あるいは「彼氏がいるか、遊びだからキスしてくれないんだな」とか思うようだ。勘が悪い人は「どうして?」と尋ねてくるが、ストレートに返答するのは躊躇うんだよな。

実のところ、僕はHの時、キスを駆使する方だ。まぁお互い百戦錬磨な 相手ともなればその威力も半減以下だが。感度のいい学生相手なんかだと、まず口づけると「はぁ~」と相手が深いため息をつく。そして相手のかるく上気した顔を見て、ふたたび唇をあわせる。二つの舌が絡み合い、軽く開かれた歯の間から侵入し、温かい口腔を探り、唾液が糸を引くくらい、深いキスを繰り返す。身体を重ねている間、あるいは相手の身体に侵入している間も唇を重ね、ぐちゃぐちゃにとろけるようなSexをする。

でも喫煙者相手だとキスはほとんどないから、なんてか愛欲に溺れたHとか、ドロドロに溶けて混じり合うようなHとかにはならない。愛撫して、挿入して、腰振って、手コキで相手をいかせて終了~、みたいな。Hというよりは、エクササイズに近い。エクササイズというか……粘膜の摩擦だから……まぁ"愛のないSex"だわな(苦笑)。その愛のないSexですら、その"器"にこだわるのだから、人間の業って深いなぁと思う。ってそんなことを言っているのはオレだけ?

僕は"喫煙者お断り!"なんて固いことは言いませんけれど、やっぱりタバコを吸わない人のほうが親しい関係になれるようだ。

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