まるでホルモン焼き

晴れ。澄み切った青空が印象的な一日だった。
一月前に予約を入れていた検査に出かける。

超音波検査と、初体験の"胃カメラ"ということで。
予定時間ぎりぎりに病院に飛び込んだから、とにかく急げ急げとベットに寝かされた。看護師さんに検査着をまくり上げられ、下はパンツを1/3位ずり下げられてドキドキ(笑)。
CKにしておいて良かった~とか安堵している僕っていったい(苦笑)
エコーの結果は、とりあえず経過を見ましょうと言うことで放免。

次に胃カメラ。
名前を呼ばれ、内視鏡検査室の前の椅子で待機。事前準備が始まる。喉の麻酔薬を5分間喉のあたりでホールドするという微妙に難しい事を求められて四苦八苦。喉がしびれてくると、ツツーと麻酔が胃の方に流れていったりして少し焦ったり。麻酔薬と格闘していると、検査室からは"オゲー、ウゲェー!"というすてきな音が聞こえてくるし(苦笑)。
その後胃の動きを止める注射を打たれて検査室へ。

 やっぱり2分後"オゲー!ウゲェー!"となりました。
「はーい入りましたよ。見えますか?」って言われて、涙目で応える私。目の前のモニターには、ピンク色でヌメヌメした私の腸が映っていました。こんにちは、私の腸。

その後、十二指腸の入り口をのぞいたり、なんか空気を注入されたり、長い管が内臓の中をうねうねと。泡立つ汁が吸い出されたり、問題のブツの写真が撮られたり。
時々解説が入る。となりで踊るタコのように胃カメラを操作している先生(まさに管と格闘というノリなのですな)と涙目でモニターを見つめる私。はぁ疲れた。
その後の診断で、とりあえず経過を見ると言うことで「また一年後お会いしましょう」とお約束して終了。

昼食に築地市場の某店で上天ぷら定食をいただく。小さくて小汚い店だが味は絶品。本当においしかった。しかし食事中ずーっと「これがあのヌメヌメの中に収まって、あの蛇腹ホースのような十二指腸の先へ流れて行くのねん」なんてことを考えていた僕はアホだ(苦笑)。

昼食後、麻酔の調子がイマイチだったので会社は半休→全休。
緊張とゲェゲェやって疲れが出たのか、自宅で寝込んでました。

おまけ
お医者様に指摘されたのは「あなたは胃の入り口の筋肉が"ゆるい"んですね」
「なんですと?」 (*゚ロ゚)ハッ
本来はきゅっと締まっているはずの胃の入り口がガバマン (>▽<) のようらしい。
「だから胃液が食道の方に逆流して、胸焼けを起こしたりする可能性がありますね。あまりひどかったら薬を飲んでください」
なるほどー。以前から朝起きた時に「ウェー、気持ちわりぃ」とか、ゲホゲホ咳き込んでもどしそうになったりとか、涙目になることがたびたびあったのはそういう理由か。
夕ご飯は8時前に食べ終えて、寝る前にH2ブロッカーを飲めば良いらしいけれど、薬を常用するのはイヤだなぁ、とか思いつつ撤収。

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