サクラ、チルチル

晴れ。舞い散る桜が美しいね。

地元にはちょっと有名な桜の並木がある。
桜の季節になると露店が出るお祭りがあってけっこうにぎわうんだが、今年は桜に待ちぼうけを食らわされて、花のないお祭りになってしまった。お気の毒に。
この季節、車窓から見える白い花びらに目がとまると、特別な季節がやってきたんだなって実感するよ。家を出て、最寄り駅までの徒歩数分の間にも何本か桜がある。どれも日当たりの良い場所で立派に枝を広げている。朝晩の通勤途中での目の保養。

週末土曜日は、残念だけどあまり良い日にはならなかったなぁ。
身内のことを言っても仕方ないんだが、ウチは両親が不仲で今日もいがみ合っていた。もうどれくらいになるんだろう、物心ついた時から事あるごとに揉めていたが、この10年はひどいもんだ。

夫 婦って難しいなって思う。それぞれ理想の家族像とか、夫婦像とかを持っているんだろうが、それからかけ離れていることをお互いにののしりあっているのだ が。家同士のメンツとか、老人介護とか、感情の対立とか、根の深い問題が絡み合って、もうにっちもさっちも動かせなくなってる。

でもさ、家族って一番小さな人間関係の形じゃない?
それも普通の人間関係とはちがう絆を持っているもので。
努力しなければ自然に減っていってしまう人間の集団のわけで。

生 きていられる時間は有限なんだから、せめてお互い気持ちよく生活していこうよ、って呼びかけているんだがなかなか……。どうして自分の尺度でしか相手を見 ることができないんだろうね。相手に敬意を払って、寛容さをもって生きていければ、もっと穏やかに暮らしていけるはずなのに。

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