新店駅からバスに揺られて、僕たちは烏来(ウーライ)を目指す。MRT駅前からバスに乗り、終点まで乗って行く。はじめバス停が分からずウロウロしたけれど、大通り沿いに行列のできているバス停があり、行き先を確かめると烏来行きだった。近代的なデザインのMRT駅からスタートして、バスは約30分、山奥に向かってズンズン分け入って行く。乗り物酔いしやすい人はちょっと注意した方がよいかもしれない揺れだ。
バスの終点は烏来の町外れにある。観光大橋を見上げ、エメラルドグリーンの川面を眺めながら、中心地の烏来老街へと進む。鄙びた温泉街だ。
道の両側には土産物屋、飲食店、温泉宿、そしてソーセージなどを焼いている屋台がたくさんある。タイヤル族独特の食べ物を出している料理店もあるようだ。
道の突き当たりに橋が架かっている。橋を越えたところに、烏来のトロッコ駅がある。
小さなトロッコに揺られ、山を登る。トロッコの終点には烏来瀑布がある。そこからさらにロープウエイが出ていて、烏来瀑布公園に続いている。
山腹のロープウェイ駅は、山岳地帯独特のひんやりとした空気に包まれていた。ここから烏来瀑布公園へ続く階段が伸びている。二人ともヒーヒー言いながら階段を上り、雲仙楽園に到着。たまたまタイヤル族の伝統舞踊が披露されている時間にぶつかり、人混みに混じって見物する。
再びロープウェイに乗り、烏来瀑布の写真を撮ってから、トロッコに揺られて下山。マイナスイオンに満ちている渓谷は、きっと健康には良いのだろう。
烏来老街に戻ってきて、僕らは屋台で山猪肉を買って食べてみた。鋏で細切りにしてくれたものを串でつまみ上げながら食べる。カレーパウダーを振ってあるので、猪の臭みみたいなものはない。
烏来と言えば温泉。水着着用は面倒なのですっぽんぽんでOKな烏来温泉「国際岩湯」で入浴。肌がつるつるになる良泉で、水圧でぶっ倒されそうな勢いの打たせ湯を体験したりなど。温泉から上がり、近くの食堂で彼氏推薦の魯肉飯を楽しんで、烏来を後にした。
ちゃいこです。
返信削除マイナスイオン!!!
いいですね、ウーライ。
是非とも行ってみたいです。
> ちゃいこさん
返信削除烏来はなかなか良いところでした。
ただ、あの山道はちょっと閉口するかも。
台北の周りには温泉地がいくつもあるので、他も巡ってみるといいかもです。僕らも次は北投温泉なんかにも行ってみたいと思ってます。