北紀行 2012(1) あおもり犬 に逢いに行く

2012年8月3日 晴れ。28.7℃/21.2℃/70% (青森市)

5月下旬に ねぶた祭りを見に行きたいなぁと思い立ち、結構色々苦労して個人手配でねぶた祭りを見に行くことが来た。青森市内に宿泊することが出来なくて、ねぶた祭りが終わったあと、青函トンネルを潜って北海道へ渡り、函館に2泊するプラン。函館からの帰りは飛行機しか考えられなかったので、必然的に青森へは飛行機で乗り込むことになった。羽田から青森空港へ乗り入れているのはJALなので、生まれて初めてJALに搭乗することになった。








青森空港に降り立ったとき、とても気分が良かった。うれしくて仕方なかった。知らない町に一人で乗り込んで行く高揚感もあったけれど、なにより空気の透明感が気持ちいい。濃い緑が目に鮮やかで、夏の歓喜がそこら中にあふれかえっているような気がしたからだ。

青森空港から青森県立美術館までタクシーを飛ばす。山から海へ続く一直線の道路。田圃の緑とそれを蓋取るような針葉樹林の林。フロントガラスには遠く海が見えた。「新潟まで274km」の標識を見つけて、僕は実はワクワクしていた。スカイラインで来ていたら、一気に走り抜けてしまいたくなるような真夏の正午。タクシーの運転手さんに郷土料理を食べさせてくれる店を教わったりしているうちに、青森県立美術館に着いた。

僕は あおもり犬に逢いたかったんだ。













青森県立美術館を出て、15分ほど待ったら路線バスに乗ることが出来た。
30分あまりバスに揺られて、青森駅前に降り立った。

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