ユニクロのCMは、テレビを見る人の知性に敬意を表するものにしたい……それに比べてフジテレビは。

アッー、アンア、アンア、アンア~♪

オカマのカラオケは、どうして鼻に抜けるような甘ったるい声を出すんだろう。
近頃のノンケなワカモノたちのカラオケシーンなんて見ていないからわからないけれど、彼らも女性ボーカルの原曲キーのまま、オトコとオンナの中間みたいなカマ臭い声を出して歌っているんだろうか……。それにしても、新宿二丁目のゲイバーから流れだしてくるカラオケは、新旧問わず、独特な声色のような気がするよ。

って、冒頭の喘ぎ声みたいのは、都はるみッスよ。古い、古すぎる……。自分のババアぶりも年季が入ってきたなあ~と少し悲しい気がするね。(´・ω・`)

さてと、フジテレビの韓流ゴリ押しへの反発デモは、いろんなところで語られている。業界人や学者であるほど、「所詮商売なんだし。メディアがブームを仕掛けて、それにさんざん乗せられてきた愚民どもが何をいまさら」という反応をしているね。つらつらと思うに、フジテレビが韓国メディアらと共に韓流ゴリ押しをやったために、一般日本人の嘘への耐性レベルが振りきれてしまったのが、今回の騒動の底流にあるんじゃないかと。

過去、メディアが先導したブームはいくらでもあった。
太平洋戦争を煽った新聞メディアなんか、その最悪の例の一つだろうよ。

それ以外にも、平時からメディアが色々な仕掛けでブームを作ってきたことはいくらでもあった。インターネットが登場する前は、メディアの嘘を発見することができても、それを他人に伝達する方法がなかった。でも、現在ではメディアと同じくらいの伝搬力を持つ手段を手に入れた視聴者に対し、メディアはあまりに傲慢で、慇懃無礼だった。

今回、フジテレビが反韓流のターゲットにされたのは、成るべきしてなった舞台仕掛けがあったように思う。

■もともと「韓国」という、どんな事象でも反日政治活動と結びつけ、嘘・捏造を平気で垂れ流する集団がいた。
■もともと「嫌韓」という層がネット問わず国内に一定層いた。
■韓流好きというニッチな集団が楽しんで騒いでいるコンテンツを、あたかも日本全体が韓流好きになったと言わんばかりの報道をメディアが煽った(第一の嘘)
■「日本で韓流が大ブーム」と韓国のメディアが煽った。空港につめかけたファン数の大幅な水増しが行われる捏造が横行し、また非常に失礼な表現が韓国メディアで乱舞したことが反韓層を刺激した。(第二の嘘)
■ネット住民や、一部Webメディアが、ファン数の水増し疑惑を指摘したにもかかわらず、TV局らはそれを黙殺した(視聴者軽視)
■「嫌なら見なければいい」というタレントの暴言(視聴者軽視)
■フジテレビにデモがあったにもかかわらず、多くのメディアが黙殺したことへの反感(メディアは真実を伝えているのか?という疑惑)
■「差別だ」「極右のデモに過ぎない」という韓国メディアのレッテル張りの報道が、日本国内のネット住民の反感を買い、領土問題などとあわせて政治問題化へ。

空港に集まったファンの数の水増し報道なんて、その場にいた人たちから指摘されたら取り繕うこともできない事実なのに、それを黙殺したという姿勢に対し、視聴者は怒っているのだと思う。正義はなんなのかと。メディアが嘘を垂れ流すのを誰が正すのかと。

僕は、民放が公共の電波を使わせてもらっている以上、公器の制約を逃れることはできないと思う。学者、業界人がなんと擁護しようと、既得権益に胡座をかくメディアが度の過ぎた偏向報道を続けることは容認できないというコンセンサスが出来つつある気がする。これが反フジテレビの核になる部分。
言葉を変えると、テレビ、出版、広告代理店、スポンサーに対して、生活者が厳しい視線で接するようになったとも言える。もうメディアの馬鹿騒ぎに一般市民が付き合って遊んでやらなくなったんだよ。いつまでも調子に乗ってるなよって。

本来ならば、日本国民とメディアとの対立だったはずの場所に、韓国という自ら問題を「政治問題化」する連中が挟まって、騒いだがために騒動が大きくなった。もともと韓国人の捏造に癖癖していたネトウヨ(韓国人が大好きなまともな日本人の呼び方)の怒りに火をつけてしまったんだな。

ユニクロのコマーシャルをワイデン+ケネディが手がけた時のエピソードだけど、社長の柳井氏はワイデン+ケネディの担当者から「ユニクロのCMは、テレビを見る人の知性に敬意を表するものにしたい」と言われたと語っている。いい話じゃないか。現在の日本のテレビ局に「テレビを見る人の知性に敬意を表するものにしたい」という熱意があるか?「中年のババァでもわからせるにゃ、このくらい単純にしないとなー」という視聴者を舐めきった前提で制作していないか?

「母と子のフジテレビ」から「楽しくなければテレビじゃない」と舵を切ったフジテレビのその後は、お笑い芸人を小突き回してみんなで笑うような低俗な路線に堕ち、ついにはコンテンツの制作すら放棄して、新聞読み上げバラエティか、タダ同然の韓流ドラマを垂れ流す電波土管に成り下がってしまった。バラエティは安く視聴率が取れるのかもしれないが、良作のドラマのように再放送には使えない。せっかくの制作費と制作時間を安易な方向に投資しているから、将来の財産となるコンテンツが溜まらず、蛸が自分の足を食っているような自転車操業に陥っている……というのが現在のテレビ局の状態ではないだろうか。

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