新大久保定点観察 … 負け犬と混沌が淀んでいる町 (1)

嫌がらせではないけれど、新大久保の定点観測をしている。
先週の日曜日、17:00頃の新大久保を歩いてみた。
そしていろいろと考えた。

いまネット住民たちと日々バトルを繰り広げている有田芳生センセイ。

「皆さん、見て下さい。こういう馬鹿な人達が私達の前で太極旗を振ったりしておりますが、この人達こそ日本の新自由主義の下で駄目になった人達なんです。皆さん、この人達は新大久保に行って、毎週のように在日韓国人・朝鮮人は殺すと、レイプする、大虐殺すると言っている人達がこの人達なんです。小泉政治の下で駄目になった人達が、この差別主義者、排外主義者なんです。
本当に恥ずかしい人達がこうやって私達の民主党の邪魔をしてくるんです。ほら見て下さい、皆さん。この人達は朝鮮人・韓国人を殺せと堂々と言うような、日本の政治の下で恥ずかしい表現をした人達が今、目の前で私達の演説を邪魔しているんです」

国会議員であり、しかも「ジャーナリスト」である有田芳生氏が「恥ずかしい人たち」「私は恥ずかしい」と、自分の感情で相手を非難し始めたらもう終わりなんです。理屈で、証拠で相手を説得できないから、でかい声で感情論を叫び始めたら、それはサヨクか特亜人の声闘レベルに墜ちているんですわ。議論する相手に値しないわけで。だって「それは見解の相違です」って反論されたら終わりですもん。

ジャーナリストの門田隆将氏は「日本人は、じっと我慢していた。だが、ついにヘイトデモは現れた」と書いています。僕も全く同意で、ヘイトデモの報道に接したとき「ついに日本人の怒りが形になって現れた歴史的な出来事かもしれない」と戦慄したのでした。

ちなみに、有田芳生国会議員がつるんでいる「レイシストしばき隊」とは、こんな連中であることが写真で報告されています。これが「善良な市民団体」だって??? 誰が見たってヤクザ者の集まりじゃないか。メディアの使う「市民団体」とは、よくよく考えるとどこの馬の骨とも分からない集団のことなのだよな。

「レイシストしばき隊」の身元を洗いもせずに報道しているメディアも、社会的責任を放棄した危険集団との認識でおおむね間違いない。







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ヘイトスピーチで思うこと

WiLL 6月24日(月)16時14分配信

六月十六日の日曜日、ヘイトスピーチ(憎悪表現)による「反韓デモ」を見た。
 この日、『在日特権を許さない市民の会(在特会)』の呼びかけによるデモによって、主催側と反対側に合わせて八人の逮捕者が出る事態となった。これまでで「最多」である。


 歌舞伎町の公園に集まったデモ参加者は、職安通りから明治通りに出て、大久保通りを左折、新大久保駅と大久保駅を経て、今度は小滝橋通りを左折し、西新宿の柏木公園に向かう約三キロのコースを歩いた。この日、デモが始まる前に、在特会の会長が反対する側と小競り合いとなって逮捕されたため、いつもより過激な雰囲気に包まれていた。
「朝鮮人は朝鮮へ帰れ!」「従軍慰安婦は売春婦だ」「糞どもを日本から叩き出せ!」「害虫を駆除せよ」
 日の丸や軍艦旗を掲げたデモ隊が、大音声を上げながら練り歩いていく。警察側の発表では、デモの参加者は「二百人」。しかし、『レイシスト(差別主義者)をしばき隊』など、デモを批判する側は、それよりも多い。
 両者が衝突しないように、機動隊が周囲を固める。だが、新大久保駅前と、北新宿百人町交差点を過ぎたあたりで、二度、小競り合いがあった。デモ隊の一人にタックルされた反デモの人間が街頭にうずくまった。トラブルが起こる度に、周囲がさらに騒然となる。
 デモ隊はひと目で右翼とわかる人もいるが、一般のおばさんや乳母車を押しながら参加している人もいる。一方、反対する側は一般市民が多いのかと思っていたら、こっちにも、・怖い衆・がかなりいる。
「おまえら、日本の恥だ! 死ね!」「消えろ! 差別主義者」「この野郎! 差別はやめろ!」「おい、かかって来い!」
 デモに反対する人たちの罵声も過激だ。明らかに「その筋の人」とわかる人も少なくない。私は、道の両側の歩道をデモと並行しながら歩いたため、反対勢力の真っ只中にいた。ふと、目の前の男の腕には、立派な入れ墨が彫られているのに気がついた。罵声にも迫力があるはずだ。反対側も、左翼陣営だけではないらしい。聞いてみると、在特会に反発している右翼の人間もかなりいるようだ。
 四週間前のデモでは、終点の柏木公園で衝突が起こり、逮捕者が出た。そのためか、この日はデモ隊以外の公園周辺への出入りはストップされた。道路の完全封鎖である。公園にはデモ隊しか入っていけないが、デモ反対の人間は、公園から出てくるデモ参加者を待ち構えている。午後五時頃、デモが解散になると、両者を衝突させないように機動隊がデモ参加者を守って誘導する。
「集団下校かよ!」「なに警察に守られてんだ! バーカ」「おい、かかって来いよ」
 反デモ隊の側のボルテージが一層上がる。まさに、どっちもどっち、である。
 このヘイトスピーチによる反韓デモを規制しようと主張する人たちがいる。だが、自分たちが気に入らないデモは規制していい、という考え方は広範な支持を集めることはできないだろう。それは、為政者にいつでもデモ規制ができる根拠を「与えてしまう」ことになるからだ。先の国会で、安倍首相はヘイトスピーチについて質問され、こう語った。
「日本人は和を重んじ、排他的な国民ではない。どんな時でも礼儀正しく、寛容で謙虚でなければならないと考えるのが日本人です」
 私も同感だ。日本人は長い間、「辛抱」を美徳としてきた。しかし、歴史をねじ曲げたあまりにひどい中傷によって、ついに日本人が堪忍袋の緒を切りつつあることを感じる。
 韓国人が口汚く日本を罵倒し、ソウルの日本大使館前で日の丸を焼き、時の日本の首相の人形やポスターを焼いたり、足蹴にする映像をよく目にする。中国も同じだ。反日デモで日本と日本人は罵られ、日本関連の店や建物は略奪・放火の対象にすらなる時代である。それでも、日本人は、じっと我慢していた。だが、ついにヘイトデモは現れた。
 しかし、中国や韓国が、どれほど日本を貶めようと、日本人は毅然とすべきではないだろうか。ヘイトスピーチではなく、日本人の怒りをわからせる方法は、ほかにもある。礼儀正しく、そして超然として、ただ中・韓と「距離をとればいい」のである。安倍政権は・自由と繁栄の弧・に基づく外交によって、着々とそれをおこなっている。淡々と日本と真の友好を強めたい国々との絆を深め、あまりに理不尽な国とは、「距離をとる」べきなのである。国民も痛みを分かち合いながら、それを決然とおこなえばいい。そのことを一人一人が考える時期が来ていることを感じる。

門田隆将

最終更新:6月24日(月)16時14分

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130624-00010001-will-pol

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