マトリックスの殻が破れるとき。

仕事が終わった後「約束の日 安倍晋三試論」を買って、その足でココイチに行ってカツカレーを食べた。カレーが出てくるまでの数分、夢中になって活字を追っていた。

5年前、たった一年で崩壊した安倍内閣とはなんだったのか?
安倍氏の側近議員が「われわれは安倍さんを単騎駆けさせ、討ち死にさせてしまった」と述懐したというあの戦いはなんだったのか?

しっかり読んでみたいと思っています。

日本の周りでは、最近いろいろな予兆が起こっているなあと感じます。

安倍晋三氏は「戦後レジュームのからの脱却」の旗を掲げて、一敗地にまみれた。
あれから5年が経ち、ふたたび自民党総裁に返り咲き、次期首相になると言われている。

空襲で焼け落ち、その後67年間、あるべき姿を奪われ続けていた東京駅が往年の輝きと偉容を取り戻すまであと3日。

団塊サヨクのルサンチマンが産み出した社会党と、その流れをくむ民主党の終焉が間近に迫り、極左に振れていた国内世論が「右化」し、中道保守へ回帰するであろうこと。

中国外務省の秦剛報道局長が「敗戦国が戦勝国の領土を占領するのは理屈が立たない」と言ってのけたこと。

僕は中国が「敗戦国が戦勝国の領土を占領するのは理屈が立たない」と言ってしまったのは、歴史的な転換点なのではないかとおもっています。

李明博が「日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い、重罪人に相応しく手足を縛って頭を踏んで地面に擦り付けて謝らせてやる。重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話しだ、そんな馬鹿な話しは通用しない、それなら入国は許さないぞ」と天皇陛下を侮辱する発言をしたことが分かって、日本人の多くが覚醒しました。

今度の国連安全保障理事国の一つである支那が「敗戦国が戦勝国の領土を占領するのは理屈が立たない」という本音をむき出しにしたこと。つまりもともと国連こそが「戦後レジュームの根源」であって、国連を中心とした世界統治なんてものは日本からみたら欺瞞であるということに日本人が覚醒するステップなのではないかと。

マトリックスの殻が破れ掛かっている。
安倍晋三氏はモーフィアスなのかもしれない。
あとは僕らがネオになって「戦後レジューム」というマトリックスから脱出できるかだ。

そういう壮大なサーガが開幕したのだったら、僕らは傍観していないで巻き込まれなきゃならないと思う。

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