あれから僕たちは…月の夜星の朝 35ans

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妹から借りて読んでいた少女マンガにハマったのは、本田恵子作「月の夜 星の朝」に出会ってしまったからだ。連載開始から主人公2人が中学生時代の間は、僕にとってはまさに神マンガでした。特にクリスマスイブのエピソードは秀逸だったと、今でも鮮明に記憶に残っています。ストーリーを盛り上げてゆく手法は、少年マンガでは未体験だったから。♥型のチョコに「くそったれ」とか、好きだったなぁ。

あれから時間は流れ、続編「月の夜 星の朝 35ans」を読んで、「う~ん、ビミョー」とため息をつく僕がいます。あの頃に比べてスクリーントーンの量は激減したけど、それにあわせたのか、話はグダグダ。登場人物が多いわりに話は平坦。意外性もほとんどなし。ちょっとガッカリだなぁ。「俺のトキメキ返してくれよ」(>_<) って思ってたりもする。
オリジナルが人気作品だった分、なんつーか、続編は場当たり的な予定調和な展開が続く。レディコミならではのキッツイ展開があるわけでもなし。遼太郎がトンでもないやり●ン男になってたとか、りおが風俗に沈められていたとか、セクシャル方面に進展したわけでなく。オリジナルとはうって変わり、ラブコメ路線に行けたわけでもなく。主人公らは17~18歳の感覚のまま、生真面目さと沈鬱さを抱えてとぼとぼ歩いているように見えるんだ。脇役達もギリギリ状態。余裕あるキャラほとんどなし。office Youの読者って、こういう主人公たちに共感を覚える層なのだろうか?

まあ勝手な事を書きましたけど、うん、早く落とし処を見つけて、着地して欲しいかな。

P.S. 似たようなことを前回も書いてましたね (>_<)

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