男子のうなじ

寝不足の頭を抱えてボーッとしながら、朝の通勤電車に乗ってます。
最近目が行ってしまうのは、オトコのうなじ。
イケメン高校生のふぁっさーとした髪が覆っているうなじもステキなんですが、よく目にするのは中年おじさんのそれ。ちょっと顔を上げると、ポコンポコンと肉が寄って襞を作るアレです。

今朝、空を眺めながら駅まで歩きました。
透明感のある水色と、夏よりも高い位置を流れてゆく雲が美しい冬の空でした。
ロンドンに滞在していたときに、ケンジントン宮殿をめざして、ハイドパークを斜めに横切って歩いていた時のことを思い出しました。ヒースロー空港からなのか、それともガトウィック空港からなのか、縦横に飛行機雲が描かれた空は、繊細な硝子細工のように見えました。

うなじに肉が付いちゃったら、高い空を見上げることも難しくなる。それは少し寂しいなあ。逆に首を支える筋肉が痛々しいほど削げ落ちてしまった老人と出会うと、ついつい俯き加減に歩いている姿に哀しさを感じたりね。

空を見上げる高さ……つまりそれは仰角ってことだよな。

仰角という言葉を思いついたとき、ふと、勃ったチ○コの角度のことを連想して、歩道を歩きながらちょっと笑ってしまった。確かに、高校生の時はお腹にぴったり張り付いていたよなあ。それがまあだんだんいろいろあって、おっちゃんがキューピーちゃんみたいにかわいらしくポーズをつけてみても、股間の仰角はせいぜい水平ですもんねぇ。なんかうなじの襞と相関性があるのかも……そんなバカバカしいことを考えながら、今日も電車に揺られてました。脳が沸いてますね。

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