天上の甘露

晴れたり降ったり、ヘンな天気でしたね。

今日は午前中に鎌倉橋近くのお客さんのところへ出動。引き継ぎのご挨拶。この付近は前職のランチエリアでもあったので、懐かしい場所。昼時だったので神田西口商店街の"伊勢ろく"で親子丼をいただく。卵がふんわりとかかった特製親子丼は、懐かしい味でした。
さてと、先日のサイドウェイの続きじゃないけど、たまたま"神の雫"第一巻がリリースされていたので買った。リニューアル後のサイコドクター楷恭介のときから"オキモトシュウ"の 画力に注目していた。こんどはワインネタかい。みなさんが指摘しているように"美味しんぼ"のパクリじゃないか説もあるけれど、とにかくデッサン力はある ので、見ていて安心ではある。実はこの作者はあまりキャラクターのかき分けが出来ないタイプなのではと思ってはいる。神の雫の主人公のルックスは、楷恭介のなかのドッペルゲンガーがテーマの時のキャラとかぶってるし……。

 しかしだな。ワインを口に含んで「このワインを例えるなら一枚の絵画。大地を讃えるかの如く地を耕すような肉厚の筆致で、カンバスに絵の具を何層にも積み重ねて描かれた、ジャン・フランソワ・ミレーの代表作……『晩鐘』」っておいおい。
「めんどくせー」(IWGPまこと) って叫びたくなるようなくどさだぞ(笑)。
別にいいんですけどね。フレンチのコースをちんたら食う時に、間を持たせるためにはこれくらいくどい蘊蓄を吐いてもいいとは思うんだが、これがデートの相手だったら相当うざいなぁ~。

でもそのくどさが作品上では外連味なわけだから、いいんですよね。
現実にこんなヤツがいたらけっ飛ばしたくなりますけど。

僕の食生活では若いワインしか飲んでいないので、デキャンタを導入したらもう少しおいしくいただけるのかな?

"神の雫"の今後の展開に期待してます。

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