フランス旅行記(2015年) パリへ

終点のモンパルナス駅に向かってTGVはスピードを落として行く。東海道新幹線の終着駅東京のように「大都市に来た」という気分は盛り上がらない。なんか薄汚れた住宅地へそろりと入線して行く、といった感じ。

モンパルナス駅の雑踏を抜け、メトロへ乗り継ぐ。僕らがいままで旅してきたエリアとは様子が異なっていて、どこに行っても人だらけ。大きな旅行鞄を引きずって歩くのは一苦労。ホームに入線してくるメトロの車両は乗客が溢れている。大きな荷物を持ち込むのはとても気が引ける。

エトワール駅で下車し地上に出ると、そこは凱旋門がそびえ立つパリの中心地。このエトワール広場から放射線状に伸びる道路の一つ、マック=マオン通りに僕らの宿泊地がある。中級クラスのプチホテル「セシリア」。TripAdviserの評判が良かったので宿泊することにしたのだが、こぢんまりとしてなかなか居心地の良いホテルだった。




僕らはリクエストを入れておいて、マック=マオン通りに面した部屋を予約しておいた。部屋には小さなバルコニーが付いていて、そこから凱旋門が見える。なかなか楽しい、おのぼりさん的楽しみ方。当初エッフェル塔の見える部屋も検討したのだけれど、1泊30万円は……ないわ。

少し休んで、僕らはシャイヨー宮へ移動した。メトロの駅を出て、目の前に広がるのは、もう世界一のランドマークタワー、エッフェル塔。何度見ても、ここが世界の中心だと叫んでしまいたくなる喜びがわき上がってくる。




予約した食事の時間になるまで、僕らはエッフェル塔近くのカフェでアイスクリームを食べながらたわいないおしゃべりに興じた。

それにしても美しいタワーだ。



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