広島・松山旅行記(17) 道後温泉本館

勝山町のビジネスホテルから荷物を受け出して、タクシーに乗り道後温泉へ移動する。地図を眺めているだけでは、いまいち松山市内の諸々の位置関係は近いんだか遠いんだかよく分からない。スーツケースを引き摺って路面電車に乗るのもめんどうだったので、タクシーで今夜の宿に直接乗り付けたが、結果的には正解だった。チェックインはまだできなかったので、荷物だけ預けて道後温泉本館で一風呂浴びることにする。

宿からふらふらと歩く。
数分歩いたところで、路面電車の道後温泉駅に出た。
思ったよりも頻繁に路面電車が発着し、そのたびに観光客がどっと吐き出される。鄙びたアーケードの中は飲食店とお土産屋がひしめいている。"坊ちゃん団子"とか"一六タルト"とか。そこら辺はさておき、アーケードの突き当たりまで歩くと、そこに道後温泉本館がある。






一風呂浴びる前に、まずは腹ごしらえ。
ホテルパティオ・ドウゴの一階にある"すし丸道後店"でランチを摂った。僕はちらし寿司と、彼氏とシェアしたじゃこ天を味わう。歩き疲れていたせいか、アガリがやけに喉に染み渡った。

そして道後温泉本館。
霊の湯 三階個室のチケットを買う。迷路のような古い階段を上り下りして、部屋に通されてほっとした。浴衣に着替えて"霊の湯"に入ると、僕ら以外は誰も居ない。そのあと何人かが入ってきたが、浴場は終始スカスカだった。そもそも道後温泉の浴槽は結構深くて、浴槽の縁に腰掛けないと湯の中に沈んでしまう。やわらかいお湯は肌にやさしくあたるものの所詮は銭湯なわけで、なんか寛ぐという感じではなかった。

で、ついでに"神の湯"も試しに行ってみた。こちらは結構人が多い。浴槽は同じく深くて、浴槽中心部だったら中腰になって立っていないと溺れるような深さだ。こちらは更に地元銭湯の雰囲気が強い。もちろん、観光客がほとんどなんだろうけれど。




部屋に戻ってくると、お茶と坊ちゃん団子が供される。
湯あたりではないけれど、二人して浴衣を着たままごろりと畳に横になる。身体が温まっているので、すぐに眠気が忍び寄ってくる。外は雨で、軒から伝ってくる雨だれをなんとなく眺めていた。三階の個室に80分という時間制限があるのはケチ臭いと最初は思ったけれど、銭湯に入ったあとはなにもやることがないわけで、むしろ時間を持て余す。彼氏ととりとめのない話に興じて、ひたすらダラダラとしていた。




フルーツ牛乳を追加して飲んだあと、身支度して撤収。
坊ちゃんの間と、皇族がお使いになったという又新殿を見学し、道後温泉本館をあとにした。

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