ねぶた祭り(3) 2013年東北紀行 09

打ち上げ花火を合図に、ねぶた祭りは終わった。
あ~あ、終わっちゃった。
楽しかった、でも終わっちゃったなあ。。。。
しばらく真っ白になってしまった。

ねぶたは「帰り」の囃子に合わせて、しずしずと引き上げて行く。
今年も段取りが上手く行かなかったのか、ねぶたはコースを一周できなかったらしい。

「帰ろう」と僕が腰を浮かせると、「まだ人がいるでしょう、最期まで見届けないと失礼だよ」と母親。出遅れると帰りが遅くなるんだけどなあ。21:00に祭りが終わって、最後のねぶたが僕らの目の前を通り過ぎていったのが、21:20過ぎだっただろうか。「待たせてごめんね」という母親の声を合図に、僕たちは席を立った。

スカイラインは青森操車場跡地北側という場所に駐めてあった。
青森市役所からたぶん一番近い臨時駐車場だった。
祭りの途中でも青森市を離れなくちゃならないケースも想定し、ねぶた周回コースの内側には席を取らないようにしていた。

青森市役所の脇の道路を歩く。
すぐに周囲は闇に沈んだ。
すぐそこで、あの、激しい祭りが行われていたとは思えないほど静かだった。
駐車場まではゆっくり歩いて20分ほど。
臨時駐車場はだだっ広く、車を出すのも大変そうだったが、それは案外スムーズだった。

八甲田ゴールドライン(国道103号線)に出て、青森中央インターチェンジを目指す。
ここは想定通り、インター入り口が大渋滞。
15分ほどかけて渋滞を抜け、弘前を目指してひたすら高速道路を飛ばす。
周囲には観光バスが何台もいた。
たぶん安比高原あたりのホテルを目指しているのだろう。
自分で走ってみて分かったが、ねぶた祭りを見終わった後、安比高原まで走るなんて絶対に嫌だ。
体力が持たないわ。

弘前のドーミーインに戻ってきたのは22:30頃。
晩ご飯を食べていなかったので、無料の夜泣きそばでお腹を満たしてから就寝。

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