札幌へ移動 北海道紀行2014(9)

ラビスタ函館ベイを選んだのは、朝食ビュッフェが好評だからだ。

ホテル予約サイトの口コミを眺めていると、絶賛の声と不満の声が結構入り乱れている。不満の声は、大浴場のカランの数が足りないことと、朝食ビュッフェの待ち時間が長すぎることだった。特にGW時期の不満がものすごい。念のために早起きして風呂に入り、そして開店にあわせて朝食を摂る。名物勝手丼は、イクラやマグロ、甘エビを乗せ放題。朝飯は美味かったけれど、まあ、ビュッフェとしてのクオリティであって、前日の朝食が美味すぎたので驚きはあまりなかった。むしろ勝手丼で胸焼けを起こした僕は、食後、彼氏と散策した朝市の生臭い空気で思わずリバースしそうになった。



ホテルをチェックアウトして、一般道で札幌をめざすことにした。札幌は雨か雪が降るという予報が出ていたけれど、スタッドレスタイヤを信じて出発。函館郊外で「コイン式洗犬」という小屋を見つけてUターンしたりとか。内浦湾沿いの、冬枯れた景色の国道を走り続け、再び洞爺湖へ。乃の風から眺めていた対岸のサイロ展望台で休憩。その後、羊蹄山を眺めながら中山峠を通過する。車外の気温は0度近く。時折雨が降り、黒く濡れたアスファルトはいまにも凍り付きそうだった。定山渓を抜けて豊平川沿いに札幌市内に入ってきたときには、僕はかなりくたくたになっていた。今夜の宿泊地はモントレ札幌。




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