Suse10インストールとDVD再生環境をつくろう!

曇り。三連休はどうも天候不順らしい。

昨日ダウンロードを仕込んでおいたopenSUSEがすべて落ちてきていたので、ver9.3から バージョンアップしてみた。一応今日中にOSをSuse10へバージョンアップし、Apache2、PHP5、Mysql4.Xをインストールして稼働させることを目標にした。で、やってみたらけっこううまくいったので、報告かねてメモメモ。

1.Suse10のダウンロード
今 回はネットワークインストールがないらしく、CD-ROM5枚か、DVD1枚のどちらかを選択してダウンロードしなければならないようだ。説明をよく読むと32bitCPU向けのフルセットパッケージを入手できるのはCD-ROM版のみらしいので、仕方なくこちらを選択。CD-RWメディア5枚を買いに走った。

2.Suse10のインストール
とても簡単で大きなトラブルはなし。新しいカーネルのおかげかオンボードのサウンドカードを認識してくれた! ^^
"音が出るじゃーん"とちょっとうれしく思う。
というか、こういうのを進化というのか???ちょっと疑問だけど。。。

3.ATOK for Linuxのインストール
こ れがないと作業が始まらないということで、とりあえずインストールしてみた。ジャストシステムからは特にフォローの情報がでていないので、アップデートモジュールとSuse9.3のクライアントパッチを当てて立ち上げてみたらあっさり稼働。とりあえず今のところは問題なく動いている。

4.ApacheとPHP5とMysqlのインストール
ここには落とし穴があった。Suse9.3の時のようにYastからインストールしようと思っていたら、Yastの追加パッケージにPHP5が出てこない。 サポートされていないのかどうか事情はわからないが、とにかくないものはないのだ。またPHPを別途インストールしたらApacheの設定ファイルへの書き込みツールとの整合性がどうなるのか不明だった。そこで腹をくくってソースからインストールすることにした。ソースからインストールする場合は、Apache、Mysql、そしてPHPの順番が問題ないようだ。

自分の過去記事を参考に、まずCコンパイラなどの開発ツールをインストールした。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/31798/1123502#1123502

前回はインストールが必要だった
>2)libtoolとautoconfをインストールする
は必要なかった。なぜだろう???

Apacheのインストールはソースを取ってきてコンパイルしておしまい。問題は生じなかった。

つぎにMysqlのインストール。過去記事を参考にして、特に問題なく終了。

PHP5のインストールが結構はまった。(苦笑)
あらかじめインストールが必要な以下のファイルのうち、

・bison-1.875-53.2.i586.rpm
・flex-2.5.4a-295.i586.rpm
・libxml2-2.6.12-3.4.i586.rpm
・readline-devel-5.0-1.2.i586.rpm
・zlib-devel-1.2.1-74.i586.rpm
・libxml2-devel-2.6.12-3.4.i586.rpm

bison以外はYastのパッケージの追加から可能。しかしbisonはリストに現れないので、とりあえず
ftp://ftp.novell.co.jp/pub/suse/suse/i386/9.3/suse/i586/
からダウンロードしてインストールした。やってるみるとうまく動いたようだ。

以下の設定は過去記事を参考にやれば問題なく構築できた。
(注)php.iniの設定で2点追加。
文字化けを防ぐために
;output_handler =

output_handler=mb_output_handler

;default_charset="iso-8859-1"

default_charset="Shift_JIS"

やっぱりこういうのは "やった回数、経験"がものをいうんだなぁと実感したさ。

5.おまけでDVDを動かしてみた。
サウンドカードが動いたのなら、映像も見てみたいじゃん!と欲が出るのは"人間だもの" ^^
ところがNovellの説明によれば、ライセンスの関係もあってデフォルト搭載のDVD Playerは 商業用映像を再生できないんだと……それって搭載の意味ないじゃん。

ということで、Googleで見つけた情報をお手本にインストールと設定をしたら、案外あっさりとDVD再生が実現できたのでメモ書きしておく。

1.まずファイルを入手するサイトはここ
http://cambuca.ldhs.cetuc.puc-rio.br/xine/

2.次のファイルをダウンロードする。
libxine1-(version)-xxxxxx.i686.rpm (CPUによって取ってくるファイルが異なる)
xine-ui-(version)-xxxxxx.i586.rpm
libdvdcss-1.2.8-1.network.i386.rpm
w32codec-0.52-1.i386.rpm (Windows MediaとQuickTimeファイルを再生したいなら必要)
RealPlayer9-9.0.7.151-4.i386.rpm (Real Mediaファイルを再生したい人は必要)

3.インストール
上記のファイルを順番にYaSTでインストールしていけばOK!
すべてのインストールが終わったら、あっさりDVD画像が流れてきた。
ちなみに上記のファイルをインストールすると、DivX、Ogg/Vorbisファイルも再生できてしまう。かなりすぐれもんだ!!!

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