コンラッド・センテニアル・シンガポール・ホテル (タイ・シンガポール旅行記)

シンガポールは近代的な国だった。
チャンギ国際空港から乗車したMRTが地上に出たときにそう思った。

アジア特有のカオス的な熱気とはほど遠い、統制のとれた交通機関と乗客たち。窓の外には植え込みが整備されたアパートメントハウスが延々と続く。途中で1回乗り換えをして、僕たちは目的地のプロムナード駅で下車した。MRT駅の出口から地上に上がると、フードコートがあって、ノートPCをのぞき込んでいる若いシンガポーリアンたちのグループがくつろいでいたりする。彼らの前をスーツケースを引きずって通過し、コンラッド・センテニアル・シンガポール・ホテルに投宿した。



ヒルトンホテルグループの最上位クラスのコンラッドは、シックなインテリアでまとめられた上品なホテルだった。禁煙ルームをリクエストしていたにもかかわらず、僕らが通されたフロアは喫煙可能なフロアだった。部屋の中は臭わなかったが、エレベータホールから廊下はかなりたばこ臭かったのが残念だった。

ダブルベッドと清潔なバスタブ付きの部屋。
コンラッドでお約束のクマのぬいぐるみと、ウエルカムチョコレートが僕らを待っている。このクマちゃんはお持ち帰りしてもいいのだ。

窓の外には人工的に切り取られた海が見えた。







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