フェルメール

晴れ→雨。13.5℃/7.3℃/43%

昨日は東京地方の桜開花宣言があったそうですが、それよりもWBC日本優勝の方が盛り上がっていましたね。お昼前に自宅を出発して、新宿でお昼ご飯を食べ、時計を求めてサクラヤ、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、伊勢丹、コメ兵(笑)とグルグル巡って ました。それぞれ2周はしましたね。
途中伊勢丹ではインテリアコーナーをのぞいたり、China Seasのラーメンどんぶり5点セット(レンゲ付き)を買ってしまったり、BlackLabelを冷やかしていたらだんだんヘロヘロに……。で時計は決まらず銀座に移動!三越、コメ兵(笑)、ビックカメラ、有楽町阪急、松坂屋、松屋と移動していたら疲れてだんだん不機嫌に(苦笑)。

ちょうど15:30位に数寄屋橋交差点にさしかかったらTVクルーを含めてすごい人混み。「なになに??」ってヤジウマしていたら、号外が配られるところだったんです。おめでとうー 王 Japan!って感じですね。 (^^)

で、だ。
"フェルメール"でしたね。

実物は"画家のアトリエ""手紙を書く女"しか見たことがありませんので、あんまりなんとも言い難いのですが……美しい絵ですが、フェルメールの絵を見ていると、僕はとても矛盾した感覚にとらわれます。

視覚的には、僕の中では"静物"に近い印象を受けます。静か。静寂。いろんな寓意がちりばめられた複雑な意味のオブジェクトたち。
皮膚感覚的には、いずれも"ひんやり"した印象を受けます。うまく表現できませんが、雪が降った翌日のよく晴れた午前中といった感じでしょうか。透明度の高い陽光の下でひんやりとした空気につつまれる、あの感覚です。

一方、聴覚的には、フェルメールの絵はとても"やかましく"感じるのです。潜水艦のアクティブソナーの「コーン、コーン、コーン」という音に近い。フェルメールの絵を見ていると、構図において、画家の奥行きに対するものすごい執着を感じるんですよ。画家がその奥行き、あるいは空間を探るために発する意識の音波みたいなものがひっきりなしに伝わってくるような気がして、とてもやかましいなぁというのが僕の印象。

なんか矛盾しているでしょ?(笑)

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