「鷹の巣村」ではないのだね。
鷲の巣村というのは、鷲が卵や雛を守るため他の動物を寄せ付けない崖の頂上などに巣を作る様子と似ているからだという。こういう村が南仏やイタリアにいくつもあるのだとか。
バスを降りて、ニースとモナコを繋ぐ幹線道路を横切ると、村の入り口へ続く坂道が始まる。ビジターインフォメーションとトイレ(有料)があるので、予め立ち寄っておくと良いと思う。ピッツアリアを横目に、他の観光客の後に続いて歩いて行くと城門があり、その先は迷路のように小路が絡み合っている。上に向かって延びる道、左に切れてその先の分からない道、猫が歩くけもの道のような家と家のスキマ、いったいどちらに進んだら良いのか、頭がくらくらする。土産物屋を冷やかしながらそんな迷宮を歩き回っていると、やがてエズの村の最高地点(?)の熱帯植物園にたどりつく。
そこから見える地中海は、なかなか忘れがたい美しさだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿