雨宿りをしたこともあって、モン・サン=ミッシェル島内に到着したのは14時近くになっていた。とりあえずホテルに荷物を預け、ランチを摂ることにした。島内はオムレツ財閥に支配されており、どこに行ってもラ・メール・プラールから逃れられないような仕組みになっているような気がする。そんな中、修道院へと続くグランド・リュ沿いにあるレストラン レ・テラス・プラール(Les Terrasses Poulard)で食べた料理が、今回一番美味しかったような気がする。
食べたのはプリフィックスのコース。お値段は18Euro。
下の3品から1品
・フレッシュ野菜サラダ
・田舎風テリーヌ
・野菜のマリネサラダ
下の3品から1品
・ハムの蒸し煮 シードル風味
・ムール貝の白ワイン煮 フライドポテト添え
・ノルマンディ風ヴォライユ(家禽類)のシュプレーム
デザートは下の3品から1品
・バニラアイスクリーム
・アップルパイ
・チョコレートムース
僕が選んだのは、田舎風テリーヌ、ノルマンディ風ヴォライユ(家禽類)のシュプレーム、チョコレートムース。その他に僕らはシードルを頼んで乾杯する。
普段シードルを飲む機会はあまりないのだけれど、やさしい炭酸の刺激は嫌いじゃない。ノルマンディに来たらこれは外せない。
田舎風テリーヌは、ものすごくよい出来で、美味かった。これ、赤ワインと組み合わせたら何枚でも食べたくなるだろう。たった2枚しかないので、もったいなくてチマチマ食べることになったよ。
ノルマンディ風ヴォライユ(家禽類)のシュプレームのシュプレームとは「胸肉」のこと。肉汁が混じった甘めのソースがお米に染みて、これはものすごく日本人好みの味付けだと感じた。こちらも2皿くらい欲しくなる逸品。
デザートはチョコレートムースで。
レストラン レ・テラス・プラールは眺望レストランと言うだけあって、窓の外には灰白色の干潟と、羊が草を食んでいる草原が広がっている。僕はこのレストランが好きになった。
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