嫌韓の広まりは、日本人も悪いんですよ。

日韓関係の悪化、嫌韓の広まりは「でも日本人も悪いんですよ」って山岡士郎ばりに言ってしまえると僕は思うんですよね。
それから日韓関係の悪化を「責任を認めない日本政府と一部政治家の言動が原因だ」という韓国人の叫びも、日本側で嫌韓が広まった原因としてある部分は正しいと思ったりします。

だって、舛添都知事が韓国人を見下してますってさらっと言っちゃってますし。

在特会のスピーチがヘイトだと韓国人と在日が騒いでいることはよく知られたこと。
彼らのスピーチがまともだとは思いませんけどね。

日本で媚韓だとか、売国奴だとか糾弾される政治家が嫌韓を広めている原因の一つであることは間違いない。日本の一国民から見て、国を挙げて世界規模で日本人差別に邁進している韓国人に対して「お前たちのやっていることは国家公認の人種差別だ」と正面切って日本の代表が指摘しないことが、日本人のストレスとなり、嫌韓の原因の一つになっている。例えばこういう表現で日本人を貶める韓国人とかね。


今回舛添都知事はパク・クネとの会談後「在日韓国・朝鮮人らへのヘイトスピーチ(憎悪表現)は許さないとの認識で一致」したそうだけど、ならば「日本人に対するヘイトスピーチも許さない」と主張すべきだ。

都知事は「よその国が反日運動し、われわれを、ジャップという言葉で呼ぶということに対しては極めて不快で、快く思いません。どの国の国民も同じことをやられると不快だと思いますから、たとえばこういうことについて野放しにしてよいのだろうかと。韓国は韓国のやることですから、われわれがどうこう言う話ではありません。これは韓国が法律でやればよい」と会見しているんですが、それは表面上正しい。だけど東京の首長として韓国大統領と会見しているのだから、日本人差別が日本人の憎悪をかき立て、韓国の国益を大きく損なっていると朴槿恵に言うべき、いや、言ってやるべきだった。

「相手の事情がある」と韓国と韓国人を思いやってる(慮っている)人たちが、実はもっとも韓国人を見下して・バカにしている集団。対等な関係を目指すなら相手のダメなところ、自分たちが不快だと思っていることをズバズバ言い合って、対等に(しかも事実に基づいた正しい判断で)解決を目指す方向に行かなきゃな。韓国を思いやっているつもりの一部政治家の言動と行動が日本人の怒りを買い、市民レベルで韓国人憎悪を煽ってる。「一部の日本人政治家が悪い」という韓国人の主張は、見立ては間違っているのだけれど、結果としては正しい。(苦笑

ということで、舛添都知事が実は韓国人を見下していて、しかも韓国人の日本人差別を放置して都民の怒りを買うという図式が香ばしいなと思った次第。

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 --韓国訪問について、いくつか。特にヘイトスピーチの問題で、知事は厳しく対応するとおっしゃっていますが、具体的に法令がないわけで、どれがヘイトスピーチかを誰が判断するかというのは非常に難しい問題。人権週間を利用して、ヘイトスピーチについての批判といいますか、こういうのはよくないんだということを宣伝するとおっしゃっていますが、どういう基準で考えていらっしゃるのか。2番目に、そもそも論ですが、韓国の反日運動というのがありまして、例えば今上天皇や昭和天皇の張りぼてを作って侮辱する、肖像画を踏みつける、国旗を国会議員が踏みつける。デモでも、「キルジャップ」ということをやっている。日本に核爆弾を落とすと、こういうことがかなりある。これがまず反韓国感情の源と言っても過言ではない。知事は東京都民の90%が韓国が好きだとおっしゃっていましたが…

 「それは間違っているから。間違ってますよ、それは。正確な情報で言ってください」

 --いや、ちょっと聞いてください。だから、それは違うんだとおっしゃっていますが、東京都庁に寄せられた1万件ぐらいの都民の声は、ほとんどが知事の行動を批判したり、韓国の対日姿勢を批判したりするものと聞いています。知事にお聞きしたいのですが、天皇陛下や国旗が侮辱されていることについてどう思われるのか、これがヘイトスピーチじゃないかと。国旗について関連質問ですが、知事は2010年の新党結成の記者会見で、机の上にあった国旗を「邪魔なんでしょうね、これ」と言って動かしています。知事は国旗についてどうお考えか。まずヘイトスピーチの問題、それから天皇陛下や国旗が侮辱されていることについてどう思われるか、それから国旗についての知事の考え方、これについて、ご見解を

 --まず最初は、大変よい問題提起だと思うのは、表現の自由がありますから、なかなか難しいのです。

やっぱり憲法は基本的人権、表現の自由ということ。ただ一方で公共の福祉ということがあります。たとえば著しく人種差別のようなことをやることが、はたして日本国憲法の理念に沿うのか。ですから、この前の会見でも申し上げましたが、憲法学者を含めて、よく議論するべきだと思っています。いま、あなたが出されたように、よその国が反日運動し、われわれを、ジャップという言葉で呼ぶということに対しては極めて不快で、快く思いません。どの国の国民も同じことをやられると不快だと思いますから、たとえばこういうことについて野放しにしてよいのだろうかと。韓国は韓国のやることですから、われわれがどうこう言う話ではありません。これは韓国が法律でやればよい。そういう点について、どうすればよいのだろうか、と。いままで簡単に法律が決まらなかったのは、やはり表現の自由が重い。こういうことをよく検討しよう、と。しかし、逆のこと言われたら不快なように、やはり人権というものは非常に大事ですから、こういうことをきちんと議論しようということです」

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