恨と怒 (2) 怒に燃料を注ぐ者


2.たとえば売国奴と糾弾される人

新大久保での在特会のデモ禁止を東京都公安局に申し入れた有田芳生参議院議員(民主党)に、非難の声が上がっているとか。有田議員はメディアの取材に対してこんなことを言っています。

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「2日くらい前から『有田をぶっ殺せ』となってきた。彼らには『韓国人も日本人を侮辱しているじゃないか』という思いがある。それはそうですが、同じレベルで憎しみ合っていたらキリがない。一部の韓国人がやっていることを、僕だっていいとは思っていない。僕が言っているのは『殺す』とか『レイプする』とか平然と言うのは日本人として恥ずかしいということ」
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出典:東京スポーツ
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/126822/


ああ、これはダメだ。
まったくやり方が間違っていると僕ですら思う。

この雑文を読んでくださっている方には釈迦に説法かと思いますが。

1)『韓国人も日本人を侮辱しているじゃないか』という思いがある。それはそうですが、同じレベルで憎しみ合っていたらキリがない。
→韓国人に許されて、日本人には許されないというのは公平ではない。

2)一部の韓国人がやっていることを、僕だっていいとは思っていない。
→一部(本当ですか??)の韓国人がやっていることがいいと思っていないならば、なぜ韓国人のやっている日本人に対するヘイトスピーチに対処しないのか?

3)僕が言っているのは『殺す』とか『レイプする』とか平然と言うのは日本人として恥ずかしいということ。
→「日本人として恥ずかしい」と日本人を代表する面をするな!とは思います。
 そして、国会議員は権力を持っているわけで、韓国人は日本大使館の前でやりたい放題しているのを放置して、日本人の権利を権力を行使して法的に潰す試みは、韓国に媚びた売国奴と糾弾されても仕方ないでしょう。

有田議員が売国奴と非難されるのは、在特会のシュプレヒコールが韓国の反日運動のカウンターリアクションの一つであることが理解しているにもかかわらず、一法的に日本人の言論活動を制限しようとする試みに手を染めているからでしょう。

「韓国人を殺せ!」というシュプレヒコールが下品なことは、多くの日本人が感じるところでしょう。だけど、僕の中では「よく言ってくれた!」と思う気持ちがないとは言えません。インターネット上で韓国人の反日活動、韓国メディアの反日・侮日言論などが日本人に知られるようになって、反韓・嫌韓は日本人に広がりつつあります。

有田議員が政治家として在特会デモに対して関与するならば、日本人の言論を封殺するのではなく、まず韓国人の反日活動を抑えにかかるよう、韓国側議員らと協議を始めることではないでしょうか。僕個人は、韓国議員自体が反日なのだから難しいと思いますが。

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