ぼくの言葉が足りないのなら

曇り。24.8℃/18.6℃/39%

今日は日曜日。
週末はあっという間に過ぎ去って行く。

土曜日。
3ヶ月前に予約を入れていた歯医者をキャンセルさせられ、甥姪の運動会を見に行く両親の運転手を務める。甥は小学6年生で、子供の運動会を眺めるのもこれが最後だろう……そんなことを考えながらカメラのシャッターを切った。僕は望遠レンズを何本か持っているけれど、実は広角レンズで風景を撮る方が好き。子供の運動会と桜の撮影でもなければ、望遠レンズなんて使わないことに気づいたよ。なんか、ちょっとさみしい気がする。

週末にフィットネスクラブへ行き、汗を流す。
そして晩ご飯にワインを飲んで寝る。

穏やかな日々を、ありがたく思いながら、物足りなさを感じるのはなぜだろう。
うっすらとした哀しみさえ感じるのは、なぜなのだろう。




ぼくの言葉が足りないのなら
ムネをナイフでさいて えぐり出してもいい

君の迷いと言い訳ぐらい
ほんとはぼくだって 気づいてたのさ

いつかまた あんなふうに誰かを憎むのかな
だとしたら もっともっと
だきしめて トゲのように心にささればいい
あなたに ずっとずっと残ればいい

スガシカオ『月とナイフ』

2 件のコメント:

  1. こんにちわ。
    今回の文面を拝見しながら、なんとなく「方丈記」の冒頭を思い浮かべてしまいました。
    このまま時間が止まれば良いのに・・・
    年齢を重ねるごとに、そう思う瞬間が増えてきたような気がします。

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    1. > souchanloveさん

      方丈記なんて……そんな大それたことを(^^;
      なんでしょうね、ある歳になって先が見えてしまったという感じでしょうか。
      なにやら透明な哀しみが押し寄せてくる、という気分にいるみたいです。

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