そして晩ご飯にフォーを食べにタクシーを飛ばす。
彼氏のナビで、PHO75という店で念願のフォーにありつく。
ああ、なるほど。
女の子がベトナム料理を好むわけだ、と思った。
透明な、一見手がかかっていないようなスープを飲んでみると、複雑な味がする。
その複雑さはやがて滋味となって、舌と喉を喜ばせる。
男にはこの味の楽しさがなかなか分からないのかも知れないなあ。
そこには繊細さと優しさがある。
PHO75を出て、僕らはロン橋へ急ぐ。
土曜・日曜は21:00にドラゴンが火を噴くそうで、それを見に行こうと思って。
橋の歩道は人が溢れていて、やがて片側3車線の道路が封鎖される。
みんなスマホを構えて、wktkしてる。
そして火を噴くドラゴン!
おお〜という響めき。
結構迫力がある。
高いところで火を噴くのだけど、これが結構熱い。
火炎放射器の熱さって、きっとこういう感じなのだろうと思った。
ブオォォォォというより、ブォ、ブォ、ブォと断続的に火を吹く感じだ。
そのあと、クールダウンのように水も吹く。
歩道の両側にぎっちり人が詰めかけていたが、風下側に情け容赦なく水が降りかかる。
見物客は逃げ惑い、あっという間に無人の空間ができる。
ロン橋付近には水を吐き出すドラゴンもいる。
マーライオンほどの迫力はないけどね。
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