玉子の天ぷら

晴れ。15.1℃/3.9℃/17%

桜の開花宣言があって、ようやく春かなあと感じていた矢先、寒気が戻ってきた。
真冬の寒さとは違うのだけど、日が暮れると染み入ってくる冷たさだった。

で、今日は午後一の会議が流会になったので、行列の出来るランチを食べに行った。
20人くらい待ったかな?
それでも50人近く並んでいる本店に比べればかわいいもんだ。

穴子の天ぷら飯。
穴子がサクサクで美味かったけれど、舞茸天の味わい深さが印象的だった。



そして玉子の天ぷら……。
アイスクリームの天ぷらとか変わり種もそれなりに経験してきたつもりだけれど、玉子の天ぷらは初体験。もちろん玉子の殻は取り除かれている。ご飯の上に移して、火が通ってぷるぷるしている白身をそっと壊すと黄味がどろっと……。そしてみんなが大好きな玉子かけご飯になる。天ぷらの脂が加わっているので味は濃厚。白身は固まっていてドロドロした主張がないのもうれしい。


天ぷらは2度に分けて供されるので、写真に写っているのは前半のみ。

勘定を済ませて店を出ると、連れが文句を言う。
「普通に美味い。演出も上手い。だけど行列して食うほどの美味さじゃない」と。

そうかなー、僕は十分楽しめたけど。
食事は誰と食べたかも大事。例えば僕は彼氏と食べるご飯は、味はさておき彼氏とどれだけ楽しく時間を過ごせたかの方にウエイトがある。混み合っている店なのでおしゃべりも遠慮する雰囲気だった分、点数がきつかったのかもね。

普段文句ばかり言ってるなんちゃってグルメに付き合わされていて、正直うんざりしている。その人の前では文句を言わない人が今日に限って「キミだから言うけれど……」なんて言いだしたから、やや驚いた。

食事しながら「これはまずい」「あまり美味くない」「××の方がずっと美味い」と平気で言う人を僕は下品な人物だと思ってる。それが男性ならば「昨日抱いたオンナは具合が良くってよぉ」という自慢に付き合わされるくらいの下品さ。たかだか1000円程度のランチでえらそうなこと言うなって。それだけ味にうるさいのなら、ランチで諭吉飛ばすくらいのことをやって欲しい。

0 件のコメント:

コメントを投稿