広島・松山旅行記(2) 宮島 穴子めし ふじたや(藤田屋)

彼氏と共に宮島フェリーターミナルに着いて、「さあ、宿まで歩こうか」と歩み出すと、たまたま別の客を迎えに来ていた宿の車が横付けされていた。今夜宿泊の予約を入れている旨を伝え、僕らも同乗させてもらう。あとから分かったことだけど、観光客でごった返す門前町のあのにぎやかな通りを、キャスターバッグを引き摺って歩くのはちょっと大変だ。

宿に荷物を預かって貰い、僕たちは穴子飯を食べに出かけた。宿のフロントでどこが一番美味いのか?と尋ねると、いろいろ味付けがちがうからと渋るスタッフ。あえてどこがオススメか?と重ねて尋ねると、「ふじたや」に行くお客が多いという。じゃあそこへと、僕たちは宿をあとにした。フロントを出て、鹿がのんびり歩いている「佐々木八重子の店」を通過して、左に曲がる。そのまま道なりに歩くと、厳島神社の出口が現れる。朱色の回廊はあとで訪ねることに。

金比羅神社の角を曲がり、坂道の中腹にあなごめし「ふじたや」があった。

小学生未満の子どもはお断りという、大人向けの料理屋。
僕らが訪れたときはたまたま席が空いていて、カウンターにふたり並んで穴子飯が出てくるのを待った。カウンターの中がオープンキッチンなのかと期待したけれど、調理は別の場所で行われているようだ。

しばらく待って穴子飯が到着。
鰻重とはちがうあっさり、フクフクと柔らかい歯ごたえ。
やさしい丼を楽しんだ。




移動が多くて僕らは少し疲れていたにちがいない。
ちょうど飲み頃の緑茶をすすりながら、これからの旅程についておしゃべりするのは気持ちをリラックスさせる最高の時間。今日のベースにたどり着き、あとは観光と温泉、そしてご飯を楽しむだけなのだから、楽しいことしか待っていない。

穴子飯は、お財布にはあまりやさしくない2300円/お一人様。

2 件のコメント:

  1. 広島・松山を旅されたのですね。
    個人的には、松山編が気になります。
    coolさんから見た四国・松山はどんな感じだったのでしょう?
    楽しみにしております!

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    1. 台風の合間の旅行でしたが、おかげさまで楽しく過ごしました。
      松山編はそのうちアップしますが、実はダラダラと過ごしてたいしたことはやっていないんですよ~。

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