2013年バンコク紀行 (7)

バンコクを去る朝。
スワンナプーム国際空港を7:35に離陸するタイ航空機に搭乗するため、僕たちは4:00に起床して、交代でシャワーを浴びた。5:00にはチェックアウト手続きをしてタクシーで空港へ向かう。オレンジ色の街灯に縁取られた高速道路を突っ走る。バンコク市内からスワンナプーム国際空港までは定額料金だったので、金額を気にすることなく窓の外を流れて行く景色を眺めていれば良かった。車窓を眺めながら、僕はシンガポールを旅していたときのことを思い出していた。

渋滞に巻き込まれることもなく、スワンナプーム国際空港に到着。

今回は僕も彼氏もタイ航空利用だったので、一緒にチェックイン。僕はインターネットチェックインカウンターで預け入れ荷物を渡しただけ。彼氏はIDチケットでチェックインするので、一般のチェックインカウンターとは別のところでチェックイン。




イミグレーションを通過し、免税品店でばらまき用のチョコレートを買い込む。ボーディングまで少し時間があったので、スターバックスで休憩しながらおしゃべりに興じる。

前回シンガポールでは彼氏が先に出発。ボーディングゲートへ消えて行く彼氏の姿を見送った。今回は僕の方が1時間早く出発する。ゲートまで見送ってもらって、手を振って別れた。離陸は僕の方が1時間早いが、彼氏の方は飛行時間が1時間短いので、ほぼ同時刻にそれぞれ目的地に到着するはずだ。

そして、今回の旅の最後のお楽しみ、ボーディングゲートの先で翼を休めているA380を見つけて気分が浮き立つ。SQで搭乗して以来、とても気に入ってしまったのだ。



やっぱりこの飛行機は好きだな。
3-4-3シートの4通路側に座った。隣は2座席が空いていて、相客のインド人は頭からブランケットを被ってずっと眠っている。僕は尾翼に取り付けられたカメラからの映像を楽しんでいるうちに成田空港へ到着した。




成田空港での入国審査を終えて、ターンテーブルへ向かう途中でケータイの呼び出し音が鳴った。「もしもし?もう成田着いた??」彼氏からの電話だった。

バンコク紀行終了。

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