週刊ロビ(Robi)を悩んで断念 orz

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今日は死ぬほど悩んでました……って、この程度の悩みで死ぬならとっとと死ねよって感じですけど。
実は今日2月25日は週刊「ロビ」再刊行版発売開始の日。
ランチ食べた後本屋に立ち寄って、山積みになってるRobiを買おうか買うまいか悩みまくり。

超かわいいんだぜー。
だけど、デアゴスティーニだぜー。
完成するまで1年半近くかかるんだぜー。
しかも、総額14万円を超えるおもちゃだぜー。
安いMacbook Airだったら2台買える金額だぜー。

うっかり買えねーよ orz


そういえば、福井晴敏の「人類資金」第6巻を読了して、ものすごくがっかり。福井さん、ミリタリーは強いけど、ネットや経済学はさっぱり向いていないなあと思って。野放図な資本主義が人類を滅ぼしかねないという問題提起には100%同意するのだけれど、その対抗策がタブレット?、PDAだかを配って、多くの人に情報が行き渡れば解決するっていうストーリーは、ナイーブすぎないかい??カペラ共和国の章に入って、拍子抜けを通り越してがっかりさ。情報はないよりはあったほうがいいけれど、情報端末が行き渡れば万事解決というほど現実は甘くないよなあ。

そういうことを考えさせられるのは、最近発覚した「アンネの日記」破損騒動。
日本国内で反ユダヤ、ユダヤ人排斥なんてことを言ってる連中は見たことがない。いや、陰謀論が好きな某オカルト雑誌の愛好者たちがそれに該当するのかもしれないが。そういう意味でびっくりさせられたというのが正直なところ。

でさ、このアンネの日記破損騒動で、わりと著名なWeb媒体のコラムニストだの、ジャーナリストだのがギャーギャー騒ぎ出しているのが気になるんだ。犯人の当て推量で騒ぐとか、日本人が右傾化した結果だの、排外主義の日本の立場が悪くなるとか。事件発覚以降あまりに手際よく騒動が拡散して行く様子を、僕は怪しみながら眺めている。
犯人逮捕は警察の仕事であって、当て推量の印象論で国民を右往左往させるのは無責任な扇動だと思う。どうしてもこの問題にコミットしたい人は、それこそ図書館のアンネの日記の前で張り込みでもしていたら良いと思う。
いずれにしても、ヒステリックなガキみたいにギャーギャー騒ぐのはよそうや。図書館の本を傷つけるのはそもそも良くないことだし、特定の思想的バックグランドを感じさせる事件だからこそ落ち着いて対処することが大事。それこそジャパンディスカウントを狙っているヤツ、あるいは誰かを陥れようとしている犯罪者の思う壺。とにかく部外者は冷静に推移を見守るに限る。

で、福井晴敏の話に戻るけど、いまのネットってけっこうな部分が「バカの掃きだめ」みたいな状態になっていて、ネット万能論を夢見られる場所じゃないんだよね。TVワイドショーのほぼすべてが金のかかった空騒ぎだとしたら、ネット言論界のほとんどが金のかかっていない空騒ぎに過ぎなくて、正直なところどちらもあってもなくてもどうでも良い存在だと思う。当ブログも含めて。

そういう諦観の向こうに、なにか希望があるのかと言えば、たぶんなにもなくて、やっぱりネット(特にWeb)はバカと暇人のモノに着地して終わっちゃうんだろうな。

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