アナンタラ・プーケット・ヴィラ 6 (タイ・シンガポール旅行記)

広大な池を横切る石橋を渡って、僕たちはまずフロントに近づいてゆく。
昨日の午後、このフロントのソファに通されて、冷たいお茶を飲みながら池を眺めていたのがずいぶん昔のような気がする。チェックアウトするお客たちで混雑するフロントを抜けて、併設のライブラリを横目に、目的地のラ・サラに到着した。


昨夜、いろいろとお世話してくれたスタッフたちのもてなしを受けて、僕たちは席に着いた。ローカルフード、ウエスタン、中華、和食が少しというビュフェは、かなり充実していた。普段、ビュフェに料理が並んでいる光景の写真を撮るのだが、人が多いのでアナンタラでは遠慮することにした。

デザート以外に、僕の食べたのはこの三皿。




さまざまな国の人たちが朝食を楽しんでいる姿を眺めるのは、海外旅行に来たときのお楽しみの一つだと思う。アナンタラ・プーケット・ヴィラは、とてもすてきな場所だと思う。だけど、レストランで靴を脱いで、片膝を立てて大声でふざけながら食事している半島人がかなりいて、雰囲気ぶちこわしだった。あの連中のマナーの悪さはどうにかならないものだろうか。プライベートとパブリックの区別もつかない人間が、こういう場所に来てはいけない。そういう不作法は、せめてヴィラの中に留めておくべきだろう。
ソファにぐだぐだと半寝状態でポータブルゲームに興じるだらしない姿をさらしている彼らを見るだけで気分の悪くなる人は、アナンタラ・プーケット・ヴィラに宿泊することは勧められない。僕自身、半島人の醜態が視界に入ってくるので非常に気分が悪かった。

ラ・サラを出て、アナンタラ・プーケット・ヴィラの敷地内を散歩した。
ヴィラはフロントを中心にして広がっている。僕らのヴィラとは反対側に位置するエリアは、マリオット・ヴァケーション・クラブの建物と隣接していて、遊んでいる子供たちの声が響いてくるので少し興ざめかもしれない。また、ビーチまで歩くには少しつらいので、毎回カートを呼ぶのは面倒かもしれなかった。

途中の池に、アヒルたちが集まっている島があった。




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